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中学校
中学3年生【大暴れ③】
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次の日の朝、高橋先生からの電話で起きた。
思ったよりも寝れた。
そして、準備をして学校に行った。
職員室に行くと東先生が「ちゃんと来たな。昨日の事高橋先生から聞いてる。ちゃんと今日話しよう。やらなあかん事たくさんあるからな。」と言って相談室に連れて行ってくれた。
高橋先生がその後来た。
東先生は「ちゃんと反省しいや。」と言い入れ違いで出て行った。
「昨日の事反省したか?げんきの気持ちはわかった。それにずっと一緒にいてるのに気づいてあげれなかった事を先生は後悔した。でも、授業の中であんな暴れたらアカン。」
「怒られる事もちろんもうわかってる。」
「理由はどうであれ、やってしまった事は責任取らないとアカン。保護司の近藤さんにも報告さしてもらう。」
「それは違うやろ。」
「何が違うねん。昨日げんきは『裁判所呼ばれるならそれでいい。』とまで言ってたのに。」
「あれはホンマに我慢できなくて帰えりたかったから…。つい言っちゃった。」
「自分のやった事、自分の言葉に責任持たなアカン。もちろん先生はラスト1年げんきの事見捨てるつもりない。施設にも少年院にも行かすつもりない。でも、保護司さんが付いてるのに報告しない訳にはいかん。」
「報告したらどうなるん?」
「それは近藤さんの判断もあるからわからん。でもげんきがちゃんと反省できてるなら、もちろんその事も伝えるから。」
僕はそれ以上何も言えなかった。
「まずはげんきが今できる事からしよう。暴れた事はアカンってわかってるんやろ?」
「わかってる。またどうせお尻叩くんやろ?」
「叩いて変わってくれるなら良いんやけどな。毎回信じて心鬼にしてやってんのに、すぐ忘れて成果が見えへんからなぁ。」
「じゃ、辞めとく?」
「辞めたら調子乗るから辞めへん。ただ今回は先生も後悔した。げんきの変化見逃してしんどい思いさしてしまったからな。だからパンツの上からあの吉岡先生直伝の木の棒にしとくわ。」
「何か優しそうな雰囲気出してるけど、それ何も優しくないからな。」
「文句言うなら生けつにするか?早く用意して。棒取ってくるから。」
僕は罰がある事は予想していたので、諦めて準備をした。
先生は戻ってくるなり「50回な。」と言った。
その回数を聞いて、ちょっと優しいかもって思ってしまった自分がいてた。
でも、やっぱり実際は何も優しくない。
パンツの上からでも、痛かった。
何回叩かれてもこの、痛みには慣れない。
むしろ後半どんどん痛みが蓄積されて、より痛くなる事を知ってるからこそ恐怖心も出てくる。
そして、やっぱり泣かされた。
毎回聞き入れてもらえないけど「許して欲しい。」とお願いした。
でも、そのまま叩き続けられた。
そもそも人を叩く道具ではない。
50回終わった時には痛くて崩れ落ちた。
それでも先生は「よく耐えた。」と言って今回は褒めてくれたやん。
あれだけ大暴れしたのに、その割にはやっぱり優しかった。
その後、東先生が来て「お仕置き足りてるか?」と聞いてきた。
「十分足りてる。」と言ったが東先生は「今回高橋先生甘かったからな。足らんかったらいつでも追加するから言ってや。」と言っていた。
その後、僕は金山先生に謝った。
そして、暴れて蹴ったり叩いたりした事を高橋先生と東先生にも謝った。
高橋先生は「げんきが反省してるのもわかる。ただクラスの中には今回のげんきの行動を見て怖いと思った子も居てる。いつかクラスメイトにも謝らんとアカン。人の物も壊してしまってるんやから、そこも個人的に謝らないとアカン。わかるか?」
「わかる。」
「クラスでも何でげんきが暴れたのか先生たちも話する。それまでは当分別室登校な。」
「うん。そうなると思ってた。」
それから数日間は別室で課題をして過ごした。
毎回のことやのに嫌な顔せずに、先生たちは勉強を教えくれた。
思ったよりも寝れた。
そして、準備をして学校に行った。
職員室に行くと東先生が「ちゃんと来たな。昨日の事高橋先生から聞いてる。ちゃんと今日話しよう。やらなあかん事たくさんあるからな。」と言って相談室に連れて行ってくれた。
高橋先生がその後来た。
東先生は「ちゃんと反省しいや。」と言い入れ違いで出て行った。
「昨日の事反省したか?げんきの気持ちはわかった。それにずっと一緒にいてるのに気づいてあげれなかった事を先生は後悔した。でも、授業の中であんな暴れたらアカン。」
「怒られる事もちろんもうわかってる。」
「理由はどうであれ、やってしまった事は責任取らないとアカン。保護司の近藤さんにも報告さしてもらう。」
「それは違うやろ。」
「何が違うねん。昨日げんきは『裁判所呼ばれるならそれでいい。』とまで言ってたのに。」
「あれはホンマに我慢できなくて帰えりたかったから…。つい言っちゃった。」
「自分のやった事、自分の言葉に責任持たなアカン。もちろん先生はラスト1年げんきの事見捨てるつもりない。施設にも少年院にも行かすつもりない。でも、保護司さんが付いてるのに報告しない訳にはいかん。」
「報告したらどうなるん?」
「それは近藤さんの判断もあるからわからん。でもげんきがちゃんと反省できてるなら、もちろんその事も伝えるから。」
僕はそれ以上何も言えなかった。
「まずはげんきが今できる事からしよう。暴れた事はアカンってわかってるんやろ?」
「わかってる。またどうせお尻叩くんやろ?」
「叩いて変わってくれるなら良いんやけどな。毎回信じて心鬼にしてやってんのに、すぐ忘れて成果が見えへんからなぁ。」
「じゃ、辞めとく?」
「辞めたら調子乗るから辞めへん。ただ今回は先生も後悔した。げんきの変化見逃してしんどい思いさしてしまったからな。だからパンツの上からあの吉岡先生直伝の木の棒にしとくわ。」
「何か優しそうな雰囲気出してるけど、それ何も優しくないからな。」
「文句言うなら生けつにするか?早く用意して。棒取ってくるから。」
僕は罰がある事は予想していたので、諦めて準備をした。
先生は戻ってくるなり「50回な。」と言った。
その回数を聞いて、ちょっと優しいかもって思ってしまった自分がいてた。
でも、やっぱり実際は何も優しくない。
パンツの上からでも、痛かった。
何回叩かれてもこの、痛みには慣れない。
むしろ後半どんどん痛みが蓄積されて、より痛くなる事を知ってるからこそ恐怖心も出てくる。
そして、やっぱり泣かされた。
毎回聞き入れてもらえないけど「許して欲しい。」とお願いした。
でも、そのまま叩き続けられた。
そもそも人を叩く道具ではない。
50回終わった時には痛くて崩れ落ちた。
それでも先生は「よく耐えた。」と言って今回は褒めてくれたやん。
あれだけ大暴れしたのに、その割にはやっぱり優しかった。
その後、東先生が来て「お仕置き足りてるか?」と聞いてきた。
「十分足りてる。」と言ったが東先生は「今回高橋先生甘かったからな。足らんかったらいつでも追加するから言ってや。」と言っていた。
その後、僕は金山先生に謝った。
そして、暴れて蹴ったり叩いたりした事を高橋先生と東先生にも謝った。
高橋先生は「げんきが反省してるのもわかる。ただクラスの中には今回のげんきの行動を見て怖いと思った子も居てる。いつかクラスメイトにも謝らんとアカン。人の物も壊してしまってるんやから、そこも個人的に謝らないとアカン。わかるか?」
「わかる。」
「クラスでも何でげんきが暴れたのか先生たちも話する。それまでは当分別室登校な。」
「うん。そうなると思ってた。」
それから数日間は別室で課題をして過ごした。
毎回のことやのに嫌な顔せずに、先生たちは勉強を教えくれた。
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