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第45話 ヴェイルとサイゾウ
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壁に叩きつけられたヴェイルはすぐに起き上がり、仕返しのつもりだろうか。殴り返してきた。それをオレは半身を逸らすことで、回避して、奴の顔面にまた拳を叩き込む。
「竜人の血を引くこの僕が人間ごときに負けるはずがない」
ヴェイルは意地でも倒れないと言わんばかりの踏ん張りを見せた後、こちらを睨んできた。
「サイゾウ、貴様のその赤い瞳。人をやめたのか!?」
「人をやめた? 人聞きが悪いな」
そう言ってオレは笑う。
「鋭い犬歯。貴様、不浄の者になったのか」
「不浄ね。オレはおまえと違って童貞の清らかな男なんだけど」
戯けるようにそう言ってやると奴は、
「僕だって、好きでこんなことをしている訳ではない! 全ては大義のためだ」
と言って怒鳴り返してきた。
「大義ね。おまえの大義ってなんだ?」
「種族のため、そして母上のためだ!!」
奴とオレの拳が打つかる。
「嘘だろ? 僕が力で負けた!?」
奴の右拳はオレによって砕かれ、既に使い物にならないだろう。
「おい、マザコン」
いままでに拳を砕かれた経験がないのだろう。奴は動揺して、こちらを見ていない。
「母親に教わらなかったのか? 戦いの中でよそ見をするなってさ!」
オレの拳が奴の顔面にきまり、ヴェイルは床に叩きつけられる。
「アラクネ、大丈夫だったか?」
「ええ、あなたのお陰でまだ無事よ」
彼女はそう言ってオレに微笑む。
「でも、油断しないで、彼はまだ生きているわ」
ただ、それだけで終わらないのがアラクネらしい。オレに気を抜かないように促してきた。
オレは彼女に見惚れていたから、完全にヴェイルの存在を忘れていた。オレもまだまだ甘いとそう思っていたら、
「遅いわ。サイゾウ、聖なる浄化の力を受けろ」
と言って、ヴェイルは急に白く発光しだした。そして、奴はオレにその光を投げてきた。
「ハハハ、不浄なるものは聖なるものに勝てないのだ。正義である僕が悪のおまえに負ける訳ないだろ。消えるがいい!!」
辺りに奴の高笑いが響く。だが、いつまで経っても消えないオレを見て、
「なぜだ!? なぜ、消失しない!」
と喚き出した。
「オレは元聖女から力を得たからな。浄化の力では消えないんじゃないか?」
「あの野郎! いつも僕の邪魔をしやがって!!」
「彼女に謝れ、クソ野郎!!」
オレはそう言って奴を再び殴る。ヴェイルは倒れたがすぐに起きあがり、
「まだ僕にはゾンビの大群がいる。この通路の向こうにも大量にいるんだ。この宝玉を使えばおまえなどゾンビに蹂躙されておしまいだ!!」
と言って、懐から赤く輝く玉を取り出して笑いだす。それが今までゾンビを操っていたこいつの切り札なのか。確かにゾンビが大量にいたら、有効だろうな。
「そいつらならすでに浄化しておいたぞ」
だが、現状では使えないな。
「嘘だ!? 嘘だ!?」
現実を受け入れられないのだろう。宝玉に何度も命令を出しているにも関わらず、ゾンビはこの場所に現われもしない。いつまでも諦めずにひたすら宝玉に命令を下す奴に対して、オレは、
「おまえ、戦い慣れてないだろ」
と思ったことをそのまま伝えてやった。すると、
「それがどうした。僕は竜人の力を持っていてすごく強いんだ」
とそう怒鳴り返してきた。
「考えてみれば、いつもこそこそとして良いところだけ持っていこうとするもんな。しかも、アラクネを拘束して相手してもらおうなんて腐った性根もお持ちのようだしね」
「うるさい。僕は頭脳派なんだ」
すぐに子供みたいにきれるのに頭脳派って頭がおかしいのか。
「頭脳派? なのに、考えなしに飛び込んできたオレに負けるの? そんなゾンビみたいな腐った頭脳っているのか?」
「ふざけるな! 母上なら、母上なら僕を助けてくれる」
「母親、母親ってうるさいな。おまえはマザコンか!」
出たよ。マザコン特有の母親ならなんとかしてくれる思考。勘弁してくれよ。
「うるさい。うるさい」
そう言って再び懐から奴は道具を取り出す。あの道具は見たことあるな。貴重な使い捨ての連絡道具だった気がする。たしか、古代の技術で作られているから現在の技術では再現できないんだよな。
「は、母上」
そう言って奴は音声で自分の母親と話だした。なんで、戦っている最中に連絡取るのを待ってもらえると思っているんだろう。こいつは馬鹿なの? 話に割って入ろうかな。
「妾を呼び出すとはもう国は陥落したのか?」
連絡道具から聞こえる竜人の魔王ことヴェイルの母親。
「違います。母上、聞いてください。大変なんです。ゾンビどもが全滅致しました。だから、更なるお力を僕にお貸しください」
通路の向こう側からゾンビが来ないことで、奴は全てのゾンビを浄化されたと勘違いしているのか? つまり、あの宝玉はもしかしてゾンビの位置がわかったり、全ての命令を簡単に伝えられたり、できるような便利なものではないのかもしれない。
「なぜ、妾が貴様にさらに力を貸さなければならない?」
「は、母上?」
「無能に与える力などない」
「そんな! 母上!?」
どうやら、雲行きが怪しいな。トカゲの尻尾切りならぬ。竜人の子供切りか。世知辛い世の中だ。
「ええい、出来損ないが、妾を母上と呼ぶでない。こんなことならばもっと前に処分しておけばよかった」
「そ、そんな、僕は母上の大切な息子ではなかったのですか?」
驚愕の叫びをあげたと思ったら、ヴェイルは泣き出した。まるで、子供みたいに。
「何を言っておるか。実験で大量に作った中で、長生きをした成功例だから大切にしていたまでよ。それ以外に理由など全くないわ」
「そんな!? 僕はなんのために今まで頑張ってきたの?」
「子供が母のために尽くすのは当然のことであろう?」
ヴェイルが沈黙したと思ったら、彼は突如として泣き叫ぶ。その声が辺りに響く。
「今までご苦労であった。この度の侵略は失敗じゃった。すぐに和平交渉に動かねばな」
「僕を見捨てるのですか?」
慌てて彼は母親に問い正す。
「無能は要らぬ」
「母上!? 母上!!」
「どうやら、肝心の母上とやらに見捨てられたようだな」
一方的に連絡を切られたのだろう。どれだけ、ヴェイルが喚いても、奴の母親から言葉が返ってくることはなかった。
「くそ、くそ、あの女!? クソ女!!」
「逆恨みと言う訳ではないが、先ほどまで慕っていた人を悪く言う気持ちもあの状況ならわからないでもない」
誰かが言っていたな。ワインが酸っぱい酢に変わるように愛も恐るべき憎しみに変わってしまうと。
「僕の人生はなんだったんだろう」
「おい、おい、早まってもいいけど。どうせ、死ぬならあの母親に一矢を報いてから死にたくはないか?」
いかにも全てに絶望して死を迎えるだけのような表情をしていたヴェイル。そんな奴の肩を軽く手で叩いてやって、
「オレに任せておけよ」
と言って力強く微笑んでやる。それを見た奴は、
「分かった。…降伏をさせてくれ」
と言って戦いに幕を引いたのであった。
「竜人の血を引くこの僕が人間ごときに負けるはずがない」
ヴェイルは意地でも倒れないと言わんばかりの踏ん張りを見せた後、こちらを睨んできた。
「サイゾウ、貴様のその赤い瞳。人をやめたのか!?」
「人をやめた? 人聞きが悪いな」
そう言ってオレは笑う。
「鋭い犬歯。貴様、不浄の者になったのか」
「不浄ね。オレはおまえと違って童貞の清らかな男なんだけど」
戯けるようにそう言ってやると奴は、
「僕だって、好きでこんなことをしている訳ではない! 全ては大義のためだ」
と言って怒鳴り返してきた。
「大義ね。おまえの大義ってなんだ?」
「種族のため、そして母上のためだ!!」
奴とオレの拳が打つかる。
「嘘だろ? 僕が力で負けた!?」
奴の右拳はオレによって砕かれ、既に使い物にならないだろう。
「おい、マザコン」
いままでに拳を砕かれた経験がないのだろう。奴は動揺して、こちらを見ていない。
「母親に教わらなかったのか? 戦いの中でよそ見をするなってさ!」
オレの拳が奴の顔面にきまり、ヴェイルは床に叩きつけられる。
「アラクネ、大丈夫だったか?」
「ええ、あなたのお陰でまだ無事よ」
彼女はそう言ってオレに微笑む。
「でも、油断しないで、彼はまだ生きているわ」
ただ、それだけで終わらないのがアラクネらしい。オレに気を抜かないように促してきた。
オレは彼女に見惚れていたから、完全にヴェイルの存在を忘れていた。オレもまだまだ甘いとそう思っていたら、
「遅いわ。サイゾウ、聖なる浄化の力を受けろ」
と言って、ヴェイルは急に白く発光しだした。そして、奴はオレにその光を投げてきた。
「ハハハ、不浄なるものは聖なるものに勝てないのだ。正義である僕が悪のおまえに負ける訳ないだろ。消えるがいい!!」
辺りに奴の高笑いが響く。だが、いつまで経っても消えないオレを見て、
「なぜだ!? なぜ、消失しない!」
と喚き出した。
「オレは元聖女から力を得たからな。浄化の力では消えないんじゃないか?」
「あの野郎! いつも僕の邪魔をしやがって!!」
「彼女に謝れ、クソ野郎!!」
オレはそう言って奴を再び殴る。ヴェイルは倒れたがすぐに起きあがり、
「まだ僕にはゾンビの大群がいる。この通路の向こうにも大量にいるんだ。この宝玉を使えばおまえなどゾンビに蹂躙されておしまいだ!!」
と言って、懐から赤く輝く玉を取り出して笑いだす。それが今までゾンビを操っていたこいつの切り札なのか。確かにゾンビが大量にいたら、有効だろうな。
「そいつらならすでに浄化しておいたぞ」
だが、現状では使えないな。
「嘘だ!? 嘘だ!?」
現実を受け入れられないのだろう。宝玉に何度も命令を出しているにも関わらず、ゾンビはこの場所に現われもしない。いつまでも諦めずにひたすら宝玉に命令を下す奴に対して、オレは、
「おまえ、戦い慣れてないだろ」
と思ったことをそのまま伝えてやった。すると、
「それがどうした。僕は竜人の力を持っていてすごく強いんだ」
とそう怒鳴り返してきた。
「考えてみれば、いつもこそこそとして良いところだけ持っていこうとするもんな。しかも、アラクネを拘束して相手してもらおうなんて腐った性根もお持ちのようだしね」
「うるさい。僕は頭脳派なんだ」
すぐに子供みたいにきれるのに頭脳派って頭がおかしいのか。
「頭脳派? なのに、考えなしに飛び込んできたオレに負けるの? そんなゾンビみたいな腐った頭脳っているのか?」
「ふざけるな! 母上なら、母上なら僕を助けてくれる」
「母親、母親ってうるさいな。おまえはマザコンか!」
出たよ。マザコン特有の母親ならなんとかしてくれる思考。勘弁してくれよ。
「うるさい。うるさい」
そう言って再び懐から奴は道具を取り出す。あの道具は見たことあるな。貴重な使い捨ての連絡道具だった気がする。たしか、古代の技術で作られているから現在の技術では再現できないんだよな。
「は、母上」
そう言って奴は音声で自分の母親と話だした。なんで、戦っている最中に連絡取るのを待ってもらえると思っているんだろう。こいつは馬鹿なの? 話に割って入ろうかな。
「妾を呼び出すとはもう国は陥落したのか?」
連絡道具から聞こえる竜人の魔王ことヴェイルの母親。
「違います。母上、聞いてください。大変なんです。ゾンビどもが全滅致しました。だから、更なるお力を僕にお貸しください」
通路の向こう側からゾンビが来ないことで、奴は全てのゾンビを浄化されたと勘違いしているのか? つまり、あの宝玉はもしかしてゾンビの位置がわかったり、全ての命令を簡単に伝えられたり、できるような便利なものではないのかもしれない。
「なぜ、妾が貴様にさらに力を貸さなければならない?」
「は、母上?」
「無能に与える力などない」
「そんな! 母上!?」
どうやら、雲行きが怪しいな。トカゲの尻尾切りならぬ。竜人の子供切りか。世知辛い世の中だ。
「ええい、出来損ないが、妾を母上と呼ぶでない。こんなことならばもっと前に処分しておけばよかった」
「そ、そんな、僕は母上の大切な息子ではなかったのですか?」
驚愕の叫びをあげたと思ったら、ヴェイルは泣き出した。まるで、子供みたいに。
「何を言っておるか。実験で大量に作った中で、長生きをした成功例だから大切にしていたまでよ。それ以外に理由など全くないわ」
「そんな!? 僕はなんのために今まで頑張ってきたの?」
「子供が母のために尽くすのは当然のことであろう?」
ヴェイルが沈黙したと思ったら、彼は突如として泣き叫ぶ。その声が辺りに響く。
「今までご苦労であった。この度の侵略は失敗じゃった。すぐに和平交渉に動かねばな」
「僕を見捨てるのですか?」
慌てて彼は母親に問い正す。
「無能は要らぬ」
「母上!? 母上!!」
「どうやら、肝心の母上とやらに見捨てられたようだな」
一方的に連絡を切られたのだろう。どれだけ、ヴェイルが喚いても、奴の母親から言葉が返ってくることはなかった。
「くそ、くそ、あの女!? クソ女!!」
「逆恨みと言う訳ではないが、先ほどまで慕っていた人を悪く言う気持ちもあの状況ならわからないでもない」
誰かが言っていたな。ワインが酸っぱい酢に変わるように愛も恐るべき憎しみに変わってしまうと。
「僕の人生はなんだったんだろう」
「おい、おい、早まってもいいけど。どうせ、死ぬならあの母親に一矢を報いてから死にたくはないか?」
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