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二学期編
モコモコの靴下
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のんびりとした放課後
二学期すべての過程が終わり
いつものように二人で下校していると
今日も今日とて
となりにいる神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「モコモコの靴下って素敵よね」
「あれ温かいよな。」
モコモコってかわいいなおい!
「それはもちろんなのだけど……」
「ん?」
「あんな小さな穴に大きいのを入れて広げるなんて素敵よね?」
「帰って来たな変態が!」
「前回のことを私は反省したのよ」
「お、おう?」
「我変態……ゆえに我あり……ってね」
「もはや悟りの境地なのか!?」
「変態と罵倒されない私なんて居るか居ないか分からない存在だと気付いたのよ!」
「お前はここに居るぞ!?」
「あんな恋人のピロトークみたいな事はもうしないわ!」
「いや、しようぜ恋人同士として!?」
「寝る前でもムラムラする話をしてこそ私!」
「寝れなくなるだろ!?」
「今夜も……寝かさないわよ♡」
「"も"ってのが非常に怖いな!」
いったい何徹夜目なんだろ……
「さて、靴下に話を戻すのだけど」
「お、おう?」
「そろそろクリスマスね?」
「そうだな。今週末だな。」
「私にとっては好きな人と初めてのクリスマスなのだから……プラン頑張って考えてね?」
と、彼女は少し意地悪に笑った。
困った……クリスマスは冬花と
ケーキ食べるだけの日だからな……
何をすればいいか分からん。
「具体的にクリスマスって何をする日なんだ?」
「ナニをする日でしょ?」
「それは絶対に違う!」
「なんでよ性夜でしょ?」
「聖夜な!?」
「でも歌であるじゃない?」
「ん?」
「(さぁパジャマを脱いだら出かけよう)って」
「あるな。」
「あれって( 'ω'o[見せられないよ]o した後にパジャマ脱いで出かけるってことなんじゃ……」
「絶対違う!普通に子供たちが朝早くから遊びに行くとかそんな感じじゃないのか?」
「確かにね。それによく考えたら合体したあとにパジャマ着てないわよね。」
「お前今日はえらいやる気だな!?」
これが前回の反動!……なのか?
「あ、クリスマスのプランなのだけど」
「何でしょうか舞さん?」
「夜はみんなでパーティしない?」
「……いいのか?」
「もちろん。っと言うかパパが何だか張り切ってるのよ。」
「それは楽しみだ。」
「あと、その日は泊まってもらえって」
「何か悪いな。」
「いいのよ。きっとパパも話したいのよ。それに……」
「ん?」
「命日だから寂しいのね。」
と、舞は少しだけ寂しそうな顔をした。
二学期すべての過程が終わり
いつものように二人で下校していると
今日も今日とて
となりにいる神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「モコモコの靴下って素敵よね」
「あれ温かいよな。」
モコモコってかわいいなおい!
「それはもちろんなのだけど……」
「ん?」
「あんな小さな穴に大きいのを入れて広げるなんて素敵よね?」
「帰って来たな変態が!」
「前回のことを私は反省したのよ」
「お、おう?」
「我変態……ゆえに我あり……ってね」
「もはや悟りの境地なのか!?」
「変態と罵倒されない私なんて居るか居ないか分からない存在だと気付いたのよ!」
「お前はここに居るぞ!?」
「あんな恋人のピロトークみたいな事はもうしないわ!」
「いや、しようぜ恋人同士として!?」
「寝る前でもムラムラする話をしてこそ私!」
「寝れなくなるだろ!?」
「今夜も……寝かさないわよ♡」
「"も"ってのが非常に怖いな!」
いったい何徹夜目なんだろ……
「さて、靴下に話を戻すのだけど」
「お、おう?」
「そろそろクリスマスね?」
「そうだな。今週末だな。」
「私にとっては好きな人と初めてのクリスマスなのだから……プラン頑張って考えてね?」
と、彼女は少し意地悪に笑った。
困った……クリスマスは冬花と
ケーキ食べるだけの日だからな……
何をすればいいか分からん。
「具体的にクリスマスって何をする日なんだ?」
「ナニをする日でしょ?」
「それは絶対に違う!」
「なんでよ性夜でしょ?」
「聖夜な!?」
「でも歌であるじゃない?」
「ん?」
「(さぁパジャマを脱いだら出かけよう)って」
「あるな。」
「あれって( 'ω'o[見せられないよ]o した後にパジャマ脱いで出かけるってことなんじゃ……」
「絶対違う!普通に子供たちが朝早くから遊びに行くとかそんな感じじゃないのか?」
「確かにね。それによく考えたら合体したあとにパジャマ着てないわよね。」
「お前今日はえらいやる気だな!?」
これが前回の反動!……なのか?
「あ、クリスマスのプランなのだけど」
「何でしょうか舞さん?」
「夜はみんなでパーティしない?」
「……いいのか?」
「もちろん。っと言うかパパが何だか張り切ってるのよ。」
「それは楽しみだ。」
「あと、その日は泊まってもらえって」
「何か悪いな。」
「いいのよ。きっとパパも話したいのよ。それに……」
「ん?」
「命日だから寂しいのね。」
と、舞は少しだけ寂しそうな顔をした。
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