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21・色香
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鼓動が跳ねた。
ドク、ドク、と、柄にもなく脈打つ音を森脇に聞かれてしまいそうで、怖い。これまでどんな男や女と寝たときも感じ得なかった緊張だった。森脇の手のひらも、吐息も熱いが、俺の指はおそらく冷たくなっているだろう。それくらい――いまのこの状況をどう捉えていいのか、わからずにいた。
森脇の頬が、俺の顎に重なっている。手のひらは皮膚が溶けそうなくらいにぴったり重なり、指と指のあいだの汗が混ざりあう。夢見たとおりの状況が現実に起こってみると、甘い妄想に浸るどころではなく、五感が冴えわたって目を閉じるのも難しかった。
森脇の、柔らかな絹糸のような髪から夜と煙草の匂いが香ってくる。ジャズバーのバイト帰りだったのだから当然だが、いつも明るい彼には似つかわしくない匂いのような気がして、不思議に思った。
太陽のように輝いているように見える森脇にも、この香りのような陰の部分が存在するのだろうか?
それは、俺が知ってもいい彼の顔なのか。
「森……」
押さえられていないほうの手をもたげて、痩せた背を抱き返しそうになったものの、寸前で堪える。
(調子に乗るな。森脇はいま、俺を認められるかどうかテストしているんだ)
認められるかどうか――受け入れられるかどうか。薄汚いゲイに触れても嫌悪感を抱かずにいられるかどうか。
恋愛的な意味ではなく(そんな贅沢を望むつもりはない)俺という一個の人間に触れてみて、怖気だつようなら失格で、なにも感じずに済むなら合格というところだろう。わざわざ触れなくともシミュレーションで済ませればいいものを、生真面目に体を張るあたりが、まっすぐで勇敢な森脇らしいというか。
いっそ面白くなってきて緊張を解くと、ウサギのように俺の首筋に鼻を押し当てていた森脇も納得いく結論を得たらしく、深く息を吐きながらゆっくりと身を起こした。
離れた部分の肌が涼しく、寂しい。さほど明るくないアパートの蛍光灯の下でも、森脇の顔が真っ赤になっているのがわかった。
「考えすぎて知恵熱か?」
からかうと、森脇はむっとしたようだった。
「ちげーよ。っていうか……矢奈のほうこそ、オレでいいの? オレ天才でもないし、矢奈にしてあげられることなんにもないよ?」
(なにを言っているんだ?)
理解できない言い回しだったが……彼の言い分は間違っていた。森脇の天分など知りようはないが、少なくとも彼は努力する才能を持っており、大きな夢を抱いている。天賦の才など磨かなければくすんだ原石に過ぎない。どんな石ころであろうとたゆまなく磨き続ければ宝石並みの輝きを放てるものだと、俺は知っていた。
「どういう前提で話しているのかわからないが、森脇はいずれピラミッドを建てるんだろう? 俺も森脇がつくった大きな建物に立ってみたいから、夢が叶ったときは招待してほしい」
「いいよ、約束する。オレが夢を叶えるときに、矢奈はそばにいて。代わりに矢奈がピアノを弾くときは、オレをそばにいさせて」
面白い取引だが、少々割りに合わなかった。
「俺がピアノを弾くのはほぼ一日じゅうだぞ。くっついて離れないつもりか?」
「そーだよ。だって矢奈、危なっかしいからさ、くっついてそばにいないと心配だ……」
森脇が口ごもる。まだ赤い顔を伏せて、なにかもの言いたげというか思い悩んでいる様子だったので、俺は不安になった。生真面目な彼は、主に俺側の条件が実現不可能に近いとわかって、困っているのだろうか。
(表情も感情もころころ変わって、面白いやつだな)
俺はこのとき、森脇に抱きしめてもらったところで恋愛的な部分には踏ん切りがついており、ただこの面白い友人と長くつきあっていきたい気持ちが大きくなっていた。多くは望まないから、いつか夢を叶えた彼を見てみたい――それだけだったのに、森脇は真っ赤な顔に加えて額に汗まで滲ませながら、絞りだすように声を出した。
「あのさ」
「うん?」
「……キス、とか……して、みる?」
「…………」
俺はまじまじと森脇を見たが、彼は自分の発した言葉にさらに動揺したように唇を引き結んでおり、かたくなに俺を見ようとしない。
だが、強張った横顔には冗談のかけらも見当たらなかった。
(……キス?)
つまりそれは……友人としての?
(違う。日本にそんな風習はない)
そもそも友人同士の戯れのキスなら(そんなものがあるとしてだが)こんなに真剣な顔をして、許可を求める必要もないはずだ。
つまり森脇は……友人としてではなく、恋人同士のような触れ合いを……俺としてみようと、提案しているのか?
(まさかだろう)
おまえはノーマルだろう? 叶えたい夢があり、夢を叶えられる学部にいて、これから輝かしい道を歩んでいけばいいだけなのに、どうして落ちこぼれたピアニストの俺などに深入りして茨の道を歩む必要があるんだ。
そばでピアノを聴きたいだけなら、いくらでも弾いてやるのに。
俺はおまえを振り向かせるための手段として、ピアノを使うつもりはないのに。
俺がいつまでもなにも答えなかったせいか、森脇が諦めたように肩を落とした。暑そうに手で首元を仰いでから、ようやく顔を上げて、緊張を壊すように笑う。
「……いい。変なこと言った。忘れて」
忘れ……。
立ち上がろうとしてテーブルについた森脇の手を、俺はとっさにつかんだ。不安になるほど細い手首を慎重に握りしめて、自分のほうへ引き寄せる。森脇がぺたんと座り込んで、膝立ちになった俺を見上げた。
大きな目の縁が赤い。キラキラした瞳がいつもより潤んでいるのが色香のように感じられて、心が惑う。俺が息を詰め、顔を近づけると、森脇も小首を傾げて応じ、睫毛を伏せた。
どうして……誘うような仕草をするのだろう。
どうしてノーマルのおまえが、俺がこれまで出会ってきた誰よりも魅惑的な表情でキスを待つのか。
どうしてこの誘いを拒めるだろうか。俺はおまえが……――好きなのに。
この向こうにあるのは天国か地獄だろうかと疑いながら、唇同士が触れ合った瞬間、全身に震えが走った。
キスなど、何千回もしたことがあった。
男とも女とも、年寄りとも若者とも交わしてきたが、いつも求めてくるのは相手のほうで、俺は唇を差しだして待っているだけの抱き人形にすぎなかった。
キスなどその後の行為のための入り口に過ぎないと、ずっと思っていたのに……。
森脇の唇に、俺の唇が重なる――彼の吐息が俺の口内に吹きこまれる。
森脇の唇は滑らかで、冷たい川の水で磨かれた小石のようになんの味もしなかった。
(これがキスなのか)
本物の真珠は舐めると冷たいと――昔、どこかの評論家が言ったという話を聞いたことがある。
本物の宝物の温度を確かめるように、いま、俺は森脇の唇に触れていた。
森脇の唇は冷たく、本物の宝物だった。
こんなにも清らかなものに触れることが、この行為の真の意味だったのか。
俺がこれまでしてきたキスらしきものとは、本質から違う。俺は森脇と唇を重ねながら、自分のなかの情欲を満たすよりも、彼の幸せをこそ願っていた。
俺に触れることを許し、こんなにも幸せな瞬間をくれた彼がいつまでもキラキラ輝く存在であれますように。
俺が彼の道を汚し、傷つけることが決してありませんように……。
森脇の瞼が揺れる。どんな夢も、いつまでも見続けるわけにはいかないものだ。
俺は長い睫毛が掠めたのを目覚めの合図と受け取り、そっと顔を離した。
間近で見る森脇の顔があまりにもきれいで、愛しく、指で輪郭をなぞった。
目を開けた彼に向けたのは、心からの微笑みだったと思う。
「……じゃあ、そろそろ帰る。いろいろありがとう」
「ん……あ、うん」
「制服のクリーニング代もちゃんと請求してくれ。じゃ」
「う、うん。じゃあ」
森脇はぽかんとしたが、俺はこれ以上彼を見ていたら泣いてしまいそうだったので、急いで立ち上がった。幸せすぎて。動揺を悟られないように冷静にラーメンの器を下げ、蛇体の忌々しい本も回収して、彼のそばから汚れたものを遠ざけようとする。
俺を含めて。
(もう充分だ)
森脇は俺の存在を許し、キスすることも許してくれた。俺にとっては生まれてはじめて、俺自身を受け入れてもらえた、と信じられるキスだった。
これ以上の幸福など、あっていいはずがない。
森脇の幸せを願うなら、俺はもう彼に近づくべきではない。
矢奈結加の本質は汚れた人間だし、完璧なキスも慣れてしまったあとではきっと、物足りなくなって欲が出てくる。だが俺は森脇を汚したり壊したりしたくない。
キラキラした目で見てもらえた思い出を、大事な宝物の記憶として抱いて生きていきたい。
だから、
「また」
と、きっと素っ気なく感じられるほどさらりと別れを告げて、森脇家の外に出た。
アパートの廊下に立ったとたん、生臭い夜風が顔に吹きつけてきたものの、そんなものが気にならなくなるくらいに藍色の夜空は遠くにあり、星は輝いていた。
もし踊れる人間だったら、ずっと踊り続けながら家路を辿っただろうが、残念ながら俺にできたのはポケットのなかで指を動かしながら、ひたすら速足で家を目指すことだけだ。
はやく白黒の鍵盤に向かい、思いっきりピアノが弾きたかった。
ドク、ドク、と、柄にもなく脈打つ音を森脇に聞かれてしまいそうで、怖い。これまでどんな男や女と寝たときも感じ得なかった緊張だった。森脇の手のひらも、吐息も熱いが、俺の指はおそらく冷たくなっているだろう。それくらい――いまのこの状況をどう捉えていいのか、わからずにいた。
森脇の頬が、俺の顎に重なっている。手のひらは皮膚が溶けそうなくらいにぴったり重なり、指と指のあいだの汗が混ざりあう。夢見たとおりの状況が現実に起こってみると、甘い妄想に浸るどころではなく、五感が冴えわたって目を閉じるのも難しかった。
森脇の、柔らかな絹糸のような髪から夜と煙草の匂いが香ってくる。ジャズバーのバイト帰りだったのだから当然だが、いつも明るい彼には似つかわしくない匂いのような気がして、不思議に思った。
太陽のように輝いているように見える森脇にも、この香りのような陰の部分が存在するのだろうか?
それは、俺が知ってもいい彼の顔なのか。
「森……」
押さえられていないほうの手をもたげて、痩せた背を抱き返しそうになったものの、寸前で堪える。
(調子に乗るな。森脇はいま、俺を認められるかどうかテストしているんだ)
認められるかどうか――受け入れられるかどうか。薄汚いゲイに触れても嫌悪感を抱かずにいられるかどうか。
恋愛的な意味ではなく(そんな贅沢を望むつもりはない)俺という一個の人間に触れてみて、怖気だつようなら失格で、なにも感じずに済むなら合格というところだろう。わざわざ触れなくともシミュレーションで済ませればいいものを、生真面目に体を張るあたりが、まっすぐで勇敢な森脇らしいというか。
いっそ面白くなってきて緊張を解くと、ウサギのように俺の首筋に鼻を押し当てていた森脇も納得いく結論を得たらしく、深く息を吐きながらゆっくりと身を起こした。
離れた部分の肌が涼しく、寂しい。さほど明るくないアパートの蛍光灯の下でも、森脇の顔が真っ赤になっているのがわかった。
「考えすぎて知恵熱か?」
からかうと、森脇はむっとしたようだった。
「ちげーよ。っていうか……矢奈のほうこそ、オレでいいの? オレ天才でもないし、矢奈にしてあげられることなんにもないよ?」
(なにを言っているんだ?)
理解できない言い回しだったが……彼の言い分は間違っていた。森脇の天分など知りようはないが、少なくとも彼は努力する才能を持っており、大きな夢を抱いている。天賦の才など磨かなければくすんだ原石に過ぎない。どんな石ころであろうとたゆまなく磨き続ければ宝石並みの輝きを放てるものだと、俺は知っていた。
「どういう前提で話しているのかわからないが、森脇はいずれピラミッドを建てるんだろう? 俺も森脇がつくった大きな建物に立ってみたいから、夢が叶ったときは招待してほしい」
「いいよ、約束する。オレが夢を叶えるときに、矢奈はそばにいて。代わりに矢奈がピアノを弾くときは、オレをそばにいさせて」
面白い取引だが、少々割りに合わなかった。
「俺がピアノを弾くのはほぼ一日じゅうだぞ。くっついて離れないつもりか?」
「そーだよ。だって矢奈、危なっかしいからさ、くっついてそばにいないと心配だ……」
森脇が口ごもる。まだ赤い顔を伏せて、なにかもの言いたげというか思い悩んでいる様子だったので、俺は不安になった。生真面目な彼は、主に俺側の条件が実現不可能に近いとわかって、困っているのだろうか。
(表情も感情もころころ変わって、面白いやつだな)
俺はこのとき、森脇に抱きしめてもらったところで恋愛的な部分には踏ん切りがついており、ただこの面白い友人と長くつきあっていきたい気持ちが大きくなっていた。多くは望まないから、いつか夢を叶えた彼を見てみたい――それだけだったのに、森脇は真っ赤な顔に加えて額に汗まで滲ませながら、絞りだすように声を出した。
「あのさ」
「うん?」
「……キス、とか……して、みる?」
「…………」
俺はまじまじと森脇を見たが、彼は自分の発した言葉にさらに動揺したように唇を引き結んでおり、かたくなに俺を見ようとしない。
だが、強張った横顔には冗談のかけらも見当たらなかった。
(……キス?)
つまりそれは……友人としての?
(違う。日本にそんな風習はない)
そもそも友人同士の戯れのキスなら(そんなものがあるとしてだが)こんなに真剣な顔をして、許可を求める必要もないはずだ。
つまり森脇は……友人としてではなく、恋人同士のような触れ合いを……俺としてみようと、提案しているのか?
(まさかだろう)
おまえはノーマルだろう? 叶えたい夢があり、夢を叶えられる学部にいて、これから輝かしい道を歩んでいけばいいだけなのに、どうして落ちこぼれたピアニストの俺などに深入りして茨の道を歩む必要があるんだ。
そばでピアノを聴きたいだけなら、いくらでも弾いてやるのに。
俺はおまえを振り向かせるための手段として、ピアノを使うつもりはないのに。
俺がいつまでもなにも答えなかったせいか、森脇が諦めたように肩を落とした。暑そうに手で首元を仰いでから、ようやく顔を上げて、緊張を壊すように笑う。
「……いい。変なこと言った。忘れて」
忘れ……。
立ち上がろうとしてテーブルについた森脇の手を、俺はとっさにつかんだ。不安になるほど細い手首を慎重に握りしめて、自分のほうへ引き寄せる。森脇がぺたんと座り込んで、膝立ちになった俺を見上げた。
大きな目の縁が赤い。キラキラした瞳がいつもより潤んでいるのが色香のように感じられて、心が惑う。俺が息を詰め、顔を近づけると、森脇も小首を傾げて応じ、睫毛を伏せた。
どうして……誘うような仕草をするのだろう。
どうしてノーマルのおまえが、俺がこれまで出会ってきた誰よりも魅惑的な表情でキスを待つのか。
どうしてこの誘いを拒めるだろうか。俺はおまえが……――好きなのに。
この向こうにあるのは天国か地獄だろうかと疑いながら、唇同士が触れ合った瞬間、全身に震えが走った。
キスなど、何千回もしたことがあった。
男とも女とも、年寄りとも若者とも交わしてきたが、いつも求めてくるのは相手のほうで、俺は唇を差しだして待っているだけの抱き人形にすぎなかった。
キスなどその後の行為のための入り口に過ぎないと、ずっと思っていたのに……。
森脇の唇に、俺の唇が重なる――彼の吐息が俺の口内に吹きこまれる。
森脇の唇は滑らかで、冷たい川の水で磨かれた小石のようになんの味もしなかった。
(これがキスなのか)
本物の真珠は舐めると冷たいと――昔、どこかの評論家が言ったという話を聞いたことがある。
本物の宝物の温度を確かめるように、いま、俺は森脇の唇に触れていた。
森脇の唇は冷たく、本物の宝物だった。
こんなにも清らかなものに触れることが、この行為の真の意味だったのか。
俺がこれまでしてきたキスらしきものとは、本質から違う。俺は森脇と唇を重ねながら、自分のなかの情欲を満たすよりも、彼の幸せをこそ願っていた。
俺に触れることを許し、こんなにも幸せな瞬間をくれた彼がいつまでもキラキラ輝く存在であれますように。
俺が彼の道を汚し、傷つけることが決してありませんように……。
森脇の瞼が揺れる。どんな夢も、いつまでも見続けるわけにはいかないものだ。
俺は長い睫毛が掠めたのを目覚めの合図と受け取り、そっと顔を離した。
間近で見る森脇の顔があまりにもきれいで、愛しく、指で輪郭をなぞった。
目を開けた彼に向けたのは、心からの微笑みだったと思う。
「……じゃあ、そろそろ帰る。いろいろありがとう」
「ん……あ、うん」
「制服のクリーニング代もちゃんと請求してくれ。じゃ」
「う、うん。じゃあ」
森脇はぽかんとしたが、俺はこれ以上彼を見ていたら泣いてしまいそうだったので、急いで立ち上がった。幸せすぎて。動揺を悟られないように冷静にラーメンの器を下げ、蛇体の忌々しい本も回収して、彼のそばから汚れたものを遠ざけようとする。
俺を含めて。
(もう充分だ)
森脇は俺の存在を許し、キスすることも許してくれた。俺にとっては生まれてはじめて、俺自身を受け入れてもらえた、と信じられるキスだった。
これ以上の幸福など、あっていいはずがない。
森脇の幸せを願うなら、俺はもう彼に近づくべきではない。
矢奈結加の本質は汚れた人間だし、完璧なキスも慣れてしまったあとではきっと、物足りなくなって欲が出てくる。だが俺は森脇を汚したり壊したりしたくない。
キラキラした目で見てもらえた思い出を、大事な宝物の記憶として抱いて生きていきたい。
だから、
「また」
と、きっと素っ気なく感じられるほどさらりと別れを告げて、森脇家の外に出た。
アパートの廊下に立ったとたん、生臭い夜風が顔に吹きつけてきたものの、そんなものが気にならなくなるくらいに藍色の夜空は遠くにあり、星は輝いていた。
もし踊れる人間だったら、ずっと踊り続けながら家路を辿っただろうが、残念ながら俺にできたのはポケットのなかで指を動かしながら、ひたすら速足で家を目指すことだけだ。
はやく白黒の鍵盤に向かい、思いっきりピアノが弾きたかった。
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