165 / 229
マイケルの自空間編
第165話 コヘの最期
しおりを挟む都へと辿り着いたトゥールとコヘは、地獄のような光景を目の当たりにする。
溢れかえる妖魔と逃げ惑う民衆。
そこに風の刃の姿は無く、風を扱えない侍達が命を削って妖魔と対峙していた。
トゥール「何が起こってるんだ!?」
トゥールは倒れる一人の若者へと声をかけた。
「巫女様が連れ去られて、、、、風の刃は皆、、巫女様の救出に、、、」
コヘはその言葉を聞いて呟いた。
コヘ「ミドリが判断を見誤るわけがない、おそらく敵は全員で立ち向かわなければ勝てないほどの実力があったんじゃないかな?」
トゥールもコヘの推測は正しいと思った。
民衆嫌いのコケシだが、状況を正しく把握し、出来るだけ多くの者を救おうと動くはずだ。
コヘ「ちなみに巫女様はどこに連れ去られたんだ?」
「北です、、、北に行きました」
コヘ「皆無事だと良いな、どうする?トゥール」
トゥール「、、、、、、」
本来ならば風の刃として巫女様の救出に向かうのが最優先事項だろう。
敵が強者だと推測出来るのであれば尚更である。
しかし、トゥールは迷っていた。
この目の前に広がる地獄を無視することが出来なかったのである。
いや、もしかすると、自分は、、、、
コヘ「とりあえず、俺は巫女様を追うよ」
トゥール「、、、ああ、、、悪いな」
コヘ「トゥール!迷ったら君の自慢のスピードも決断力も台無しだよ。やるならやれ、じゃあまた後でな」
コヘは北へと向けて駆け出した。
コヘの言う通りだ。
考えて、悩んで、迷って、、、、、
そうこうしている間に救える命もあるだろう。
トゥールは刀に手をかけ、高速移動をしながら妖魔を斬り裂いた。
とにかく少しでも被害を少なくしなければ、闇雲に妖魔を討伐しているつもりだったが、無意識にその足取りはとある場所を目指していた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
北へと進むコヘ。
その道の途中には風の刃の者達の死体が転がっていた。
人はいつか死ぬ。
理由があろうがなかろうが、小判を持っていようが持っていなかろうが、人は等しく死ぬ。
死について大した興味がないコヘにとっては感情的になるような問題ではなかった。
「あ、、、アぁあ、、、、」
しかし、コヘの目の前に現れたのは虚な目をした同胞達の姿だった。
コヘ「、、、?」
彼は目の前で刀を抜き、こちらへと襲いかかってきた。
瞬時に矢を放ち、その者の心臓を撃ち抜いた。
コヘの手に迷いはない。
だが、嫌な予感が頭をよぎる。
コヘ「敵は、操る能力があるのか。それは厄介だな」
コヘは風迅速を加速させた。
その後も虚な目をした風の刃が襲いかかってきたが、コヘの敵ではなかった。
コヘはトゥール以外とほとんど交流がなかったため、殺した者に知った顔はなかった。
その時、横から何者かが飛んできた。
すぐに弓を構えたコヘだったが、その顔を見て弓を下ろした。
コヘ「ミドリ」
それはコヘの妻であるミドリだった。
胸には風の矢が刺さっていた。
風の矢は時間経過で空気中に霧散する。
そして血がとめどなく流れ出る。
ミドリ「ごほっ、、ごほ、、」
心臓を撃ち抜かれたミドリはそのまま息を引き取った。
コヘ「ごめん。遅かった」
コヘはミドリが飛んできた方向へと弓を構え、迫り来る脅威に備えた。
現れたのは虚な目をしているコケシだった。
コヘ「、、!!!」
コケシは弓を構え、コヘを狙っていた。
互いに風迅速で素早く動きながら弾道をずらし合う。
高度な弓士同士の駆け引きの末、コヘの矢がコケシの胸を貫いた。
コヘはすぐに倒れたコケシの元へと駆け寄る。
血を吐くコケシを抱き寄せ、青白い顔を覗き込んだ。
コヘ「コケシ!、、、何があったんだ」
コケシ「あ、、トゥール様、、来てくださったん、、ですね」
どうやらコケシは視力も聴力も失っている様子だった。
コヘ「、、ごめん」
コヘは強くコケシを抱きしめた。
コケシ「最後に、、、トゥール様が、、来てくれ、、て、、私は、、幸せ、、で、、」
コケシはそのまま目を閉じた。
ああ、流石にこれは悲しいよ。
コヘの目から一筋の涙が流れた。
コヘはすぐに気持ちを切り替えて、巫女様を追った。
それからは襲ってくる風の刃の者はいなかった。
死体すらも見当たらなかった。
きっとミドリとコケシが最後の生存者だったのだろう。
だとすると巫女様の元へと辿り着くのは自分だろう。
そんなことを思っていると、その時は案外早くやってきた。
まだ北側の中腹付近だろうか。
少し開けた丘の上に、知らない老人と身動きを封じられた巫女様がいた。
老人「クックック、、、、やはりお主が生き残ったか。南風のコヘよ」
コヘ「お前は誰だ?」
無の神「儂は無の神。この世界を救済する者である」
巫女「コヘよ、やはり来てしまったか」
巫女様は悲しそうに俯いた。
無の神「予言の巫女、そして最強の戦士が揃った。もうこの大陸に用はない。さて予言の巫女よ、儂の行く先の終着点はどうなっているのか、予言せよ」
巫女様は笑い出した。
無の神「笑える結末か、それは面白そうじゃ」
巫女「ああ、存分に笑えるぞ。無の神である貴様が無に還るのだからな」
その言葉に無の神の表情が変わった。
無の神「ほう?この儂が死ぬとな?」
巫女「死ぬぞ。殺されると言った方が正しいか」
無の神「儂を殺せる者など、この世界に誰一人としておらぬわ」
巫女「いいや、貴様は殺される。過去と未来、全ての人の期待と願いを背負った一人の男に一刀両断にされるのじゃ」
無の神は笑い出した。
無の神「クックック、、、そうか、貴様は予言の巫女などではない。用済みだ」
無の神が巫女の頭を掴もうとしたその時。
風の矢が無の神の腕へと放たれた。
しかし、矢は無の神の腕へと命中する前に消え失せた。
無の神「おっと、儂に攻撃は効かぬ。お主は優秀な戦士じゃが、儂に勝つことは不可能じゃ」
コヘ「強射、、、旋風、、、魔王!!」
強烈な一撃が無の神を襲ったが、それもまた無の神の前で霧散した。
巫女「妾は全ての結末が見えておる。故にタケルが何をするのかも知っていた。すまんなコヘ、其方には損な役回りを任せてしまって」
コヘ「いえ、別に良いですよ」
コヘは弓を背負い、地面に寝転んだ。
コヘ「眠くなりました」
巫女「、、、分かっておる。次に其方が何をするかも。すまんな、苦労をかけた」
巫女様は静かに泣いていた。
コヘ「全ての人の期待と願いを背負えるような男を俺は知っているよ。まぁ残念ながら俺はその人じゃない」
無の神「それで良い、お主は儂と共に覇道を歩むのじゃからのぅ」
コヘ「いいや、それも違う。俺は食って寝て、平和な世界を満喫したいだけなんだ。そのためにもお前を倒したかったんだけど、どうやらそれは本当に無理らしい。それにその~世界に平和をもたらす男はね、とっても心優しい人なんだよ。無の神さんは人を操る能力があるんだよね?」
無の神「流石に隠せないのぅ。もちろん、操ることなど簡単なことじゃ」
コヘ「だったらダメなんだよ。その男はさ、優し過ぎて、色んな人のことを考えて、迷うと何も出来なくなるんだ。俺が操られてしまったら、きっと彼は戦うことを諦めてしまうだろうから」
コヘは右手に風を集めた。
巫女「コヘよ、跡形もなく、逝け」
巫女様は静かに呟いた。
コヘ「そのつもりですよ」
コヘは風の矢を自分の心臓へと突き刺した。
そしてその矢は爆散し、コヘの身体は跡形もなく弾け飛んだ。
弾け飛んだ血飛沫を浴びて、巫女は目を閉じた。
無の神「そうか、粉々になっても繋ぎ合わせて手駒にする技術が今後必要じゃな。優秀な個体は残しておきたい。さて、最後に言い残したことはあるか?」
巫女「お前の負けだ、無能な神よ」
巫女は首を切られ、その場に転がった。
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる