別れ道のツバサ

鏡恭二

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再会のツバサ

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 宗助は、起きた。トイレに行く。
宗助「ああ。そういえば、昨日酔っ払って俺が開けて・・・」
  その穴を見て、後悔の念が渦巻いてきた。しかし、その後、自分の中の寂しさと、疎外感などの気持ちがその穴から出ていって、排泄をした後なのもあり、爽快感も感じていた。
 宗助(寂しさも、ぬくもりを求める気持ちも、ここから出ていってくれればいいのにな。)
 宗助はその穴を眺めながら空っぽな目でつぶやいた。
 トイレを出る。とりあえず腹が減った。家事をやるのもめんどくさい。
ピンポーン。部屋のチャイムが鳴る。
「宅配便でーす。」 母親からだ。
りんごが段ボール一箱送られてくる。
手紙が添えられていた。
母「長野から送られてきたりんごです。お母さんがいつも、お返ししてるからいつも、送られてくるのです。
そのことに感謝して食べなさい。」
 その手紙を読み、とりあえず床に置き段ボールを開ける。
 手にとってリンゴを丸齧りした。
宗助「感謝して食べなさいか・・・」
空っぽな気持ちでその手紙を読み、
そのままゴミ箱に手紙を捨てた。

 そのまま学校の授業に出席した。また、いつもの会話が始まった。
 雄二「由美ちゃんと悟この前、上田のイオンで歩いてなかった?もしかしてデート?」
優子「もしかしてー。由美もー。」
由美「そうなんだ。悟その時そこでペアリング買ってくれて、これ。」
優子「きゃー。かわいい💛」悟「付き合うことになったんだ。」
優子「おめでとー。お似合いだねー」
雄二「キスしたのー。」
悟「まぁー。それは・・・」
雄二「うおー。そこまでいったか‼️」また、授業中に、下世話な会話が始まった。優子に話をふられる。
 優子「宗助。悟と由美が付き合ったって、
」宗助は童○未だそういう経験がない。
 宗助(・・・羨ましいなぁ・・・)
宗助は、その気持ちを押し殺しながら、
振り絞りながら声に出した。
 宗助「そうなんだ。おめでとう。」
若い体の性欲押し殺して言った精一杯の一言だった。
 
 雄二「なぁなぁ。授業だるいから、アイス食べない?」
 悟「そうだな。こういう時はジャンボアイスでしょ。宗助もいかない?」
 宗助も頷く、教授の目を盗み授業をサボった。購買に行った。休み時間も近いのか、多くの学生が購買にいた。
 アイスの冷凍庫の扉を開けて3人でジャンボアイスを取り出す。
 宗助はレジで会計を済まそうと小銭を出そうとすると、財布から10円玉が飛び出した。
 宗助(・・・あっ・・)
レジの人にすいませんと挨拶する、拾おうとすると拾ってくれた人がいた・・・
   まどか💛「落としましたよ。」
10円玉を拾ってくれた学生。
見覚えがある。
 宗助(・・・あれっ?・・・)
 まどか💛「もしかして、高校の時一緒だった西川くんじゃない?」
 宗助「・・・ああ・・・」
 まどか💛「宮川だよ・・・高校の時の・・・」
どこかで、みたような・・・おもいだせないでいると。
 まどか💛「じゃあねぇー。」
彼女は、急いでいたのか足早に去っていった。
 雄二「おい。あの可愛いの誰だよ?」
 宗助「・・・・え?・・・・」
 悟「もしかして、ついにお前も・・・」
    宗助「ちょっとやめろよ!!」
悟のことを、たたきながらも、
 心の中ではときめいていた。しかし、だれだか、わからないでいた。
 
 宗助は家に帰った。家は散らかっていた。散らかってる部屋では気が休まらないが、掃除をする気力もない。
 宗助「はーあっ。」大きいため息をついているとその中に、高校のアルバムがあった。
 宗助(懐かしいな・・・)
1ページずつめくる・・・一つのページで止まった。
 フラッシュバックする。

 まどか💛「宮川だよ・・・高校の時の・・・」ミヤガワ・・・マドカ💛・・・ミヤ・・・マド・・・ミ・・・マドカ・・・ミヤガワ・・・マドカ・・・
 頭がぐるぐる回る・・・胸が高鳴る・・頭を抱える・・・気持ちが悪くなる・・・二日酔いか・・トイレに駆け込む吐けない・・・なんだこれは・・・

卒業証書に笑顔に写っていた。その下に書いてある名前は・・・
        「宮川まどか」・・・・


それと、あの時、自動販売機でコインを拾ってくれた少女だった。そして、宗助のその症状は・・・恋の病だった。
   
 
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