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赤城玲音 篇
第34話
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◆「なあ、黒羽...」
「...なあに?」
◆「こ、これ...」
玲音が差し出したのは、押し花のしおりだった。
なかには、あの時の勿忘草が入っている。
「玲音って器用なんだね...」
◆「黒羽も持ってるよな?」
「...うん」
黒羽は頬を赤らめていた。
◆「俺、黒羽に出会えて本当によかった」
「玲音...」
その言葉だけで泣き出しそうになる。
◆「そうだ!美音が二、三日入院するらしいから、お見舞いの品を持っていこう!」
「うん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◇「...別にいいのに」
「ごめんなさい...。私のせいで」
◇「私のせいでなんて、言わないで。事情が事情だから、黒羽が大変なのも分かってる」
◆「ほんと、ごめんな...」
◇「玲音にしては頑張ってる。だから許してあげる」
◆「なんだよ俺にしてはって~」
♪「玲音、ここ病院だから」
いつからいたのか、錬が冷静沈着に玲音にもの申している。
(...)
「ふふ...」
◇「そう、それ大事」
「美音?」
黒羽は首をかしげている。
♪「美音、言葉が足りてないよ...」
◇「...笑顔は大事。私は元気だから、そんなに辛そうにしないで、笑ってて?」
「美音...」
元気になってもらうために行ったつもりが、逆に元気づけられてしまった。
(ダメだな、私...)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「退院したら、一緒にどこかへ出掛けようね」
◇「四人でどこかへ行こう」
♪「今から楽しみだね!」
◆「どこ行きたい?」
この日はそんな話でもりあがり、暗くなるのがあっという間に感じられた。
「それじゃあまた明日ね」
美音は明日退院する。
(どこに行きたいのかな...)
「...なあに?」
◆「こ、これ...」
玲音が差し出したのは、押し花のしおりだった。
なかには、あの時の勿忘草が入っている。
「玲音って器用なんだね...」
◆「黒羽も持ってるよな?」
「...うん」
黒羽は頬を赤らめていた。
◆「俺、黒羽に出会えて本当によかった」
「玲音...」
その言葉だけで泣き出しそうになる。
◆「そうだ!美音が二、三日入院するらしいから、お見舞いの品を持っていこう!」
「うん!」
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◇「...別にいいのに」
「ごめんなさい...。私のせいで」
◇「私のせいでなんて、言わないで。事情が事情だから、黒羽が大変なのも分かってる」
◆「ほんと、ごめんな...」
◇「玲音にしては頑張ってる。だから許してあげる」
◆「なんだよ俺にしてはって~」
♪「玲音、ここ病院だから」
いつからいたのか、錬が冷静沈着に玲音にもの申している。
(...)
「ふふ...」
◇「そう、それ大事」
「美音?」
黒羽は首をかしげている。
♪「美音、言葉が足りてないよ...」
◇「...笑顔は大事。私は元気だから、そんなに辛そうにしないで、笑ってて?」
「美音...」
元気になってもらうために行ったつもりが、逆に元気づけられてしまった。
(ダメだな、私...)
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「退院したら、一緒にどこかへ出掛けようね」
◇「四人でどこかへ行こう」
♪「今から楽しみだね!」
◆「どこ行きたい?」
この日はそんな話でもりあがり、暗くなるのがあっという間に感じられた。
「それじゃあまた明日ね」
美音は明日退院する。
(どこに行きたいのかな...)
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