38 / 42
第037話:砂糖をつくろう!
しおりを挟む
有史以前から、人類は「食料保存」に頭を悩ませてきた。最初は素焼きの土器に収穫物を入れておくという簡易な保存方法であった。これはネズミや虫に喰われなくなるという点では一定の効果があったが、肉や果実の長期保存はできなかった。そこで紀元前一万二千年頃には「乾燥」という保存技術が開発された。干し肉やドライフルーツなどが生み出され、それを土器に入れ、さらに土に埋めることで保存を測ったのである。
「食の歴史は、保存技術の歴史とも言える。最初は乾燥技術だった。ただ日干ししただけではなく、塩漬けにしたり燻製にしたりと、様々な方法で食品から水分を抜き、保存するようになった。次に保存容器の工夫が生まれた。瓶詰、缶詰などだ。空気に触れさせないことで食品を乾燥させることなく、保存できるようになった。そして冷蔵冷凍技術だ。まあそこまでいくには相当な技術発展が必要だ。この世界にあるのはせいぜい、燻製と瓶詰くらいだな」
アルティメット・キッチンを展開した俺は、市場で買ってきた「ダンジョン飯」を並べた。必要は発明の母という。思いのほか、保存食品は充実していた。
「ウム。汝に期待したいところの一つでもあるな。技術の発展には欲望が不可欠じゃ。そして食欲という欲求は、万民すべてが持つもの。保存食開発は食文化発展にも繋がるの」
女神ヘスティアは頷いてドライソーセージを一切れ口に入れた。それ以外の保存食を机の上に並べていく。レイラとメリッサにも手伝ってもらう。ダンジョン内の冒険については、彼女たちのほうが詳しいからだ。
「ドライソーセージ、ドライフルーツ、小麦粉と卵を練った堅パン、ライ麦パンもあるな。ハチミツを使ったジャムなどもあったが、ハチミツそのものが高価だからな。これは養蜂技術が発達していないためだろう。そして最大の問題は……」
皿の上に茶色い塊をゴロンと転がした。
「砂糖がこれほど高いとはな。胡椒ほどではないが、それでも一壺で金貨一枚、一〇万円もするようでは、とてもではないが一般庶民は使えないだろうな」
「……確かに、王国では砂糖の価格が高い。南方から輸入しているが、使えるのは王家と貴族くらいだ。父上も手をこまねいているわけではない。砂糖の原料となる苗を輸入し、栽培を試みたりしているが、どうしても育たないそうだ」
レイラが暗い表情で頷く。現代社会でこそ砂糖は簡単に手に入るが、地球の歴史においても、中世では高級食材であった。アルティメット・キッチンなら、砂糖は格安で手に入るが……
「ユーヤ。加護の力で、なんとかならないだろうか?」
「ダメだ。砂糖を使った料理を作ることは構わないし、それを売るのも構わない。だが砂糖だけを“転売”するのは、加護の目的から外れるし、問題の先送りに過ぎない」
「そうじゃの。妾の期待は食文化の発展じゃ。娘よ。砂糖が欲しければ、どうにかして手に入れる方法を考えよ」
「そ、それは解っている! いや、います。ですが、ユーヤは料理の腕のみならず、食材そのものに造詣が深い。南方の農作物をどうにか栽培できないか。もしくは果物などから砂糖を作れないか。そうした知恵を求めているのです」
「果物から砂糖…… 果糖を作るなんて、技術的に無理だぞ。四〇〇年早い」
「それでも、何かないのか? ポッテトスターチという新しい食材で、マルコを救ってくれたではないか!」
元王女であるレイラには、王国内で砂糖が作れるようになることの意味が理解できているのだろう。経済的効果のみならず、南方からの輸入に頼らずに済むという外交的な意味も大きい。縋りつくように俺に知恵を求めてくる。
(そう言われてもな。メリッサは無視してドライフルーツ食べてるし、ヘスティアは黙って俺を見ているし。なにか意見出してくれよ……)
「いや、芋から片栗粉を作るのと砂糖を作るのでは…… あ……」
「やれやれ、気づきおったか」
ヘスティアが小さく呟いたが、俺の耳には届かなかった。これまでの旅の光景を頭の中で目まぐるしく思い返す。
「そうだよ。なんで気づかなかったんだ。南方ということで、サトウキビばかり考えていた。国産砂糖の七〇%は、アレだったのに!」
「ユーヤ? どうしたの?」
メリッサが少し引いた様子で問いかけてくるが、それは無視する。ヘスティアに断って加護を解除し、すぐに目的の場所へと向かう。砂糖を作れるぞという俺の言葉に興味を持ったのか、レイラとメリッサもついてきた。
「これは、ホルスタン用の餌だぞ? 食べられるそうだが、あまり美味くないと聞いている」
ドムの街外れにある家畜用飼料の備蓄小屋から、一抱えの餌を分けてもらってきた。小麦栽培の輪作として栽培されている飼料を分けてもらってきた。もともと休耕地にするのも惜しいということで栽培されているらしく、値段はかなり安かった。
「これは“てん菜”といってな。これから砂糖を作り出すことができる」
「なん……だと?」
驚愕の表情を浮かべるレイラを無視し、俺はてん菜、この世界では「ビッツ」と呼ばれる芋を洗い、皮をむいて齧った。微かな甘みがある。だが昔、北海道で実際に齧ったてん菜と比べると、糖度が低い。
「やはり品種改良がされる以前のものだ。含有糖度は四~五%といったところか? 北海道産のてん菜なら、一キロから一五〇グラム程度の砂糖ができるんだが、これだとせいぜい三〇グラムか?」
それでも、一〇キロで三〇〇グラム、一〇〇キロなら三キロの砂糖(正確には“てんさい糖”)を生み出すことができる。王国内で栽培が奨励されれば、新たな産業が生まれるだろう。
「よし、アルティメット・キッチンで砂糖を作るぞ!」
「てん菜から砂糖を作る方法は極めて簡単だ。洗ったてん菜の皮を剥いて、賽の目状にカットする。今回はテストだから、てん菜三キロを使う。これを七〇度の湯を張った鍋に入れる。低温調理機で温度管理できればいいが、難しい場合は鍋に蓋をして毛布で包んでもいいぞ。そして一時間後、てん菜を取り除いて、汁だけを強火で煮詰めていく」
ヘラでかき混ぜていくと、やがて水飴状になる。そうしたら弱火にしてさらに煮詰める。水飴が白っぽくなってきたら火からおろして混ぜ続ける。やがて固まり始めるので、皿に移す。しばらくすると完全に固まるので、好みの大きさに砕けば「てんさい糖」の完成だ。
「凄い! 本当に砂糖ができているぞ!」
「うん、甘いわね。というか、市場の黒砂糖よりも美味しいわ」
出来上がったてんさい糖は八〇グラム程度だった。思ったより少なかったが、それでもレイラやメリッサには衝撃だったようだ。
「すぐに父上に報告する。国策として、この“てんさい糖”の製造を奨励するよう勧めよう」
「それなら、同時に品種改良の必要性も伝えておいてくれ。このてん菜……ビッツか? まだ糖度が低い。研究すれば、この二倍、三倍の生産が可能なはずだ」
「なんと! これが二倍、三倍も作れるのか! ならば何としても父上、兄上に実現してもらわねば!」
いや、品種改良は一朝一夕にはできんぞ。俺の世界でも二〇〇年かけて改良したんだからな。アルティメット・キッチンを使えば、地球のてん菜を出すこともできるが……
「それで良い。これ以上、汝が口をはさむ必要はないのじゃ。あとは人々の努力次第。品種改良の過程で、新たな発見もあろうて」
ヘスティアの言葉に、俺は黙ってうなずいた。
「食の歴史は、保存技術の歴史とも言える。最初は乾燥技術だった。ただ日干ししただけではなく、塩漬けにしたり燻製にしたりと、様々な方法で食品から水分を抜き、保存するようになった。次に保存容器の工夫が生まれた。瓶詰、缶詰などだ。空気に触れさせないことで食品を乾燥させることなく、保存できるようになった。そして冷蔵冷凍技術だ。まあそこまでいくには相当な技術発展が必要だ。この世界にあるのはせいぜい、燻製と瓶詰くらいだな」
アルティメット・キッチンを展開した俺は、市場で買ってきた「ダンジョン飯」を並べた。必要は発明の母という。思いのほか、保存食品は充実していた。
「ウム。汝に期待したいところの一つでもあるな。技術の発展には欲望が不可欠じゃ。そして食欲という欲求は、万民すべてが持つもの。保存食開発は食文化発展にも繋がるの」
女神ヘスティアは頷いてドライソーセージを一切れ口に入れた。それ以外の保存食を机の上に並べていく。レイラとメリッサにも手伝ってもらう。ダンジョン内の冒険については、彼女たちのほうが詳しいからだ。
「ドライソーセージ、ドライフルーツ、小麦粉と卵を練った堅パン、ライ麦パンもあるな。ハチミツを使ったジャムなどもあったが、ハチミツそのものが高価だからな。これは養蜂技術が発達していないためだろう。そして最大の問題は……」
皿の上に茶色い塊をゴロンと転がした。
「砂糖がこれほど高いとはな。胡椒ほどではないが、それでも一壺で金貨一枚、一〇万円もするようでは、とてもではないが一般庶民は使えないだろうな」
「……確かに、王国では砂糖の価格が高い。南方から輸入しているが、使えるのは王家と貴族くらいだ。父上も手をこまねいているわけではない。砂糖の原料となる苗を輸入し、栽培を試みたりしているが、どうしても育たないそうだ」
レイラが暗い表情で頷く。現代社会でこそ砂糖は簡単に手に入るが、地球の歴史においても、中世では高級食材であった。アルティメット・キッチンなら、砂糖は格安で手に入るが……
「ユーヤ。加護の力で、なんとかならないだろうか?」
「ダメだ。砂糖を使った料理を作ることは構わないし、それを売るのも構わない。だが砂糖だけを“転売”するのは、加護の目的から外れるし、問題の先送りに過ぎない」
「そうじゃの。妾の期待は食文化の発展じゃ。娘よ。砂糖が欲しければ、どうにかして手に入れる方法を考えよ」
「そ、それは解っている! いや、います。ですが、ユーヤは料理の腕のみならず、食材そのものに造詣が深い。南方の農作物をどうにか栽培できないか。もしくは果物などから砂糖を作れないか。そうした知恵を求めているのです」
「果物から砂糖…… 果糖を作るなんて、技術的に無理だぞ。四〇〇年早い」
「それでも、何かないのか? ポッテトスターチという新しい食材で、マルコを救ってくれたではないか!」
元王女であるレイラには、王国内で砂糖が作れるようになることの意味が理解できているのだろう。経済的効果のみならず、南方からの輸入に頼らずに済むという外交的な意味も大きい。縋りつくように俺に知恵を求めてくる。
(そう言われてもな。メリッサは無視してドライフルーツ食べてるし、ヘスティアは黙って俺を見ているし。なにか意見出してくれよ……)
「いや、芋から片栗粉を作るのと砂糖を作るのでは…… あ……」
「やれやれ、気づきおったか」
ヘスティアが小さく呟いたが、俺の耳には届かなかった。これまでの旅の光景を頭の中で目まぐるしく思い返す。
「そうだよ。なんで気づかなかったんだ。南方ということで、サトウキビばかり考えていた。国産砂糖の七〇%は、アレだったのに!」
「ユーヤ? どうしたの?」
メリッサが少し引いた様子で問いかけてくるが、それは無視する。ヘスティアに断って加護を解除し、すぐに目的の場所へと向かう。砂糖を作れるぞという俺の言葉に興味を持ったのか、レイラとメリッサもついてきた。
「これは、ホルスタン用の餌だぞ? 食べられるそうだが、あまり美味くないと聞いている」
ドムの街外れにある家畜用飼料の備蓄小屋から、一抱えの餌を分けてもらってきた。小麦栽培の輪作として栽培されている飼料を分けてもらってきた。もともと休耕地にするのも惜しいということで栽培されているらしく、値段はかなり安かった。
「これは“てん菜”といってな。これから砂糖を作り出すことができる」
「なん……だと?」
驚愕の表情を浮かべるレイラを無視し、俺はてん菜、この世界では「ビッツ」と呼ばれる芋を洗い、皮をむいて齧った。微かな甘みがある。だが昔、北海道で実際に齧ったてん菜と比べると、糖度が低い。
「やはり品種改良がされる以前のものだ。含有糖度は四~五%といったところか? 北海道産のてん菜なら、一キロから一五〇グラム程度の砂糖ができるんだが、これだとせいぜい三〇グラムか?」
それでも、一〇キロで三〇〇グラム、一〇〇キロなら三キロの砂糖(正確には“てんさい糖”)を生み出すことができる。王国内で栽培が奨励されれば、新たな産業が生まれるだろう。
「よし、アルティメット・キッチンで砂糖を作るぞ!」
「てん菜から砂糖を作る方法は極めて簡単だ。洗ったてん菜の皮を剥いて、賽の目状にカットする。今回はテストだから、てん菜三キロを使う。これを七〇度の湯を張った鍋に入れる。低温調理機で温度管理できればいいが、難しい場合は鍋に蓋をして毛布で包んでもいいぞ。そして一時間後、てん菜を取り除いて、汁だけを強火で煮詰めていく」
ヘラでかき混ぜていくと、やがて水飴状になる。そうしたら弱火にしてさらに煮詰める。水飴が白っぽくなってきたら火からおろして混ぜ続ける。やがて固まり始めるので、皿に移す。しばらくすると完全に固まるので、好みの大きさに砕けば「てんさい糖」の完成だ。
「凄い! 本当に砂糖ができているぞ!」
「うん、甘いわね。というか、市場の黒砂糖よりも美味しいわ」
出来上がったてんさい糖は八〇グラム程度だった。思ったより少なかったが、それでもレイラやメリッサには衝撃だったようだ。
「すぐに父上に報告する。国策として、この“てんさい糖”の製造を奨励するよう勧めよう」
「それなら、同時に品種改良の必要性も伝えておいてくれ。このてん菜……ビッツか? まだ糖度が低い。研究すれば、この二倍、三倍の生産が可能なはずだ」
「なんと! これが二倍、三倍も作れるのか! ならば何としても父上、兄上に実現してもらわねば!」
いや、品種改良は一朝一夕にはできんぞ。俺の世界でも二〇〇年かけて改良したんだからな。アルティメット・キッチンを使えば、地球のてん菜を出すこともできるが……
「それで良い。これ以上、汝が口をはさむ必要はないのじゃ。あとは人々の努力次第。品種改良の過程で、新たな発見もあろうて」
ヘスティアの言葉に、俺は黙ってうなずいた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
社畜の異世界再出発
U65
ファンタジー
社畜、気づけば異世界の赤ちゃんでした――!?
ブラック企業に心身を削られ、人生リタイアした社畜が目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界。
前世では死ぬほど働いた。今度は、笑って生きたい。
けれどこの世界、穏やかに生きるには……ちょっと強くなる必要があるらしい。
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。
平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。
どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる

