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Q10話 恵まれなかった世代だとしても
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4月が訪れ、中学最終学年の1年が始まった。
それは、僕が中宮の勉強を見るようになって半年が経過していることを意味していた。
生徒の少ない自習室で、中宮にやってもらったテストの結果を見ていた。
ミネルヴァの採点が出る。すべて50点以上を取っており、数学、物理は90点以上取れていた。
僕は中宮に採点結果を見せた。
中宮は嬉しそうに指先だけで拍手した。
「もう僕が教える必要はないな」
中宮は微笑を浮かべる。
「……そうだね。でも、ちょっと寂しいかな」
僕の机の上には中宮のテスト用紙があった。いつの間にかふたりで勉強しているのが当たり前になっていた。きっかけは些細なことだったが、……悪くはなかった。
「まあ……たまにはこうして、一緒に勉強するのもいいんじゃないか」
僕は気恥ずかしくて中宮の顔を見ずに言った。
「その時は、亮士君がわからないところを私が教えてあげるね」
「ふ、それは楽しみだな」
僕らはお互いに笑い合う。
その時だった。
良い雰囲気に浸っていると、教室の外から誰かが走ってくる音が聞こえてきた。騒がしくなってきたなと無意識に廊下へ視線を向けたところ、自習室のドアがばっと開かれた。激しい音を立ててドアを開けたのは、洸大だった。
「できた!」
開口一番がそれだった。
「……何がだ」
洸大は僕らの座っているところへ駆け寄ってくる。その猪突猛進っぷりに椅子から転げ落ちそうになった。
洸大は僕の机に両手を置くと、興奮した様子で言った。
「俺の力作ができた!」
「な、なんの話かまったく見えん……」
洸大は嘆息し、うなだれる。
「おいおい、そりゃねえぜ親友。俺のゲームのテストプレイに付き合ってくれるって言ってくれたろ」
「……ああ、そんな話もあったな」
「マジで忘れてたのかよ。まあいいや。とにかく、試作品ができたからテストしてくれ。中宮さんもいいよな?」
中宮はキラキラした視線を送ってくる。間に挟まれた僕は、折れる以外に選択肢はなかった。
勉強が一段落したところで、急きょ洸大の作ったゲームのテストプレイをすることになった。携帯でできると言うので、送られてきたURLをクリックする。カッコいいタイトルロゴが出てきて、スタートのボタンが表示された。
本格的だな。
早速ゲームを始めてみる。
2Dモーションでプロローグの映像が流れた後、定番のチュートリアルをプレイする。どうやら仲間を増やして、ストーリーを進める王道RPGのようだ。
ゲームのバトルシステムはターン制を採用している。猫耳をつけた可愛らしい少女や屈強なイケオジなど多彩なキャラクターが魅力的に描かれており、重厚なストーリーを引き立てている。
「これ、お前ひとりで作ったのか?」
「今ならこれくらいひとりでもできるって。ミネルヴァ様様ってヤツよ」
ひとりで作ったとは思えないほどクオリティの高いゲームだった。
けっこう作り込まれていて、中宮と一緒に時間を忘れてやった。するとムービーに入った瞬間、画面が止まった。
「あれ? マジかよ。また作り直しかぁ」
洸大は机にへたりこむ。
「またって、何回目だよ」
「これで13回目だ」
「ミネルヴァ様にはちゃんと見てもらったのか?」
洸大は上体を起こし、残念そうに話す。
「見てもらってるんだけどさあ、ミネルヴァ様もミスはするらしい。ほら、ことわざにもあるだろ。猿もスカイツリーから落ちるって」
「木だろ。高すぎだ」
洸大は僕にツッコまれて満足げな表情している。なんか誘われたみたいでちょっとムカつく。
「残念ながらミネルヴァも細かいところまでは難しいんだってさ。処理落ちしないようフレームとか処理方法とか気にするところ多いんだよ。その辺を俺がうまく伝えられてないからかもしれないけど」
「直すのか?」
「ひとつひとつ潰していく。早道はないってことだ」
洸大は固まった体をほぐすように伸びをする。
「よくやるな」
「好きなことはとことん突き詰めたくなるもんだよ」
そう言って洸大が笑う。洸大は昔からこういうヤツだった気がする。
何かにハマるとそればかりやっていた。そして、気がついたら別のことをやっている。1つに集中する期間と様々なものに移り気している期間、それを繰り返している。今回もそんな感じなのだろうか。
多かれ少なかれ、誰もがそれなりにあることなのかもしれないが、好きなものに関しては行くところまで行けるポテンシャルが洸大にはあると思っている。ただ、それが気分任せになっているのでなかなか続かない。
素直な気分屋だが、多彩なヤツだ。僕は勉強しかできない。できることが勉強くらいしかないのだ。たぶん、今の時代はこういうヤツが活躍していくんだろう。ほんの少しの嫉妬と心の底からの大激励が入り混じる。赤嶺洸大は、僕の自慢の友人だ。
勉強を再開し、少しやったら今日は終わりにした。
今後、中宮との勉強は週4ではなく、週1か週2にしようとなった。
Z
数日後、僕は叔父さんの家にお邪魔していた。
今日はいつもと違い、ある決意をもって訪れていた。
農作業を手伝った後、夕食をごちそうしてくれるそうだ。お風呂も用意してくれると言うので、先に風呂につからせてもらうことにした。体の芯まで浸み渡る。
「湯加減はどうだー」
外から叔父さんが湯加減を聞いてくる。
開いた窓の向こうで、何かやっているらしい。
「最高……」
僕は湯船の水をすくい、顔にかける。
格子の窓から湯気が出ていく。かすかに煙たい匂いが香ってくる。僕は窓の向こうにいる叔父さんに向かって話しかけた。
「叔父さん、あのさ」
「なんだ?」
「ミネルヴァの適性検査なんだけど、適性なかったよ」
僕は窓越しの言葉を待った。顔を合わさず言えたのは救いだった。叔父さんの残念そうな顔を見たくなかった。
「そうか。それは運が悪かったな。はははははは!」
笑われた。マジかよ。
思わぬ反応に拍子抜けした。
ってか、そんな笑わなくてもいいだろ。
僕は叔父さんにちょっと腹が立った。
「母さんはどう思うか知らないが、俺は何も心配してないよ」
叔父さんはいつもの調子で年の功ってヤツが為せる落ち着き払った様子で言った。
「世間じゃミネルヴァの適性検査で『適性なし』だと、ろくな仕事につけないなんて言われて久しいが、年数にしたらたった20年ちょいだ。俺は適性検査を受けていないが、今もこうして立派に農家やってる。世間様からしたら、今時人力で風呂炊きしてる農家なんてろくな仕事じゃないのだろうが、俺はこの生活に満足してるよ」
叔父さんのように、世の中には生まれた年のせいでミネルヴァの機能移植を受けられなかった者が大勢いる。それでも生きていかなきゃいけない。
世間一般からしたら、叔父さんは不憫な世代でしかないのかもしれない。だが、僕から見れば、生活に困ってないし、生き生きしている。そんな叔父さんが不幸な人間だとは思えなかった。
「世間がどう言おうが、お前はお前の道を進めばいい。お前ができることをしていけば、きっと大丈夫さ」
「……うん。ありがとう。叔父さん」
それは、僕が中宮の勉強を見るようになって半年が経過していることを意味していた。
生徒の少ない自習室で、中宮にやってもらったテストの結果を見ていた。
ミネルヴァの採点が出る。すべて50点以上を取っており、数学、物理は90点以上取れていた。
僕は中宮に採点結果を見せた。
中宮は嬉しそうに指先だけで拍手した。
「もう僕が教える必要はないな」
中宮は微笑を浮かべる。
「……そうだね。でも、ちょっと寂しいかな」
僕の机の上には中宮のテスト用紙があった。いつの間にかふたりで勉強しているのが当たり前になっていた。きっかけは些細なことだったが、……悪くはなかった。
「まあ……たまにはこうして、一緒に勉強するのもいいんじゃないか」
僕は気恥ずかしくて中宮の顔を見ずに言った。
「その時は、亮士君がわからないところを私が教えてあげるね」
「ふ、それは楽しみだな」
僕らはお互いに笑い合う。
その時だった。
良い雰囲気に浸っていると、教室の外から誰かが走ってくる音が聞こえてきた。騒がしくなってきたなと無意識に廊下へ視線を向けたところ、自習室のドアがばっと開かれた。激しい音を立ててドアを開けたのは、洸大だった。
「できた!」
開口一番がそれだった。
「……何がだ」
洸大は僕らの座っているところへ駆け寄ってくる。その猪突猛進っぷりに椅子から転げ落ちそうになった。
洸大は僕の机に両手を置くと、興奮した様子で言った。
「俺の力作ができた!」
「な、なんの話かまったく見えん……」
洸大は嘆息し、うなだれる。
「おいおい、そりゃねえぜ親友。俺のゲームのテストプレイに付き合ってくれるって言ってくれたろ」
「……ああ、そんな話もあったな」
「マジで忘れてたのかよ。まあいいや。とにかく、試作品ができたからテストしてくれ。中宮さんもいいよな?」
中宮はキラキラした視線を送ってくる。間に挟まれた僕は、折れる以外に選択肢はなかった。
勉強が一段落したところで、急きょ洸大の作ったゲームのテストプレイをすることになった。携帯でできると言うので、送られてきたURLをクリックする。カッコいいタイトルロゴが出てきて、スタートのボタンが表示された。
本格的だな。
早速ゲームを始めてみる。
2Dモーションでプロローグの映像が流れた後、定番のチュートリアルをプレイする。どうやら仲間を増やして、ストーリーを進める王道RPGのようだ。
ゲームのバトルシステムはターン制を採用している。猫耳をつけた可愛らしい少女や屈強なイケオジなど多彩なキャラクターが魅力的に描かれており、重厚なストーリーを引き立てている。
「これ、お前ひとりで作ったのか?」
「今ならこれくらいひとりでもできるって。ミネルヴァ様様ってヤツよ」
ひとりで作ったとは思えないほどクオリティの高いゲームだった。
けっこう作り込まれていて、中宮と一緒に時間を忘れてやった。するとムービーに入った瞬間、画面が止まった。
「あれ? マジかよ。また作り直しかぁ」
洸大は机にへたりこむ。
「またって、何回目だよ」
「これで13回目だ」
「ミネルヴァ様にはちゃんと見てもらったのか?」
洸大は上体を起こし、残念そうに話す。
「見てもらってるんだけどさあ、ミネルヴァ様もミスはするらしい。ほら、ことわざにもあるだろ。猿もスカイツリーから落ちるって」
「木だろ。高すぎだ」
洸大は僕にツッコまれて満足げな表情している。なんか誘われたみたいでちょっとムカつく。
「残念ながらミネルヴァも細かいところまでは難しいんだってさ。処理落ちしないようフレームとか処理方法とか気にするところ多いんだよ。その辺を俺がうまく伝えられてないからかもしれないけど」
「直すのか?」
「ひとつひとつ潰していく。早道はないってことだ」
洸大は固まった体をほぐすように伸びをする。
「よくやるな」
「好きなことはとことん突き詰めたくなるもんだよ」
そう言って洸大が笑う。洸大は昔からこういうヤツだった気がする。
何かにハマるとそればかりやっていた。そして、気がついたら別のことをやっている。1つに集中する期間と様々なものに移り気している期間、それを繰り返している。今回もそんな感じなのだろうか。
多かれ少なかれ、誰もがそれなりにあることなのかもしれないが、好きなものに関しては行くところまで行けるポテンシャルが洸大にはあると思っている。ただ、それが気分任せになっているのでなかなか続かない。
素直な気分屋だが、多彩なヤツだ。僕は勉強しかできない。できることが勉強くらいしかないのだ。たぶん、今の時代はこういうヤツが活躍していくんだろう。ほんの少しの嫉妬と心の底からの大激励が入り混じる。赤嶺洸大は、僕の自慢の友人だ。
勉強を再開し、少しやったら今日は終わりにした。
今後、中宮との勉強は週4ではなく、週1か週2にしようとなった。
Z
数日後、僕は叔父さんの家にお邪魔していた。
今日はいつもと違い、ある決意をもって訪れていた。
農作業を手伝った後、夕食をごちそうしてくれるそうだ。お風呂も用意してくれると言うので、先に風呂につからせてもらうことにした。体の芯まで浸み渡る。
「湯加減はどうだー」
外から叔父さんが湯加減を聞いてくる。
開いた窓の向こうで、何かやっているらしい。
「最高……」
僕は湯船の水をすくい、顔にかける。
格子の窓から湯気が出ていく。かすかに煙たい匂いが香ってくる。僕は窓の向こうにいる叔父さんに向かって話しかけた。
「叔父さん、あのさ」
「なんだ?」
「ミネルヴァの適性検査なんだけど、適性なかったよ」
僕は窓越しの言葉を待った。顔を合わさず言えたのは救いだった。叔父さんの残念そうな顔を見たくなかった。
「そうか。それは運が悪かったな。はははははは!」
笑われた。マジかよ。
思わぬ反応に拍子抜けした。
ってか、そんな笑わなくてもいいだろ。
僕は叔父さんにちょっと腹が立った。
「母さんはどう思うか知らないが、俺は何も心配してないよ」
叔父さんはいつもの調子で年の功ってヤツが為せる落ち着き払った様子で言った。
「世間じゃミネルヴァの適性検査で『適性なし』だと、ろくな仕事につけないなんて言われて久しいが、年数にしたらたった20年ちょいだ。俺は適性検査を受けていないが、今もこうして立派に農家やってる。世間様からしたら、今時人力で風呂炊きしてる農家なんてろくな仕事じゃないのだろうが、俺はこの生活に満足してるよ」
叔父さんのように、世の中には生まれた年のせいでミネルヴァの機能移植を受けられなかった者が大勢いる。それでも生きていかなきゃいけない。
世間一般からしたら、叔父さんは不憫な世代でしかないのかもしれない。だが、僕から見れば、生活に困ってないし、生き生きしている。そんな叔父さんが不幸な人間だとは思えなかった。
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