貸本屋七本三八の譚めぐり ~熱を孕む花~

茶柱まちこ

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六章『花、熱る 後編』

幕間『家出少女、ご厄介』

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「で、そのまま連れてきてしまったと」
 人もそうそう寄りつかない越午の山――その森の中にひっそりと建つ椿井家の屋敷で、蒼樹郎さんは困惑していた。そろそろ定着しつつある眉間の縦線は、いつもよりもさらに濃く見える。
「はい、勝手ながらくっついて参りました。加峯ナナヱと申します。こっちの猫ちゃんは相棒の寅松なのです」
「ぶにゃぁ~」
 蒼樹郎さんもまさか、休暇に出していたおれとリツがこんな二人を連れてくるとは思わなかっただろう。槍を背負った十二歳の少女とゴム毬のように丸い体躯をした茶トラ猫を前に、眉間をぐにぐにと揉んでいる。
「申し訳ございません、旦那様。彼女にも事情がありましたし、送り返すのも躊躇われたものでして……」
 横に控えたリツが、いつもよりも小さめの声で言う。
 ここへ帰って来る途中、おれとリツは加峯家の人間にほぼ無断でやって来てしまったナナヱたちを、途中の港で降ろすべきか議論した。が、彼女が加峯家で精神的につらい思いをしていたこともあって、藍舘島に帰れというのも可哀想だという結論に至ったのだ。一旦越午まで連れてきて、蒼樹郎さんの意見も仰ごうと考えたのである。
 とはいえ予想通り、蒼樹郎さんもやはり当惑した。誰もがうんうん唸っているその場でただ一人、手を叩いて大笑いしたのがこの人だった。
「あっははははは! あ~面白い! 大変だったねぇ、君たちも」
「笑いごとじゃねえんだよ、おっさん。つーか、なんでここにいるんだよ」
 そう――この場には、稀代の変人作家・七本三八がいたのである。蒼樹郎さんの仕事机の端に勝手に腰をかけて呑気に笑うおっさんに、おれは少しむかっ腹だった。蒼樹郎さんもおっさんを横目でじっと睨んでいる。
「世助、リツ。お前たちの気持ちは分かるが、その子のご両親の心境までは考えなかったのか」
「勿論考えてたよ」
 あまり良い親でなかったとはいえ、それでも親だ――娘が突然家出したとなれば肝が潰れるほど驚くだろうし、心配もするかもしれない。
 それに、こう言ってはなんだが、ナナヱの親に妙なケチをつけられてはたまらないというのが蒼樹郎さんの本音だろう。相手は一般家庭ではなく、天下の四大武家が一家・加峯家なのだ。そのご令嬢となれば、蒼樹郎さんも下手な扱いはできまい。それくらい、おれでもなんとなく察している。
「でも、この子をこのまま実家に置いといたら潰れちまうよ。リツみたいに、なんとか屋敷で保護できねえかって思って……」
 食い下がるおれに、頭を抱える蒼樹郎さん。その肩を、おっさんがまあまあと宥めながら叩く。
「君も四大武家の価値観がいかに世間と比べてねじ曲がってるか知っているだろう? 察しておやんなさいな」
「しかし……」
「世助もリツも分別のつかない子達ではない。普通なら当然送り返すべきところを、この子たちは可哀想だと判断してわざわざ連れてきたんだ。そうせざるを得ないほど深刻だと捉えたんだろう。なあ?」
 おっさんに視線を投げかけられて、おれはそれに頷く。すると、蒼樹郎さんは「むう」と唸り、口を尖らせながらも反論をやめた。普段はふざけているおっさんだが、たまにはいいことを言ってくれるものだ。
 蒼樹郎さんが沈黙したのと入れ替わるように、とおっさんがぽんと手を叩く。
「そんなことより。小生が一番聞きたいのは、当人がこれからどうしたいかということなのだけど」
 おっさんはナナヱに歩み寄り、口元に笑みを浮かべた。問いかけに対し、ナナヱはこめかみを指できゅっと押す仕草をしながら数秒ほど考え、そして困り顔で
「どうしたいか……よく、分からないのです」
 と答える。
「分からないまま、ただ旅がしたくて、出てきちゃったのです……」
 さっきから渋い顔をし続けている蒼樹郎さんをちらりと見つつ、ナナヱは言う。しょんぼりと顔を俯かせているのは、今更ながら罪悪感が湧いたからだろうか。
「お願い! ちょっとの間だけでもいいから、この子を実家から離れさせてやってくれねえか?」
「むうう……」
 無理は百も承知だし、ナナヱに肩入れしまくっているのも重々自覚している。それでも、おれは似た立場の彼女があまりにも可哀想に思えてならなかった。
 しかし、蒼樹郎さんとしては、名家の令嬢を無断で屋敷に住まわせるのがどうしても躊躇われるらしい。世俗から身を隠さなければいけない彼の事情を考えればむべなるかなといったところではある。彼は頭を右へ捻り左へ捻り、大いに頭を悩ませていた。
 そんな蒼樹郎さんとは対照的に――おっさんはにこにこと笑ったままナナヱの目の前に屈み、視線を合わせて問いかける。
「ナナヱ、君は島の外に出てどんなことがしてみたいんだい? 何が好きなんだい? できるできないはひとまず置いといて、言ってごらんなさい」
「うーんと、ナナヱは旅がしてみたくて……世の中のことをもっと知りたいのです」
 拙いながらもなんとか自分の意思を伝えるナナヱに、おっさんがどこか満足げに笑みを深くしたように見えた。
「では、手始めに見聞を広げてみる、というのはどうかな」
「けんぶん?」
 ナナヱが首をこてんと傾げる。おっさんはおれや唯助を教え諭す時のように、人差し指をぴんと立てて言った。
「色んなものに触れて、自分の世界や価値観を広げていくことさ。君の目的が世の中を知ることだというのなら、危険な旅をせずとも良い方法がある」
「良い方法? どんな方法なのでしょう?」
 じっと聞き入るナナヱの足元で、寅松が訝しげな視線をおっさんに向けている。その姿はいかにも怪しげな雰囲気のおっさんからナナヱを守るために、警戒しているようにも見えた。おっさんはそんな寅松のほうにも一度視線をやり、その丸い頭を撫でつつ言う。
「なに、居候するならここよりも小生の店の方が良かろうという話さ。小生は棚葉町というところで貸本屋をやっているのだけど、他にも色んな店が並んでいてね。しかも東西南北から色んな人が集まってくる。色んなものに触れられるし、色んな人の話を聞くこともできるんじゃないかな」
 おっさんの話をじっと聞いていたナナヱは途端、目を星のようにキラキラと輝かせた。その目の輝きは、もはやおっさんに向かって光線を放たんばかりに眩い。
「あの商人の聖地として有名な、棚葉町なのですか!?」
「おや、知っているのかい?」
「ずっと憧れていたので! 行きたいのです! ぜひとも!」
 ナナヱは小躍りしながら、ふくふくと頷いた。おっさんはそれに気を良くして、福の神もかくやといわんばかりの笑顔を咲かせる。
「あっはっはっは!! そうかそうか。よし、そういうことならば七本屋うちに来るといい。うちの近くを通る路面電車を使えば、あちこちの店に行き放題だぞ」
「本当なのですか!?」
「ああ。我が愛妻と弟子も喜んでくれるだろう」
「おい、この子のご両親にはどう説明するつもりだ?」
 蒼樹郎さんの言及にも、おっさんはへらへらとなんでもない事のように笑っていた。
「なぁに、そっちは小生がなんとかするよ。心配はいらない。世助もそれでいいかな?」
「あぁ、ありがとう! 恩に着るよ、おっさん」
 こんな妙ちきりんな男ではあるが、おっさんは夏目家の道場に直接乗り込んで、夏目を飛び出したおれや唯助の離縁を認めさせたという実績がある。頼りない養父はともかく、あの口うるさくて厄介な婆さんまで黙らせてしまったのだ。今回も何とか上手くやってくれるだろうという安心感が、このおっさんにはある。
「はあ……分かった。七本がそこまで言うのであれば、任せるとしよう。その子については棚葉町までこちらから護衛をつける」

 *****

「……で、世助さんがその護衛であったと」
「そういうこった」
 ところ変わって棚葉町――東端に佇む七本屋の暖簾の下。相も変わらず閑古鳥な店の前で、姉御と唯助がおれたちを出迎えてくれた。
「すげー予定立てだな。旅行から帰ってきてまだ一週間しか経ってねえのに、寝台列車に乗って棚葉町まで来るって……うちに泊まったらまた遠出するんだろ?」
「まあな」
 忙しいことへのつらさは少なからずある。それでもナナヱを保護してほしいと無理を通した手前だ。このくらいは買って出なければなるまいと、おれは護衛役を自分から引き受けた。
「リツさんはいないんだな。今回は一緒に来なかったんだ?」
「おれはともかく、リツは体力的に厳しいだろ。越午でゆっくりしてもらってから、五日後に合流して次の目的地まで行くつもり」
「記憶探しのためとはいえ、このところ頻繁に遠出しているようですが……世助さんは大丈夫なのですか?」
「大丈夫。いっぺん風邪ひいて懲りたから、無理はしないように気をつけてはいるつもり」
「そうですか……ここにいる間はゆっくり体を休めてくださいね」
「おう。ありがとよ、姉御」
 姉御は「それで、」と話にひと区切りつけ、視線をおれよりも下の方へ移す。
「貴方がみや様の手紙にあったナナヱさんですね?」
「はいっ!」
 それまでおれの傍らでじっとしていたナナヱは、姉御の呼びかけに対して元気よく手を挙げて応えた。
「お世話になります、加峯ナナヱなのです。こちらは相棒の寅松なのです」
「ぶにゃ~ん」
 足元からは寅松がこれまた元気よく鳴き声を上げる。上からきなこ餅をぼてっと落としたかのような形で、その場に大人しく座っていた。
「まさか加峯家のご令嬢と出会える日が来るとはなぁ。珍しいこともあるもんだ」
「こっちもびっくりなのです。まさか世助様に双子の弟さんがいたとは思わなかったのです」
 本当にそっくりですねぇ、などと感心しながら、ナナヱはおれと唯助の顔を何度も見比べている。
「さあ、立ち話もなんですから、続きは中でお話しましょう。ナナヱさん、寅松ちゃん、中を案内しますので着いてきてくださいな」
「はぁ~い!」
「ぶにゃ~ぅ」
 姉御に連れられていく二人を見送っていると、おれの肩を唯助がそっと叩く。
「なあなあ、お兄ちゃん」
「なんだい、弟ちゃん」
「もしかしてリツさんと進展した?」
 弟が耳打ちしてきた内容に、おれは思わずたじろいだ。首から上が徐々に熱くなっていくのを感じる。
「なんでそれを聞く……」
「うーん、ちょっと感じが変わったから? なんかこう、一皮剥けましたみたいな」
 先にも言ったが、唯助は小さい頃から本当に勘が鋭い。おれに何らかの変化があると、必ずそれを見抜いて「なにかあった?」と聞いてくるのだ。しかし、この場にいないリツとの関係が変化したことにまで気づくなんて、どんな勘をしているのか。愛子のなせる技なのか。甚だ疑問である。
「なあなあ、どうなんだよう」
 返答を急かしてくる弟に、おれは極々小さな声で答えた。
「……やることはやった」
「ヤッた?」
「ヤッちゃった」
「そっかぁ、リツさんとついにヤッちゃったかぁ」
「ニヤニヤすんな」
「しちゃうだろ、こんなん」
 中途半端な誤魔化しはこいつには効かない。なのでおれは正直に答えたが、そのせいでますます顔が熱くなった。汗顔の至りとばかりのおれを面白がるように、唯助が肘で小突いてくる。
「手を出すつもりはなかったんだよ。でも、なんかこう、成り行きでそうなっちまったっつーか……」
「あ、そうなんだ?」
「だって、あいつに元々の恋人がいたかもしれないし、婚約者とかいたら大変だろ。本当なら好きだって伝えるつもりもなかったんだ」
「じゃあ、後悔してる?」
「いや、後悔はしてないけど……」
「ならそれでいいじゃん。世助の性格上、無責任に事に及んだわけじゃないんだろうし」
「……まあ」
 リツにもし元々の恋人でもいたのなら、その時はきちんと向き合うつもりだ。いざとなれば脳筋らしくボコボコに殴り合うことも辞さないし、リツに拒まれたら潔く手を離……せるかどうかは分からないが。何があってもリツを誰にも渡さない、という覚悟だけはできている。
「というか、なんでそんなことが分かるんだ」
「何年世助の弟やってきたと思ってんだ。それくらい分かるよ」
「……お前のそういうとこにはかなわねえよ」
「にへへへ」
 いずれにせよ――リツが記憶を取り戻したその後も、おれは彼女と自分の迎える譚を受け入れていくつもりだ。どんな苦難があったとしても、今更リツを手放したくなかったから。
 唯助はおれのそんな思いも全て分かってますよとでも言うように、頭の後ろで手を組んで笑っていた。
「世助様、唯助様~! 音姉様がお茶にしましょうって呼んでるのですよ~」
「はーい、今行くよ! じゃ、また今度譚を聞かせてくれよな」
「へえへえ、分かったよ」
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