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Q31話 ゲームに酔い止めは必須のアイテムだ
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カウチソファに体を預け、虚空をぼうっと見つめる。
腹の虫が鳴けど、空腹を満たす気にもなれなかった。
慣れない緊張感から解放されたせいか、XR室を出て数分ののち、僕はどっと押し寄せてくる疲労感に体を沈めていた。
脱出ゲームを終えて、会長と仁科先輩と合流すると、会長が労いを込めてゲーム会場の隣にあるイートハウジングブースに連れていってくれた。
イートハウジングブースという聞き慣れない単語について、ゲームから解放された身となった僕はミネルヴァに聞いた。
ミネルヴァによれば、主に住宅事業を手がける企業が新たな住環境と空間づくりの提案を目的として始まった、飲食店版モデルブースらしい。
まるで家のようにくつろげる空間をコンセプトにした半個室とのことだ。家のように、とはいえ、当然ながら節度は求められる。座敷のように靴を脱いでソファに座り、食事を楽しめるといったものであり、家のように楽しめるというものではない。
ざっくり言えば、広いスペースでくつろげる、インターネットカフェみたいなものだろう。
そこそこお値段のするところだったので、この店に入ろうとする前に聞いた。仁科先輩は「会長があそこじゃなきゃヤダと駄々をこねたので」とすんとした表情で言った。
ツッコみどころはいろいろあるが、手持ちが限られているので払えなくなるのが不安だってことを言いたかったんだが……。そう言う隙もなく会長と九内先輩、洸大が旅行気分で入ってしまったので、何も言わないことにした。
それよりもゆっくり休みたい気持ちが勝った。というのも、XR室を出てからどうも気分が優れなかった。
XRなどのゲームをした人が乗り物酔いをしたような感覚になるとは聞いていたが、どちらかと言うと、自分は耐性があると思っていた。どうやら思い違いだったらしい。
同じくプレイしたはずの洸大と九内先輩はお店に入って早々たらふく食い、元気いっぱいになったふたりは飲食エリアから出ていった。
一方、軟弱な僕は食べもせず横になっていた。会長たちが気遣って何か飲み物を頼んでくれようとしていたが、何も受けつけられそうになかった。
特に仁科先輩がすごく気遣ってくれた。小声で話す仁科先輩の印象のせいもあるだろうが、率先して何かするタイプではないと勝手に思っていた。案外、世話焼きなのかもしれない。
僕はお言葉に甘えて掛け毛布を持ってきてもらうことにした。
しばらく横になってだいぶ楽になり、ちょっとトイレに行こうとブースから出たところ、飲食エリアのアクリルガラス越しにあるインタラクトエリアからやけに騒がしい声がすると思いきや、洸大がはしゃいでいたようだった。
洸大の周りには見た目小学生から中学生くらいの子がたくさんいて、何やらお楽しみのご様子だった。
まあ何をやっていたかは想像がつく。自作のゲームの宣伝がてら自慢なり、やってるゲームを一緒にプレイするなりしていたんだろう。よく初対面の小中学生とあんなに仲良くなれるなと感心する。
ちなみに、ブースに戻る際にやっと気づいたが、そこには九内先輩もいたらしい。
全然わからなかった、なんて言ったら仁科先輩に泣きついて、「後輩がバカにしてくるんだ~」と、さも先生に告げ口する小学生面を見せてくれるんだろうなぁ。
その手を使われてしまったら、僕も反省してることを示さないわけにはいかない。
この生徒会で一番怒らせたらいけないのは仁科先輩だって言っていたので最初はビクビクしたが、「九内が泣きつくのはいつもの生徒会の日常だし、慰め役も仁科だから心配しなくていい」と、世にも珍しく月代先輩が微笑んで言っていた。
こうして考えてみると、僕は生徒会の人とずいぶん長く接するようになった気がする。
部活に入ってこなかった僕には新鮮だった。
もちろん、違う学年と交流することがなかったわけじゃないが、何かを一緒にやり遂げようとか、話をするだとか、数ヶ月に及んでやることが僕にはなかった。
きっと、こんな妙な縁に恵まれたのも、慈善活動部の後輩のお陰ってことなんだろう。
今度、何かお礼の品でも渡さなきゃなぁ。
日頃の感謝も含めて。
「気分はどうだい?」
ソファに寝転がって天井を仰いでいたところ、僕を見下ろすように会長の顔が視界に入ってきた。
僕は反射的に上体を起こした。
「はい、おかげさまでだいぶよくなりました」
「そうか。でも無理はダメだよ。気分が悪くなったらいつでも言うこと。いいね?」
「はい。ありがとうございます」
会長は真向かいのソファに腰を下ろし、優しく微笑む。
「そういえば、会長はさっきまでどちらに?」
「ああ、200メートル先にスパがあるからね。そこでくつろいでいたよ」
「そうなんですね。っていうか、よく知ってますね」
会長はツヤツヤになった髪をなびかせる。
「そりゃそうさ。どうせ応援くらいしかできないだろうから、前日にどこで暇を潰そうか計画していたんだからね!」
ちゃっかりしていらっしゃる……。
「あの、今更こんなこと言うのは憚れるのですが、ここの料金けっこうしますよね?」
「ああ、そっちは問題ない。ここは僕が持つよ。君はサイバー・アバンダンド・ビルディングの参加費を払ってるんだから、遠慮する必要はない」
「ありがとうございます」
「仁科君もスパに行ってきたらどうだい?」
仁科先輩は読書をしていた。顔を上げ、こめかみを押さえる。何をやっているのだろうと様子を窺っていると、「私はいいです。着替え持ってきてないですから」と落ち着いた調子で言う。
「そうかい? 平井君は?」
「そうですね……」
僕は携帯を出して時間を確認すると、16時半を過ぎていた。
そうして気づいた。
仁科先輩が何をしていたのか。
おそらく、仁科先輩はすでにミネルヴァの機能を脳に移植しているんだろう。
これは体験したビジョンの記憶だが、ミネルヴァの機能を脳に移植した人間の視界は、先ほどのXR脱出ゲームみたいな画面とそっくりらしい。
日本標準時の表示オンオフの操作ができるそうだ。
「どうだった~?」
九内先輩が気楽な調子でブースに入ってきた。
「戻ってきたんだね」
会長はスパで入手したうちわを仰ぎながらくつろいでいる。
「今、月代君が確認しているそうです」
「そっか~。よっと」
九内先輩は会長の隣に座る。
洸大は首にかけていたタオルを膝に置き、僕の隣に腰かける。
続いて洸大も入ってきたのだが、ふたりとも仲がよろしいことでペアルックしていた。それを見て腐の苑を覗いた気分になるのだろうか。
僕にはその気がないので漠然とした感覚しかなかったものの、どちらかというと幼い兄弟が仲良く帰ってきたって感じだった。
ペアルックの象徴である半袖Tシャツは、会長が勧めていたスパの店名だと思われるロゴが胸にプリントされていた。
なんだろう。ちょっと羨ましいというか、妬ましいというか。
「ん? なんだよ、まだ体調悪いのか?」
洸大が僕の視線を体調のせいだと解釈したようだ。
「いや、あーまだ少し残ってるかもな」
僕はぎこちなく苦笑し、その場を取り繕った。
本当のことを言おうと思ったが、感づかれるのも面倒なので、洸大の解釈に合わせておいた。
「お、帰って来たね」
会長の視線を追うと、ブース出入り口に月代先輩が姿を見せた。
「どうでした?」
洸大が前のめりに尋ねる。月代先輩は間を置いて口を開いた。
「ちょっと予想外のことが起こったみたいっす」
腹の虫が鳴けど、空腹を満たす気にもなれなかった。
慣れない緊張感から解放されたせいか、XR室を出て数分ののち、僕はどっと押し寄せてくる疲労感に体を沈めていた。
脱出ゲームを終えて、会長と仁科先輩と合流すると、会長が労いを込めてゲーム会場の隣にあるイートハウジングブースに連れていってくれた。
イートハウジングブースという聞き慣れない単語について、ゲームから解放された身となった僕はミネルヴァに聞いた。
ミネルヴァによれば、主に住宅事業を手がける企業が新たな住環境と空間づくりの提案を目的として始まった、飲食店版モデルブースらしい。
まるで家のようにくつろげる空間をコンセプトにした半個室とのことだ。家のように、とはいえ、当然ながら節度は求められる。座敷のように靴を脱いでソファに座り、食事を楽しめるといったものであり、家のように楽しめるというものではない。
ざっくり言えば、広いスペースでくつろげる、インターネットカフェみたいなものだろう。
そこそこお値段のするところだったので、この店に入ろうとする前に聞いた。仁科先輩は「会長があそこじゃなきゃヤダと駄々をこねたので」とすんとした表情で言った。
ツッコみどころはいろいろあるが、手持ちが限られているので払えなくなるのが不安だってことを言いたかったんだが……。そう言う隙もなく会長と九内先輩、洸大が旅行気分で入ってしまったので、何も言わないことにした。
それよりもゆっくり休みたい気持ちが勝った。というのも、XR室を出てからどうも気分が優れなかった。
XRなどのゲームをした人が乗り物酔いをしたような感覚になるとは聞いていたが、どちらかと言うと、自分は耐性があると思っていた。どうやら思い違いだったらしい。
同じくプレイしたはずの洸大と九内先輩はお店に入って早々たらふく食い、元気いっぱいになったふたりは飲食エリアから出ていった。
一方、軟弱な僕は食べもせず横になっていた。会長たちが気遣って何か飲み物を頼んでくれようとしていたが、何も受けつけられそうになかった。
特に仁科先輩がすごく気遣ってくれた。小声で話す仁科先輩の印象のせいもあるだろうが、率先して何かするタイプではないと勝手に思っていた。案外、世話焼きなのかもしれない。
僕はお言葉に甘えて掛け毛布を持ってきてもらうことにした。
しばらく横になってだいぶ楽になり、ちょっとトイレに行こうとブースから出たところ、飲食エリアのアクリルガラス越しにあるインタラクトエリアからやけに騒がしい声がすると思いきや、洸大がはしゃいでいたようだった。
洸大の周りには見た目小学生から中学生くらいの子がたくさんいて、何やらお楽しみのご様子だった。
まあ何をやっていたかは想像がつく。自作のゲームの宣伝がてら自慢なり、やってるゲームを一緒にプレイするなりしていたんだろう。よく初対面の小中学生とあんなに仲良くなれるなと感心する。
ちなみに、ブースに戻る際にやっと気づいたが、そこには九内先輩もいたらしい。
全然わからなかった、なんて言ったら仁科先輩に泣きついて、「後輩がバカにしてくるんだ~」と、さも先生に告げ口する小学生面を見せてくれるんだろうなぁ。
その手を使われてしまったら、僕も反省してることを示さないわけにはいかない。
この生徒会で一番怒らせたらいけないのは仁科先輩だって言っていたので最初はビクビクしたが、「九内が泣きつくのはいつもの生徒会の日常だし、慰め役も仁科だから心配しなくていい」と、世にも珍しく月代先輩が微笑んで言っていた。
こうして考えてみると、僕は生徒会の人とずいぶん長く接するようになった気がする。
部活に入ってこなかった僕には新鮮だった。
もちろん、違う学年と交流することがなかったわけじゃないが、何かを一緒にやり遂げようとか、話をするだとか、数ヶ月に及んでやることが僕にはなかった。
きっと、こんな妙な縁に恵まれたのも、慈善活動部の後輩のお陰ってことなんだろう。
今度、何かお礼の品でも渡さなきゃなぁ。
日頃の感謝も含めて。
「気分はどうだい?」
ソファに寝転がって天井を仰いでいたところ、僕を見下ろすように会長の顔が視界に入ってきた。
僕は反射的に上体を起こした。
「はい、おかげさまでだいぶよくなりました」
「そうか。でも無理はダメだよ。気分が悪くなったらいつでも言うこと。いいね?」
「はい。ありがとうございます」
会長は真向かいのソファに腰を下ろし、優しく微笑む。
「そういえば、会長はさっきまでどちらに?」
「ああ、200メートル先にスパがあるからね。そこでくつろいでいたよ」
「そうなんですね。っていうか、よく知ってますね」
会長はツヤツヤになった髪をなびかせる。
「そりゃそうさ。どうせ応援くらいしかできないだろうから、前日にどこで暇を潰そうか計画していたんだからね!」
ちゃっかりしていらっしゃる……。
「あの、今更こんなこと言うのは憚れるのですが、ここの料金けっこうしますよね?」
「ああ、そっちは問題ない。ここは僕が持つよ。君はサイバー・アバンダンド・ビルディングの参加費を払ってるんだから、遠慮する必要はない」
「ありがとうございます」
「仁科君もスパに行ってきたらどうだい?」
仁科先輩は読書をしていた。顔を上げ、こめかみを押さえる。何をやっているのだろうと様子を窺っていると、「私はいいです。着替え持ってきてないですから」と落ち着いた調子で言う。
「そうかい? 平井君は?」
「そうですね……」
僕は携帯を出して時間を確認すると、16時半を過ぎていた。
そうして気づいた。
仁科先輩が何をしていたのか。
おそらく、仁科先輩はすでにミネルヴァの機能を脳に移植しているんだろう。
これは体験したビジョンの記憶だが、ミネルヴァの機能を脳に移植した人間の視界は、先ほどのXR脱出ゲームみたいな画面とそっくりらしい。
日本標準時の表示オンオフの操作ができるそうだ。
「どうだった~?」
九内先輩が気楽な調子でブースに入ってきた。
「戻ってきたんだね」
会長はスパで入手したうちわを仰ぎながらくつろいでいる。
「今、月代君が確認しているそうです」
「そっか~。よっと」
九内先輩は会長の隣に座る。
洸大は首にかけていたタオルを膝に置き、僕の隣に腰かける。
続いて洸大も入ってきたのだが、ふたりとも仲がよろしいことでペアルックしていた。それを見て腐の苑を覗いた気分になるのだろうか。
僕にはその気がないので漠然とした感覚しかなかったものの、どちらかというと幼い兄弟が仲良く帰ってきたって感じだった。
ペアルックの象徴である半袖Tシャツは、会長が勧めていたスパの店名だと思われるロゴが胸にプリントされていた。
なんだろう。ちょっと羨ましいというか、妬ましいというか。
「ん? なんだよ、まだ体調悪いのか?」
洸大が僕の視線を体調のせいだと解釈したようだ。
「いや、あーまだ少し残ってるかもな」
僕はぎこちなく苦笑し、その場を取り繕った。
本当のことを言おうと思ったが、感づかれるのも面倒なので、洸大の解釈に合わせておいた。
「お、帰って来たね」
会長の視線を追うと、ブース出入り口に月代先輩が姿を見せた。
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