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新たなる強敵、女王ギャンディス登場!
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フェアリーホワイトは、強くて美しい姉フェアリーレッドの胸の中で泣きじゃくった。こうした悔しさを乗り越えることで、戦士は成長していくのである。
フェアリーホワイトが泣き止んだその時だった、突然空が真っ黒になり、何者かの大きな姿がホログラムで 投影された。
顔にマスクをし、全身を黒マントで覆った女だった。年は、フェアリーレッドと同じくらいであろうか。
「フフフ、フェアリーレッドよ、お初にお目にかかる。私は、デビルクライムの地球攻撃司令官、女王ギャンディスだ。地球は、我らデビルクライムが頂くから、覚悟しておきなさい」
不敵な宣戦布告だった。
「女王ギャンディスですって。何を言うの! この地球はけっして渡しませんよ! わたくしたちが必ず守りぬいて見せます」
正義の女戦士が力強く応戦した。
「ほざくな、フェアリーレッド。デビルコングごとき雑魚に苦戦しおったくせに。まあ、せいぜい怯えてるがいい。また、会おう!」
そう言い残して、ギャンディスのホログラムは消えた。
「デビルクライム、女王ギャンディス、恐ろしい敵だわ」
フェアリーレッドは、改めて敵の強大さを思い知らされた。果たして、まだ未熟な妹と、デビルクライムの攻撃を防いでいくことができるのか、不安はぬぐえなかったが、そ んな気持ちを振り払うように、
「さ、帰りましょう」
と言いかけたが、フェアリーホワイトがなにか言いたそうにしている。
「どうしたの、フェアリーホワイト?」
「ええーと、お姉様に一つ言いたいんだけど……」
「ん? 何のこと?」
「あんまりエッチなパンツは穿かないほうがいいと思うんだけど……だって、正義のヒロインがスケスケのレースパンツなんてあんまりじゃない。わたしなんか、パンチラ見られないようにアンスコ穿いてるのよ」
妹のフェアリーホワイトが、姉のセクシー過ぎる下着に苦言を呈したのだった。まだ、高校生の彼女には、姉のエッチなパンチラは刺激が強すぎたのだ。
「まあ、この子ったら生意気言っちゃって」
姉は、怒って妹を叩くふりをした。
「きゃっ、だってえ、見てるほうが恥ずかしいんだもの。年を考えたほうがいいわよ、お姉様」
「まあ。あなたには、すべて負けませんよ。セクシーさでもね」
「もお、お姉様ったら」
二人は声を揃えて笑った。 これから、激しさを増すデビルクライムの地球侵略。とフェアリーレッドとフェアリーホワイトの美しい姉妹は、女王ギャンディスの送り込む怪人軍団を倒すべく、闘志を燃やすのであった。
フェアリーホワイトが泣き止んだその時だった、突然空が真っ黒になり、何者かの大きな姿がホログラムで 投影された。
顔にマスクをし、全身を黒マントで覆った女だった。年は、フェアリーレッドと同じくらいであろうか。
「フフフ、フェアリーレッドよ、お初にお目にかかる。私は、デビルクライムの地球攻撃司令官、女王ギャンディスだ。地球は、我らデビルクライムが頂くから、覚悟しておきなさい」
不敵な宣戦布告だった。
「女王ギャンディスですって。何を言うの! この地球はけっして渡しませんよ! わたくしたちが必ず守りぬいて見せます」
正義の女戦士が力強く応戦した。
「ほざくな、フェアリーレッド。デビルコングごとき雑魚に苦戦しおったくせに。まあ、せいぜい怯えてるがいい。また、会おう!」
そう言い残して、ギャンディスのホログラムは消えた。
「デビルクライム、女王ギャンディス、恐ろしい敵だわ」
フェアリーレッドは、改めて敵の強大さを思い知らされた。果たして、まだ未熟な妹と、デビルクライムの攻撃を防いでいくことができるのか、不安はぬぐえなかったが、そ んな気持ちを振り払うように、
「さ、帰りましょう」
と言いかけたが、フェアリーホワイトがなにか言いたそうにしている。
「どうしたの、フェアリーホワイト?」
「ええーと、お姉様に一つ言いたいんだけど……」
「ん? 何のこと?」
「あんまりエッチなパンツは穿かないほうがいいと思うんだけど……だって、正義のヒロインがスケスケのレースパンツなんてあんまりじゃない。わたしなんか、パンチラ見られないようにアンスコ穿いてるのよ」
妹のフェアリーホワイトが、姉のセクシー過ぎる下着に苦言を呈したのだった。まだ、高校生の彼女には、姉のエッチなパンチラは刺激が強すぎたのだ。
「まあ、この子ったら生意気言っちゃって」
姉は、怒って妹を叩くふりをした。
「きゃっ、だってえ、見てるほうが恥ずかしいんだもの。年を考えたほうがいいわよ、お姉様」
「まあ。あなたには、すべて負けませんよ。セクシーさでもね」
「もお、お姉様ったら」
二人は声を揃えて笑った。 これから、激しさを増すデビルクライムの地球侵略。とフェアリーレッドとフェアリーホワイトの美しい姉妹は、女王ギャンディスの送り込む怪人軍団を倒すべく、闘志を燃やすのであった。
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