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社会人
3年目【祭りでのトラブル③】
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次の日、蓮は約束していた時間に来た。
坊主になっていると聞いていた髪の毛は、思ってた以上に短い坊主で頭が青く見えた。
僕は蓮を連れて会議室に向かった。
蓮は「迷惑かけてごめんなさい。」と謝ってきた。
「お父さんにだいぶ怒られたん?」
「しばかれたし、髪の毛も坊主にされた。ホンマに恥ずかしい。だからみんなに会いたくない。」
「そっか。だいぶ厳しくされたんやな。今日よくがんばって来たな。」
「うん。行かないとまたお父さんに怒られるし。ただ、今日高橋先生にもしばかれるんやろ?」
「どうやろうな?」
「お父さんが先生達にもお願いしてるって。だから怒られてこいって言ってた。」
「そっか。正直、高橋先生からも怒られると思う。蓮もう知ってるから言うけど、警察沙汰になって、相手怪我さして怒られへんかった事ないから。僕も同じような事してもた事あるけど、やっぱりその時はめっちゃ怒られた。」
「やっぱりそうやんな。あの木の棒やんな?」
「多分そうなると思う。」
「俺、お父さんにもお尻しばかれててまだ痛いねん。耐えれる気しやん。」
「蓮の気持ちはわかるけど、高橋先生にそれは通用しやん。反省して耐えるしかないで。」
「俺が悪かったし怒られるのは仕方ない。覚悟もしてきたつもりやけど、いざこうなるとやっぱり怖いやん。」
「そうやな。僕は親からしばかれた事ないし、高橋先生だけやったけど、2人からやもんな。」
「わかってた事やのに、無抵抗の相手ボコボコにした俺が悪かったから仕方ない。ケジメつけるわ。げんき先生、高橋先生呼んできて。」
「大丈夫なん?」
「大丈夫じゃない。でも逃げてても仕方ないし。それなら早くこの嫌な気持ちから解放されたい。」
「その気持ちわからんでもないけど、蓮は偉いな。じゃ、呼んでくるで。」
職員室に行くと高橋先生が待っていた。
「蓮の様子は?」
「だいぶお父さんから怒られてしばかれてるみたい。坊主も思ってたより坊主やった。」
「そっか。蓮のお父さんもだいぶ厳しいな。」
「そうみたい。でも高橋先生まだ蓮の事指導するんやろ?」
「そうやな。お父さんにも頼まれてるしな。」
「蓮もうだいぶ反省してたで。さすがに2人からとかかわいそうやねんけど。」
「今まで指導した子はあそこまで保護者の人が怒って手を挙げてるって聞いてなかったからな。だから先生が代わりに指導して嫌われ役になろうって思ってたんやけど、蓮の場合は家でも指導されてるからな。さすがに先生もかわいそうやとは思う。」
「じゃ無しにしたってや。」
「でも、蓮は今日怒られると思って来てるんやろ?」
「うん。お父さんからも怒られてこいって言われて送り出されてるみたい。だから覚悟はしてた。」
「それならいつも通り行ってくるわ。」
「何でなん?」
「ここで甘やかしてもアカンやろ。蓮はこんな事したらお父さんからも先生からも怒られる事はわかってたはずや。それでもこうやって問題起こすんやから。」
「そうやけど…。」
「後のフォローだけ頼むで。」
そう言うと高橋先生は蓮の居る部屋に行った。
高橋先生の気持ちもわかる。
蓮はかわいそうやけど、こうなる事は蓮もわかってたはず。
仕方ない。
僕は職員室で待つ事にした。
それから40分程してやっと高橋先生が戻って来た。
躊躇してた割には時間も長い。
結局、思いっきりしばいて来たんやとわかった。
「蓮大丈夫?」
「先生行く前からだいぶ反省してたな。それに蓮のお尻にしばかれた痕が残ってた。2日前って蓮言ってたけど、その上からやからだいぶキツかったと思うわ。」
「まだ痛いって言ってた。」
「やろうな。」
「お尻痛い上からまた叩かれるん、先生思ってる以上にキツいねんで。」
「げんきも市川も毎日しばかれてた時、この世の終わりかのように顔ひきつってたもんな。毎日泣き叫んでたし。」
「そうなるやろ。痛み蓄積されて1発目から尋常じゃない痛さやねんで。先生にはわからんやろ。」
「経験したことは無いからな。ただ見てたらどれだけ痛いんかとか、どれだけ効果あるかとか教えてくれた人達が居てるからわかってるつもりや。」
「それだけわかってるなら手加減したん?」
「してない。」
「流石やな。先生のその鬼みたいな性格すごいわ。何発しばいたん?」
「100発。あの木の棒で。」
「やり過ぎやろ。まだ痛いって言っるお尻によくそんなできるな。」
「手加減しても良い事ないからな。こうなる事わかっててもするんやから厳しくしとかんと。」
「蓮も俊哉もこの前、あの棒使われてからよっぽど怖かったんかずっと怒られへんようにがんばってたのに。」
「そうやな。だからちゃんとフォロー頼むで。」
「さすがに今回のは蓮かわいそうやわ。同情する。蓮の所、行ってくるわ。」
「もうちょっとしてから行って。今、反省タイム中やから。後、1時間は放っとくから。」
「やっぱり鬼やで。反省してたって言ってたのにまだ反省させるん?早くお尻冷やしたろうや。」
「いつも通りにする。確かに家でも怒られて反省はしてるけど、それはそれやからな。」
結局高橋先生もだいぶ蓮に厳しく指導してた。
坊主になっていると聞いていた髪の毛は、思ってた以上に短い坊主で頭が青く見えた。
僕は蓮を連れて会議室に向かった。
蓮は「迷惑かけてごめんなさい。」と謝ってきた。
「お父さんにだいぶ怒られたん?」
「しばかれたし、髪の毛も坊主にされた。ホンマに恥ずかしい。だからみんなに会いたくない。」
「そっか。だいぶ厳しくされたんやな。今日よくがんばって来たな。」
「うん。行かないとまたお父さんに怒られるし。ただ、今日高橋先生にもしばかれるんやろ?」
「どうやろうな?」
「お父さんが先生達にもお願いしてるって。だから怒られてこいって言ってた。」
「そっか。正直、高橋先生からも怒られると思う。蓮もう知ってるから言うけど、警察沙汰になって、相手怪我さして怒られへんかった事ないから。僕も同じような事してもた事あるけど、やっぱりその時はめっちゃ怒られた。」
「やっぱりそうやんな。あの木の棒やんな?」
「多分そうなると思う。」
「俺、お父さんにもお尻しばかれててまだ痛いねん。耐えれる気しやん。」
「蓮の気持ちはわかるけど、高橋先生にそれは通用しやん。反省して耐えるしかないで。」
「俺が悪かったし怒られるのは仕方ない。覚悟もしてきたつもりやけど、いざこうなるとやっぱり怖いやん。」
「そうやな。僕は親からしばかれた事ないし、高橋先生だけやったけど、2人からやもんな。」
「わかってた事やのに、無抵抗の相手ボコボコにした俺が悪かったから仕方ない。ケジメつけるわ。げんき先生、高橋先生呼んできて。」
「大丈夫なん?」
「大丈夫じゃない。でも逃げてても仕方ないし。それなら早くこの嫌な気持ちから解放されたい。」
「その気持ちわからんでもないけど、蓮は偉いな。じゃ、呼んでくるで。」
職員室に行くと高橋先生が待っていた。
「蓮の様子は?」
「だいぶお父さんから怒られてしばかれてるみたい。坊主も思ってたより坊主やった。」
「そっか。蓮のお父さんもだいぶ厳しいな。」
「そうみたい。でも高橋先生まだ蓮の事指導するんやろ?」
「そうやな。お父さんにも頼まれてるしな。」
「蓮もうだいぶ反省してたで。さすがに2人からとかかわいそうやねんけど。」
「今まで指導した子はあそこまで保護者の人が怒って手を挙げてるって聞いてなかったからな。だから先生が代わりに指導して嫌われ役になろうって思ってたんやけど、蓮の場合は家でも指導されてるからな。さすがに先生もかわいそうやとは思う。」
「じゃ無しにしたってや。」
「でも、蓮は今日怒られると思って来てるんやろ?」
「うん。お父さんからも怒られてこいって言われて送り出されてるみたい。だから覚悟はしてた。」
「それならいつも通り行ってくるわ。」
「何でなん?」
「ここで甘やかしてもアカンやろ。蓮はこんな事したらお父さんからも先生からも怒られる事はわかってたはずや。それでもこうやって問題起こすんやから。」
「そうやけど…。」
「後のフォローだけ頼むで。」
そう言うと高橋先生は蓮の居る部屋に行った。
高橋先生の気持ちもわかる。
蓮はかわいそうやけど、こうなる事は蓮もわかってたはず。
仕方ない。
僕は職員室で待つ事にした。
それから40分程してやっと高橋先生が戻って来た。
躊躇してた割には時間も長い。
結局、思いっきりしばいて来たんやとわかった。
「蓮大丈夫?」
「先生行く前からだいぶ反省してたな。それに蓮のお尻にしばかれた痕が残ってた。2日前って蓮言ってたけど、その上からやからだいぶキツかったと思うわ。」
「まだ痛いって言ってた。」
「やろうな。」
「お尻痛い上からまた叩かれるん、先生思ってる以上にキツいねんで。」
「げんきも市川も毎日しばかれてた時、この世の終わりかのように顔ひきつってたもんな。毎日泣き叫んでたし。」
「そうなるやろ。痛み蓄積されて1発目から尋常じゃない痛さやねんで。先生にはわからんやろ。」
「経験したことは無いからな。ただ見てたらどれだけ痛いんかとか、どれだけ効果あるかとか教えてくれた人達が居てるからわかってるつもりや。」
「それだけわかってるなら手加減したん?」
「してない。」
「流石やな。先生のその鬼みたいな性格すごいわ。何発しばいたん?」
「100発。あの木の棒で。」
「やり過ぎやろ。まだ痛いって言っるお尻によくそんなできるな。」
「手加減しても良い事ないからな。こうなる事わかっててもするんやから厳しくしとかんと。」
「蓮も俊哉もこの前、あの棒使われてからよっぽど怖かったんかずっと怒られへんようにがんばってたのに。」
「そうやな。だからちゃんとフォロー頼むで。」
「さすがに今回のは蓮かわいそうやわ。同情する。蓮の所、行ってくるわ。」
「もうちょっとしてから行って。今、反省タイム中やから。後、1時間は放っとくから。」
「やっぱり鬼やで。反省してたって言ってたのにまだ反省させるん?早くお尻冷やしたろうや。」
「いつも通りにする。確かに家でも怒られて反省はしてるけど、それはそれやからな。」
結局高橋先生もだいぶ蓮に厳しく指導してた。
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