シロワニの花嫁

水野あめんぼ

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本編

第九話:王子の妹

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そしてアリヴは明澄の前でかしずき……、

「身の危険があればわたくしめを頼ってくださいまし……詠寿様の大切な伴侶となられるお方、忠義にかけて守って見せます。」

そしてアリヴは明澄に詠寿同様、身を挺して守ると宣言した。

「少し軟派な奴ですが、頼りになる奴です。……腕っぷしはね」
「おーい、一言余計だぞ厳生。」

厳生はアリヴは頼りにはなるので安心して護衛は任せるようにするよう促すと、厳生の辛辣な言い回しにアリヴは意見する。

「ふふっ、あの二人幼馴染なんだよ。だから顔を合わせるとあんな風にお互いため口になるんだ」

 二人の仲を不思議そうに明澄が見ていると詠寿はアリヴと厳生は幼馴染であることを明かす。

「――あっ、いたいた。詠寿様、明澄様お待たせしました。お飲み物をお持ちしました。」

 鍛錬に真面目に取り組む傭兵の群集を避けながら、クリアは飲み物を持って来てくれた。
後ろを見ていなかった兵士にぶつかりそうになったがクリアはそれを躱して飲み物を持ってくる。

「いつもの椰子の実ジュースです、コックが言うには今日入った椰子の実で作ったものだそうです。」

 「あぁ、クリアありがとう……喉が渇いていたからな。」

 持って来た椰子の実ジュースが今日王宮に入ったばかりの新鮮なものだと補足し、詠寿はお礼を言いながら椰子の実ジュースが入ったコップをトレイから取り、それを飲み干す。

「明澄様もどうぞ、明澄様にはココナッツミルクを用意いたしました。」
「ーーあっ、ありがとう」

クリアは明澄にココナッツミルクを差し出して明澄はそれを受け取り近くにあったベンチに座って、言葉に甘えて頂こうとした矢先だったが……。

「――兵士長!」

突然、傭兵の一人が慌てふためいた様子でアリヴの元に駆けつけてきた。

「――なんだ? 王子の御前で、騒々しい」

「――すみません、ケルグの奴が血を流して怪我を!」

 アリヴは詠寿の前で慌てふためく傭兵に注意するのと同時に用件を聞くと、傭兵は同僚の傭兵が鍛練中に血を流して怪我をしてしまったこと話した。

「――何っ!? 血を流しただと……?」

「――っ」
「--?」

――ざわ!

血を流したと言う言葉を聞いた途端、詠寿は嗅がぬように鼻を手で覆った。
明澄たちの周りで鍛錬していた傭兵たちの何人かもアリヴノ声に反応してざわつく。

「――ごめんなさい、故意とじゃないんです!」
「そんなことは良い、すぐに医務室に運べ! 血の臭いが届く範囲に王子には一歩も近づかせるな!」

 必死に謝りながら弁解する傭兵の言葉を聞きながらも、アリヴは他の傭兵たちに詠寿を怪我人に近づけさせないよう命令した。

「――厳生、今日薬は!?」
「……今日はまだ飲んでいない。」

「そうか……王子、申し訳ありませんが怪我人には今絶対に近付かないでください。」

アリヴは厳生と意味深な会話をすると、詠寿に怪我人には近づかないよう忠告した後、怪我人の元に駆け寄った。詠寿は抑えながら何も言わずアリヴの言葉に頷く。

「――っ」

「王子、アリヴの言う通りにしましょう……あてられでもしたら大変です。」

こくん……

「クリア、薬を飲む前に何か起きたら大変だから明澄様を中庭かどこか鍵のかかる場所へ!」

詠寿は何かを我慢するように苦しそうに鼻を押さえている。厳生は訓練所を一旦離れることを提案し、
詠寿はそれに同意する意を示して頷く。厳生はクリアに明澄も訓練所から離れさせるよう命令する。

「――はい! 行きましょう、明澄様!」
「えっ!? ――ちょっと、どういうこと!?」

クリアは焦った表情でその命令を了承する、混乱するばかりで頭がついて行けない中明澄はクリアに手を引かれてどこかに連れて行かれた。

 数分経って中庭にて明澄はそこに連れてこられ非難させられていた、暇を持て余さぬようベンチに座ってクリアから貰った魚の餌を中庭にいる魚たちにあげていた。指をかざすと餌を貰ったキッシンググラミーが餌をくれた明澄の指にキスをする。

「王子、落ち着いたでしょうか……?」

「……」

稽古中に血を流したと言うのはある意味事件ではあるがクリアは独り言を言いながらそわそわして明澄の据わっているベンチの前を徘徊している。
確かに訓練中に怪我をしたのは大変な事件ではあるが、何か引っ掛かりを覚えた。
その場に詠寿がいるというだけで、酷く取り乱す様に傭兵たちや厳生も慌てていた様子だったからだ。

「――あの、一体何が?」
「あっ、そうか……明澄様はまだ知らないんでしたね。」

 どうして一大の事件のようなざわつきをするのか分からず、明澄はなぜあそこまで大騒ぎするのか分からず聞いてみた。徘徊する足をぴたりと止めると、クリアは独り言を呟く。

「この王宮にはがあります。」

そう改まり、クリアは明澄にはまだ説明が一切されていなかったことを話しだす。王宮には実は“”があることを教える。

「暗黙のルール……?」
「王子の前では、のです。」

クリアは、実は詠寿の前では血のにおいを嗅がせてはいけないと言うことを教える。

「……どういうこと?」
「それは……」

話が見えず、明澄はその先を聞き出そうと聞き返すが何か言い辛そうな顔をする。

――ぎぃっ

「ここにいたのですね」

クリアが続きを話そうとした途端、それを遮るように扉を開く音が聞こえ振り向いてみると厳生が詠寿とともに中庭に入って来た。

「――王子! もう大丈夫なのですか!?」
「あぁ……薬は飲んできた。もう心配いらん、迷惑をかけたな。」

「……」

クリアは詠寿に駆け寄って心配そうに聞いてくる。

大事なことを聞きそびれてしまったが、そんなこと聞ける空気にもうなっていなかったので明澄はこの質問を一旦保留することにした。詠寿は薬を飲んだためもう心配ないと話し、クリアまで巻き込んで迷惑をかけてしまったことを詫びる。

「いいえ……そういえば昨日、明澄様と一緒に中庭の魚たちに餌をやり損ねていましたよね?」
「――ん? あぁ、そうだったな」

  本来は明澄と一緒に魚に餌をあげるつもりだったのに、砕波の件も相まってそれが出来なかったことを思い出したクリアは確認するように詠寿に聞く。

「でしたら、明澄様と一緒に餌をあげてみてはいかがですか?」

「「――!?」」

気分転換させようとクリアは、明澄と一緒に魚の餌をあげてみてはどうかと提案する。

「魚のエサはもう用意してありますので。」
「あぁ……ありがとう」

クリアが魚の餌を詠寿に手渡すと、クリアの気遣いに詠寿は感謝する。
詠寿は少し戸惑いながらも明澄に近づき……、

「隣、いいか……?」

ぎこちない態度でベンチで座っている明澄に隣に座っていいか聞く。

「どうぞ……?」
「ーー失礼するぞ?」

 明澄は隣に座れるように少し横に移動する、詠寿は言葉に甘え明澄の隣に座った。
明澄が中庭の熱帯魚たちに餌をあげると、熱帯魚たちはそれを見越したように群れてくる。

「ふふ、美味しい?」

明澄は熱帯魚に笑顔でそう聞きながら餌を与えている。
明澄からこぼれ出る餌をむしゃむしゃと食べ、公園にいる鳩のように魚たちは群れている。

「明澄……まだ餌はあるが、いるか?」

「いいんですか?」
「明澄の方が魚たちは懐くようだしな」

良ければ自分が手に持っている餌をあげると詠寿は言ってくる姿を見て明澄はそう聞くと、魚たちの懐き具合から明澄があげた方がいいと思うと詠寿は理由を言った。

「先輩もあげてみては……?」
「俺は、……あまり懐かれないから」

 明澄は詠寿も魚に餌をあげてみてはどうかと提案すると、詠寿はここの熱帯魚にはあまり懐かれないと言って餌を自分でやるのを渋る。

「そんなことないですよ、ゴン助はちゃんと懐いてくれていたじゃないですか」
「あれはからだ、他の魚たちはどっちかというと怯えられる」

水族館にいたゴン助は詠寿に懐いてくれていたと明澄はいうと、ゴン助の時はゴン助自体がシロワニだったからだけで、他の魚たちは近寄ろうとすると怯えられると詠寿は話す。詠寿は魚には懐かれにくいが自分と同じ魚種のシロワニには多少懐かれているらしい。

「そんなの……やってみないと」

「……」

 しかしゴン助自体は嫌っていないのなら時間はかかれど懐かれるようになる見込みはあるはずと思い、明澄はやるだけやろうと詠寿に発破をかけた。詠寿は明澄の押しに負けると、餌を持った手を魚たちの前に差し出した。

熱帯魚たちは詠寿が手を差し出すとびっくりして、怯えたように詠寿から離れて詠寿の掌に有る餌を食べようとしない。

「……っ」

結果は分かっていたかのように詠寿はがっかりした表情をする。

その様子を見ていた明澄はどうしたものかと考えて右の掌を見ると、自分の前の熱帯魚たちは怯えることなく自分の掌の餌を群がってパクパク食べていく姿に気付いた。

「……」

その様子を見て試しに明澄は左手に餌を持ち替えると熱帯魚たちはついて行くように左手の方に寄ってきた。詠寿のその様子を見ていた明澄は思いつき……、

――スッ

「――!?」

自分の左手を詠寿の右手にくっつけた。
すると、餌に夢中になっていた熱帯魚たちは詠寿の手だと気付かずに詠寿の掌の餌も食べていく。

「ふふ、ほら……食べてくれたじゃないですか」
「――っ」

(成程……)

詠寿はわざと手をくっつけることで明澄は魚たちを誘導してくれたと気付いた。
詠寿は明澄の気遣いに嬉しそうだった……。

その様子を見守っていた厳生とクリアは、良い雰囲気になっている二人を見てお互い嬉しそうに微笑む。

――カチャン

「お兄様~!」

するとその空気を壊す様に中庭につながる扉が開く音が聞こえたのち、少女の声が聞こえてきた。

 明澄たちの前に現れた少女は可憐な出で立ちで着物のような服を着こなしたレモン色の体色をした魚の下半身をのぞかせる人魚の少女だった。

瑠璃音るりね……」

詠寿が少女を見て少女の名前を呟く。

「お兄様ここにいたのですね、探しましたわ!」

――カチャン

「お待ちください、姫様……!」

瑠璃音と呼ばれた少女は詠寿の姿を見つけるなり詠寿の元に駆け寄る。
するとすぐ後に、瑠璃音の侍女らしき女性の人魚が慌てたように瑠璃音を追っかける。

「瑠璃音、ダメだろ? ヴィオレを困らせちゃ……」
「だってお兄様がなかなか相手の方を紹介してくれなくて我慢できないんだもん」

詠寿は侍女であるヴィオレを振り回す瑠璃音に叱責すると、瑠璃音は明澄の事を焦らすことにむくれてここまで来たと明かす。

「……妹、さん?」

「――あら? もしかしてこの方が……?」

 二人のやりとりの様子に呆気にとられていた明澄は、詠寿と瑠璃音のやり取りを見て兄妹なのか詠寿に聞く。詠寿の隣に座っていた明澄の存在に漸く気付いた瑠璃音は明澄本人か兄である詠寿に尋ねた。

「あぁ……そうだ、父上たちにも話していた“明澄”だ」

詠寿は妹である瑠璃音がこっちに来てしまったせいで紹介の予定が狂ったことに頭を抱えながら、瑠璃音に明澄のことを明かした。

「ーーまぁ! そうなんですの? 愛らしいお方……」
「瑠璃音、弁えなさい。」

「姫様、ほら……」

瑠璃音は明澄の顔をまじまじと見て女顔の自分の顔を「愛らしい」と評すると、詠寿は呆れつつもそれを叱り、ヴィオレと呼ばれた侍女は困ったようにこっちに来るよう促す。

「えぇっと、……明澄です。どうぞ、よろしく」

明澄は戸惑いながらももしかしたら義理の妹になるかもしれない瑠璃音に挨拶を済ませる。

「初めまして……瑠璃音と申します、明澄お兄様。」
「侍女のヴィオレと申します、詠寿様本当に申し訳ありません……」

「あぁ、気にするなヴィオレ。」

瑠璃音はご機嫌に自己紹介と挨拶をし、侍女ヴィオレも自己紹介した後この場の空気を乱した事を瑠璃音に代わるように謝罪してきたが詠寿は謝ってくるヴィオレに気にしていないと話す。

――さわっ

「ーー?」

何かが明澄の足元を触ったのでそれを見てみると、瑠璃音の下半身はひも状のひれがあることに気付いた。

「もしかして、グラミーかな?」

ひも状のひれが下腹部に伸びていることから明澄は琉璃音の魚種は熱帯魚の一種であるグラミーかと予想し、瑠璃音はグラミーの人魚なのか聞いた。

「――まぁ、すごい! あたくしが何の魚の人魚が分かってしまうなんて!」

瑠璃音は明澄が魚種を当てたことに感心して嬉しそうにそう言うと……、

「そうです、あたくしは“ハニードワーフグラミー”の人魚ですわ」

自分の魚種はグラミーの一種であるハニードワーフグラミーの人魚と明かした。

「うふふ、私が何の魚の人魚か当ててしまう人初めて~♪」

そう言いながら、瑠璃音は嬉しそうに明澄に抱きついて来た。
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