草薙さん家の天使はいつもにこにこ晴れている。

都会の喧騒から少し離れた場所に、お屋敷がある。
緑あふれる庭園には季節の花々が咲き、和やかだ。

このお家には、ちょっぴり変わったきょうだいが暮らしていた。
過去の傷を抱える兄を中心に、五人の毎日は続いてゆく。

時に泣き、時に傷つけ合い、時に笑い合う。

――――血の繋がりとはなにか。
――――普通のカタチとはなにか。

「うちらは、なにがあってもずっとこの家が好きだよ」

想いを抱えた五人のきょうだいが織りなす、喪失と再生のお話。


*登場人物は、作中に記載させていただきました。
※一部過激な描写が含まれます。
 苦手な方は無理なさらずご遠慮くださいませ。
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