となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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二年目二学期編3

神崎家のクリスマスパーティー

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のんびりとした
クリスマスイブ、こんばんは神崎です!
今日は父の会社のクリスマス会に参加してます
楽しいんだけど正直、友達とクリスマス会したかったです
そんなこんな複雑な気持ちになっていると
主催者のパパは話し掛けてきた

「なぁ巡よ」

「どうしたの父さん?」

「すまんな…友達と過ごしたかったろうに…」

「大丈夫だってば!…確かに寂しいけど」

「やっぱり、ここに招待した方が楽しめたんじゃ」

「ん~…前も言ったけど…すごく優しい人達だから気を遣っちゃうと思うんだよね…」


「こんな普通のパーティーなのにか?」

「あぁ~…父さん…あのね」

先に言っておくと父さんはけして悪い人ではない
のだけど…


「普通はクリスマスにビルを貸しきってパーティーしないんだよ?」


と、回りの状況を見ながら言った

「なん…だと?…東京ドームくらいなのか!?」

「居るかもしれないけど普通じゃないよ!?」

「…坊っちゃんスタジアムくらいか?」

「伝わりにくい!けど違う!」

父さんは基本的に賢いのだが
まさかの状況にすこし弱い…

「だいたい家でやるの!」

「そうなのか!?…私はダイハードを見てビルでやらなきゃと思ったぞ!?」


「何であの映画を見てビルでやる発想になるのか逆に疑問だよ!?」


マクレーン来なきゃ誰も助からないじゃん!?

「…ちなみに家族とか友達とやるのが普通だよ」

「…会社の関係者とかは?」

「状況による」

「使用人達は?」

「ま、まぁ人による」

「お世話になってる人とかは?」

「クリスマス以外の機会が多いかな?」

「…各国首n「それが一番無いんだよ!?」」

と、ボクは父さんに人生で一番大きな声でツッコんだ。

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感想 23

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