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やってきました商業ギルド、隣の建物でした。なんか同じ建物があるな~と思ってたら商業ギルドだったなんて! 覚えやすくていいね。
中に入るといくつかのカウンター窓口と、ポーションや武器などの小さな売り場があり、冒険者ギルドの場合は酒場だけど、こっちは食堂。
見た目は同じでも1歩中に入ると全然違うし、訪れる人の種類も違う。冒険者はヒャッハーな感じがするんだけど、商業ギルドはちょっと入るのに躊躇する感じ……緊張する~。
「おや? ハンスじゃないですか。珍しいですね、どうしました?」
知り合いなのかサブマスさんを見て、名前を呼びながらカウンターの奥から男性が……?
見たことがあるような気がする?
「ハリス。ちょうどよかった、話があります。出来ればギルマスも一緒が良いのですが?」
「大丈夫ですよ、こちらにどうぞ」
窓口の横を通り奥の部屋へ、そこはどうやら応接室のようでシンプルな部屋だった。わたし達を案内するとそのまま出ていくハリスさんと呼ばれる男性。
あまり待つことなく扉がノックされ、少し小太りのおじさんとハリスさんが……
「冒険者サブギルドマスターのハンスさんが珍しい。おや? 他にもお客様がいらしたのですね。
商業ギルドでギルドマスターをしています、ビクターです、よろしくお願いします」
ギルドマスター? 冒険者ギルドマスターのブルックさんと違って頭良さそう……
「私はサブギルドマスターでハンスの双子の兄、ハリスと言います」
どこかで見たかとがあると思ったら、サブマスさんだった~! スッキリした。
「はじめまして、冒険者でAランクパーティーの蒼の剣リーダーのザックです。そしてアーロン、カイルとライル、家族のエアとその従魔ビャクです」
「はじめまちて!」
第一印象は大事です、いつものようにニコニコ笑顔!
「おやおや、小さいのに賢いですね」
『フフフ、誉められた、やったね♪』
〘エア、喋るなと言われていたのに……〙
『んぎゃ! お、怒られる? かわいい攻撃できるかな?』
〘かわいい攻撃……まぁ効果はあるだろう〙
よし! ぐふふふふ、なら行ける、勝機はある!
「約束もなく突然申し訳ありません。実はこちらで買取をお願いしたい物がありまして」
ハンスサブマスさん、先陣をきりました! さぁ、いったいどうなるのか!?
「そちらのギルドではなく、わざわざ持ち込まれるほどの物という事ですか。拝見させていただいても?」
「こちらなんですが……」
ゴロゴロゴロ……
ハンスサブマスさん、悪い顔してる、イケナイ楽しみを覚えてしまいましたね。
「「んな!? なんですこれは!」」
おお~、固まらないけど、ビックリしたみたい
「どれもこれも素晴らしい!! これほどの輝き……見たことがありません」
「このまますぐ利用できそうです。貴族のご婦人が競って買い求める事でしょう」
商人さんでも見たことがないほど良い物なんだ……でも地属性で作れちゃうんだよ……本当に困ったとき以外作るのやめよう!
わたしが心の中で決意を固めている間、1つずつ手にしていた商業ギルドのギルマスとサブマスは、不思議な道具まで取り出して何やら確認をしたらしい。
「最高品質ばかりですね! これはあなた方が? 一体どこで手に入れられたのです?」
ん? ギルマスさん、今後もこんな宝石が手に入るか聞きたいのかな?
「確かに彼等の持ち込みですが、入手先を教える事は出来ませんし、おそらく今回が最後でしょう、まあそうでしょう? このような最上級の宝石がこれ以上ゴロゴロしていたら……恐ろしいですよ」
「そうですね、失礼しました。商人としての悪い癖です、申し訳ありません。
買取の希望でしたね、これほどの物を買わせていただけるのですから、相応のお値段を付けさせていたしましょう。
ハリス、お願いします」
およ? 一瞬だけ商人らしく欲が出たみたいだけど、一度も悪意はない。正直って事かね~
「本来宝石は加工が必要な事を考えて値段を付けるのですが、今回はこのまま細工師の所に持ち込める状態です。また品質も一番低いランクでB、それ以外はSS・S・Aばかり…………」
「一応査定金額がこちらになります……いかがでしょうか?」
ハリスサブマスが1枚の紙をザックさんに渡したので、横からのぞき込んで一緒に見させてもらうが、ちょっと気になることが……
「⦅ザックさん、上から3番目の宝石、わたしが鑑定したのと比べて査定額が異常に低いよ?⦆」
「⦅3番目だな?⦆これですが、査定額が低いようですが?」
「こちらですか……これはSランクですが、ルビーですのでこのくらいだと思うのですが」
「⦅ルビーじゃないよ? 赤いエメラルドって呼ばれるくらい珍しくて、なかなか取れないんだよね~⦆」
やっぱり間違えられちゃったか~、もっと高性能の鑑定道具……(チリリン♪)あっ。
「⦅!?⦆これはルビーではありません。とても珍しい赤いエメラルドと呼ばれるほどの物で……」
ザックさんの代わりにカイルさんが説明を始めてくれた……けど、どうしよう、ザックさんに渡そうかな?
「⦅どうしたエア? なんかあったのか?⦆」
「⦅ザックさん! あのね、もっと詳しくわかる鑑定の魔道具が出来ちゃったの……⦆」
「はっ!? あ、失礼。ゴホン! あの実はかなり詳しい情報が分かる魔道具があるんですが……」
さっすが~! 頼りになるねリーダー、ちょっと動揺してたけど♪
「魔道具……ですか? こちらもこの魔道具で確かめているんですが、分かりました、その魔道具を確認させていただけますか?」
「はい。エア、だしてくれるか?」
「はーい! どうじょ!⦅乗せるかかざせば詳細が分かります⦆」
「これをかざすか、この上に乗せれば確認できます」
「成程……こ、これは……すごいですね! こんなに詳しい内容が見えるとは!」
うふっ、これはねぇ、鑑定した物の価値や使い方の詳細がわかるのはもちろんだけど、もし魔道具なんかの製作者が匿名希望の場合や、特にわたしなんだけど今回みたいに宝石を造り出しちゃったりした時に、知られたくないことは見られないんだよ。
はっきり言おう、わたしのための鑑定魔道具だね!
「今まで見た中でも、ここまで詳しくわかるのは初めてです! 査定のやり直しをしましたので確認してください。
宝石にこれほど細かい種類や情報があるとは……」
再び覗き……間違えやすい宝石の区別やその価値が分かった事でここまで変わるとは
「⦅お~! 本来の査定額より高~い、これなら問題ないね。良い場所が見つかると良いなぁ♪⦆」
「詳しい内容が分かりましたので、希少性などの説明をすることで貴族のご婦人方により興味を持っていただけます。そうなると必然的に宝石の値段も上がりやすくなるので、このお値段とさせていただきました」
ハリスサブマスさんとギルマスさんが、何気に魔道具を気にしてるけどあげないよ!?
査定結果と説明、そして私の言葉を聞いて蒼の剣の4人は納得
「これでお願いします。ところで、私達は土地の購入を考えているんですが、費用は今回の分も含めて考えています、どこか紹介していただけませんか? 土地だけで結構です」
「広くて、静か、治安が良いところを希望しているんだが」
カイルさんとザックさんが土地の話を始めたけど、どこになるのかなぁ?
「土地だけなら安いですよ? そうですね……ここなんかどうでしょう?」
地図を出してきてくれて指差しで教えてくれるが、残念わたし分かんなかった……この街まだよく知らない。
「場所としては良さそうだが……治安は?」
「悪い話は聞きません。ここは周囲に家もありませんが別に危険がある訳でもありません。家付きを買うと一軒も買えない値段でかなり広い土地が買えます」
「確かに冒険者ギルドへの情報の中にも、ここの悪い情報は入ってきませんね」
ふむふむ、商業ギルドと冒険者ギルド両方のお墨付き……良さそう。
「じゃっくしゃん、どんにゃばちょでしゅか?」
わたしとビャク以外は場所が分かってるみたいで話が進んでいる、だけど、わたしも話に加わりた~い! と、質問してみる。
「そうだな~貴族街よりで、屋台通り、教会、冒険者ギルドには同じくらいの距離か?」
「そうですね。街の門からは離れますが、貴族街に近いので治安は良いでしょうか」
なるほど、貴族街に近いのは気になるけど、それ以外の活動範囲はまあまあの場所……? わかるようなわかんないような。
「見に行きますか?」
おお~! ハリスサブマスさん、ナイスアイデア~♪ 力強く頷いて猛アピール!
ハンスサブマスと、ギルマスさんはこの後仕事があって商業ギルドでお別れ。ハリスギルマスさんの案内で現地へGO!
会話をして仲良くなってみましょうか。
「まちにょにゃかを、ばちゃでいじょうちていいんでしゅか?」
「通常は貴族、または商人のみですね、その他ではどうしてもの時以外は辻馬車の利用でしょうか?
それに馬車も便利ですが置き場所や馬など、購入にも維持をするにもかなり大変なのでなかなか持っている人はいないんですよ。冒険者の方でも遠くへの依頼の時は借りていると思いますよ」
「しょうにゃんでしゅか~」
わたしの移動はビャクの上だから大丈夫だけど馬車か……魔法で……いやいやいや! やめよう。深く考えるのは危険な気がする。
「何? エアちゃん馬車が気になるの?」
「ちょっちょだけ!」
中に入るといくつかのカウンター窓口と、ポーションや武器などの小さな売り場があり、冒険者ギルドの場合は酒場だけど、こっちは食堂。
見た目は同じでも1歩中に入ると全然違うし、訪れる人の種類も違う。冒険者はヒャッハーな感じがするんだけど、商業ギルドはちょっと入るのに躊躇する感じ……緊張する~。
「おや? ハンスじゃないですか。珍しいですね、どうしました?」
知り合いなのかサブマスさんを見て、名前を呼びながらカウンターの奥から男性が……?
見たことがあるような気がする?
「ハリス。ちょうどよかった、話があります。出来ればギルマスも一緒が良いのですが?」
「大丈夫ですよ、こちらにどうぞ」
窓口の横を通り奥の部屋へ、そこはどうやら応接室のようでシンプルな部屋だった。わたし達を案内するとそのまま出ていくハリスさんと呼ばれる男性。
あまり待つことなく扉がノックされ、少し小太りのおじさんとハリスさんが……
「冒険者サブギルドマスターのハンスさんが珍しい。おや? 他にもお客様がいらしたのですね。
商業ギルドでギルドマスターをしています、ビクターです、よろしくお願いします」
ギルドマスター? 冒険者ギルドマスターのブルックさんと違って頭良さそう……
「私はサブギルドマスターでハンスの双子の兄、ハリスと言います」
どこかで見たかとがあると思ったら、サブマスさんだった~! スッキリした。
「はじめまして、冒険者でAランクパーティーの蒼の剣リーダーのザックです。そしてアーロン、カイルとライル、家族のエアとその従魔ビャクです」
「はじめまちて!」
第一印象は大事です、いつものようにニコニコ笑顔!
「おやおや、小さいのに賢いですね」
『フフフ、誉められた、やったね♪』
〘エア、喋るなと言われていたのに……〙
『んぎゃ! お、怒られる? かわいい攻撃できるかな?』
〘かわいい攻撃……まぁ効果はあるだろう〙
よし! ぐふふふふ、なら行ける、勝機はある!
「約束もなく突然申し訳ありません。実はこちらで買取をお願いしたい物がありまして」
ハンスサブマスさん、先陣をきりました! さぁ、いったいどうなるのか!?
「そちらのギルドではなく、わざわざ持ち込まれるほどの物という事ですか。拝見させていただいても?」
「こちらなんですが……」
ゴロゴロゴロ……
ハンスサブマスさん、悪い顔してる、イケナイ楽しみを覚えてしまいましたね。
「「んな!? なんですこれは!」」
おお~、固まらないけど、ビックリしたみたい
「どれもこれも素晴らしい!! これほどの輝き……見たことがありません」
「このまますぐ利用できそうです。貴族のご婦人が競って買い求める事でしょう」
商人さんでも見たことがないほど良い物なんだ……でも地属性で作れちゃうんだよ……本当に困ったとき以外作るのやめよう!
わたしが心の中で決意を固めている間、1つずつ手にしていた商業ギルドのギルマスとサブマスは、不思議な道具まで取り出して何やら確認をしたらしい。
「最高品質ばかりですね! これはあなた方が? 一体どこで手に入れられたのです?」
ん? ギルマスさん、今後もこんな宝石が手に入るか聞きたいのかな?
「確かに彼等の持ち込みですが、入手先を教える事は出来ませんし、おそらく今回が最後でしょう、まあそうでしょう? このような最上級の宝石がこれ以上ゴロゴロしていたら……恐ろしいですよ」
「そうですね、失礼しました。商人としての悪い癖です、申し訳ありません。
買取の希望でしたね、これほどの物を買わせていただけるのですから、相応のお値段を付けさせていたしましょう。
ハリス、お願いします」
およ? 一瞬だけ商人らしく欲が出たみたいだけど、一度も悪意はない。正直って事かね~
「本来宝石は加工が必要な事を考えて値段を付けるのですが、今回はこのまま細工師の所に持ち込める状態です。また品質も一番低いランクでB、それ以外はSS・S・Aばかり…………」
「一応査定金額がこちらになります……いかがでしょうか?」
ハリスサブマスが1枚の紙をザックさんに渡したので、横からのぞき込んで一緒に見させてもらうが、ちょっと気になることが……
「⦅ザックさん、上から3番目の宝石、わたしが鑑定したのと比べて査定額が異常に低いよ?⦆」
「⦅3番目だな?⦆これですが、査定額が低いようですが?」
「こちらですか……これはSランクですが、ルビーですのでこのくらいだと思うのですが」
「⦅ルビーじゃないよ? 赤いエメラルドって呼ばれるくらい珍しくて、なかなか取れないんだよね~⦆」
やっぱり間違えられちゃったか~、もっと高性能の鑑定道具……(チリリン♪)あっ。
「⦅!?⦆これはルビーではありません。とても珍しい赤いエメラルドと呼ばれるほどの物で……」
ザックさんの代わりにカイルさんが説明を始めてくれた……けど、どうしよう、ザックさんに渡そうかな?
「⦅どうしたエア? なんかあったのか?⦆」
「⦅ザックさん! あのね、もっと詳しくわかる鑑定の魔道具が出来ちゃったの……⦆」
「はっ!? あ、失礼。ゴホン! あの実はかなり詳しい情報が分かる魔道具があるんですが……」
さっすが~! 頼りになるねリーダー、ちょっと動揺してたけど♪
「魔道具……ですか? こちらもこの魔道具で確かめているんですが、分かりました、その魔道具を確認させていただけますか?」
「はい。エア、だしてくれるか?」
「はーい! どうじょ!⦅乗せるかかざせば詳細が分かります⦆」
「これをかざすか、この上に乗せれば確認できます」
「成程……こ、これは……すごいですね! こんなに詳しい内容が見えるとは!」
うふっ、これはねぇ、鑑定した物の価値や使い方の詳細がわかるのはもちろんだけど、もし魔道具なんかの製作者が匿名希望の場合や、特にわたしなんだけど今回みたいに宝石を造り出しちゃったりした時に、知られたくないことは見られないんだよ。
はっきり言おう、わたしのための鑑定魔道具だね!
「今まで見た中でも、ここまで詳しくわかるのは初めてです! 査定のやり直しをしましたので確認してください。
宝石にこれほど細かい種類や情報があるとは……」
再び覗き……間違えやすい宝石の区別やその価値が分かった事でここまで変わるとは
「⦅お~! 本来の査定額より高~い、これなら問題ないね。良い場所が見つかると良いなぁ♪⦆」
「詳しい内容が分かりましたので、希少性などの説明をすることで貴族のご婦人方により興味を持っていただけます。そうなると必然的に宝石の値段も上がりやすくなるので、このお値段とさせていただきました」
ハリスサブマスさんとギルマスさんが、何気に魔道具を気にしてるけどあげないよ!?
査定結果と説明、そして私の言葉を聞いて蒼の剣の4人は納得
「これでお願いします。ところで、私達は土地の購入を考えているんですが、費用は今回の分も含めて考えています、どこか紹介していただけませんか? 土地だけで結構です」
「広くて、静か、治安が良いところを希望しているんだが」
カイルさんとザックさんが土地の話を始めたけど、どこになるのかなぁ?
「土地だけなら安いですよ? そうですね……ここなんかどうでしょう?」
地図を出してきてくれて指差しで教えてくれるが、残念わたし分かんなかった……この街まだよく知らない。
「場所としては良さそうだが……治安は?」
「悪い話は聞きません。ここは周囲に家もありませんが別に危険がある訳でもありません。家付きを買うと一軒も買えない値段でかなり広い土地が買えます」
「確かに冒険者ギルドへの情報の中にも、ここの悪い情報は入ってきませんね」
ふむふむ、商業ギルドと冒険者ギルド両方のお墨付き……良さそう。
「じゃっくしゃん、どんにゃばちょでしゅか?」
わたしとビャク以外は場所が分かってるみたいで話が進んでいる、だけど、わたしも話に加わりた~い! と、質問してみる。
「そうだな~貴族街よりで、屋台通り、教会、冒険者ギルドには同じくらいの距離か?」
「そうですね。街の門からは離れますが、貴族街に近いので治安は良いでしょうか」
なるほど、貴族街に近いのは気になるけど、それ以外の活動範囲はまあまあの場所……? わかるようなわかんないような。
「見に行きますか?」
おお~! ハリスサブマスさん、ナイスアイデア~♪ 力強く頷いて猛アピール!
ハンスサブマスと、ギルマスさんはこの後仕事があって商業ギルドでお別れ。ハリスギルマスさんの案内で現地へGO!
会話をして仲良くなってみましょうか。
「まちにょにゃかを、ばちゃでいじょうちていいんでしゅか?」
「通常は貴族、または商人のみですね、その他ではどうしてもの時以外は辻馬車の利用でしょうか?
それに馬車も便利ですが置き場所や馬など、購入にも維持をするにもかなり大変なのでなかなか持っている人はいないんですよ。冒険者の方でも遠くへの依頼の時は借りていると思いますよ」
「しょうにゃんでしゅか~」
わたしの移動はビャクの上だから大丈夫だけど馬車か……魔法で……いやいやいや! やめよう。深く考えるのは危険な気がする。
「何? エアちゃん馬車が気になるの?」
「ちょっちょだけ!」
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