翠緑の勇者は氷の魔女とお近づきになりたい

大鳳ヒナ子

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第二部

第23話 敵軍の金で焼き肉がしたい

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「タマキがまだログインしていないみたいなのよ」

 皆が集まって談笑している広間に入ってくるなり、深刻そうな表情でアナベル隊長が言った。確かにいつもであれば年代記クロニクルなりなんなりの攻略へと出発していても可笑しくない時間である。

 しかしなんでそんなメタな単語が飛び出してくるのだろうか。まだという事は確認する手段があるという事だ。タマキはタイムカードでも切ってるんだろうか。謎過ぎる。
 そもそもこのセフィロトはどういった仕組みなのだろう。分かっていることと言えば異大陸であることや別な時代であることくらいだ。

「向こうの世界での仕事が忙しいのかしら。それともあの子の身になにかあった? まさか敵に襲われて動けなくなってる!?」
「ログインとやらをどうやって確認しているかは知らないが、風邪で寝込んでいるのかもしれないぞ?」

 つい先日までバレンタインイベントをやっていたのだから季節としては冬だ。タマキの生まれた世界も季節が冬なら風邪くらい流行っているかもしれない。前世では一人暮らしのやつが自宅で寝込んでいて連絡が付かないなんてこともあったので、そういったこともありえなくはない話だ。

「風邪……そういえばタマキの世界だと今の時期は流行病が蔓延して、感染の拡大を防ぐために仕事場が閉鎖されることもあるって言っていたわね」
「向こうの世界でタマキは何の仕事をしてるんだ?」
「この世界では聞いたことないんだけど、ジョシコーセーっていう兵種クラスらしいわよ。色々学ぶのが仕事だって言っていたから士官候補生とか訓練兵みたいなものなのかしら?」

 なるほど。インフルか何かが流行って学級閉鎖になっている可能性があるというわけか。そうなると自宅で安静にするのが基本だ。

「ううっ、げほっ。ゴホッ! アナベル隊長、おはようございます」

 マスクで口元を覆ったタマキがふらふらとした足取りで近づいてくる。これは自宅で寝ているべきといえる咳き込みかただ。

「ちょっとタマキ、大丈夫なの?」
「病院でお薬貰ってきたので大丈夫です。げほっ、今日のログボ確認したいのでダアトくんを探してるんですが」
「私たちで探してくるから部屋でじっとしていなさい!」

 余りの状態に司祭たちに引き摺られるようにしてタマキは自室へと連行されていく。さすがにこの状態では年代記クロニクルがどうのなど言っている場合ではなく、これといって大きな問題が発生しているわけでもないので安静にさせることとなった。



「と、いうわけだから皆で万能の霊薬エリクサーを探すわよ!」

 まさかあれがイベントの前振りだとは思ってもみなかった。掲示板に張り出されているイベントの概要を記した紙には、いつもだとタマキが読めるように日本語で書かれているのに、今回は俺たちが読めるように各地の文字で書かれている。

 通常は強制出撃のマイキャラが出撃不可のイベントマップを、ドルフたちセフィロトの司書ライブラリアンたちが率いる四つの部隊でそれぞれ連戦して攻略していく――長丁場過ぎて出先では遊びにくいクソイベ感が半端ない。周回イベントのくせに一周あたり軽く数十分ほどはかかるだろう。
 しかし例のごとく貴重な物品は砂漠で拾うのがレギンレイヴシリーズのお約束だ。真冬とは思えないくらいジリジリと灼かれた砂が目の前に広がっている。

「今回は全員にスタミナが設定されているわ! 各自、食料を忘れずに持っていくように!」

 そういいながらアナベル隊長は食料部隊を指差す。馬車に牽かれた荷台には数多くの麻袋や木箱が見えた。

「隊長! これどうみてもベーキングパウダーです! せめて調理済みのものを……」
「パスタを茹でるための鍋が見当たらないぞ!」
「兄上! 砂漠でパスタを茹でないで下さい!」

 スタミナが設定されているシリーズといえば氷花だ。鬼畜難易度の一端を担っていたこの数値は移動しただけでも減少し、戦闘では更に大量に減少。マップボスのもとに辿り着いた頃にはゼロになっていても可笑しくないステータスである。
 なおパスタで盛り上がっている兄弟は氷花キャラクターではないし、そもそもパスタは配布されていない。

「王子! 生肉です! 生肉がありますよ!」
「凄い! 虫の集っていない生肉なんて久しぶりに見たぞ!」

 こっちの生肉で盛り上がっている二人組が氷花キャラクターである。彼らはシナリオどころか通常の生活すら難易度が高すぎて、王族であってももはや平民を通り越して貧民レベルである。
 なお氷花では先ほど挙がったベーキングパウダーも含めて調理していない状態で使用してスタミナが回復する。寧ろゲームシステムに調理する機能がない。これが一部のプレイヤーたちのあいだで『ベーキングパウダーをキメる』だの『ナンプラーで飲み会する軍隊』などと揶揄されていた。生肉は購入不可能なレアアイテム扱いだったので『敵軍の金で生肉パーティ』だと盛り上がる。

 そうこうしているうちにチーム分けが発表され、俺たちはアナベル隊長のチームとなった。スタミナ回復用の食料として配られた小麦粉を抱えてチームの集合場所へと向かう。
 しかし俺のキャラクター設定的に白い粉を吸っている絵面は拙い気がするのだが、はたして大丈夫なのだろうか。

「生肉を頂いたのですけど、鎧の肩の部分をお借り出来まして?」

 集合場所へ向かう途中でミシェルを拾うと、彼女は手袋に包まれた手に生肉を持っていた。ローストビーフでも作るんじゃないかという大きさである。

「待ってミシェル。まさか焼く気なのか?」
「この日差しがあれば金属製の鎧は熱々になってるはずです。お肉くらい焼けるはずですが?」

 生肉はスタミナの回復効率が一番高かった。だが虫とかいるんじゃないかと心配にもなるので、ミシェルも焼くことを選んだのだろう。
 調理道具が一切ないとなると金属製の鎧だ。前世でいうところ、炎天下で車のボンネットが熱くなっている状態に近い。であれば生肉もそこそこ焼ける。

「エリアスの鎧は白っぽい色だから、そこまで熱くなっていないみたいだぞ?」

 ラウルスは手袋を外した手で触って見せてくる。そもそもローレッタ聖王国の騎士たちが身に付けている鎧は殆どが白系の色だ。俺の鎧もベルトなどは茶色で革製だが、胸当てや肩当ては白っぽい色合いをしている。

「う~ん。それは困りましたわね」
「だが肉を生で食べるのは危険だ。黒系の鎧を着ているものに……ああ、丁度いいのが居るぞ」
「まあ、どなたですか?」
「オニキス将軍がいる。彼なら全身真っ黒で丁度いいだろう」

 言いながらラウルスは遠くにいるオニキスを指差す。彼は鎧どころかコートなども全部黒なので、いい感じに熱くなっていそうだ。
 だがこれはどう考えても嫌がらせが目的だ。原作におけるラウルスはオニキスが大嫌いである。そんなラウルスの腹の内を知ってか知らずが、あえて無視しているのかは判らないがミシェルは生肉を持ったまま小走りにオニキスへと近付く。
 少し遠巻きに様子を観察しながら近づいていくと、引きつった笑みを浮かべるオニキスの姿が見えた。

「私の鎧で焼肉……ですか?」

 正気を疑われているのだろう。俺だっていきなりこんなことを言われたらびっくりする。表面上は平静を装っているが、オニキスからは僅かにだが引いた様子が窺える。

「普通に平らな石でやりなよ。それよりもそろそろ出発しないかい? 日が暮れると寒くなるよ」

 オニキスと一緒にいたメテオライトからはド正論が返ってきた。確かに平らな石は野営でも火で焼いてフライパン代わりにすることがある。

「ちっ……」

 ラウルスが小さく舌打ちをする。そんなにオニキスの鎧を焼肉臭くしたかったのか。地味な嫌がらせすぎる。

「あの辺とか掘ったら遺跡とか見つかりそうだな~」
「お前な……」

 メテオライトは攻略とは関係ないほうを見ながら慣れた様子でお宝の目星をつけている。流石に普段から砂漠で古代の遺物を探し回っていただけあって、こういった探し物は得意なようだが、目的の品とは違うので軽く小突いて本来の目的を忘れるなと念を押す。

「あとはもう串に刺して焚火で焼くしかありませんわね」
「それは……上手に焼けるのか?」
「先に小さく切ったほうがよろしいのかしら?」

 ここまでの塊肉は縁がない。ローレッタでは肉料理といえばステーキが定番だ。次いでシチューなどの煮込み料理。だがこれが牛肉だと仮定すれば表面の数ミリだけ火が通れば問題ないはず。

「これ牛肉で良いんだよな? だったら虫は奥まで入っていないはずだから――」
「見た目とか大きさは牛肉に似ているけど、別の生物だよ」

 横からメテオライトがツッコミを入れてくる。なんだ別の生物って。

「別の生物とはいったい何ですの?」
「ムーンビーストの肉だね。氷花の高難易度でしかドロップしないアイテムなんだけど、知らない?」
「そういえば攻略本で見かけた気がしますわね」
「ああ、あれな。ムンビは登場しないのにアイテムは存在するっていう」

 ミシェルはピンとこないようだが、元ネタ的にもこの肉は冒涜的な味がしそうだ。少なくともかなり血生臭い気がする。色んな意味で。

「砂漠歩きといえば風魔法だけど、このセフィロトに風魔導士は何人いるんだっけ。なんか向こうの僕以外にすいすい動き回っている人があんまりいないみたいだけど」
「吟遊詩人のテオ以外だと、みんな別部隊だな。お前は風魔法で移動が楽にならないのか?」

 砂漠は地形効果で移動力が歩兵であれば半分くらいまで減少する。騎兵は馬が砂に足を取られてしまって1マスずつしか進めないし、飛行系はいつも通り移動できるのだが、砂の下の捜索には不向きだ。
 そこで活躍するのが風魔法だ。風魔導士は足元に風を纏う事で、砂漠でも身軽に移動することが出来る。

「闇魔導士扱いになっているから無理みたい」
「風魔法は専門外ですが知識はございます。足に風を纏って移動するあれって理屈さえ判ればできませんの?」
「さっき試したけど無理だったよ」

 そう言いながらメテオライトは靴の裏を見せてくる。二人が言うには風魔法の術式らしいのだが、なぜか発動しないそうだ。
 だが敵も移動し辛いという点では条件は同じだ。数もそこまで多くないので比較的動き回りやすい歩兵が捜索し、飛行系に敵の対応を任せることが決まると俺たちはいっせいに散開し目当ての万能の霊薬エリクサーを探す。

 まず定番の場所として巨大生物の骨に近づく。運がよければ何か拾える場所の定番だ。俺の幸運のステータス値は相変わらず7だが、ゲームでは乱数の関係なのか幸運1のキャラクターでもアイテムを拾ったことがあったので可能性はある。
 適当に歩き回ると爪先に何かが引っ掛かったのかコツンと小さく音がした。うっすらと砂のかかったそれを掘り返すと出てきたのは扉の鍵だ。ハズレである。

「そっちは何か見つかったか?」
「こっちは毒消しですわね。もう少し向こうに移動してみましょう」
「そうだな。それより先に何か食べておかないか」

 たったの数回移動しただけで俺のスタミナが半分まで減少している。ミシェルが移動先として目星をつけたのは、少し離れたところにある壊れた砦跡だ。距離的に移動中にスタミナが無くなりそうなので先に回復しておきたい。

「生肉を焼く時が来ましたのね!」
「本当にその冒涜的な肉を焼くつもりなのか!?」

 そもそもムーンビーストはヒキガエルに似た容姿の生物だ。触手も生えている。そして趣味は拷問。ただの生肉ではないので回復量も凄いだろうけど、この情報がある時点で無理だ。俺にそんな冒険をする勇気はない。

「でもエリアスが持っているのは小麦粉ですし」
「小麦粉なめるのもな……絵面がまずい――あ」
「どうしましたの? ――凄いですわね」

 俺たちの視線の先にはアイザックがいた。彼は小麦粉をまるで水か何かのように飲んでいる。さすが本場【氷花のレギンレイヴ】の登場人物だけあって、その動きは慣れたものだ。
 その隣ではダリル王女が聖剣エクスカリバーに生肉を刺したまま戦っていた。あの剣って国宝だった気がするけど、それでいいのだろうか。ご先祖様とかに怒られるんじゃないか。

「肉を焼くなら手伝うぞ。火種に丁度いい松明を拾ったからな」

 そこにはメラメラと燃える松明を持ったセシルが立っていた。今日は馬に乗っていないのだが、背負っている槍には魚らしきものが刺さっている。魚肉はアイテムとして一種類しか存在しないのでわかりやすい、これは深きものの肉だ。なぜまともな食品がないのだろう。悪趣味すぎる。

「それより何本、松明を拾ったんだ?」

 セシルの両手には複数の松明が点火された状態で存在している。ファイアーダンスでもするつもりだろうか。

「俺が持っている分だと四本だな。あと三つ拾った分はアーヴィンに持たせてある」

 いったいどこを焼き討ちするつもりなんだ。こんな乾燥した場所で、しかも明るい時間から松明など付けられてはいい迷惑である。あといくら主君だからって松明を複数――しかも炎々と燃えているものを受け取るだなんてアーヴィンはいくら何でも真面目が過ぎる。

「とりあえずその火は一回消さないか?」
「なに言ってるんだ? 松明の火は規定ターン数は消えんぞ?」
「そうだっけか?」

 月虹のレギンレイヴには松明は登場しないし、夜戦自体に馴染みがない。暗闇の中で戦闘する索敵マップが登場するのは、もう少し後のシリーズだ。
 セシルもシステム面では月虹と同じ陽炎のレギンレイヴの世界から来たというのだから、ターン数云々は別シリーズでの話題なのだが何で知っているのだろうか。

「戦闘中における松明の扱いは、出撃前にティルから教えて貰った。マミーとかはこれで焼くといいらしいから、もし古代の遺跡とかが見つかったときは俺に任せろ!」

 基本的にはいいやつなんだが、なんでこんなに血気盛んなんだろうか。槍王子系は本当に戦闘民族が多くて部下は大変そうだ。いや待て、セシル直属の部下は結構乗り気で敵陣突破とかに参加していた気がする。こっちに召喚される前にオニキスが『定期的に島津みたいなことをする』とか言っていたし、前世でも『撤退戦が関ケ原における島津のムーブ』とか言われているのを見掛けたことがあるので多分そうなのだろう。

「ミシェルの魔法であの松明の火をどうにかできないか?」
「確かに見ていて暑苦しいですわね。折角ですし試してみましょう」

 俺とのやり取りのあと、ミシェルはおもむろに魔導書を開く。手にしているのは勿論だが氷魔法――最高位の魔導書である神氷ブリュンヒルドだ。

「いや、まてまて。待ってくれ。それは流石に拙いんじゃないか?」
「しかし出撃してしまった以上は手遅れです。次週まで待っていたら松明が燃え尽きてしまいます」

 本来であれば神氷ブリュンヒルドを含むローレッタ大陸の神器は邪竜ロキとの戦いが終わってから、それぞれ元の場所へと再封印されていた。しかしこちらに召喚されたときには当たり前に装備している。

「実験は鮮度が命です。気になったら即時に検証して然るべきです。そういうわけですので松明を一ついただけますか?」
「ああ、いいぞ。熱いから気を付けろ」

 セシルに頼むとあっさりと一本貰える。松脂や火傷が心配なのでミシェルにはあまり持たせたくない。

「ありがとうございます。ではエリアス。持ってください」

 そう言いながらミシェルが松明を渡してくる。間違いなく実験モードに入っているのだが、これは俺に一発食らわせるつもりなのだろうか。

「待ってくれミシェル。俺は何か君を怒らせることをしたか?」
「いいえ。しておりません。ですが、あちらに日陰がありますでしょう? こうも陽射しが強いと辛いので、適当な口実で休めないかな、と」

 それにと続けて、仲間には味方識別が付いているからダメージは入らないはずだと付け足してくる。確かにそうだ。炎とか氷あたりだと判りにくいが、風魔法なんかだと分かりやすい。味方が放った魔法は避けてくれる。

「先ほど『ウルズの泉水』も拾ったので、念の為に使ってくださいな」

 渡された瓶の蓋を開けると頭から被る。『ウルズの泉水』はローレッタ大陸でも貴重品で、ゲーム中では一度しか購入チャンスがないうえ数量制限があるアイテムだ。効果は以前キルケとの戦いでかけて貰った『マジックシールドの杖』と同じで5ターンの間、魔防が上昇する。徐々に効果は薄れるものの一発だけなら問題ないだろう。保険であればなおさらだ。

「さあ、こい!」

 俺が松明を持ち構えるのとほぼ同時に魔法が飛んでくる。空気が一瞬で冷却され、霧氷が視界を覆ったかと思うと一気に圧縮される。痛みは無いし、ダメージも入っていない。だが問題が一つ。

「すっごく寒い!」

 そして松明も無傷だ。防水性のない服を着て雪の中に全身突っ込んだみたいな状態である。俺が風邪を引きそうだ。

「計算通りです! さあ、向こうで横になって休んでくださいまし。私が看病いたしますわ」

 ぐいぐいと腕を引かれ先ほど休憩場所にと目を付けていた場所へ移動する。どちらかというと日当たりのいい場所で暖まりたいのだが、ここまでくると仕方がない。
 しかし素直に横になる気は起きない。ここまで寒いと人肌が恋しくなる。

「ミシェル。ここ、ここ座って」

 俺は比較的日当たりのいい当たりで座ると足の間にミシェルを招く。

「もう。仕方ありませんわね」

 まんざらでもない様子でミシェルが座ろうとしたところで何かに躓いた。そこにあったのは少し大きめの青いビンだ。表面にはなんかしらの魔法陣が書かれており、中には薬草らしきものが漬け込まれている。

「間違いありません。これは万能の霊薬エリクサー! やりました! これでミッションクリアです。このお肉はタマキに体力をつけるために食べてもらいましょう」

 まだまだ他のお宝の収集もあるのでイベント自体は続くだろうが、タマキを回復させられる薬が早く見つかってよかった。
 それと塊肉は病人には辛いだろうから、快気祝いに取っておくよう勧めておいた。
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