王子と内緒の人魚姫

黒蝶

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白鳥雪 編

閑話『二人の関係』 三神真緒目線

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(作戦、決行日...)
スーツを普段はパンツスタイルのものしか着ないのだが、この日ばかりはスカートにした。
(二人が一緒に考えてくれたし、頑張ろう)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
テーマパークで黒羽がうまく言ってくれたお陰で、遥とペアが組めた。
☆「あれに入るか」
●「私はなんでもいいよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●「きゃあああああああ!」
そこは、ゾンビの墓場。
無意識のうちに遥を強く掴んでしまっていた。
●「ご、ごめん!」
☆「ふっ...」
●「...?」
出口まで私は絶叫し...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●「怖すぎる...」
出たときには涙目になっていた。
☆「男勝りの真緒があの程度のもので泣くとはな...」
(男、勝り...)
☆「しかも今日はどうした、そんな格好をして」
遥はゲラゲラと笑っていた。
(...っ)
そのとき、私のなかで何かが爆発した。
●「...は、そんなに変?」
☆「なんだ?」
●「好きな人のために頑張るのは、そんなに変なのかって言ったの!」
☆「...!」
●「私だって一応男勝りとは言え、女だもん!好きな人のためにおしゃれして、好きな人と一緒にいられて幸せだって思うのはいけないことなの!?」
☆「どういうことだ、真緒」
●「...分からないならいいよ!」
涙で視界が滲むなか、私は必死に走った。
☆「待て、真緒!」
遥が追いかけてくるけど気にしない。
(何でこんな人を好きになったんだろう...)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ティーカップに乗り込んだ。
しかし...
☆「...」
遥に追いつかれてしまったのだ。
☆「真緒、俺の話を聞け」
●「嫌」
☆「真緒」
●「嫌」
☆「真緒!」
次の瞬間、私の唇は遥の唇に触れていた。
●「...なんで、キスしたの」
☆「好き、だからだ」
●「...もっかい言って」
☆「俺は!前から真緒の事が好きだからだ!」
●「遥...」
☆「さっきはからかいすぎた。反省している。だから...分かったら逃げるな。いいな?」
●「分かった」
そのあと、
●「...!」
☆「こ、恋人は手を繋ぐのだろう?」
●「...うん」
二人で観覧車に向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
黒羽たちに見つかり散々からかわれ、解散したあと。
私はまた花のお墓にきていた。
●「花...私も、恋人ができたよ。今度ここに連れてくるね」
土産代わりの花束を置き、そのまま帰った...。
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