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悪くないけど物足りないときどうするか

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「まだまだ足りないみたいだな」

 ズボンのベルトを緩める。ボタンを外してチャックを下ろす。そろそろ出さないと痛い。

「いや、まて、あっ?」

 なにか言おうとした副長の動きが止まる。見開いた目は、当然ながら、勃起した俺のものに釘付けだ。

 横を見ると、緑と青も同じ表情。誰も一言も発しない。

「な、なんすかそれえ!」

 沈黙を破ったのは緑。青は青い顔でぱくぱくしてる。青だけに。

「それっ、それっ! なんでそんなんついてるんすか!」

 なんでと言われてもなぁ。詳しい説明するのはめんどくさいんだよな。

「貴様、魔物のたぐいか?」

「違うよ、魔物だったらリサが生かしとく訳がないだろ」

 適当に言ったものの、俺が魔物だとしても生かしててほしい。種族なんて越えてほしい。

「リサ?」

 あ、青が喋った。

「え? ええ!? リサって隊長ですかぁ!? アグリッサだからリサ? ええええ!?」

 待って待って、そっちに食いつくの? 満を持して、ちんちん出したのに。

「リ、いや、それはいい。貴様のそれはなんだ」

「そういう体質だよ。お前らのクリがでかくなったようなもんだ」

 一応、本当だからなこれ。性分岐してこっちになるけど。

「わからんがまあいい。それを、どうするつもりだ」

 なんとなく察してるな、こいつ。

「俺に棒がついてて、お前には穴があるよな」

 一度イって、少し緩んだまんこに指を中指を突っ込む。うわっ、すっげえきつい。

「ぐっ」

 締まりだけならリサよりきついか? 筋肉バキバキなだけあるな。

「どうするかは、わかるだろ?」

「は、入るわけないだろうが!」

「入らなくても入れるんだよ」

 これ言ってみたかったー!

 ズボンとパンツを脱ぎ捨てて、副長へ伸し掛かる。腰を動かして、先端で膣口をさぐりあてる。俺もなれてきたなぁ。

 ギリリっと歯を食いしばる音。副長は俺を睨みつけたまま一言も発しない。

 いいね。ダメとかヤメロとか言われるよりずっといい。

 軽く亀頭を押し付けて、愛液を馴染ませていく。

「ぐっ、うぅっ」

 くぐもった声。怖いだろうなぁ。かわいそうに。それでもやめないけどな。

 ゆっくりと腰を進めていく。やっぱきついな、これ。

「ぐうっ、ふぅぅぅうう」

 ギリギリと、ロープを引き千切りそうなほどに、手足に力が篭っている。それでも、膣内は十分に濡れていて、ひきつるような痛みもない。

「少し力ぬけよ。つらいだけだぞ」

「だまれぇ……」

 まぁ、まんこが締まるから別にいいけど。

「ぐぅぅ、うっ、ぐぁっ」

 半分くらい入ったところで奥に突き当たる。浅いなこいつ。

「もう少し入れるぞ」

「ふぅ、ふっ、ふぅぅぅっ」

 獣みたいな息遣いで俺を睨み続ける副長。一気に残りをねじこむ。

「ぐぇあっ! かっ、あっ」

「よし、全部はいった。しっかり形を覚えろよ」

「……死ね」

「お前がな」

 軽く腰を引いてから、子宮を突き上げる。

「うぶっ」

「動くぞ、ちゃんとまんこ締めとけよ」

 動きを教え込むように、ゆっくりと引き抜く。

「ぐううぅぅぅうぅうっ」

 きっつ。ギチギチだ。狭すぎて、カリがゴリゴリ膣壁けずってるのが俺にもわかる。

 抜くよりも少し速めて押し込む。

「ぎっ、ぐぅぅっ、んぐっ!」

 やっぱり、すぐに奥に当たる。無理やりねじ込む。

「げぁあ!」

「汚え鳴き声だなぁ。もう少し可愛い声で鳴けよ」

「なら、なかせてみろ、下手くそ、がぁ……」

「素直じゃないおねだりだなぁ。気持ちよくしてくださいって言ってみろよ」

「死ね、下衆が……」

 なんかちょっと可愛くなってきた。

 身体を起こして、根元まで入った結合部を見る。改めて見ると、ほんとに入ってるんだなぁ。

 俺のものに広げられてピッチリと引っ張られた膣口に触れて、そのまま上へと撫で上げていく。

 「うっ」

 か細い声に視線を向けると、飽きもせず俺を睨みつける副長。目を合わせたまま、クリトリスを親指で押し潰す。

 「はっ、ううっ……」

 押し殺した声に反して、身体はビクリと跳ねる。そのまま、ぐりぐりとクリトリスを捏ねる。

「あぐぅ、うっ、ぐぅ、はぁ、あっ、んっうぅ」

 指の動きに合わせて、膣内がぎゅっぎゅっと動く。なかなか楽しい。

「なぁ、いまみたいに潰すのと、こするのどっちがすき?」

「しっ、るかあ!」

「潰すのが好きかぁ」

 ぐりっと。

「んぐうっ!」

 おお、のけぞった。そんな気持ちいいのか。

「まんこの中、じゅくじゅくになってきてんぞ」

「だま、れっ。だまれぇぇ」

 クリトリスをグリグリ潰しながら、改めてゆっくり引き抜いていく。

「んひっ、ひっぁん、ぐぅぅうぅぅう」

 奥に当たるまで一気に突っ込む。ぶちゅっと愛液のはじける音。

「ひぃん!」

 ごりっと根元まで押し込む。

「んごっ! おっ」

「良くなってきたか? もう可愛い鳴き声になってきてんぞ」

「だ、だれがあぁうぅぅうぅうぅ」

 引き抜いて。突っ込む。

「ふぐぅっ!」

 無理に根元まで押し込まずに、リズムよく出し入れを繰り返す。

「ひっ、ひぅっ、うっああっ! あっ!」

 睨むのもやめて、甘い声を上げながら悶え始めた副長。なんかつまんないな、これ。

「おい、もう堕ちんのかよ。なんか言ってみろよ」

「あっ、だっ、あぁっ、あっ! はぁああっ!」

 出し入れのたびに、ぶちゅ、ぶちゅっと響く水音。右、左と足首を縛るロープをほどく。

「気持ちいいなら気持ちいいくらい言えよ。つまんねえだろ」

 自由にした両脚を抱え込む。動きやすくなったな。

「んっぐ、きも、ちぃぞ。おっ、まぁ、まあだ」

 う~ん、やっぱりなんか違うんだよなぁ。

 隣のベッドに腰掛けて、太股をもじもじさせる2人を見る、こいつらを使うか。

「お前ら、こいつの乳首舐てやれ。」

「なっ、この下衆、がぁあっ、はぁう、はぁん」

 優しめに子宮を突いて黙らせる。馴染んできたなぁ。締め付けだけで引っかかりが少ないのは不満だけど。

「早くしろ」

 顔を見合わせて、のそのそと動き始める2人。

「すいません副長、逆らえないっす」

「すいませぇん。この人、怖いんですよぉ」

 両側から副長を挟みこむ青と緑。両腕を後ろに縛られたまま、ぶるぶると揺れる胸へ顔を近づけていく。

「やめっ、ろ。やめろぉ、はぁっん。くぁあっ」

 言葉とは裏腹に、音を立てて、嬉しそうに乳首に吸い付く2人。

 ぎゅううっと、まんこが締まってきた。

「こっ、これぇっ、っぐ、んくっ、くぅぅうぅぅっ」

「どうした? はっきり言えよ」

 ごつごつと奥を突き上げる。

「んぎっ、ひぐぅ、ぐっ。あぁ、ああっ、あああっ!」

「まんこギュウギュウ締めてどうしたんだよ。はっきり言え!」

 わざと大声を出して、追い詰めるようにペースを速める。俺のものを締め上げるように、さらに膣内が狭くなる。

「あああああっ! いくっ! いくっいくっいくっいぅぅううううぅぅうぅっ!」

 叫びに合わせて、ゴリっと根元まで突っ込む。

「んごおっ! お……おお……。あっ、あああっ、まっ、とめぇ、とめてっ、くれぇっ!」

 嫌だよ。俺、イってないし。

「あ、副長、イったんすか? かわいいっす、副長、かわいいっすよぉ」

「副長のこんなとこ、初めてみましたぁ」

 なんで、お前らが言葉責めしてんだよ。


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