天国地獄闇鍋番外編集

田原摩耶

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志摩×齋藤

【友達】※放尿/志摩視点/本編軸

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「さ、齋籐佑樹です。よ、よっよろしく!……お願いします……」

 静まり返った教室の中、担任の隣に立つ見慣れない顔のそいつはそう言って頭を下げた。裏返った声は僅かに震えてる。目に見えるくらいの緊張っぷりに、逆に気の毒にすら思えてきた。

 光の加減によってはオレンジにも見える明るい茶髪に、長めの前髪。ガタイもよく、縦にもデカイ担任と並ぶと余計細く見えるけど、多分俺と同じくらい。何に対して怯えてるのだろうか、教室中の誰とも視線を合わせようとしていないのがわかった。生白い肌には、緊張で頬に差す朱がよく映えた。

 臆病で、アガリ症。それから、人の視線が怖い。
 相手の挙動を見るだけで大抵の性格は把握できたが、中でも齋藤佑樹は分かりやすかった。

「そうだなー……じゃあ佑樹は、後ろの……亮太の隣に行きなさい」

 担任の言葉に、ちらりと隣を見る。今朝から、昨日まではなかったはずの机と椅子が設置されてると思いきや、そういうことか。
 視線を教壇へと戻せば、齋藤と目が合う。それも、一瞬のことだ。まばたきをすれば、すぐに視線は離れた。
 恐る恐るといった調子で教室の後列までやってくる。教室中の視線が、齋藤を追う。それを本人は気付いてるのか、足取りは早い。
 隣の席までやってきた齋藤は、固い表情のまま椅子を引いた。そして、やつが座るのを見て、声を掛ける。

「俺、志摩亮太。よろしくね」

 齋藤にだけ聞こえる声量で話しかければ、齋藤の目がこっちを向いた。そして、僅かに口元を引き攣らせるような笑みを浮かべ、「……よろしく」と口にした。
 不自然な笑顔。ぎこちない言葉。なんとなく、不自然な印象を受ける。顔は、整っている方だろう。一個一個のパーツは整っているものの、暗い表情のせいだろうか。ぱっとしない。けれど、視線を落とすその横顔はどこか憂いた印象を抱く。変な男から好かれそうなやつだと思った。

 齋藤佑樹から感じた違和感の原因はすぐにわかった。
 人目を引くような派手な見た目に反して、注目されたくないと思ってそうな顔してるのだ。チグハグで、外見に対して中身が伴っていない。まあ早い話、高校デビューならぬ転校デビューなのだろう。
 別に珍しいことでもない。そんなやついくらでもいる。けれど、それ以上に、齋藤の怯え方には興味があった。

 二年に上がる前、出席日数がギリギリなのとテストの点が悪いことを理由に担任にクラス委員長を押し付けられることになったのが杞憂だったが、今では役得だ。委員長という名目で齋藤に声を掛けることができるからだ。
 この学園は、繰り上がり方式だった。クラス替えは存在しない。出来上がった教室に放り込まれるのは可哀想だから、面倒を見るように。そう命じられたのだ。

 それから、できる限り朝は齋藤を迎えに行くようになる。



「齋藤、おはよう」
「……おはよう、志摩」

 確認するように俺の名前を口にする齋藤。名前を呼ばれるのは嫌いではない。少しずつ、少しずつ齋藤が俺の名前を呼ぶのに抵抗なくなっていってるのが見て取れて、素直に嬉しくも思えた。
 真似事のようなものだが、それでも、あんなに怯えていた齋藤が俺という存在を認識し、受け入れようとしてくれているのだと思うと酷く気持ちがいい。
 今更、俺とこうして名前を呼び合ってくれる人間なんて限られてる。

(……久し振りだな、こういうの)

 友達付き合いなんて、いつからだろうか。しなくなったのは。誘われても乗り気になれなかった。上辺だけの付き合いが面倒になった。どうせいざ肝心なときになると誰も手を差し伸ばさないのを知ってるからだ。それなら最初から付き合わない方が気が楽だった。
 周りも俺が誰とも付き合う気がないのを気付いてるのだろう。最初は話しかけてきたが、適当にあしらって距離を取れば勝手に離れていく。そして各々別のお気に入りを見つけ、しまいには俺の方なんて見向きもしなくなるのだ。
 一人の方が楽だ。愛想笑いするのも面倒だった。気遣う理由もなかった。信用して裏切られるくらいなら、逸そ興味持たれない方がましだ。

 だから、齋藤のことも、当たり障りなく済ます予定だった。適当に笑って話相槌打ってりゃ誰にも文句言われないはずだ。そう思っていた。

「あ、あの……志摩……」
「どうしたの?」
「ここの辺りに、と……トイレってあるの?」
「トイレ?行きたいの?」

 こくり、と小さく頷く齋藤。俺にこんなこと聞くのが恥ずかしいのだろう。けれど、よっぽど限界が近いらしい。もぞ、と僅かに身じろぐ齋藤見て、無意識の内に固唾を飲んでいた。決してこちらを見ようとしない齋藤。頬も、赤い。尿意を我慢してるからか、汗が滲んでる。

 齋藤は、他人の加虐性を煽るところがある。
 それも無意識に。
 俺にだけかは知らないが、自分の意思を口にせず他人に合わせるところだったり、羞恥を覚えるとすぐ顔が赤くなるところだったり、何に怯えてるのか、時折見せる濡れる瞳だったり。……正直、齋藤に縋り付かれて悪い気はしなかった。

 齋藤は、自分から話しかけることを苦手とする人間だ。俺の方から話しかけなければ、きっと一人でぐるぐる回ってるに違いない。齋藤は、俺がいなければ一人でトイレに行くことすらできないのだ。そう思えば、酷く胸が昂ぶる。

「そっか、けどここからだったら最短のトイレちょっと離れてるんだよね。……我慢できそう?」

 そう小声で声をかければ、齋藤の顔が絶望に引きつる。けれどそれも束の間、ふるふると震えながらも「大丈夫」と頷いた。
 どこが大丈夫なのだろうか、腹部を抑えつけてやりたい気持ちが芽生える。齋藤は、どんな顔をするのだろうか。多分、怯えて、嫌がって、怖がって、俺のことを軽蔑するだろう。けれど、齋藤ならばもしかしたら俺が「ごめん、冗談だよ」と笑えば、「もうしないでよ」と怒ったふりして受け入れてくれるかもしれない。そんな欲望を掻き立てるのだ。

 俺は齋藤をトイレに連れて行くことにした。本当は三分もしない内のところにトイレがあるのだが、齋藤は知らないようだしフロアの違うトイレまで引っ張っていくことにした。

「我慢してたんなら言ってくれたらいいのに。別に、行くなとか意地悪言わないよ」
「うん……ごめん」
「いいよ、別に。……あ、そうだ、念の為オムツ買っていっとく?」
「い、いらないよ……」

 カッと赤くなる齋藤。口数も少なくなって、足取りも早くなる。つい、笑いそうになった。齋藤はきっと俺に話しかけないでくれとでも思ってるのかもしれない。表情が固い。堪えるので必死なのだろう。少しでも油断したら漏れてしまいそうなのかもしれない。
 ……そういうところだ、そういうところが、からかいたくなる。もっと困らせたくなる。本当、質が悪い。

「齋藤、そういえば、明日の数学、課題提出あったよね。後で一緒にやろうよ」
「……うん、いいけど……」
「ねえ、齋藤の部屋行っていい?齋藤の部屋でやろうよ」
「……志摩がいいなら、いいよ」

 執拗に話しかける俺に、齋藤はそれでも返事をしてくれる。お人好し。黙れって言えばいいのに、今お前と話してる余裕ないって、言えばいいのに。齋藤はそれを言わない。けれどそれでも返答は心ここにあらずって感じで少し面白くない。可愛いけれども。

「ぁ、あの……志摩、まだ……?」
「もう少しだよ。漏れそう?」
「もっ、…………漏らさないけど、ちょっと……」
「お腹苦しい?」
「……うん……」

 恥ずかしそうに頷く齋藤に、ぞわりと内臓辺りからどす黒い感情が込み上げてくる。
 我慢に我慢を重ねて、それが決壊する瞬間を見てみたい。体を震わせ、四肢を脱力させ、足元に水たまりを作る齋藤を見てみたい。恥ずかしさで死にそうになって、目に涙を溜めてる齋藤を。

 堪える。緩む口元を、隠すこともできなかった。俺は、わざと遠回りをしてトイレに向かう。縮こまった齋藤を見てると、酷い妄想が脳裏を支配する。齋藤は、俺のことを疑いもしてない。ただ俺の後ろをついてくるのだ。自分がどんな風に見られてるのかなんて知りもせず、馬鹿正直に。

 下腹部が熱い。久し振りだ、何もしてないのにこんなに硬くなるのも。必死に抑えながらも、俺は、自分が勃起してるのを齋藤に知られたらどんな顔をするだろうかという想像に更けつつ、そして、目的地である男子トイレへと辿り着く。齋藤は、男子トイレのプレートを見つけると、一目散へと駆け込んだ。よほど我慢してたらしい。俺は、齋藤の後を追ってトイレへと入る。
 トイレの中は相変わらずピカピカに磨け上げられてる。あまり使用する者がいない端のトイレを選んだからだろうか。小便器の前、もたもたしてる齋藤の隣へと行く。齋藤は最初俺を見てぎょっとしたが、「しないの?」と声を掛けると、少しだけ目を伏せて、言葉を飲み込んだ。「あっちに行け」という言葉を吐き出す暇すら惜しいといった感じだ。くぐもった声を洩らす。そして、ファスナーを下ろし、手のひらで隠すように取り出した性器を握りしめ、小便器に向ける。
 亀頭部分、その綺麗な肉の色が覗く。齋藤は、躊躇いながらもそのまま放尿した。先端、尿道から黄色の液体が勢いよく漏れ出す。よほど我慢していたのだろう。飛び散るその液体が便器へと流れていくのを眺めていた。音が響く。齋藤は、恍惚とした表情で用を足していた。俺のことなんて目に入らない、出すことしか考えていない。酷く、興奮した。
 気付けば下着の中は先走りで濡れていた。


 スッキリしたのか、齋藤は先程よりも血色がよくなっていた。
 手を洗いながら、「志摩は、しないの?」と不思議そうな顔をする齋藤に、俺は、「じゃあ、俺も」と言って個室に入った。これ以上は我慢できなかった。服の裾で隠すにしても限界というものがある、勃起した性器を取り出し、無我夢中で抜いた。ネタは勿論放尿する齋藤だ。あのとき、あれを受け止めるのが便器ではなく俺だったら。尿を出すときに開いた鈴口を舌で蓋をし、飲み干したら。
 そんな思考を働かせながら猿みたいに扱く。齋藤はトイレの前で待ってる。その間、俺はそんななにも知らない齋藤を頭の中で汚し、抜いてるのだ。恐ろしいほど興奮した。手のひらの中放出されるそれをティッシュで拭う。
 ……齋藤は、俺を信じ切ってる。バカみたいに。きっと、あの性格だ、ちょっと押せば扱き合いくらいはできるかもしれない。

 元々男が好きというわけではないが、ここまで同性相手に性的興奮を覚えたのも初めてだ。不純だな、と思う。下半身で判断するような人間にはなりたくないと思っていたが、齋藤には理性を失わせるなにかがある。齋藤自身の意志の弱さがまさしくそれだろう。自分ならば何しても許してもらえると勘違いさせるようなものがあった。
 現に、齋藤は何も言わない。あんなジロジロと放尿してるのを見られて、何も言わないのだ。
 手を洗う。トイレの前で待ってる齋藤に「お待たせ」と声をかければ、少しだけぎくりとして、そして、慌ててこちらを振り返る。

「う、ううん、待ってないよ」
「そう?ならいいけど……それじゃ、齋藤の部屋行こうか」
「え?俺の部屋?」
「さっき齋藤の部屋で課題やろって言ったじゃん。もしかしてもう忘れたの?」
「ぁ……そ、そうだったね……」

 尿意でそれどころではなかったらしい。真っ赤になって俯く齋藤に、もしかして抜いてたのバレたのかな?と思ったが、そうではないようだ。今更恥ずかしくなったのだろうか。耳まで赤くなってる。

「それにしても、あんなに溜め込んでたなんて。……洩らさなくてよかったね」
「う……いいよ、その話は……」
「だって、ずっと齋藤もじもじしてて面白かったよ。内股になってたし」
「も、もう……志摩……っ」
「あはは、ごめんごめん、齋藤が可愛くて、つい」

 齋藤は、「何言ってるんだ」という顔したが、それ以上は言わなかった。
 俺だけが知ってる齋藤の顔。溜め込んだ尿を出すときのあの目も、周りが見えないほど催してる齋藤も、恥ずかしいくせに、嫌なくせに、俺をはっきりと拒絶しない齋藤も。齋藤といればいるほど、おかしな気分になっていく。調子が崩される。深入りしないつもりだったのに、気付けばズブズブと足元が嵌っていく。もっと、色んな顔をさせたいと思うのだ。

 齋藤に受け入れられるほど恐ろしく自分が欲深くなっていく。
 久しぶりに自慰行為をしたあのトイレ以来、一人ですることが多くなった。ネタは齋藤だ。頭の中であらゆる方法で齋藤を辱める。それでも齋藤は拒否しない。俺の言うことを聞いてくれる。俺しか友達がいないから。だからだ。きっと齋藤に他に友達ができれば齋藤は俺から離れていく気がした。それだけは、嫌だった。そうハッキリと思えるほど、不快な気持ちになる。齋藤は、一人でなければならない。俺しか頼れる人間がいない状況にしないと、だめなんだ。

 友情と呼ぶには稚拙で独占欲じみたものだと思った。それでも、齋藤が自分から離れると思うと、どうしようもなく叫んで、頭を掻き毟りたくなるのだ。齋藤。優柔不断で、主体性がなく、押しても感触がないような、変わった転校生。それを、俺のものにしたい。俺の好みにして、俺のことしか考えられなくなって、俺を受け入れて、俺を、好きだと体を寄せてくる。
 ……齋藤。その名前を口にするだけで、酷く胸が切なくなる。他の男といると、酷く不安になる。齋藤が笑いかけてくれると、自然と笑みが浮かぶ。

 気付けば俺の世界は、齋藤がいつだって中心になっていた。いつからだろうか。
 今となってはもう、どうだってよかった。
 齋藤が受け入れてくれるなら、なんでも。


 けれど、そんな毎日はいとも容易く決壊する。
 頬の痛み。唇の熱。こちらを見上げる潤んだ目。
 齋藤に受け入れられ、そして、拒絶された日。「そういう意味で言ったのではない」と齋藤は声を震わせる。
 俺のことが好きだと、泣いた齋藤が今度は俺を睨むのだ。信じられないといった顔で。拒絶されたとわかった瞬間、頭の中で火花が散るようだった。何も考えられなくなった、齋藤の体を抑えつけ、唇を貪る。想像の云倍も柔らかくて、肌理細かい肌は汗でしっとりと濡れていた。吸い付くような感触に、ずっと触れていたいと思う。
 暴れる齋藤を見ながら、俺は、齋藤でも拒否するのかと驚いた。
 それも束の間、どうでも良くなった。
 齋藤に受け入れてもらいたかった。けれど、それが叶わないのならばもう友達ごっこなんてする必要はない。
 最初からこうすべきだったのだろうか。
 そんなことをぼんやりと思う。
 けれど、正直酷くショックを受けている自分がいることに驚いた。憤りを覚えてることにもだ。
 俺は、俺が思ってる以上に、齋藤とのごっこ遊びにハマっていたようだ。
 取り繕って、ご機嫌取りして、たまにからかって、笑い合う。そんなぬるま湯に浸かった関係は、案外心地が良かったのかもしれない。

 以前、まだただのクラスメートとして接していた頃のことを思い出しては、酷く懐かしい気分になった。
 よく考えれば最初からは俺は齋藤のことを性的対象として見てしまっていたが、それでも、齋藤といて素直に楽しいと思ったことは多々あった。
 本人に言えば、顔を真っ赤にして怒るだろうけど俺はあのときのことを思い出してたまに抜いてる。ダブルベッド、その隣で寝息を立てる齋藤を見下ろし、そっと前髪を撫で付ける。今更ただの友達に戻れそうにないが、それでも、今こうして齋藤が俺の隣で無防備に寝顔を晒してると思うと興奮する。
 齋藤と同棲を始めて一月も経つ頃だった。最近学園にいた頃をよく思い出す。齋藤は、思い出したくない方が多いと言っていたが、俺は、その反対だ。
 まるで昨日の今日のように思い出せる。齋藤の表情、息遣い、声の震え、皮膚の赤らみ、熱に浮かされた体も、全部。
「いつから俺のこと、好きだったの」と齋藤に言われ、考えてみたけれどやはり多分一目見たあのときから、恋愛感情とはまた別の情を齋藤に抱いていたのは違いない。一目惚れと呼ぶには不純だが、そう答えれば齋藤は恥ずかしそうに、そして嬉しそうに笑って「そんな馬鹿な」と目を細める。
 確かに俺は馬鹿だ。自分でも言える。けれど、それは齋藤と会ってから著しくなったのだ。齋藤にもその一因はある。そう思うとなんかムカついてきた。齋藤の鼻頭を摘めば、ふがっと口を開く齋藤にキスをする。
 手を伸ばせばいつでも齋藤がいる。不思議なものだと思う。一度は俺を拒絶した齋藤がこうして俺の隣にいる。次目を覚ましたら実は夢でした、なんてくるんじゃないか。そんな恐怖を懐くようになってから齋藤の寝息を聞き、心音を感じないと眠れなくなる。齋藤の体を抱き締め、目を瞑った。とくりとくりと聞こえてくる鼓動を皮膚で感じながら、俺は意識を手放した。


 END
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