となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生ナトゥ休み編!

海水浴

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のんびりとした夏休み
今日も今日とて暇なのだろう
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「海水浴行かない?」

「おお!いいな!」

「ナトゥ休みの思いで作らなきゃだしね!」

「ナトゥ気に入ったのか?」

「そうでもないわ」

「なら何故使う!?」

「癖になってんだナトゥって言うの」

「HUNTER×HUNTE◯のキル◯風に言わないでくれるかな!?」


「でも海水浴には二つの問題があるのよ」

「ほう?」

「1つは人が多すぎて泳ぐどころじゃない」

「プールよりはましだろうが…確かにな。」

「もう1つは」

「ん?」

「水着のお姉さんが多いことね」

「まぁ海だしな!」

「最近はTシャツ上に着てる人多いわよね?」

「確かによく見るな?」

「エッッッよね!」

「…またあれか?隠す素敵さってやつか?」

「今回は違うわ」

「そうなのか?」

「今回は【張り付く素敵さ】よ!」

「何となく分かってしまう自分が悔しい!」

「男の子だもんね?」

「世界一言われたくない女の子に言われた!」

「露時期の張り付くYシャツもいいけれど海とかプール、川何かで水着の上に着たTシャツの張り付いた姿もいいわよね?」


「語ったな!?」

「まだ語り足りないくらいよ?」

「そ、そうか…」

「話を戻すけれど」

「お、おう?」

どこまで?

「海水浴…行きたいけど」

「あぁ最初に戻るのな」

「秋兎くんにそんなメスを大量に見せるわけにはいかないし…」


「いや、見ないよ!?」

「目隠しでもするの?なかなかマニアックなプレイね?」


「違うわ!見ないようにするだけだよ!?」

「それは無理でしょ」

「ま、まぁ…難しいがそんなこと言ったら」

「何かしら?」

「舞も俺以外の男性の水着姿見るだろ?だからお互い様ってことで」


「そこをつかれると痛いわね…興味なくても目には入るものね…」


「だろ?」

「なら諦めるしか無いかしら?」

「いや…気にしなきゃいいだけなんじゃ…」


そんな話を自室でしていると何かバタバタと
廊下を走りノックもしないで入って来た
冬花は話し掛けてきた



「兄ちゃん!」

「な、何だ冬花?」

「海水浴行くよ!」

「いや…その話を舞ともしてたんだが…色んな問題がだな…」


「よく分からないけどたぶん大丈夫!」

「こっちの話も分からないのに大丈夫と決めつけるのは…」


「神埼さんのプライベートビーチに誘われたから!」


「すげぇ!全て解決した!?」

こうして全てまるっと問題が解決し
週末に神埼邸集合と相成ったのであった。



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