127 / 140
第三部
第10話 囚われ
しおりを挟む
その日、聖王の妹であるフェイスは夢を見ていた。普段彼女が見る夢とは別種の――予知夢であることはすぐに理解できた。
それは随分と曖昧な夢だった。だが嫌なことが起こるかもしれないことは理解できた。そしてその数日後、事態は起こった。
「エリアスにグレアム兄さま暗殺の容疑……ですか?」
夫であるオニキスが早い段階で拘束したおかげか、エリアスの処遇に関しては最悪の事態は避けられていた。しかし聖王が不在の今、何が起こるか判らないのも事実であった。
実際にその場に居なかったフェイスには報告されただけの情報しか手に入らない。辛うじて一命をとりとめたグレアムの意識が戻れば、なにか証言を得られるかもしれないが、何かに遮られるかのようにその兆しは見られなかった。
「私がもっと早く予知できていれば……いえ、今さら言ったところで詮無きことでしょう」
一連の報告を終えたメレディスたちも、その表情は硬かった。
「でも証拠らしい証拠も無しに投獄だなんて――っ!」
メレディスは掌を強く握りこむ。ロビンも悔しそうに唇を噛みしめていた。
今エリアスは地下牢に収監されていた。尋問も始まっていると聞いているのだが、行っている人間がアントンの取り巻きの貴族なのだ。その派閥を最初に警戒し始めたのはオニキスだが、そのことは勿論フェイスたちの耳にも入っていた。尋問とは名ばかりの拷問を行うかもしれないし、獄中で病死したと偽装して殺害されてしまうかもしれない。
「私の権力でエリアスを牢から出すことも出来るでしょう。ですがそれでは一時凌ぎにしかなりません」
フェイスは棚から地図を取り出す。信頼のおける相手で尚且つエリアスを匿ってくれそうな人物が住まう場所はどこか。帝国との戦いの中で知己を得た大陸中に住まう多くの仲間たちを思い描きながら、様々な条件と共に照らし合わせる。
立ち寄ったことのある土地を一つ一つ順に指で追う。そうして一点で手が止まった。
「彼ならばエリアスとも親しいですし、信頼に足ります。あとは――」
「リリエンソール公爵領を通り抜けられるかどうか、ですね」
リリエンソール公爵家は一族の人数が多い。その大多数はフェイスに対して好意的だが、その全てが言いなりという訳でもない。ましてや国の一大事における重要参考人ともなれば尚更だ。
「モンタギューが領地に戻る頃合いを見計らうのが確実ですが、それではいつになるか分かりません」
リリエンソール公爵であるモンタギューは聖王の軍師も務めている。現在は聖王の不在を埋めるかのように様々な処理に追われており、彼が領地に戻れる時間など殆どないだろうと予測できた。
そこでフェイスは一枚の便箋をとると手短に文章を記し小さく畳む。そしてそれをメレディスに手渡した。
「これをミシェルに届けてください」
グレアム負傷の件で魔導兵団も後処理に追われていた。兵団長であるミシェルがエリアスと懇意にしていたのもあり、更迭など然るべき対応をするべきなのではないかと揉めにもめている。
だからこそ、ミシェルはこの王都から離れやすいとフェイスは考えた。今はまだ、ミシェルが自ら軍を退けば収まるレベルの諍いだ。
「今の時間だと水晶宮かしら。急いで行ってくるわ」
メレディスは足早に城内を進んだ。しかしそこかしこにアントンの息のかかった者が居るせいか、常より多くの視線を感じる。おそらくはエリアスの味方だと認識されているのだと直感した。
(これは――直球でミシェルに会いに行くのは危険ね)
メレディスは一度、中庭へと出る。そして、さも休憩中であるかを装い背を伸ばす。空にはぶ厚い雲がかかり、今の時間に見えるはずの夕陽を隠していた。
(リリエンソール公爵家の密偵でもいれば良いのだろうけど、そんなに都合よく見つかるわけないし……)
「すみません。水晶宮へは、どのように向かえばよいのでしょうか? 道に迷ってしまって……」
ふいに一人の男がメレディスへと話しかけてきた。状況からして面倒ごとは御免だと思ったが、無碍にするのも気分がよくない。そう思い振り返ると、そこに居たのは身なりからして魔導士。フードの奥に隠れるその顔にメレディスは僅かに見覚えがあった。
(この人――もしかしてヘルゲ?)
普段は口元を布で覆い隠しているせいもあって確実な容姿は判らないが、ヘルゲは変装が得意な密偵だ。リリエンソール公爵家に仕えるようになった詳しい経緯こそ知らなかったが、メレディスから見てもモンタギューやミシェルに信頼されていることは見て取れた。
そして変装したうえでわざわざ話しかけてきたという事は、接触を待っていたと理解できる。
「新兵のかたかしら? 水晶宮は中庭を抜けて真っすぐ進んだ先の……ああ、口では説明しづらいわ。地図を描いてあげるから少し待ってて」
メレディスは手帳を取り出すとヘルゲであるかと問うようにペンを走らせる。相手が小さく頷いたのを確認すると、地図と一緒に短く要件を書いた。
「水晶宮という事は、魔導兵団のかたなのでしょう? こんな時に赴任してくるなんて大変でしょうけど、頑張りなさい」
手帳のページを一枚破りながら、フェイスに託された手紙を地図の後ろに隠すようにして一緒に渡す。
「はい。ご親切にありがとうございます」
*
周囲をきょろきょろと見渡すなど、さも初めて王宮に立ち入った新人のような動作で擬装しながら周辺の人間の動向を確認しつつヘルゲは水晶宮を目指した。
水晶宮は魔導兵団が詰め所としている建物だ。研究棟と繋がっていることから宮廷魔術師たちの出入りもあるが、基本的には軍の施設である。
現在は団長の進退問題でごたついているが、有象無象が騒ぎ立てたところで何も変わることは無いだろうとヘルゲは断じて目的の部屋を目指す。
「お嬢さん。手紙が届いてるぜ」
ヘルゲはドアから堂々と入ることは余りないが、魔導兵団長の執務室の周囲に他者の目や耳はない。ヘルゲは変装用のローブやコートを脱ぐと、いつもの密偵の姿に戻る。
部屋の主のもとには一羽のシルフ鳥がやってきていたようで、何かしらの手紙のやり取りをしているところだった。
「近衛の誰かと接触出来ましたのね?」
「赤髪のお嬢さんとな。まあ、向こうも困ってたみたいだから丁度いいタイミングだったようだ」
「そう。それで何か収穫は?」
「とりあえずはこれを」
ヘルゲは小さく折りたたまれた手紙をミシェルに手渡す。
「これは――そう。……ヘルゲ、決行できそうな日付は? できれば早いほうが良いのだけれど」
「今夜にでも可能だ。雨が降りそうだから足跡も偽装しやすい」
ミシェルは届けられた手紙を燃やして処分すると、次の算段を立てる。ある程度のお膳立てはして貰えるにせよ、実行するのはミシェルとその手勢だ。そしてあまり派手な動きは出来ない。
「多少、立場は危うくなるかもしれないけれど、それでも彼の命には代えられない」
そう口にするのと同時に、ミシェルは国を離れる覚悟を決めた。
主君と友人が同時に差し伸べてきた救いの手に縋るようにして、手紙の返事をシルフ鳥へと託す。
「どうかこの手紙をテオのもとに」
それは随分と曖昧な夢だった。だが嫌なことが起こるかもしれないことは理解できた。そしてその数日後、事態は起こった。
「エリアスにグレアム兄さま暗殺の容疑……ですか?」
夫であるオニキスが早い段階で拘束したおかげか、エリアスの処遇に関しては最悪の事態は避けられていた。しかし聖王が不在の今、何が起こるか判らないのも事実であった。
実際にその場に居なかったフェイスには報告されただけの情報しか手に入らない。辛うじて一命をとりとめたグレアムの意識が戻れば、なにか証言を得られるかもしれないが、何かに遮られるかのようにその兆しは見られなかった。
「私がもっと早く予知できていれば……いえ、今さら言ったところで詮無きことでしょう」
一連の報告を終えたメレディスたちも、その表情は硬かった。
「でも証拠らしい証拠も無しに投獄だなんて――っ!」
メレディスは掌を強く握りこむ。ロビンも悔しそうに唇を噛みしめていた。
今エリアスは地下牢に収監されていた。尋問も始まっていると聞いているのだが、行っている人間がアントンの取り巻きの貴族なのだ。その派閥を最初に警戒し始めたのはオニキスだが、そのことは勿論フェイスたちの耳にも入っていた。尋問とは名ばかりの拷問を行うかもしれないし、獄中で病死したと偽装して殺害されてしまうかもしれない。
「私の権力でエリアスを牢から出すことも出来るでしょう。ですがそれでは一時凌ぎにしかなりません」
フェイスは棚から地図を取り出す。信頼のおける相手で尚且つエリアスを匿ってくれそうな人物が住まう場所はどこか。帝国との戦いの中で知己を得た大陸中に住まう多くの仲間たちを思い描きながら、様々な条件と共に照らし合わせる。
立ち寄ったことのある土地を一つ一つ順に指で追う。そうして一点で手が止まった。
「彼ならばエリアスとも親しいですし、信頼に足ります。あとは――」
「リリエンソール公爵領を通り抜けられるかどうか、ですね」
リリエンソール公爵家は一族の人数が多い。その大多数はフェイスに対して好意的だが、その全てが言いなりという訳でもない。ましてや国の一大事における重要参考人ともなれば尚更だ。
「モンタギューが領地に戻る頃合いを見計らうのが確実ですが、それではいつになるか分かりません」
リリエンソール公爵であるモンタギューは聖王の軍師も務めている。現在は聖王の不在を埋めるかのように様々な処理に追われており、彼が領地に戻れる時間など殆どないだろうと予測できた。
そこでフェイスは一枚の便箋をとると手短に文章を記し小さく畳む。そしてそれをメレディスに手渡した。
「これをミシェルに届けてください」
グレアム負傷の件で魔導兵団も後処理に追われていた。兵団長であるミシェルがエリアスと懇意にしていたのもあり、更迭など然るべき対応をするべきなのではないかと揉めにもめている。
だからこそ、ミシェルはこの王都から離れやすいとフェイスは考えた。今はまだ、ミシェルが自ら軍を退けば収まるレベルの諍いだ。
「今の時間だと水晶宮かしら。急いで行ってくるわ」
メレディスは足早に城内を進んだ。しかしそこかしこにアントンの息のかかった者が居るせいか、常より多くの視線を感じる。おそらくはエリアスの味方だと認識されているのだと直感した。
(これは――直球でミシェルに会いに行くのは危険ね)
メレディスは一度、中庭へと出る。そして、さも休憩中であるかを装い背を伸ばす。空にはぶ厚い雲がかかり、今の時間に見えるはずの夕陽を隠していた。
(リリエンソール公爵家の密偵でもいれば良いのだろうけど、そんなに都合よく見つかるわけないし……)
「すみません。水晶宮へは、どのように向かえばよいのでしょうか? 道に迷ってしまって……」
ふいに一人の男がメレディスへと話しかけてきた。状況からして面倒ごとは御免だと思ったが、無碍にするのも気分がよくない。そう思い振り返ると、そこに居たのは身なりからして魔導士。フードの奥に隠れるその顔にメレディスは僅かに見覚えがあった。
(この人――もしかしてヘルゲ?)
普段は口元を布で覆い隠しているせいもあって確実な容姿は判らないが、ヘルゲは変装が得意な密偵だ。リリエンソール公爵家に仕えるようになった詳しい経緯こそ知らなかったが、メレディスから見てもモンタギューやミシェルに信頼されていることは見て取れた。
そして変装したうえでわざわざ話しかけてきたという事は、接触を待っていたと理解できる。
「新兵のかたかしら? 水晶宮は中庭を抜けて真っすぐ進んだ先の……ああ、口では説明しづらいわ。地図を描いてあげるから少し待ってて」
メレディスは手帳を取り出すとヘルゲであるかと問うようにペンを走らせる。相手が小さく頷いたのを確認すると、地図と一緒に短く要件を書いた。
「水晶宮という事は、魔導兵団のかたなのでしょう? こんな時に赴任してくるなんて大変でしょうけど、頑張りなさい」
手帳のページを一枚破りながら、フェイスに託された手紙を地図の後ろに隠すようにして一緒に渡す。
「はい。ご親切にありがとうございます」
*
周囲をきょろきょろと見渡すなど、さも初めて王宮に立ち入った新人のような動作で擬装しながら周辺の人間の動向を確認しつつヘルゲは水晶宮を目指した。
水晶宮は魔導兵団が詰め所としている建物だ。研究棟と繋がっていることから宮廷魔術師たちの出入りもあるが、基本的には軍の施設である。
現在は団長の進退問題でごたついているが、有象無象が騒ぎ立てたところで何も変わることは無いだろうとヘルゲは断じて目的の部屋を目指す。
「お嬢さん。手紙が届いてるぜ」
ヘルゲはドアから堂々と入ることは余りないが、魔導兵団長の執務室の周囲に他者の目や耳はない。ヘルゲは変装用のローブやコートを脱ぐと、いつもの密偵の姿に戻る。
部屋の主のもとには一羽のシルフ鳥がやってきていたようで、何かしらの手紙のやり取りをしているところだった。
「近衛の誰かと接触出来ましたのね?」
「赤髪のお嬢さんとな。まあ、向こうも困ってたみたいだから丁度いいタイミングだったようだ」
「そう。それで何か収穫は?」
「とりあえずはこれを」
ヘルゲは小さく折りたたまれた手紙をミシェルに手渡す。
「これは――そう。……ヘルゲ、決行できそうな日付は? できれば早いほうが良いのだけれど」
「今夜にでも可能だ。雨が降りそうだから足跡も偽装しやすい」
ミシェルは届けられた手紙を燃やして処分すると、次の算段を立てる。ある程度のお膳立てはして貰えるにせよ、実行するのはミシェルとその手勢だ。そしてあまり派手な動きは出来ない。
「多少、立場は危うくなるかもしれないけれど、それでも彼の命には代えられない」
そう口にするのと同時に、ミシェルは国を離れる覚悟を決めた。
主君と友人が同時に差し伸べてきた救いの手に縋るようにして、手紙の返事をシルフ鳥へと託す。
「どうかこの手紙をテオのもとに」
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
シナリオ通り追放されて早死にしましたが幸せでした
黒姫
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生しました。神様によると、婚約者の王太子に断罪されて極北の修道院に幽閉され、30歳を前にして死んでしまう設定は変えられないそうです。さて、それでも幸せになるにはどうしたら良いでしょうか?(2/16 完結。カテゴリーを恋愛に変更しました。)
道化たちの末路
希臘楽園
ファンタジー
母亡き後、継承権もない父と愛人母娘が公爵家を狙い始めた。でも私には王太子という切り札がいる。半年間、道化たちが踊るのを、私たちは静かに楽しんで見ていた。AIに書かせてみた第3弾。今回も3000文字程度のお気楽な作品です。
虐げられた人生に疲れたので本物の悪女に私はなります
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
伯爵家である私の家には両親を亡くして一緒に暮らす同い年の従妹のカサンドラがいる。当主である父はカサンドラばかりを溺愛し、何故か実の娘である私を虐げる。その為に母も、使用人も、屋敷に出入りする人達までもが皆私を馬鹿にし、時には罠を這って陥れ、その度に私は叱責される。どんなに自分の仕業では無いと訴えても、謝罪しても許されないなら、いっそ本当の悪女になることにした。その矢先に私の婚約者候補を名乗る人物が現れて、話は思わぬ方向へ・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
「美しい女性(ヒト)、貴女は一体、誰なのですか?」・・・って、オメエの嫁だよ
猫枕
恋愛
家の事情で12才でウェスペル家に嫁いだイリス。
当時20才だった旦那ラドヤードは子供のイリスをまったく相手にせず、田舎の領地に閉じ込めてしまった。
それから4年、イリスの実家ルーチェンス家はウェスペル家への借金を返済し、負い目のなくなったイリスは婚姻の無効を訴える準備を着々と整えていた。
そんなある日、領地に視察にやってきた形だけの夫ラドヤードとばったり出くわしてしまう。
美しく成長した妻を目にしたラドヤードは一目でイリスに恋をする。
「美しいひとよ、貴女は一体誰なのですか?」
『・・・・オメエの嫁だよ』
執着されたらかなわんと、逃げるイリスの運命は?
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる