自由

愛梨

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自由

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花は自分で色を選べない
人は自分を選べない
産まれたから生きていく
どんな苦痛があっても
踏みにじられても
生きていく
「いっそ死ねば」
と頭を過る魅惑的な言葉

それでも花は咲き
それでも人は生き
人生を少しでも楽しく過ごそうと
美しく散ろうとする

あなたに出会うことを選べていたらこんなに辛く悲しい思いをしなくて済んだのに
選べていたらあなたの隣にいるのは私
なのに出会うのが遅過ぎた

あなたさえ居れば幸せ
あなたさえ居ればこの壊れた人生は修復される

「逢いたい」
「あなたに逢いたい」

ただひたすらずっと願う
いつか逢えるとほんの少しの希望を持ってこの腐った人生を歩んでいる

花も人も色を選べない
幸せな色を選ぶことが出来れば最初から綺麗で満たされているのにね

死は選べるのに
周りが死なせてくれない
寂しいからと悲しいからと
そんなことを言って死を止める

あなたに逢えることが出来ないなら
生きている意味なんてない
選ぶことが出来なかった
なら死くらい自由に選ばせて…
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