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Q9話 僕らは悲しみも苦しみも越えて歩いていける
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期末考査を無事に終えて、僕らは春休みに入った。
3月16日。僕らは県立の屋内プールにいた。
こういうスポーツ観戦にめっぽう縁のない僕は、会場に入って早々気圧されていた。観客席にはメガホンを持った人やハチマキを巻いた人など、熱気がひしひしと伝わってくる。
レースが始まるたび、観客席から熱烈な応援が飛んでいる。会場の様子のひとつひとつが新鮮で、参加型のテーマパークにいるみたいだった。
隣からクスクスと笑う声が聞こえてくる。
「亮士君、落ち着きない人になってる。それじゃあ初めて都会に来た人だよ」
クシャっと笑う中宮にからかわれ、恥ずかしくなる。
「うるさいなぁ……」
「ほれ、買ってきたぞ」
「ありがとう」
洸大が中宮に缶のカフェオレを渡した。
「ほい」
「ありがとう」
僕もココアを受け取る。めちゃくちゃ熱くて落としそうになった。
「んで、間に合った?」
「ああ、まだ始まってないよ」
「そっか。ならよかった」
缶の蓋が開く音が小気味よく鳴り、外から帰ってきたばかりの洸大の吐息がカフェオレの匂いをさせて漏れる。
「よかったと言えば、奏絵の件、大変だったみたいだな」
「ああ。ひとまずどうにかなったみたいだけどな」
「へぇ……」
洸大の視線が気になり、隣をちらりと見る。洸大は口端をゆがめ、何か言いたげに笑っていた。何か含みのある頷きだったが、ここでツッコんだら負けな気がして、何も言わなかった。
「次、奏絵だよ」
競泳水着の女子選手たちがスタート台の前に並ぶ。奏絵は第6レーン。機械音声が選手の名前をアナウンスするたび、声援が湧いた。
スタート台の位置につくと、一時、静寂が会場を包んだ。たった2秒の間だった。選手でもないのに、ぐっと全身の筋肉に力が入る。電子ピストルの音が会場に鳴り響くと、選手たちが一斉にプールに飛び込んだ。
一度深く沈んだ体は水中を泳ぎながら浮上する。そこですでに15メートルは進んでいた。
奏絵は先頭争いをしている。平泳ぎってあんなに速く泳げるものなのか。
スランプに入っていた選手とは思えない速度で折り返す。現在3位。先頭とは体半分の差。
練習を重ねた日々を詰め込んだような熱いレースが展開されていく。
決勝ともなれば一味違う。追う側も、追われる側も、気迫に満ちている。勉学の傍ら、水泳に懸けてきたそれぞれの想いをぶつけているみたいだった。
熱の入った声援がプールに降り注ぐ。
先頭に迫ろうとする奏絵。
そこに諦めようとした奏絵の姿はなかった。声援を浴びる選手たちを見ていると、様々な奏絵の姿が目の奥でフラッシュバックする。
僕はどうかしてしまったのかもしれない。
異常な体の熱を感じた。
風邪なんかじゃない。不思議と気分は悪くなかった。湧き上がるこの熱が行き場を失くしてしまわぬよう、水を纏い、輝きを放つ彼女に向かって声を張り上げた。
Z
未だに熱を帯びる会場は最後の儀式を行おうとしていた。
プールサイドに立つ人々の中には、学校ごとに特徴的なジャージ姿の選手たちがいた。アナウンスされるたび、本日速かった選手が並んでいく。
スーツ姿の女性にメダルをかけられ、握手する選手たち。終始笑顔が絶えず、たびたび観客席から歓声が沸いた。
続けて、女子100メートル平泳ぎの表彰式が行われる。
姿を現した選手の中には奏絵もいた。奏絵は他のふたりの選手に挟まれ、スーツ姿の女性に金色のメダルをかけてもらった。
うちの学校の水泳部がいる観客席からひと際大きな歓声が沸いた。それに応えるように奏絵が手を振った。僕らは友人の晴れ舞台に拍手を送った。
その時だった。奏絵がこちらに視線を送ってきた。
奏絵は太陽のようにニカっと笑って、ピースをした。
会場を出る頃には少し暗くなっていた。
僕らは会場の玄関付近で今回の主役を迎えようとしていた。
栄美中学水泳部の面々が廊下の奥から出てきた。集団から飛び出してきた奏絵が駆けてきた。
打ち合わせをしたわけではなかったが、僕らは揃って「おめでとう」を口にして、奏絵を迎えた。
「ありがとう~!」
「もういいのか?」
僕が尋ねると、奏絵は首肯する。
「現地解散だって」
「奏絵ってやっぱ速いんだな。県優勝までするとはな」
洸大は手放しで褒め称える。
「ギリギリ勝てたね~」
奏絵は改まった様子になると、
「みんな、ここまで来てくれてありがとね。みんなの声、ちゃんと聞こえてたよ」
と、微笑んだ。少しむず痒いような空気が流れ、居たたまれなくなって話を変えた。
「今日はお疲れ。ゆっくり休んでくれ」
そう言ったところ、奏絵は疑念を込めた眼差しを向けた。
「何言ってんの?」
「は?」
思ってもみなかった反応だった。
こっちのセリフだが、と頭に浮かんだ時、呆れた様子で洸大が口を挟んだ。
「おめぇさん、もう帰り支度ですかい?」
「その口調はなんだ」
「ここで帰ろうなんて水臭いにもほどがあるよ。亮士君」
中宮までたしなめてきた。
「いや、今日は奏絵のご両親も来てたろ。そのまま帰るんじゃないのか?」
「明日は用事があるからって先に帰ったよ。あたしも友達がご飯奢ってくれるから大丈夫って言ってあるし」
「何それ、聞いてないんだけど」
「言ってないからな!」
洸大が腰に両手を当てて言い切った。
「中宮?」
中宮は焦りを見せ、視線が泳ぐ。
「赤嶺君が、亮士君には俺が言うって……」
中宮は奏絵の後ろに隠れる。
「こら。凪子に圧かけるな!」
なんで僕が怒られてるんだ。
「ま、奢りは冗談としてさ、みんなで食べに行かない?」
「よし、行こう! 久しぶりにめっちゃ声出したから腹減ったぁ~」
僕らはそう決めて、県民プールを出て外を歩き出した。
「お店どうする?」
「いつものファミレスでいいんじゃない?」
「いやいや。どうせならここは違うお店で祝勝会をするべきだ」
洸大と中宮がお店選びであーだこーだしていると、奏絵が声をかけてきた。
「ありがとね。亮士君。結局リレーには出られなかったけど、おかげであたしのレースができたよ。久しぶりに気持ちよく泳げた。みんなのおかげだね」
そう言って前で楽しそうにしているふたりを見つめる。
「僕は奏絵に後悔してほしくなかっただけだから。どうするかは奏絵次第だと思ってたし」
「話は変わるんだけどさ、この前のテスト、どうだった?」
「え? まあそこそこよかったけど」
「ほうぅ。また学年1位?」
「いや、4位だった」
「あら、亮士君ってば、らしくないじゃない」
「いろいろあってな。らしくないことしたせいで、らしくないミスをしたんだ」
「言い訳ダサぁ」
奏絵は肩を揺らして笑う。僕もつられて笑う。
奏絵は十分笑ったといった顔をした後、不敵な笑みで距離を詰めてきた。
「ここからが大事な話ね。亮士君があたしの決断を無下にしたせいで、結局勉強に集中できなかったんだよねぇ。おかげでテストは散々。春休みだってのに学校に来いってさ」
「そりゃあお気の毒で」
「凪子から聞いたんだけどさ、春休みも学校で勉強会するんでしょ?」
「ああ」
奏絵は僕の前に立ち塞がる。
「じゃあさ、あたしの補習が終わったら帰りは送迎してね」
「え?」
「当然でしょ。亮士君のせいで、考査結果が散々だったんだから。埋め合わせ、してよね」
「……わかったよ」
「ふたりとも何やってんだ」
「早く行こう!」
洸大と中宮に呼ばれ、僕と奏絵は走り出した。
僕らは日々指折り数える暇もなく、また1つ季節を越していく。
苦しみも悲しみもあるけど、それを凌駕したこの出来事は、誰かの記憶に残るほどの大きなことではないかもしれない。だとしても、僕はこの記憶を大切にしたいと思いながら、冬の夕空の下でみんなと笑っていた。
3月16日。僕らは県立の屋内プールにいた。
こういうスポーツ観戦にめっぽう縁のない僕は、会場に入って早々気圧されていた。観客席にはメガホンを持った人やハチマキを巻いた人など、熱気がひしひしと伝わってくる。
レースが始まるたび、観客席から熱烈な応援が飛んでいる。会場の様子のひとつひとつが新鮮で、参加型のテーマパークにいるみたいだった。
隣からクスクスと笑う声が聞こえてくる。
「亮士君、落ち着きない人になってる。それじゃあ初めて都会に来た人だよ」
クシャっと笑う中宮にからかわれ、恥ずかしくなる。
「うるさいなぁ……」
「ほれ、買ってきたぞ」
「ありがとう」
洸大が中宮に缶のカフェオレを渡した。
「ほい」
「ありがとう」
僕もココアを受け取る。めちゃくちゃ熱くて落としそうになった。
「んで、間に合った?」
「ああ、まだ始まってないよ」
「そっか。ならよかった」
缶の蓋が開く音が小気味よく鳴り、外から帰ってきたばかりの洸大の吐息がカフェオレの匂いをさせて漏れる。
「よかったと言えば、奏絵の件、大変だったみたいだな」
「ああ。ひとまずどうにかなったみたいだけどな」
「へぇ……」
洸大の視線が気になり、隣をちらりと見る。洸大は口端をゆがめ、何か言いたげに笑っていた。何か含みのある頷きだったが、ここでツッコんだら負けな気がして、何も言わなかった。
「次、奏絵だよ」
競泳水着の女子選手たちがスタート台の前に並ぶ。奏絵は第6レーン。機械音声が選手の名前をアナウンスするたび、声援が湧いた。
スタート台の位置につくと、一時、静寂が会場を包んだ。たった2秒の間だった。選手でもないのに、ぐっと全身の筋肉に力が入る。電子ピストルの音が会場に鳴り響くと、選手たちが一斉にプールに飛び込んだ。
一度深く沈んだ体は水中を泳ぎながら浮上する。そこですでに15メートルは進んでいた。
奏絵は先頭争いをしている。平泳ぎってあんなに速く泳げるものなのか。
スランプに入っていた選手とは思えない速度で折り返す。現在3位。先頭とは体半分の差。
練習を重ねた日々を詰め込んだような熱いレースが展開されていく。
決勝ともなれば一味違う。追う側も、追われる側も、気迫に満ちている。勉学の傍ら、水泳に懸けてきたそれぞれの想いをぶつけているみたいだった。
熱の入った声援がプールに降り注ぐ。
先頭に迫ろうとする奏絵。
そこに諦めようとした奏絵の姿はなかった。声援を浴びる選手たちを見ていると、様々な奏絵の姿が目の奥でフラッシュバックする。
僕はどうかしてしまったのかもしれない。
異常な体の熱を感じた。
風邪なんかじゃない。不思議と気分は悪くなかった。湧き上がるこの熱が行き場を失くしてしまわぬよう、水を纏い、輝きを放つ彼女に向かって声を張り上げた。
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未だに熱を帯びる会場は最後の儀式を行おうとしていた。
プールサイドに立つ人々の中には、学校ごとに特徴的なジャージ姿の選手たちがいた。アナウンスされるたび、本日速かった選手が並んでいく。
スーツ姿の女性にメダルをかけられ、握手する選手たち。終始笑顔が絶えず、たびたび観客席から歓声が沸いた。
続けて、女子100メートル平泳ぎの表彰式が行われる。
姿を現した選手の中には奏絵もいた。奏絵は他のふたりの選手に挟まれ、スーツ姿の女性に金色のメダルをかけてもらった。
うちの学校の水泳部がいる観客席からひと際大きな歓声が沸いた。それに応えるように奏絵が手を振った。僕らは友人の晴れ舞台に拍手を送った。
その時だった。奏絵がこちらに視線を送ってきた。
奏絵は太陽のようにニカっと笑って、ピースをした。
会場を出る頃には少し暗くなっていた。
僕らは会場の玄関付近で今回の主役を迎えようとしていた。
栄美中学水泳部の面々が廊下の奥から出てきた。集団から飛び出してきた奏絵が駆けてきた。
打ち合わせをしたわけではなかったが、僕らは揃って「おめでとう」を口にして、奏絵を迎えた。
「ありがとう~!」
「もういいのか?」
僕が尋ねると、奏絵は首肯する。
「現地解散だって」
「奏絵ってやっぱ速いんだな。県優勝までするとはな」
洸大は手放しで褒め称える。
「ギリギリ勝てたね~」
奏絵は改まった様子になると、
「みんな、ここまで来てくれてありがとね。みんなの声、ちゃんと聞こえてたよ」
と、微笑んだ。少しむず痒いような空気が流れ、居たたまれなくなって話を変えた。
「今日はお疲れ。ゆっくり休んでくれ」
そう言ったところ、奏絵は疑念を込めた眼差しを向けた。
「何言ってんの?」
「は?」
思ってもみなかった反応だった。
こっちのセリフだが、と頭に浮かんだ時、呆れた様子で洸大が口を挟んだ。
「おめぇさん、もう帰り支度ですかい?」
「その口調はなんだ」
「ここで帰ろうなんて水臭いにもほどがあるよ。亮士君」
中宮までたしなめてきた。
「いや、今日は奏絵のご両親も来てたろ。そのまま帰るんじゃないのか?」
「明日は用事があるからって先に帰ったよ。あたしも友達がご飯奢ってくれるから大丈夫って言ってあるし」
「何それ、聞いてないんだけど」
「言ってないからな!」
洸大が腰に両手を当てて言い切った。
「中宮?」
中宮は焦りを見せ、視線が泳ぐ。
「赤嶺君が、亮士君には俺が言うって……」
中宮は奏絵の後ろに隠れる。
「こら。凪子に圧かけるな!」
なんで僕が怒られてるんだ。
「ま、奢りは冗談としてさ、みんなで食べに行かない?」
「よし、行こう! 久しぶりにめっちゃ声出したから腹減ったぁ~」
僕らはそう決めて、県民プールを出て外を歩き出した。
「お店どうする?」
「いつものファミレスでいいんじゃない?」
「いやいや。どうせならここは違うお店で祝勝会をするべきだ」
洸大と中宮がお店選びであーだこーだしていると、奏絵が声をかけてきた。
「ありがとね。亮士君。結局リレーには出られなかったけど、おかげであたしのレースができたよ。久しぶりに気持ちよく泳げた。みんなのおかげだね」
そう言って前で楽しそうにしているふたりを見つめる。
「僕は奏絵に後悔してほしくなかっただけだから。どうするかは奏絵次第だと思ってたし」
「話は変わるんだけどさ、この前のテスト、どうだった?」
「え? まあそこそこよかったけど」
「ほうぅ。また学年1位?」
「いや、4位だった」
「あら、亮士君ってば、らしくないじゃない」
「いろいろあってな。らしくないことしたせいで、らしくないミスをしたんだ」
「言い訳ダサぁ」
奏絵は肩を揺らして笑う。僕もつられて笑う。
奏絵は十分笑ったといった顔をした後、不敵な笑みで距離を詰めてきた。
「ここからが大事な話ね。亮士君があたしの決断を無下にしたせいで、結局勉強に集中できなかったんだよねぇ。おかげでテストは散々。春休みだってのに学校に来いってさ」
「そりゃあお気の毒で」
「凪子から聞いたんだけどさ、春休みも学校で勉強会するんでしょ?」
「ああ」
奏絵は僕の前に立ち塞がる。
「じゃあさ、あたしの補習が終わったら帰りは送迎してね」
「え?」
「当然でしょ。亮士君のせいで、考査結果が散々だったんだから。埋め合わせ、してよね」
「……わかったよ」
「ふたりとも何やってんだ」
「早く行こう!」
洸大と中宮に呼ばれ、僕と奏絵は走り出した。
僕らは日々指折り数える暇もなく、また1つ季節を越していく。
苦しみも悲しみもあるけど、それを凌駕したこの出来事は、誰かの記憶に残るほどの大きなことではないかもしれない。だとしても、僕はこの記憶を大切にしたいと思いながら、冬の夕空の下でみんなと笑っていた。
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