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第二章 自重を知らない回り
動き出す時
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龍天山の村がドラゴニアになってさらに人間、獣人、龍人、ドワーフ、エルフが新たな住人として続々と増え街の拡張もひと段落がついた。
活気に満ちて、人々は笑顔で過ごしている。
獣人とエルフは主にハンティング、冒険者ギルドで狩をしたり、龍人は各ギルドや運営側に入り街の拡張や防犯に活躍していた。
そんな中ブラウンは久しぶりに釣りをしたり狩りに参加したりとノンビリと過ごしていた。
今は、喫茶店でコーヒーを飲みつつ本を読んでいた。
「ブラウン様少しよろしいでしょうか?」
ニンニルが少し困った顔でブラウンのそばにやってきた。
「ああ、いいよ、どうした?」
ニンニルはブラウンの隣に腰を下ろしてウェイトレスに紅茶を頼むと、
「最近住人も増え娯楽として相撲や組み手などに人気が出てきていますわ」
「そうだな、最近はタイトルマッチなんかも組まれて盛り上がってるな」
「そうですの、最近の皆様の関心はその各格闘技のどれが最強なのか?と言う事ですの」
「なるほど異種格闘技戦か」
「で、近いうちに各格闘技のチャンピオン同士の予選をしまして、夏を目標に優勝戦をしたいと思いますの」
ニンニルの提案にブラウンは顎に手をやり少し考えると、楽しそうに笑い
「良いんじゃないか、俺も参加できるよな」
「ブラウン様は優勝者と対決して頂きたいのですわ、これならかなりの興行収入が見込めますの」
水龍は知恵と商売が本能にあり、水龍の姫であるニンニルはその本能が他の水龍よりも強かったゆえにこの興行は本能が刺激されていた。
「俺も予選から出たいが、まあいいか楽しそうだ」
「お任せください、最高の舞台を作って見せますわ」
ニンニルは柔らかな笑みを浮かべて席を立つとスキップしながら店を出て行った。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ヘーラとニンニル
「ブラウン様には了承を得ましたの」
「なるほどのう・・・良い考えじゃ」
二人はニンニルの店でお茶をしながら武道大会に向けての話し合いをしていた。
「そうじゃ、父上達も参加させてしまえばよいの」
「そうですわね、ではこの街のチャンピオン達対お父様たちにしましょうか」
意地の悪い笑みを浮かべる二人は殊更楽しそうに計画を立て始める
「叔父上と父上の対決は間違いなく楽しいことになりそうじゃ」
「たしか、お二人とも決着がついてないのでしたわね」
地龍王と翼州山はお互い無敗で勝ち進みお互いに東の横綱、西の横綱と呼ばれついに決着のその日突如として翼州山が姿を消したのだった。
翼州山が居る今決着を望む相撲ファンも多く、好カードになること間違いない。
拳闘では炎龍人を抑えて獣人がチャンピオンとなり、次のタイトル戦が楽しみだとチケットが完売。
その全てのチャンピオンが一堂に会するイベントはかなり盛り上がること間違いない、トッポが戻り次第動けるように準備が着々と進んでいくのであった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
一方王都では
2000人入れる大講堂で1000人を超える老際兵や若者がが最高教師の下に集い、今まさに軍気が最高潮に高まりつつあった。
「我が戦友よ良く来てくれた!今の教会際兵、財務は地に落ちた!地に落ちし者々に鉄拳の教育を!」
「「うぉぉぉぉ!!」」
「年寄りども!!際兵である!!大人しく降伏し隠居でもしていやがれ!!!」
いきなり扉が開き際兵がなだれ込んでくるが、老際兵達の目はより闘争心を宿し、それに触発されるように若者達も一歩前にでる。
際兵も槍を構え威圧するように壁を作るが、一部の際兵が奇声を上げて槍を突き出した。
老際兵数人が怪我をしその波は際兵全体に伝わっていく。
「いくぞ!!」
一人の老際兵が声をあげ大人数で狭くなった大講堂では槍が不利であり、先頭を行く老際兵達は素手や木剣での立ち回りで圧倒していく。
「貴様ら下がれぃ!」
巨躯の男が際兵を割り前に出てくると、先頭を行く先ほど声を上げた老際兵の前に出てくる。
「まさか親父が生きていたとわな」
「まさかあの程度の毒と攻撃で死ぬわけも無いだろう」
老際兵バンテリンは襲撃の際死ぬつもりだった、死を受け入れようと目を閉じた時ある男と話した事を思い出していた。
走馬灯かと笑えてきたが、ふと何故今になってと気になった。
エンシェントドラゴンを打ち倒したその男は周りの喧騒から隠れるように壁にもたれかかっていた。
主役だと言うのに騒ぎは回りに任せてノンビリとその光景を楽しんでいるかのようであった。
「お初にお目にかかる、際兵長バンテリン・エストンと申す」
「ああ、帝国戦の英雄か、俺はブラウンだ、よろしく」
二人は色々な話をし、楽しい時間を過ごすことが出来た。
話の終わりにバンテリンはつい
「おぬしほどの剛の者であれば際兵として一緒に来てほしいぐらいだ」
「はは、楽しそうだが俺には俺の場所がある、バンテリンは際兵として何を成したい?」
「うん?わしか・・・そうだな、際兵として信者、民を守りたとえ上司であろうが間違っていればそれを正すそうある自分でありたい。
そうして後の世代にもそれを伝えていく事、それが成したい事だ」
「そうか、俺はもっと単純だ、魔物におびえず笑顔で日々過ごしてもらう、同じことかも知れんがそのために剣を振るう、難しいことは上が考えたら良い。
だから、俺はハンターを必要ないと言われるまで続けるだけだ」
同じ志でもあいつは日々の笑顔のため、わしは間違いを正し信者、民を守る・・・そうだ、わしは我が子の横暴を正すことも出来ず諦める訳にはいかない
その瞬間、最高教師の屋敷で目が覚めた、文字道り目が覚めたのだ。
「馬鹿息子が!貴様の横暴、今ここで正してくれよう」
活気に満ちて、人々は笑顔で過ごしている。
獣人とエルフは主にハンティング、冒険者ギルドで狩をしたり、龍人は各ギルドや運営側に入り街の拡張や防犯に活躍していた。
そんな中ブラウンは久しぶりに釣りをしたり狩りに参加したりとノンビリと過ごしていた。
今は、喫茶店でコーヒーを飲みつつ本を読んでいた。
「ブラウン様少しよろしいでしょうか?」
ニンニルが少し困った顔でブラウンのそばにやってきた。
「ああ、いいよ、どうした?」
ニンニルはブラウンの隣に腰を下ろしてウェイトレスに紅茶を頼むと、
「最近住人も増え娯楽として相撲や組み手などに人気が出てきていますわ」
「そうだな、最近はタイトルマッチなんかも組まれて盛り上がってるな」
「そうですの、最近の皆様の関心はその各格闘技のどれが最強なのか?と言う事ですの」
「なるほど異種格闘技戦か」
「で、近いうちに各格闘技のチャンピオン同士の予選をしまして、夏を目標に優勝戦をしたいと思いますの」
ニンニルの提案にブラウンは顎に手をやり少し考えると、楽しそうに笑い
「良いんじゃないか、俺も参加できるよな」
「ブラウン様は優勝者と対決して頂きたいのですわ、これならかなりの興行収入が見込めますの」
水龍は知恵と商売が本能にあり、水龍の姫であるニンニルはその本能が他の水龍よりも強かったゆえにこの興行は本能が刺激されていた。
「俺も予選から出たいが、まあいいか楽しそうだ」
「お任せください、最高の舞台を作って見せますわ」
ニンニルは柔らかな笑みを浮かべて席を立つとスキップしながら店を出て行った。
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ヘーラとニンニル
「ブラウン様には了承を得ましたの」
「なるほどのう・・・良い考えじゃ」
二人はニンニルの店でお茶をしながら武道大会に向けての話し合いをしていた。
「そうじゃ、父上達も参加させてしまえばよいの」
「そうですわね、ではこの街のチャンピオン達対お父様たちにしましょうか」
意地の悪い笑みを浮かべる二人は殊更楽しそうに計画を立て始める
「叔父上と父上の対決は間違いなく楽しいことになりそうじゃ」
「たしか、お二人とも決着がついてないのでしたわね」
地龍王と翼州山はお互い無敗で勝ち進みお互いに東の横綱、西の横綱と呼ばれついに決着のその日突如として翼州山が姿を消したのだった。
翼州山が居る今決着を望む相撲ファンも多く、好カードになること間違いない。
拳闘では炎龍人を抑えて獣人がチャンピオンとなり、次のタイトル戦が楽しみだとチケットが完売。
その全てのチャンピオンが一堂に会するイベントはかなり盛り上がること間違いない、トッポが戻り次第動けるように準備が着々と進んでいくのであった。
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一方王都では
2000人入れる大講堂で1000人を超える老際兵や若者がが最高教師の下に集い、今まさに軍気が最高潮に高まりつつあった。
「我が戦友よ良く来てくれた!今の教会際兵、財務は地に落ちた!地に落ちし者々に鉄拳の教育を!」
「「うぉぉぉぉ!!」」
「年寄りども!!際兵である!!大人しく降伏し隠居でもしていやがれ!!!」
いきなり扉が開き際兵がなだれ込んでくるが、老際兵達の目はより闘争心を宿し、それに触発されるように若者達も一歩前にでる。
際兵も槍を構え威圧するように壁を作るが、一部の際兵が奇声を上げて槍を突き出した。
老際兵数人が怪我をしその波は際兵全体に伝わっていく。
「いくぞ!!」
一人の老際兵が声をあげ大人数で狭くなった大講堂では槍が不利であり、先頭を行く老際兵達は素手や木剣での立ち回りで圧倒していく。
「貴様ら下がれぃ!」
巨躯の男が際兵を割り前に出てくると、先頭を行く先ほど声を上げた老際兵の前に出てくる。
「まさか親父が生きていたとわな」
「まさかあの程度の毒と攻撃で死ぬわけも無いだろう」
老際兵バンテリンは襲撃の際死ぬつもりだった、死を受け入れようと目を閉じた時ある男と話した事を思い出していた。
走馬灯かと笑えてきたが、ふと何故今になってと気になった。
エンシェントドラゴンを打ち倒したその男は周りの喧騒から隠れるように壁にもたれかかっていた。
主役だと言うのに騒ぎは回りに任せてノンビリとその光景を楽しんでいるかのようであった。
「お初にお目にかかる、際兵長バンテリン・エストンと申す」
「ああ、帝国戦の英雄か、俺はブラウンだ、よろしく」
二人は色々な話をし、楽しい時間を過ごすことが出来た。
話の終わりにバンテリンはつい
「おぬしほどの剛の者であれば際兵として一緒に来てほしいぐらいだ」
「はは、楽しそうだが俺には俺の場所がある、バンテリンは際兵として何を成したい?」
「うん?わしか・・・そうだな、際兵として信者、民を守りたとえ上司であろうが間違っていればそれを正すそうある自分でありたい。
そうして後の世代にもそれを伝えていく事、それが成したい事だ」
「そうか、俺はもっと単純だ、魔物におびえず笑顔で日々過ごしてもらう、同じことかも知れんがそのために剣を振るう、難しいことは上が考えたら良い。
だから、俺はハンターを必要ないと言われるまで続けるだけだ」
同じ志でもあいつは日々の笑顔のため、わしは間違いを正し信者、民を守る・・・そうだ、わしは我が子の横暴を正すことも出来ず諦める訳にはいかない
その瞬間、最高教師の屋敷で目が覚めた、文字道り目が覚めたのだ。
「馬鹿息子が!貴様の横暴、今ここで正してくれよう」
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