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茶園 渚篇
第38話
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◇「くっ...」
〰「私を捕まえるには百年早そうだ...」
◆「そんな馬鹿な!」
☆「おい、何が起こっている?」
▲「...分からない」
『現代の麒麟児』の動きに、美音たちはついていけなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼「...遅すぎる」
美音たちがちっとも来ないので、渚たちは不安になった。
♪「港までいこうか」
◯「全員で移動するのが得策かと」
♪「そうだね。黒羽は歩けそう?」
「うん、平気だよ」
▼「...行くか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
港では、美音が押し倒されていた。
◇「くっ...」
〰「可愛らしいじゃないか」
◆「おい、美音から離れろ!」
☆「...真人、カメラは持ってきたな?」
▲「うん」
近くに隠れていた二人はビデオカメラと一眼レフのカメラを起動した。
☆「これで逮捕はできるかもしれない」
パタパタと足音がする。
♪「おいそこ!なに女性を襲ってるんだ!」
錬が走りより、ナイフを構えたのだ。
〰「主役は遅れてやってくるものだ。きみが今回の指揮官かな?」
♪「指揮官?なんのことだ、僕は一介の警官だ」
〰「...そうか」
渚が散歩にきたふりをし...
▼「久しぶりだな」
〰「おまえは!」
▼「何をしようとしている?」
〰「ふっ、今の俺にはやらねばならないことがあるのだ!お前には消えてもらう!」
『現代の麒麟児』が港に向かって手をかざすと、不思議なことが起こった。
〰「俺には力があるのだよ!あの方もついている!」
(...あの方?)
黒羽は考えを巡らせる。
「...まさか」
気づいたときには、黒羽は歩きだしていた。
「渚!」
▼「...!」
黒羽は渚を港から引き離す。
(あ...)
黒羽は海へと落ちていく。
▼「黒羽!」
渚は無我夢中で飛び込む。
◇「...逮捕」
美音が馬乗りされている状態から、『現代の麒麟児』の手にカチャンと手錠をはめる。
〰「...ちっ!」
◇「ゲホゲホっ!」
腹部を蹴られた美音は倒れたまま、全員が美音に駆け寄るなかを『現代の麒麟児』は逃走した。
誰もが絶望した表情で港を見る。
▼「...はあ」
◯「渚、大丈夫か⁉」
▼「...俺よりこいつが、」
顔を真っ赤にした黒羽を抱えて、渚は錬たちによってひきあげられる。
▼「...会議するぞ」
「はあ...はあ...」
息苦しそうな黒羽を見て、渚は苦しげな表情をうかべているのだった...。
〰「私を捕まえるには百年早そうだ...」
◆「そんな馬鹿な!」
☆「おい、何が起こっている?」
▲「...分からない」
『現代の麒麟児』の動きに、美音たちはついていけなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼「...遅すぎる」
美音たちがちっとも来ないので、渚たちは不安になった。
♪「港までいこうか」
◯「全員で移動するのが得策かと」
♪「そうだね。黒羽は歩けそう?」
「うん、平気だよ」
▼「...行くか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
港では、美音が押し倒されていた。
◇「くっ...」
〰「可愛らしいじゃないか」
◆「おい、美音から離れろ!」
☆「...真人、カメラは持ってきたな?」
▲「うん」
近くに隠れていた二人はビデオカメラと一眼レフのカメラを起動した。
☆「これで逮捕はできるかもしれない」
パタパタと足音がする。
♪「おいそこ!なに女性を襲ってるんだ!」
錬が走りより、ナイフを構えたのだ。
〰「主役は遅れてやってくるものだ。きみが今回の指揮官かな?」
♪「指揮官?なんのことだ、僕は一介の警官だ」
〰「...そうか」
渚が散歩にきたふりをし...
▼「久しぶりだな」
〰「おまえは!」
▼「何をしようとしている?」
〰「ふっ、今の俺にはやらねばならないことがあるのだ!お前には消えてもらう!」
『現代の麒麟児』が港に向かって手をかざすと、不思議なことが起こった。
〰「俺には力があるのだよ!あの方もついている!」
(...あの方?)
黒羽は考えを巡らせる。
「...まさか」
気づいたときには、黒羽は歩きだしていた。
「渚!」
▼「...!」
黒羽は渚を港から引き離す。
(あ...)
黒羽は海へと落ちていく。
▼「黒羽!」
渚は無我夢中で飛び込む。
◇「...逮捕」
美音が馬乗りされている状態から、『現代の麒麟児』の手にカチャンと手錠をはめる。
〰「...ちっ!」
◇「ゲホゲホっ!」
腹部を蹴られた美音は倒れたまま、全員が美音に駆け寄るなかを『現代の麒麟児』は逃走した。
誰もが絶望した表情で港を見る。
▼「...はあ」
◯「渚、大丈夫か⁉」
▼「...俺よりこいつが、」
顔を真っ赤にした黒羽を抱えて、渚は錬たちによってひきあげられる。
▼「...会議するぞ」
「はあ...はあ...」
息苦しそうな黒羽を見て、渚は苦しげな表情をうかべているのだった...。
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