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15 まだ秘密
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「レオ!? 何でここに?」
「誰だてめーは?」
「そっちこそどちら様?
何故ライラを抱きしめているの?」
レオは至極冷静にアランに問い掛けた。
アランはチッと舌打ちしながらも答える。
「俺様はこの国の王子のアランだ。
そしてこの女を今口説いている所だったのだが。
俺様の邪魔をするとは良い度胸じゃねーか」
俺としては口説かれたくないからレオの乱入は寧ろありがたかった。
「俺は隣国の王子のレオ。
それからライラは俺の婚約者なんだけど?」
「な、何!?」
よっし! レオよく言ってくれた!
俺は小さくガッツポーズする。
「そうよ、私はレオと婚約しているから、あなたに口説かれても迷惑なの。
いい加減離してくれるかしら?」
こうなったら俺もとことん強気で出よう。
アラン王子め、ざまあみろ!
しかし、アラン王子は俺を離すどころか更に強く抱きしめてきた。
「え!?」
「ふん。所詮婚約だろ?
お前たちは付き合ってるのか?
本当に愛し合っているのか?」
アランにそう訊かれるも何とも答え辛い。
何せレオとはまだ知り合ったばかりで、好感度だってそんなに溜まっていない筈だ。
婚約者がいると知って引いてくれると思っていたのだが、まさかそんな事を訊かれるとは。
「……確かに俺とライラはこの前婚約したばかりで、恋人らしい事はしていない」
「ほらな?」
レオは静かに返答した。
それに対してアラン王子はしたり顔をする。
流石のレオも嘘をついてまで俺を助けるメリットもないし、これはまずいなと俺は再度頭を悩ませる。
このままだとアラン王子と婚約させられそうな勢いである。
ある意味ゲーム的にはクリアかもしれないが、俺の中ではバッドエンドである。
「だけど、俺もライラとは親しい間柄になりたいと思っている」
レオはそう静かに、しかしはっきりと断言した。
「え?」
「なっ……!」
俺はレオの言葉に耳を疑った。
好感度はそんなに上がっていない筈なのに、何故?
そしてアランは顔を歪めている。
もし乱入しに来たキャラがレオでなく他のキャラだったとしたら、王子という立場上どうとでも出来たのかもしれないが、レオも隣国の王子という、ある種自分と同等の立ち位置である以上、何とも牽制し辛いのだろう。
レオがアランを暫く睨みつけると、アランは舌打ちしながら俺の事をやっと解放してくれた。
「チッ! 興が冷めた。
だがなレオ王子、俺様は狙った獲物は逃がさないからな、精々婚約破棄されない様気をつけろよ」
「ご忠告どうも。でもそれを決めるのは俺じゃなくてライラだから」
「ケッ! 太え野郎だな。気に入らねえ。
それじゃあ、また来るからな、ライラお嬢様」
こちらとしてはもう来んなと言いたい。
しかしその気持ちをグッと抑えた。
アラン王子が帰って行った後、俺はレオと2人きりになった。
「あの」
何からどう質問しようかと悩んでいると、ふわりと柔らかく抱きしめられた。
本日二度目のイケメンに抱きしめられるというイベントに、またしても俺の全身の毛が逆立った。
「あの!?」
「……アラン王子と、仲が良いの?」
レオは少し切なそうな顔で尋ねてくる。
「へ? ああいや、そこまで仲は良くないと思うけど……」
ぶっちゃけ、好感度マイナスに落ちきっていると思っていたから、正直先程の発言にはびっくりさせられたけど。
「その割には抱きしめられてたね?」
「いやあ、抵抗しても中々の筋肉で抜け出せなくて」
と言いつつも俺はレオからも離れようと体を押すも、こいつも中々実に良い体つきをしてたりする。
乙女ゲームのキャラだからこその細マッチョという奴なのだろうか?
それとも単純に俺が今ライラだから非力なだけなのかもしれないが。
「もしかして、それで抵抗してるつもり?」
レオはそう言いながら俺の右腕を掴む。
「!?」
「細いね、折れちゃいそう。
確かにこれだと抵抗してるか分からないね?」
俺の腕をマジマジと見ながらレオはそんな事を言う。
「あの? 何なんでしょうか、一体?」
レオの言動が本気で分からない。
一体何を考えているんだ? こいつ。
「俺、君の婚約者だし、別に抱きしめるのはおかしな事じゃないよね?
それにさっき言ったよ。親しい間柄になりたいって」
レオはそう言いながらまるでさも当然の様に顔を近付けてきた。
嘘だろ。
俺のファーストキスがこんな野郎に奪われてしまうのか?
いや、そもそもこの体はライラなのだから、俺のファーストキスでは無いのかもしれないけど、それでもこう、感触とか、気持ちの問題というか……。
しかしここで拒否したら、好感度が下がるかもしれないし、ここは歯を食いしばって受け入れるしかないのか!?
頑張れ俺! こんな状況下ならいずれこうなる事は分かっていただろ!?
俺はギュッと目を瞑る。
イケメンのキス顔なんて見たくもないし。
すると、レオは俺のおでこにキスして来た。
「え?」
「ごめんね、いきなり過ぎてびっくりした?」
そう言ってレオは俺をパッと解放してくれた。
俺は訳が分からず放心状態になる。
「唇にされると思った?」
レオは自身の人差し指を唇に当てながら薄く笑った。
つまり俺はからかわれたという事なのか?
イケメンに弄ばれるなんて、何か悔しいし気持ち悪い。
これが美少女だったらご褒美もんなのに。
「冗談だよ。そんなに嫌そうな顔してる人相手にそこまでしないから」
「えーと、そんなに嫌そうな顔してた?」
確かに凄く嫌だったけども。
「うん、この世の終わりみたいな顔してた」
「うわー、その、ごめんなさい」
取り敢えず好感度が下がらない様に謝っておく。
「いいよ、俺の方こそ、さっきのアラン王子に抱きしめられていたの見て、妬いちゃったというか、焦っちゃったから」
「え? 妬い……?」
アラン王子のあの態度も不思議ではあったが、レオだってまだそんなに好感度は上がってないと思っていたのに、何故そんな妬くとか出てくるんだ?
「あのー、つかぬことを訊いてもいいでしょうか?」
「良いけど、敬語は使わなくていいって」
「あー、じゃあ訊くけど、私とレオはまだ今日で会うの3回目だよね?
何でその、なんというか……」
自分から訊こうとしておきながら、いざ言葉にするとどんな風に訊いたら良いか迷う。
「俺が何でライラを好きかって事?」
「えっ!? まあ、それだけど」
とうとう普通に好きって言ってきたぞ?
何だ、こいつもしかしてこの短期間のあの短いやり取りだけで好感度がマックスになったとでも言うのか!?
ゲームだとあんなに激ムズ難易度だったのに、こっちの世界では途端にチョロいのか!?
「俺が君を好きな理由はね……。
まだ秘密」
「は!?」
やっぱり俺はからかわれてるのか!?
こいつの言動がマジで意味不明過ぎるんだが!?
「でも君を好きだという気持ちは本心だよ。
だから、結婚までの間に君にもっと好かれる様に頑張るから、宜しくね?」
「え? いや、あの?」
「じゃあまた」
「は?」
勝手に告白するだけして返事をする間もなくレオはさっさと帰って行った。
「えー? 何あれ? どういう事?
さっぱり分からん」
あれは頭に沢山の? を出しながら自室へと戻って行った。
外はずっと雨が降っている。
……少し整理しよう。
俺は先程ルイ優先の攻略でいこうと思っていたのだが、思いの外アラン王子とレオの好感度が高くなっている事にびっくりした。
しかし、これは良い兆候である。
アラン王子の好感度が高いという事は、実質処刑のバッドエンドはほぼ回避したと思っても良いだろう。
そしてレオがあれだけ俺、というかライラを好きだと言っているのなら、このまま何か変な事が起きなければ結婚確定、つまり、ハッピーエンドがほぼ確実になったのだ。
これはありがたい事だ。
後は、イケメンとのキスシーンなりイチャコラシーンなどを俺が我慢出来たらいいだけだろうけど。
……無理ゲーだな。
そう俺が嘆いていると、メイが部屋にやって来た。
「ライラお嬢様、お昼の時間ですよ」
「あ、もうそんな時間か。
今行く!」
俺は考えるのを一旦やめて昼を食べに向かった。
「誰だてめーは?」
「そっちこそどちら様?
何故ライラを抱きしめているの?」
レオは至極冷静にアランに問い掛けた。
アランはチッと舌打ちしながらも答える。
「俺様はこの国の王子のアランだ。
そしてこの女を今口説いている所だったのだが。
俺様の邪魔をするとは良い度胸じゃねーか」
俺としては口説かれたくないからレオの乱入は寧ろありがたかった。
「俺は隣国の王子のレオ。
それからライラは俺の婚約者なんだけど?」
「な、何!?」
よっし! レオよく言ってくれた!
俺は小さくガッツポーズする。
「そうよ、私はレオと婚約しているから、あなたに口説かれても迷惑なの。
いい加減離してくれるかしら?」
こうなったら俺もとことん強気で出よう。
アラン王子め、ざまあみろ!
しかし、アラン王子は俺を離すどころか更に強く抱きしめてきた。
「え!?」
「ふん。所詮婚約だろ?
お前たちは付き合ってるのか?
本当に愛し合っているのか?」
アランにそう訊かれるも何とも答え辛い。
何せレオとはまだ知り合ったばかりで、好感度だってそんなに溜まっていない筈だ。
婚約者がいると知って引いてくれると思っていたのだが、まさかそんな事を訊かれるとは。
「……確かに俺とライラはこの前婚約したばかりで、恋人らしい事はしていない」
「ほらな?」
レオは静かに返答した。
それに対してアラン王子はしたり顔をする。
流石のレオも嘘をついてまで俺を助けるメリットもないし、これはまずいなと俺は再度頭を悩ませる。
このままだとアラン王子と婚約させられそうな勢いである。
ある意味ゲーム的にはクリアかもしれないが、俺の中ではバッドエンドである。
「だけど、俺もライラとは親しい間柄になりたいと思っている」
レオはそう静かに、しかしはっきりと断言した。
「え?」
「なっ……!」
俺はレオの言葉に耳を疑った。
好感度はそんなに上がっていない筈なのに、何故?
そしてアランは顔を歪めている。
もし乱入しに来たキャラがレオでなく他のキャラだったとしたら、王子という立場上どうとでも出来たのかもしれないが、レオも隣国の王子という、ある種自分と同等の立ち位置である以上、何とも牽制し辛いのだろう。
レオがアランを暫く睨みつけると、アランは舌打ちしながら俺の事をやっと解放してくれた。
「チッ! 興が冷めた。
だがなレオ王子、俺様は狙った獲物は逃がさないからな、精々婚約破棄されない様気をつけろよ」
「ご忠告どうも。でもそれを決めるのは俺じゃなくてライラだから」
「ケッ! 太え野郎だな。気に入らねえ。
それじゃあ、また来るからな、ライラお嬢様」
こちらとしてはもう来んなと言いたい。
しかしその気持ちをグッと抑えた。
アラン王子が帰って行った後、俺はレオと2人きりになった。
「あの」
何からどう質問しようかと悩んでいると、ふわりと柔らかく抱きしめられた。
本日二度目のイケメンに抱きしめられるというイベントに、またしても俺の全身の毛が逆立った。
「あの!?」
「……アラン王子と、仲が良いの?」
レオは少し切なそうな顔で尋ねてくる。
「へ? ああいや、そこまで仲は良くないと思うけど……」
ぶっちゃけ、好感度マイナスに落ちきっていると思っていたから、正直先程の発言にはびっくりさせられたけど。
「その割には抱きしめられてたね?」
「いやあ、抵抗しても中々の筋肉で抜け出せなくて」
と言いつつも俺はレオからも離れようと体を押すも、こいつも中々実に良い体つきをしてたりする。
乙女ゲームのキャラだからこその細マッチョという奴なのだろうか?
それとも単純に俺が今ライラだから非力なだけなのかもしれないが。
「もしかして、それで抵抗してるつもり?」
レオはそう言いながら俺の右腕を掴む。
「!?」
「細いね、折れちゃいそう。
確かにこれだと抵抗してるか分からないね?」
俺の腕をマジマジと見ながらレオはそんな事を言う。
「あの? 何なんでしょうか、一体?」
レオの言動が本気で分からない。
一体何を考えているんだ? こいつ。
「俺、君の婚約者だし、別に抱きしめるのはおかしな事じゃないよね?
それにさっき言ったよ。親しい間柄になりたいって」
レオはそう言いながらまるでさも当然の様に顔を近付けてきた。
嘘だろ。
俺のファーストキスがこんな野郎に奪われてしまうのか?
いや、そもそもこの体はライラなのだから、俺のファーストキスでは無いのかもしれないけど、それでもこう、感触とか、気持ちの問題というか……。
しかしここで拒否したら、好感度が下がるかもしれないし、ここは歯を食いしばって受け入れるしかないのか!?
頑張れ俺! こんな状況下ならいずれこうなる事は分かっていただろ!?
俺はギュッと目を瞑る。
イケメンのキス顔なんて見たくもないし。
すると、レオは俺のおでこにキスして来た。
「え?」
「ごめんね、いきなり過ぎてびっくりした?」
そう言ってレオは俺をパッと解放してくれた。
俺は訳が分からず放心状態になる。
「唇にされると思った?」
レオは自身の人差し指を唇に当てながら薄く笑った。
つまり俺はからかわれたという事なのか?
イケメンに弄ばれるなんて、何か悔しいし気持ち悪い。
これが美少女だったらご褒美もんなのに。
「冗談だよ。そんなに嫌そうな顔してる人相手にそこまでしないから」
「えーと、そんなに嫌そうな顔してた?」
確かに凄く嫌だったけども。
「うん、この世の終わりみたいな顔してた」
「うわー、その、ごめんなさい」
取り敢えず好感度が下がらない様に謝っておく。
「いいよ、俺の方こそ、さっきのアラン王子に抱きしめられていたの見て、妬いちゃったというか、焦っちゃったから」
「え? 妬い……?」
アラン王子のあの態度も不思議ではあったが、レオだってまだそんなに好感度は上がってないと思っていたのに、何故そんな妬くとか出てくるんだ?
「あのー、つかぬことを訊いてもいいでしょうか?」
「良いけど、敬語は使わなくていいって」
「あー、じゃあ訊くけど、私とレオはまだ今日で会うの3回目だよね?
何でその、なんというか……」
自分から訊こうとしておきながら、いざ言葉にするとどんな風に訊いたら良いか迷う。
「俺が何でライラを好きかって事?」
「えっ!? まあ、それだけど」
とうとう普通に好きって言ってきたぞ?
何だ、こいつもしかしてこの短期間のあの短いやり取りだけで好感度がマックスになったとでも言うのか!?
ゲームだとあんなに激ムズ難易度だったのに、こっちの世界では途端にチョロいのか!?
「俺が君を好きな理由はね……。
まだ秘密」
「は!?」
やっぱり俺はからかわれてるのか!?
こいつの言動がマジで意味不明過ぎるんだが!?
「でも君を好きだという気持ちは本心だよ。
だから、結婚までの間に君にもっと好かれる様に頑張るから、宜しくね?」
「え? いや、あの?」
「じゃあまた」
「は?」
勝手に告白するだけして返事をする間もなくレオはさっさと帰って行った。
「えー? 何あれ? どういう事?
さっぱり分からん」
あれは頭に沢山の? を出しながら自室へと戻って行った。
外はずっと雨が降っている。
……少し整理しよう。
俺は先程ルイ優先の攻略でいこうと思っていたのだが、思いの外アラン王子とレオの好感度が高くなっている事にびっくりした。
しかし、これは良い兆候である。
アラン王子の好感度が高いという事は、実質処刑のバッドエンドはほぼ回避したと思っても良いだろう。
そしてレオがあれだけ俺、というかライラを好きだと言っているのなら、このまま何か変な事が起きなければ結婚確定、つまり、ハッピーエンドがほぼ確実になったのだ。
これはありがたい事だ。
後は、イケメンとのキスシーンなりイチャコラシーンなどを俺が我慢出来たらいいだけだろうけど。
……無理ゲーだな。
そう俺が嘆いていると、メイが部屋にやって来た。
「ライラお嬢様、お昼の時間ですよ」
「あ、もうそんな時間か。
今行く!」
俺は考えるのを一旦やめて昼を食べに向かった。
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