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Q6話 認識できないものは実在しないに等しい
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あれから数日が経った。
自習室が閉鎖になっていた。
現在、インフルエンザを中心に流行り病が猛威を振るっていた。
この学校でも学級閉鎖をしているクラスがあった。更に自習室で嘔吐した生徒もいたため、自習室を閉鎖したそうだ。
使えないのでは仕方がない。中宮と相談し、駅前のファミレスに向かった。
ファミレスに入ると、ひとりでふたり掛けの席に座る洸大がいた。
「よ」
そう声をかけると、ノートパソコンから顔を上げて、笑みを灯した。
「おう! お疲れー!」
「またバイトか?」
僕と中宮は隣のふたり掛けの席に腰を下ろした。
「いや、今日は別だ」
「別って?」
「実はな、ゲーム作ってるんだ」
「え、ひとりでか?」
「ああ」
「ひとりで作れるのか?」
「やろうと思えばできるぜ。今はミネルヴァがいるしな」
「お前、いろいろやってんだな」
洸大はパソコンの画面を見つめながらほんのり熱っぽく話す。
「俺、ゲームクリエイターになろうと思ってんだ」
「ゲームクリエイター!? お前が!?」
僕はいつになく声を張り上げた。洸大がゲームクリエイターになりたいと思っているなんて夢にも思っていなかった。
「驚きすぎだろ」
「あ、いや、すまん」
中宮とメニューを選び、タブレットで注文する。
その間、洸大はひたすらパソコンと向き合っていた。集中している洸大の顔は新鮮だった。
「ゲームクリエイターになるのか?」
「ああ」
「いつから考えてたんだ?」
「んー、いつからだったっけ? 中2の春くらい?」
洸大はキラキラした眼差しでパソコンを操作する。
夢を見る洸大に水を差すようで悪いが、僕は聞いてみた。
「ゲームクリエイターってミネルヴァがススメてくれたのか?」
「いいや」
「職業適性診断は受けたんだよな?」
「ああ」
「いいのか?」
僕は多くを言わずに尋ねる。
「ああ。俺がなりたいって思ったんだ」
洸大は僕の言いたいことを察したのか、それとも僕の表情があまりにわかりやすかったのか、笑い出した。
「そりゃゲームクリエイターがそんなに良い職業じゃないってのはわかってるよ。給料も他の職業と比べたら安いし、ミネルヴァの適性診断を無視するのがよくないって意見もわかるよ。でも、俺はゲームが好きなんだ。やるのも作るのも。でも、この先どんなことがあっても、ゲームが好きって気持ちと情熱があるなら、ゲームを作り続けられる気がするんだ」
そう自信たっぷりに言った。
ミネルヴァの診断を無視する洸大に驚きを隠せなかった。ミネルヴァの職業適性診断の通りの道に進んだ人とそうしなかった人の幸福度と満足度は、前者の方が高い。
そうしたデータがあるため、ミネルヴァの信頼は厚い。今やミネルヴァの職業適性診断は神様の予言とまで称されている。
ミネルヴァの職業適性診断の通りの道に進まない決断は、常識外れだった。正直、心配は消えないが、ゲームを作っている洸大は本当に楽しそうだった。なんとなくだが、これが青春なのかと夢を追う洸大が眩しかった。
「もし、完成したらテストプレイしてくれないか?」
「ああ、いいけど」
「応援してるね」
中宮は洸大を励ました。洸大は嬉しそうに笑う。
「おう! ありがとう!」
Z
年始ぶりに叔父さんの家に泊まることになった。
期末考査も近いので勉強しようかと思ったが、叔父さんに薪を運ぶのを手伝えと言われ、寒い中、外で作業することになった。
叔父さんの家は駅から歩いて40分くらいの住宅地にある。この家はガスを使わない。薪ストーブの火を利用して、給湯、調理している。
ストーブに1つ薪を入れ、また外に出る。ここら辺の空気は都市部と違いよく冷える。突き刺すような冷たい空気に身をすくめる。
家の裏では叔父さんが薪割りをしていた。今時切断する機械くらいありそうだが、古風にも斧を使っている。ちょうど良い運動になるし、コスパが良いそうだ。
叔父さんが薪割りをしている横には、割られた薪が積み上がっている。手押し車に載せ、裏口の玄関の脇に置いた。
手押し車を戻しに叔父さんのところへ行くと、叔父さんが地面に薪を組んでいた。晴れている時はこうしてたき火を囲み、キャンプ気分を味わう。井戸の水を汲み、コーヒーを飲みながらたき火を見つめる。そして決まり文句のように聞いてくる。
「どうなんだ、学校は」
そこからぽつりぽつりと話していると、僕は沈殿した泥を吐き出すように開口する。
「なあ叔父さん、若い頃、叔父さんは何かに一生懸命になってた?」
叔父さんは笑い出した。
「俺の話が参考になるかな」
叔父さんは遠い目をして、たき火に見入る。
「くだらないことなら一生懸命になったかもな。ソシャゲやネットアイドルに入れ込んでたかな」
「それ以外は? 例えば、部活とか、何か作ってたとか」
「部活か。中学は生物部に入っていたが、真剣に活動していたわけじゃなかったな。強いていえば、ガンプラやねんどろいどを作ることくらいだよ」
「泣くほど夢中になった?」
「泣くほどか? そこまでじゃなかったな。だが、プラモを壊されて親に怒ったことはあるな」
叔父さんは苦笑する。
「僕にはそういうのがないんだ。何かに真剣になって、怒ったり泣いたりしたことがない……。友達が悩んでるんだ。真剣に悩んでるのに、なんでそんなことで悩んでるんだろうって、最初は思ったんだ。だけど、泣いている友達を見て、どうしたらいいかわからなくなった」
パチパチと音を立てるたき火をぼんやりと見つめながら吐露する。
「みんな夢や目標があってさ、僕はただ日々流されるまま過ごしてていいのかなって、そう思い始めてる」
「亮士はその子の助けになりたいのか?」
「その子の助けになれるなら、助けると思う」
叔父さんは小さめの薪や木の枝をたき火に入れる。
「今の時代、わからないことがあればまずミネルヴァに聞くもんだ。たぶん、その子も例外じゃない。ミネルヴァは正解を教えてくれる。しかし、正解がないものや正解が複数あるようなものには曖昧な回答になる」
叔父さんはたき火で沸かした湯を2つのコップに入れる。僕は叔父さんから1つのコップを受け取る。甘い香りを立たせるココアを一口飲み、体の芯まで温まる。
「確実じゃないことなんてこの世にはごまんとあるって言うのに、人々は正解ばかり追い求めてる。ミネルヴァが実用化されれば、人は不安や悩みからも解放されるなんていうおとぎ話は耳が痛くなるほど聞いたが、実際はこのざまだ。ミネルヴァがもたらした恩恵は、正解を見えやすくしたことだ。だが同時に、見えにくいものをもっと見えにくくしたとも言える」
体に浴びる温度と鼻をつく煙。たき火は暗がりを照らしている。僕らの顔を照らすが、たき火に近いところしか照らしていない。
「間違っちゃいけないのは、見えにくくしたのはミネルヴァじゃない。ミネルヴァは純粋に命令を遂行したまでだ」
「僕らが見えなくした?」
叔父さんは僕の問いに少し悩むように間を溜め、両膝に肘を置いて前のめりになる。
「ミネルヴァの優秀さに俺たちは委ねすぎたんだろう。ミネルヴァは神様じゃないのに、俺たちが神様にしてしまったんだ。結果、神様の言うこと見るものばかり気にして、それ以外のものを見聞きしなくなった」
神様か。僕はそう思わないが、たぶん他の人はミネルヴァならなんでも解決してくれると、そう思い込んでいる節はあるかもしれない。
「本当は実在しているのに、認識できなくなったものは実在しないのに等しい。俺たちは見えにくいものを見なくなってしまったのかもな……。その点、お前はまだ見えにくいものを見ようとしている。答えは見つからないかもしれないが、もしその子を助けたいなら、ちゃんと一緒に悩んであげなさい」
「……ありがとう、叔父さん。そうしてみるよ」
自習室が閉鎖になっていた。
現在、インフルエンザを中心に流行り病が猛威を振るっていた。
この学校でも学級閉鎖をしているクラスがあった。更に自習室で嘔吐した生徒もいたため、自習室を閉鎖したそうだ。
使えないのでは仕方がない。中宮と相談し、駅前のファミレスに向かった。
ファミレスに入ると、ひとりでふたり掛けの席に座る洸大がいた。
「よ」
そう声をかけると、ノートパソコンから顔を上げて、笑みを灯した。
「おう! お疲れー!」
「またバイトか?」
僕と中宮は隣のふたり掛けの席に腰を下ろした。
「いや、今日は別だ」
「別って?」
「実はな、ゲーム作ってるんだ」
「え、ひとりでか?」
「ああ」
「ひとりで作れるのか?」
「やろうと思えばできるぜ。今はミネルヴァがいるしな」
「お前、いろいろやってんだな」
洸大はパソコンの画面を見つめながらほんのり熱っぽく話す。
「俺、ゲームクリエイターになろうと思ってんだ」
「ゲームクリエイター!? お前が!?」
僕はいつになく声を張り上げた。洸大がゲームクリエイターになりたいと思っているなんて夢にも思っていなかった。
「驚きすぎだろ」
「あ、いや、すまん」
中宮とメニューを選び、タブレットで注文する。
その間、洸大はひたすらパソコンと向き合っていた。集中している洸大の顔は新鮮だった。
「ゲームクリエイターになるのか?」
「ああ」
「いつから考えてたんだ?」
「んー、いつからだったっけ? 中2の春くらい?」
洸大はキラキラした眼差しでパソコンを操作する。
夢を見る洸大に水を差すようで悪いが、僕は聞いてみた。
「ゲームクリエイターってミネルヴァがススメてくれたのか?」
「いいや」
「職業適性診断は受けたんだよな?」
「ああ」
「いいのか?」
僕は多くを言わずに尋ねる。
「ああ。俺がなりたいって思ったんだ」
洸大は僕の言いたいことを察したのか、それとも僕の表情があまりにわかりやすかったのか、笑い出した。
「そりゃゲームクリエイターがそんなに良い職業じゃないってのはわかってるよ。給料も他の職業と比べたら安いし、ミネルヴァの適性診断を無視するのがよくないって意見もわかるよ。でも、俺はゲームが好きなんだ。やるのも作るのも。でも、この先どんなことがあっても、ゲームが好きって気持ちと情熱があるなら、ゲームを作り続けられる気がするんだ」
そう自信たっぷりに言った。
ミネルヴァの診断を無視する洸大に驚きを隠せなかった。ミネルヴァの職業適性診断の通りの道に進んだ人とそうしなかった人の幸福度と満足度は、前者の方が高い。
そうしたデータがあるため、ミネルヴァの信頼は厚い。今やミネルヴァの職業適性診断は神様の予言とまで称されている。
ミネルヴァの職業適性診断の通りの道に進まない決断は、常識外れだった。正直、心配は消えないが、ゲームを作っている洸大は本当に楽しそうだった。なんとなくだが、これが青春なのかと夢を追う洸大が眩しかった。
「もし、完成したらテストプレイしてくれないか?」
「ああ、いいけど」
「応援してるね」
中宮は洸大を励ました。洸大は嬉しそうに笑う。
「おう! ありがとう!」
Z
年始ぶりに叔父さんの家に泊まることになった。
期末考査も近いので勉強しようかと思ったが、叔父さんに薪を運ぶのを手伝えと言われ、寒い中、外で作業することになった。
叔父さんの家は駅から歩いて40分くらいの住宅地にある。この家はガスを使わない。薪ストーブの火を利用して、給湯、調理している。
ストーブに1つ薪を入れ、また外に出る。ここら辺の空気は都市部と違いよく冷える。突き刺すような冷たい空気に身をすくめる。
家の裏では叔父さんが薪割りをしていた。今時切断する機械くらいありそうだが、古風にも斧を使っている。ちょうど良い運動になるし、コスパが良いそうだ。
叔父さんが薪割りをしている横には、割られた薪が積み上がっている。手押し車に載せ、裏口の玄関の脇に置いた。
手押し車を戻しに叔父さんのところへ行くと、叔父さんが地面に薪を組んでいた。晴れている時はこうしてたき火を囲み、キャンプ気分を味わう。井戸の水を汲み、コーヒーを飲みながらたき火を見つめる。そして決まり文句のように聞いてくる。
「どうなんだ、学校は」
そこからぽつりぽつりと話していると、僕は沈殿した泥を吐き出すように開口する。
「なあ叔父さん、若い頃、叔父さんは何かに一生懸命になってた?」
叔父さんは笑い出した。
「俺の話が参考になるかな」
叔父さんは遠い目をして、たき火に見入る。
「くだらないことなら一生懸命になったかもな。ソシャゲやネットアイドルに入れ込んでたかな」
「それ以外は? 例えば、部活とか、何か作ってたとか」
「部活か。中学は生物部に入っていたが、真剣に活動していたわけじゃなかったな。強いていえば、ガンプラやねんどろいどを作ることくらいだよ」
「泣くほど夢中になった?」
「泣くほどか? そこまでじゃなかったな。だが、プラモを壊されて親に怒ったことはあるな」
叔父さんは苦笑する。
「僕にはそういうのがないんだ。何かに真剣になって、怒ったり泣いたりしたことがない……。友達が悩んでるんだ。真剣に悩んでるのに、なんでそんなことで悩んでるんだろうって、最初は思ったんだ。だけど、泣いている友達を見て、どうしたらいいかわからなくなった」
パチパチと音を立てるたき火をぼんやりと見つめながら吐露する。
「みんな夢や目標があってさ、僕はただ日々流されるまま過ごしてていいのかなって、そう思い始めてる」
「亮士はその子の助けになりたいのか?」
「その子の助けになれるなら、助けると思う」
叔父さんは小さめの薪や木の枝をたき火に入れる。
「今の時代、わからないことがあればまずミネルヴァに聞くもんだ。たぶん、その子も例外じゃない。ミネルヴァは正解を教えてくれる。しかし、正解がないものや正解が複数あるようなものには曖昧な回答になる」
叔父さんはたき火で沸かした湯を2つのコップに入れる。僕は叔父さんから1つのコップを受け取る。甘い香りを立たせるココアを一口飲み、体の芯まで温まる。
「確実じゃないことなんてこの世にはごまんとあるって言うのに、人々は正解ばかり追い求めてる。ミネルヴァが実用化されれば、人は不安や悩みからも解放されるなんていうおとぎ話は耳が痛くなるほど聞いたが、実際はこのざまだ。ミネルヴァがもたらした恩恵は、正解を見えやすくしたことだ。だが同時に、見えにくいものをもっと見えにくくしたとも言える」
体に浴びる温度と鼻をつく煙。たき火は暗がりを照らしている。僕らの顔を照らすが、たき火に近いところしか照らしていない。
「間違っちゃいけないのは、見えにくくしたのはミネルヴァじゃない。ミネルヴァは純粋に命令を遂行したまでだ」
「僕らが見えなくした?」
叔父さんは僕の問いに少し悩むように間を溜め、両膝に肘を置いて前のめりになる。
「ミネルヴァの優秀さに俺たちは委ねすぎたんだろう。ミネルヴァは神様じゃないのに、俺たちが神様にしてしまったんだ。結果、神様の言うこと見るものばかり気にして、それ以外のものを見聞きしなくなった」
神様か。僕はそう思わないが、たぶん他の人はミネルヴァならなんでも解決してくれると、そう思い込んでいる節はあるかもしれない。
「本当は実在しているのに、認識できなくなったものは実在しないのに等しい。俺たちは見えにくいものを見なくなってしまったのかもな……。その点、お前はまだ見えにくいものを見ようとしている。答えは見つからないかもしれないが、もしその子を助けたいなら、ちゃんと一緒に悩んであげなさい」
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