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ケリー兄様の謝罪
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「…ナギ様」
うぅん……まだ、まだ眠ぃ
「ナギ様、朝でございますよ」
うーん…お昼まで寝させて………
「ナギ様ァ!!!!!!朝で御座います!!!!!!!!」
「ワァーーーーーーーーーッッッ!!!!???」
耳元で叫ばれて飛び起きる
バッと横を振り向くと、いつも通りじいやが俺を起こしに来ていただけだった
「おはようございますナギ様、朝食の用意が出来ております」
「お、おはようじぃや、そろそろ起こし方変えて欲しいな」
「申し訳ありませんナギ様、他の方法では起きてくださった試しがございませんので」
「………うん」
じぃや、肺活量凄いや
何だか懐かしいような悲しいような夢を見た気がするけれど全部吹っ飛んじゃったよ
食堂へ向かうと、この時間は皆もう朝食を食べ終えているはずなのに
ケリー兄様が座ってお茶を飲んでいた
うわぁ…昨日の今日で気まずいよぉ
極力、刺激しないように………ああ部屋で朝食取れば良かったなあ
俺の席はケリー兄様の隣だから、近付きたくなくてもどうしても座らなくちゃいけないのが辛い
そろそろと席に着いて、じいやに声をかける
「じぃや、牛乳お願い」
「畏まりました、お腹が冷えないよう温めて参りますね」
「う、うん!!ありがとう」
「………ナギ、おはよう御座います」
「…ぉ、おはようございます兄様」
兄様が吊り目の鋭い眼光で俺をじっと見つめる
ううぅ…怒ってるよねぇこれ
でも俺悪いことしてないもん…強いて言うなら昼食一緒に取れなかっただけで
「ナギ」
「はひッ!な、なんでしょうか」
「昨日は、私達が大人気なかったです。泣かせてしまった事を謝らせてください」
うぅん……まだ、まだ眠ぃ
「ナギ様、朝でございますよ」
うーん…お昼まで寝させて………
「ナギ様ァ!!!!!!朝で御座います!!!!!!!!」
「ワァーーーーーーーーーッッッ!!!!???」
耳元で叫ばれて飛び起きる
バッと横を振り向くと、いつも通りじいやが俺を起こしに来ていただけだった
「おはようございますナギ様、朝食の用意が出来ております」
「お、おはようじぃや、そろそろ起こし方変えて欲しいな」
「申し訳ありませんナギ様、他の方法では起きてくださった試しがございませんので」
「………うん」
じぃや、肺活量凄いや
何だか懐かしいような悲しいような夢を見た気がするけれど全部吹っ飛んじゃったよ
食堂へ向かうと、この時間は皆もう朝食を食べ終えているはずなのに
ケリー兄様が座ってお茶を飲んでいた
うわぁ…昨日の今日で気まずいよぉ
極力、刺激しないように………ああ部屋で朝食取れば良かったなあ
俺の席はケリー兄様の隣だから、近付きたくなくてもどうしても座らなくちゃいけないのが辛い
そろそろと席に着いて、じいやに声をかける
「じぃや、牛乳お願い」
「畏まりました、お腹が冷えないよう温めて参りますね」
「う、うん!!ありがとう」
「………ナギ、おはよう御座います」
「…ぉ、おはようございます兄様」
兄様が吊り目の鋭い眼光で俺をじっと見つめる
ううぅ…怒ってるよねぇこれ
でも俺悪いことしてないもん…強いて言うなら昼食一緒に取れなかっただけで
「ナギ」
「はひッ!な、なんでしょうか」
「昨日は、私達が大人気なかったです。泣かせてしまった事を謝らせてください」
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