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憎めない人
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「ルリちゃん。こんな遅くにどこ行くの?」
私が玄関で靴を履いていると、おばあちゃんがやってくる。両親共働きのうちでは、おばあちゃんと二人でいることが多かった。けど、私だって大学生だし付き合いもあるわけで、夜に出かけることもあるのである。その度に、責められるような空気を感じるのは、ちょっと面倒だった。
「今日はオールだから、明日の朝帰るよ」
「また徹夜するの? 体に悪いから、途中で帰って来ればいいのに」
「こういうことは今しかできないから。それに、終電で帰る方が危険なの」
「でもねぇ。女の子が朝帰りなんて、やっぱりよくないわよ」
「明日必ず帰ってくるから! じゃあ、行ってくるよ」
それから私は、大学のサークル仲間とカラオケに入ると、呑んだり騒いだりして予定通り朝まで遊んだ。家に一人残してきたおばあちゃんのことが気にならないわけではないけど——でも、来年は就活や資格取得もあるし、遊べるのは今だけだから、後悔はしていなかった。
そして朝から二日酔いと頭痛を引きずりながら大学にいった後、夕方に帰った私は、ちょっとだけ罪悪感を覚えながらも、居間のコタツでお茶をすすっているおばあちゃんに声をかけた。
「おばあちゃん、ただいま」
「あら、ルリちゃん。やっと帰ったのね」
「家では何もなかった?」
「ええ。何もないわよ。でも、ちょっとだけ珍しいことがあったの」
「珍しいことって何?」
「なんでしょうね」
「変なおばあちゃん」
「それより、早くお風呂に入りなさい」
「はーい」
思ったより機嫌の良いおばあちゃんに、少しだけホッとした私は風呂場に直行した。
そしてその翌日、大学に行くと、またもやオールの誘いがあった。サークルの先輩がやたら呑むのが好きなので、月一で飲み会を開くのだ。
「ルリルリ、来月も行ける?」
サークルの中で最もチャラい先輩に声をかけられて、私は言葉を詰まらせる。
正直言うと、あまり好きじゃない男の先輩だった。かといって、適当に返事をすることもできず、断ろうか悩んでいると、チャラ男の——草津先輩に、「じゃ、ルリルリは参加~」と勝手に決められてしまった。
私が呆気に取られる中、話はどんどん進んでいって、またカラオケに集合することが決まった。
「ちょっと待ってください、草津先輩! 私はまだ——」
「ダイジョブダイジョブ。課題は手伝うからさ~」
「そういう話じゃなくて、うちにはおばあちゃんが……」
おばあちゃんを何度も一人にするのが嫌で、今回ばかりは断ろうとするけど、草津先輩は「ルリルリはおばあちゃん子なの?」と、ゲラゲラ笑った。
なんだか嫌な感じ。けど、周りの空気を壊すわけにも行かないし、私はモヤモヤした気持ちを呑み込んだ。
そして飲み会当日。私は嫌な気持ちを引きずったまま、自宅の玄関で靴を履いていた。そこにいつものようにやってくるおばあちゃん。さすがに何度もおばあちゃんを一人にするのは不安だったけど、私は仕方なくおばあちゃんに飲み会の話をした。
「ごめんね、おばあちゃん。今日もオール行ってくるから……」
「ああ、行ってらっしゃい。楽しんでくるのよ」
「え? いいの?」
「いいのよ。若いうちに、やりたいことをやりなさい」
「う、うん……」
前回と違うおばあちゃんの反応に、私は驚きながらも、少しだけ安心して待ち合わせ場所のカラオケに向かった。カラオケはすでに盛り上がっていて、みんなバカみたいに大騒ぎしていた。中でも草津先輩はネタになるような歌ばかり歌っていて、誰よりも楽しんでいる様子だった。
幼児向けアニメの主題歌を本気で歌う草津先輩に私は苦笑する。その後も他の先輩たちが必死になって歌う中、私はおばあちゃんのことが気になって席を立った。
そしてカラオケの外に出てスマホを取り出す中——ふいに、近くから声が聞こえた。それは草津先輩だった。
「……あの、すみません。またお孫さんを夜遅くまで連れ回して。明日も無事に返しますので、待っていてあげてください——それじゃあ、また連絡しますので」
いつになく真面目に話す草津先輩。そのギャップに衝撃を受けながらも、私は見つからないように、看板に隠れて草津先輩が去るのを待った。そして草津先輩が店の中に入ったのを見計らって、今度こそおばあちゃんに電話をした。
すると、おばあちゃんはものの数秒で電話に出た。
『はい、もしもし』
「もしもし、おばあちゃん。そっちは大丈夫?」
『ああ、ルリちゃん。大丈夫だよ。こっちはいつも通りだから。——でも、どうして電話をかけてきたの?』
「え? どうしてって、一応、私が無事っていう報告を……」
『報告なら、ついさっき、クサツって人からもらったわよ』
「……え? どういうこと? もしかして、今草津さんが電話してたのって、おばあちゃん? なんで?」
『この間ね、大切なお孫さんをお預かりしますって電話をもらったの。とても真面目な人なのね』
「あのチャラ男が……?」
『じゃあ、おばあちゃんはもう寝るから、あなたも無理はしないでね』
おばあちゃんはそれだけ言って通話を切った。残された私が呆然とする中、カラオケの中から他の先輩がやってくる。草津先輩と一番仲の良い女の先輩だった。
「あ、ルリちゃん。ルリちゃんもコンビニに行くの?」
「いえ、私は家族に連絡をと思ったんですが……」
私が途中まで言ったところで、彼女——小野先輩は笑みを浮かべた。そして私の肩をポンポンと叩く。
「ああ、もしかして。ルリちゃんの家にも、草津くんが連絡してた?」
「……はい」
私が静かに頷くと、小野先輩は教えてくれた。
「あいつね。家にお姉さんと二人暮らしなんだよ。でもあいつが小学校の時、お姉さんが朝帰りばっかしてたみたいで。心配して眠れない日が多かったって理由で、オールする日は参加者の家族に連絡することにしたみたいよ」
「……意外と真面目だ」
「そうなのよ。真面目なのよ。チャラいのにね」
それから私は、小野先輩とひとしきり笑い合った後、カラオケの店内に戻った。
私が玄関で靴を履いていると、おばあちゃんがやってくる。両親共働きのうちでは、おばあちゃんと二人でいることが多かった。けど、私だって大学生だし付き合いもあるわけで、夜に出かけることもあるのである。その度に、責められるような空気を感じるのは、ちょっと面倒だった。
「今日はオールだから、明日の朝帰るよ」
「また徹夜するの? 体に悪いから、途中で帰って来ればいいのに」
「こういうことは今しかできないから。それに、終電で帰る方が危険なの」
「でもねぇ。女の子が朝帰りなんて、やっぱりよくないわよ」
「明日必ず帰ってくるから! じゃあ、行ってくるよ」
それから私は、大学のサークル仲間とカラオケに入ると、呑んだり騒いだりして予定通り朝まで遊んだ。家に一人残してきたおばあちゃんのことが気にならないわけではないけど——でも、来年は就活や資格取得もあるし、遊べるのは今だけだから、後悔はしていなかった。
そして朝から二日酔いと頭痛を引きずりながら大学にいった後、夕方に帰った私は、ちょっとだけ罪悪感を覚えながらも、居間のコタツでお茶をすすっているおばあちゃんに声をかけた。
「おばあちゃん、ただいま」
「あら、ルリちゃん。やっと帰ったのね」
「家では何もなかった?」
「ええ。何もないわよ。でも、ちょっとだけ珍しいことがあったの」
「珍しいことって何?」
「なんでしょうね」
「変なおばあちゃん」
「それより、早くお風呂に入りなさい」
「はーい」
思ったより機嫌の良いおばあちゃんに、少しだけホッとした私は風呂場に直行した。
そしてその翌日、大学に行くと、またもやオールの誘いがあった。サークルの先輩がやたら呑むのが好きなので、月一で飲み会を開くのだ。
「ルリルリ、来月も行ける?」
サークルの中で最もチャラい先輩に声をかけられて、私は言葉を詰まらせる。
正直言うと、あまり好きじゃない男の先輩だった。かといって、適当に返事をすることもできず、断ろうか悩んでいると、チャラ男の——草津先輩に、「じゃ、ルリルリは参加~」と勝手に決められてしまった。
私が呆気に取られる中、話はどんどん進んでいって、またカラオケに集合することが決まった。
「ちょっと待ってください、草津先輩! 私はまだ——」
「ダイジョブダイジョブ。課題は手伝うからさ~」
「そういう話じゃなくて、うちにはおばあちゃんが……」
おばあちゃんを何度も一人にするのが嫌で、今回ばかりは断ろうとするけど、草津先輩は「ルリルリはおばあちゃん子なの?」と、ゲラゲラ笑った。
なんだか嫌な感じ。けど、周りの空気を壊すわけにも行かないし、私はモヤモヤした気持ちを呑み込んだ。
そして飲み会当日。私は嫌な気持ちを引きずったまま、自宅の玄関で靴を履いていた。そこにいつものようにやってくるおばあちゃん。さすがに何度もおばあちゃんを一人にするのは不安だったけど、私は仕方なくおばあちゃんに飲み会の話をした。
「ごめんね、おばあちゃん。今日もオール行ってくるから……」
「ああ、行ってらっしゃい。楽しんでくるのよ」
「え? いいの?」
「いいのよ。若いうちに、やりたいことをやりなさい」
「う、うん……」
前回と違うおばあちゃんの反応に、私は驚きながらも、少しだけ安心して待ち合わせ場所のカラオケに向かった。カラオケはすでに盛り上がっていて、みんなバカみたいに大騒ぎしていた。中でも草津先輩はネタになるような歌ばかり歌っていて、誰よりも楽しんでいる様子だった。
幼児向けアニメの主題歌を本気で歌う草津先輩に私は苦笑する。その後も他の先輩たちが必死になって歌う中、私はおばあちゃんのことが気になって席を立った。
そしてカラオケの外に出てスマホを取り出す中——ふいに、近くから声が聞こえた。それは草津先輩だった。
「……あの、すみません。またお孫さんを夜遅くまで連れ回して。明日も無事に返しますので、待っていてあげてください——それじゃあ、また連絡しますので」
いつになく真面目に話す草津先輩。そのギャップに衝撃を受けながらも、私は見つからないように、看板に隠れて草津先輩が去るのを待った。そして草津先輩が店の中に入ったのを見計らって、今度こそおばあちゃんに電話をした。
すると、おばあちゃんはものの数秒で電話に出た。
『はい、もしもし』
「もしもし、おばあちゃん。そっちは大丈夫?」
『ああ、ルリちゃん。大丈夫だよ。こっちはいつも通りだから。——でも、どうして電話をかけてきたの?』
「え? どうしてって、一応、私が無事っていう報告を……」
『報告なら、ついさっき、クサツって人からもらったわよ』
「……え? どういうこと? もしかして、今草津さんが電話してたのって、おばあちゃん? なんで?」
『この間ね、大切なお孫さんをお預かりしますって電話をもらったの。とても真面目な人なのね』
「あのチャラ男が……?」
『じゃあ、おばあちゃんはもう寝るから、あなたも無理はしないでね』
おばあちゃんはそれだけ言って通話を切った。残された私が呆然とする中、カラオケの中から他の先輩がやってくる。草津先輩と一番仲の良い女の先輩だった。
「あ、ルリちゃん。ルリちゃんもコンビニに行くの?」
「いえ、私は家族に連絡をと思ったんですが……」
私が途中まで言ったところで、彼女——小野先輩は笑みを浮かべた。そして私の肩をポンポンと叩く。
「ああ、もしかして。ルリちゃんの家にも、草津くんが連絡してた?」
「……はい」
私が静かに頷くと、小野先輩は教えてくれた。
「あいつね。家にお姉さんと二人暮らしなんだよ。でもあいつが小学校の時、お姉さんが朝帰りばっかしてたみたいで。心配して眠れない日が多かったって理由で、オールする日は参加者の家族に連絡することにしたみたいよ」
「……意外と真面目だ」
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それから私は、小野先輩とひとしきり笑い合った後、カラオケの店内に戻った。
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