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社会人
3年目【祭りでのトラブル④】
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それから1時間して僕は蓮の元に向かった。
真っ赤なお尻を丸出しのまま坊主の少年が泣きながら立ってる。
やっぱり異様な光景やった。
蓮にパンツとズボンを渡し穿かせた。
蓮の目は赤く腫れていた。
「蓮良くがんばったな。」
「めっちゃ痛かったし怖かった。」
「だいぶしばかれたんやろ。高橋先生から聞いた。」
「うん。」
「前の傷も癒えてない中やられるって回数以上にキツイよな。」
「今までとは比較にならんかった。もう絶対に警察に捕まるような事はしやん。」
「今覚悟したこと継続できるようにしなアカンで。次また捕まったら回数もこれでは済まんから。」
「そんなん無理やから絶対そんな事はしやん。」
「がんばろう。僕も協力するから。お互いに高橋先生にしばかれやんように気を付けような。」
「うん。そんな大人になってまでやられるとか勘弁して欲しい。」
「僕みたいにならんように、しっかり今の間に変わろう。」
「うん。」
それからも蓮とは話をした。
そして、昼過ぎに蓮と一緒に蓮の家に行った。
蓮のお父さんは家の横にある車の修理工場で車の整備士として働いている。
蓮の家に着くとお父さんが出て来てくれた。
僕は今日の学校での出来事をお父さんに伝えた。
「先生達にも迷惑かけて、こんなに指導までしてもらってありがとうございます。またこの後ちゃんと今日の事、蓮からも報告してもらいます。」
「報告とかもう無いから。今、げんき先生が言ったんで全てやから。」
「どうやって怒られたんか。何発しばいてもらったんか。どう思ったんかとか。明日以降どうするんか。聞くこといっぱいあるわ。」
「そんなん言いたく無い。」
「まだわからんか?反省できてないみたいやな。」
「反省したから。」
「それならちゃんと答えなさい。」
「もうわかったから。ちゃんと言うから許してください。」
「内容聞いて考えるわ。それにまだ相手との話何も進んで無いんやからな。」
「はい。」
そう言って蓮はまたお父さんに詰められてた。
明日以降学校では別室登校して欲しいと伝えた。
もう少し落ち着いてから教室に戻ってもらう予定だとお父さんに言うと、蓮は「この頭みんなに見られたく無いし、ずっと別室が良い。」と言ってお父さんにビンタされていた。
次の日、蓮はみんなと登校時間をずらして遅れて登校してきた。
別室でまた蓮と話をした。
「昨日あの後は大丈夫やった?」
「さすがにしばかれたりとかはなかったけど、事細かにどうやって怒られたんかとか、何発しばかれたんかとか、反省できたんかとか聞かれた。それにお尻まで見られたし。パンツとズボン脱がされて立たされてた事もバレた。めっちゃ恥ずかしかった。」
「そうやんな。ただ、ちゃんと全部言っといて正解やで。どうせ高橋先生全てお父さんに伝えるから。隠し通されへんから誤魔化したら余計怒られるやろ。」
「うん。高橋先生そんな事まで言うん?」
「もう既に昨日の段階で連絡してるはずやで。僕の時も言われてたし。」
「最悪や。ただ、ホンマの事言っといて良かった。」
「嘘ついたら高橋先生もまた怒るで。気を付けや。」
「わかった。」
それから蓮は反省文を書いてた。
反省文の後は相手の子への謝罪文。
警察官へ迷惑をかけた事への反省文。
お父さんへの手紙まで書かされていた。
その日、夕方には高橋先生が蓮と一緒に帰った。
昨日の報告を直接すると言って着いて行った。
後から知った話だが、高橋先生は蓮にお父さんへの手紙を玄関先で大きな声で読ませたと聞いた。
きっと蓮のメンタルはもうズタズタだと思う。
僕はその頃、高橋先生に言われて警察署に向かった。
あまり行きたく無いが仕方ない。
奥村さんを呼んでもらい、蓮が書いた反省文を渡した。
同時に奥村さんにお願いして相手の子に蓮が書いた手紙を渡してもらいたいとお願いした。
「げんきが生徒の為にこうやって動いてるの見ると立派になったなって思うな。」
「奥村さんと出会った時にはもうだいぶまともになってた方ですけどね。」
「それでもそれ以降も何回か警察のお世話なってるやろ。」
「何でそんな事知ってるんですか?」
「げんきが捕まったら過去の資料見返す。そしたら過去の問題起こしてた事とか捕まった内容だけじゃなくて、担当した人の名前とかも載ってるやろ。だからその時に問い合わせくるんや。特に未成年の時のは慎重にこっちも扱うからな。私が担当してからもげんきについての問い合わせ何回か来てたから、また何かしたんやなってわかるんや。」
「恐ろしいネットワークですね。だから僕が捕まる度に過去の資料引っ張り出して見てたんですね。何でみんな知ってるんかなって思ってたんです。毎回聞かれるから鬱陶しいなって。未成年の時にやった事とかも罪にはならないとか言いながらも全部知ってたから。正直、その時は何やねんってイライラしてました。」
「別に色眼鏡で見てる訳じゃない。でも、今まで何の問題も無く生活している人と違って、一回問題あればまた繰り返すかもって疑う。申し訳ないけど、それが警察の仕事やからな。」
「はい。」
「だから蓮にもちゃんと話したってや。まだ13歳やけど、後数ヶ月で14歳になる。その時に今回みたいな事したら傷害で1発アウトや。少年院行きかもしれん。20歳になっても同じ事してたら前科ついて刑務所かもしれん。」
「はい。」
「そうなったらもうやり直しするのは大変やで。わかるやろ。」
「はい。」
「げんきも今はがんばれてるみたいやけど、気を付けや。もう20歳超えてるんやから。取り返しつかん事なんで。」
「はい。気を付けます。」
僕は奥村さんとたくさん話をした。
奥村さんは蓮の事だけじゃなく、僕の事も気にしてくれてた。
学校に戻って高橋先生に報告した。
「奥村さんちゃんとげんきにも話してくれて助かるわ。定期的に話しとかな不安やからな。先生からだけじゃなく、警察官から話し入れてもらえるのは良かったわ。」
「僕何も悪いことしてないのに注意されてるん嫌なんやけど。もう大丈夫やし。」
「大丈夫であって欲しいな。蓮のおかげでげんきもちゃんと注意してもらえて良かったやん。」
「何も良く無いけどな。」
「ちゃんと蓮にもまた話したってや。もうげんきの昔の事蓮は知ってるんやろ?」
「大地が言ってるから、蓮はもう知ってる。」
「蓮がこれ以上繰り返さんようにちゃんと話したらなアカンで。げんきが話す事で蓮に響くことがあるはずやからな。」
「わかった。」
それからもしばらく蓮は別室に登校した。
本人はまだ教室には行きたく無いと言ったが、別室に通い始めて1週間程経ち教室に行く事になった。
やっぱり坊主頭なのを蓮はだいぶ気にしていた。
ただ、教室に行くとみんな頭を見て驚いていたものの蓮にすぐ声を掛けていた。
「また高橋先生にしばかれたん?」と心配しみんなの前で大きな声で聞く俊哉に対して、「しばかれたに決まってるやろ。そんな大きな声でわざわざみんなの前で聞くな。恥ずかしい。」と蓮は答えちょっと怒ってた。
ただあまり空気の読めない俊哉。
ホンマに心配もしていたからこそだと思うが、「その頭も高橋先生にやられたん?」と聞いて蓮は呆れていた。
何も答えない蓮。
それに対して俊哉は「俺は絶対問題もう起こさん。しばかれるのも無理やけど、坊主には絶対されたく無い。だからちゃんとする。」とクラスの前で決意表明をしていた。
クラスでは高橋先生はしばくだけじゃなく、大きな問題を起こすと坊主にされると噂になっていた。
結局、蓮も訂正しなかったのでその事が事実かのようにあっという間に学年全体に広がって高橋先生は苦笑いしていた。
真っ赤なお尻を丸出しのまま坊主の少年が泣きながら立ってる。
やっぱり異様な光景やった。
蓮にパンツとズボンを渡し穿かせた。
蓮の目は赤く腫れていた。
「蓮良くがんばったな。」
「めっちゃ痛かったし怖かった。」
「だいぶしばかれたんやろ。高橋先生から聞いた。」
「うん。」
「前の傷も癒えてない中やられるって回数以上にキツイよな。」
「今までとは比較にならんかった。もう絶対に警察に捕まるような事はしやん。」
「今覚悟したこと継続できるようにしなアカンで。次また捕まったら回数もこれでは済まんから。」
「そんなん無理やから絶対そんな事はしやん。」
「がんばろう。僕も協力するから。お互いに高橋先生にしばかれやんように気を付けような。」
「うん。そんな大人になってまでやられるとか勘弁して欲しい。」
「僕みたいにならんように、しっかり今の間に変わろう。」
「うん。」
それからも蓮とは話をした。
そして、昼過ぎに蓮と一緒に蓮の家に行った。
蓮のお父さんは家の横にある車の修理工場で車の整備士として働いている。
蓮の家に着くとお父さんが出て来てくれた。
僕は今日の学校での出来事をお父さんに伝えた。
「先生達にも迷惑かけて、こんなに指導までしてもらってありがとうございます。またこの後ちゃんと今日の事、蓮からも報告してもらいます。」
「報告とかもう無いから。今、げんき先生が言ったんで全てやから。」
「どうやって怒られたんか。何発しばいてもらったんか。どう思ったんかとか。明日以降どうするんか。聞くこといっぱいあるわ。」
「そんなん言いたく無い。」
「まだわからんか?反省できてないみたいやな。」
「反省したから。」
「それならちゃんと答えなさい。」
「もうわかったから。ちゃんと言うから許してください。」
「内容聞いて考えるわ。それにまだ相手との話何も進んで無いんやからな。」
「はい。」
そう言って蓮はまたお父さんに詰められてた。
明日以降学校では別室登校して欲しいと伝えた。
もう少し落ち着いてから教室に戻ってもらう予定だとお父さんに言うと、蓮は「この頭みんなに見られたく無いし、ずっと別室が良い。」と言ってお父さんにビンタされていた。
次の日、蓮はみんなと登校時間をずらして遅れて登校してきた。
別室でまた蓮と話をした。
「昨日あの後は大丈夫やった?」
「さすがにしばかれたりとかはなかったけど、事細かにどうやって怒られたんかとか、何発しばかれたんかとか、反省できたんかとか聞かれた。それにお尻まで見られたし。パンツとズボン脱がされて立たされてた事もバレた。めっちゃ恥ずかしかった。」
「そうやんな。ただ、ちゃんと全部言っといて正解やで。どうせ高橋先生全てお父さんに伝えるから。隠し通されへんから誤魔化したら余計怒られるやろ。」
「うん。高橋先生そんな事まで言うん?」
「もう既に昨日の段階で連絡してるはずやで。僕の時も言われてたし。」
「最悪や。ただ、ホンマの事言っといて良かった。」
「嘘ついたら高橋先生もまた怒るで。気を付けや。」
「わかった。」
それから蓮は反省文を書いてた。
反省文の後は相手の子への謝罪文。
警察官へ迷惑をかけた事への反省文。
お父さんへの手紙まで書かされていた。
その日、夕方には高橋先生が蓮と一緒に帰った。
昨日の報告を直接すると言って着いて行った。
後から知った話だが、高橋先生は蓮にお父さんへの手紙を玄関先で大きな声で読ませたと聞いた。
きっと蓮のメンタルはもうズタズタだと思う。
僕はその頃、高橋先生に言われて警察署に向かった。
あまり行きたく無いが仕方ない。
奥村さんを呼んでもらい、蓮が書いた反省文を渡した。
同時に奥村さんにお願いして相手の子に蓮が書いた手紙を渡してもらいたいとお願いした。
「げんきが生徒の為にこうやって動いてるの見ると立派になったなって思うな。」
「奥村さんと出会った時にはもうだいぶまともになってた方ですけどね。」
「それでもそれ以降も何回か警察のお世話なってるやろ。」
「何でそんな事知ってるんですか?」
「げんきが捕まったら過去の資料見返す。そしたら過去の問題起こしてた事とか捕まった内容だけじゃなくて、担当した人の名前とかも載ってるやろ。だからその時に問い合わせくるんや。特に未成年の時のは慎重にこっちも扱うからな。私が担当してからもげんきについての問い合わせ何回か来てたから、また何かしたんやなってわかるんや。」
「恐ろしいネットワークですね。だから僕が捕まる度に過去の資料引っ張り出して見てたんですね。何でみんな知ってるんかなって思ってたんです。毎回聞かれるから鬱陶しいなって。未成年の時にやった事とかも罪にはならないとか言いながらも全部知ってたから。正直、その時は何やねんってイライラしてました。」
「別に色眼鏡で見てる訳じゃない。でも、今まで何の問題も無く生活している人と違って、一回問題あればまた繰り返すかもって疑う。申し訳ないけど、それが警察の仕事やからな。」
「はい。」
「だから蓮にもちゃんと話したってや。まだ13歳やけど、後数ヶ月で14歳になる。その時に今回みたいな事したら傷害で1発アウトや。少年院行きかもしれん。20歳になっても同じ事してたら前科ついて刑務所かもしれん。」
「はい。」
「そうなったらもうやり直しするのは大変やで。わかるやろ。」
「はい。」
「げんきも今はがんばれてるみたいやけど、気を付けや。もう20歳超えてるんやから。取り返しつかん事なんで。」
「はい。気を付けます。」
僕は奥村さんとたくさん話をした。
奥村さんは蓮の事だけじゃなく、僕の事も気にしてくれてた。
学校に戻って高橋先生に報告した。
「奥村さんちゃんとげんきにも話してくれて助かるわ。定期的に話しとかな不安やからな。先生からだけじゃなく、警察官から話し入れてもらえるのは良かったわ。」
「僕何も悪いことしてないのに注意されてるん嫌なんやけど。もう大丈夫やし。」
「大丈夫であって欲しいな。蓮のおかげでげんきもちゃんと注意してもらえて良かったやん。」
「何も良く無いけどな。」
「ちゃんと蓮にもまた話したってや。もうげんきの昔の事蓮は知ってるんやろ?」
「大地が言ってるから、蓮はもう知ってる。」
「蓮がこれ以上繰り返さんようにちゃんと話したらなアカンで。げんきが話す事で蓮に響くことがあるはずやからな。」
「わかった。」
それからもしばらく蓮は別室に登校した。
本人はまだ教室には行きたく無いと言ったが、別室に通い始めて1週間程経ち教室に行く事になった。
やっぱり坊主頭なのを蓮はだいぶ気にしていた。
ただ、教室に行くとみんな頭を見て驚いていたものの蓮にすぐ声を掛けていた。
「また高橋先生にしばかれたん?」と心配しみんなの前で大きな声で聞く俊哉に対して、「しばかれたに決まってるやろ。そんな大きな声でわざわざみんなの前で聞くな。恥ずかしい。」と蓮は答えちょっと怒ってた。
ただあまり空気の読めない俊哉。
ホンマに心配もしていたからこそだと思うが、「その頭も高橋先生にやられたん?」と聞いて蓮は呆れていた。
何も答えない蓮。
それに対して俊哉は「俺は絶対問題もう起こさん。しばかれるのも無理やけど、坊主には絶対されたく無い。だからちゃんとする。」とクラスの前で決意表明をしていた。
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