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1人向け・看病系
もっと近くにいられたなら(ヴァンパイアハーフな恋人)
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おはよう...。前にも言ったけど、僕はハーフだから朝起きられないわけじゃない。
ただ、体が怠くて重いだけ...。
なんだか咳きこんでるけど大丈夫?
大丈夫ならいいんだけど...ご飯、僕も一緒に食べてもいい?
やった、それじゃあいただきます。
昨日どうしたのか?全然覚えてない?
...えっと、夜にいつもみたいに血を吸わせてもらったんだけど、疲れてるからって君は先に寝ちゃったんだよ。
泊まっていく約束だったから、僕はそのまま寝させてもらったんだ。...君の隣でね。
そんなに照れなくてもいいのに...可愛い。
夜?今夜もここにきていいの?
だけど、今日は本屋さんのバイトだし、それに...一緒にいてほしいって、そういうのは反則だよ。
分かった、それじゃあ今夜もお邪魔します。
帰り?時間が合いそうなら一緒にどこかに寄ろうか。
その代わり、夜までここで休んでてもいい?...ありがとう。
君は本当に優しいね。それじゃあ、いってらっしゃい。
お疲れ様。お迎えありがとう。それにしても、今日もまた降ってきたね。
最近雨が多くてお部屋がじめじめしてるよ。
...ねえ、今日なんか元気ない?
大丈夫って...そんなことないでしょ、ちょっとおでこ触るよ?
わ、すごい熱...!昨日雨に濡れちゃったからかな?
血とかそういうのは今いいから、取り敢えず掴まってて。
もしかして、今朝も無理してたんじゃない?
それもあるって...どうして言ってくれなかったの?
...ううん、違うね。聞かなくてごめん。気づけなくてごめん...。
大丈夫、じゃないよね。待ってて、前に君がしてくれたみたいに看病させて。
僕、体は強い方だしうつしちゃうかもなんて考えなくていいから。
こんなときまで血をくれようとするのは本当に君らしいけど、ダメ。
こんなときだし、もらうことなんてできないよ。
それに、昨日もらったばかりだから大丈夫。
今日のお昼も濡れた?だから洋服が朝と違うんだね。
...氷嚢とスープ、お水に薬...他に必要なものはある?
ただ側にいてほしい?勿論だよ、ずっと隣にいる。
ちょっとだけ待っててね。
お待たせ。...起きられる?それじゃあ、あーん。どうかな?ただのわかめスープだけど...美味しい?それならよかった。
僕は君くらい料理が上手いわけじゃないから...。
眠くなってきた?...薬が効いてきたのかな。
大丈夫、こうやって手を繋いでるから。それじゃあ、おやすみ。
よかった、ぐっすり眠れてるみたいだ。
...気づけなくてごめん。本当にごめん。
昨日君の血を呑んだときから、少し変だなって思ってたのに。
僕がお昼もずっと一緒にいられたら、今よりずっと君のことを護れるのに。
次から気をつける。...夜以外も、早めに気づけるようになりたいな。
君のことは、僕が護れるようになりたいから。
...なんて、本当は直接言えればいいんだけど、恥ずかしくて言えないんだ。
今は臆病な僕を、赦して...。いつか必ず、直接伝えるから。
早くよくなるように、沢山お世話させてね。
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ヴァンパイアハーフな恋人...久しぶりなような気もします。
ただ、また何か足りていないような気もしています。
ただ、体が怠くて重いだけ...。
なんだか咳きこんでるけど大丈夫?
大丈夫ならいいんだけど...ご飯、僕も一緒に食べてもいい?
やった、それじゃあいただきます。
昨日どうしたのか?全然覚えてない?
...えっと、夜にいつもみたいに血を吸わせてもらったんだけど、疲れてるからって君は先に寝ちゃったんだよ。
泊まっていく約束だったから、僕はそのまま寝させてもらったんだ。...君の隣でね。
そんなに照れなくてもいいのに...可愛い。
夜?今夜もここにきていいの?
だけど、今日は本屋さんのバイトだし、それに...一緒にいてほしいって、そういうのは反則だよ。
分かった、それじゃあ今夜もお邪魔します。
帰り?時間が合いそうなら一緒にどこかに寄ろうか。
その代わり、夜までここで休んでてもいい?...ありがとう。
君は本当に優しいね。それじゃあ、いってらっしゃい。
お疲れ様。お迎えありがとう。それにしても、今日もまた降ってきたね。
最近雨が多くてお部屋がじめじめしてるよ。
...ねえ、今日なんか元気ない?
大丈夫って...そんなことないでしょ、ちょっとおでこ触るよ?
わ、すごい熱...!昨日雨に濡れちゃったからかな?
血とかそういうのは今いいから、取り敢えず掴まってて。
もしかして、今朝も無理してたんじゃない?
それもあるって...どうして言ってくれなかったの?
...ううん、違うね。聞かなくてごめん。気づけなくてごめん...。
大丈夫、じゃないよね。待ってて、前に君がしてくれたみたいに看病させて。
僕、体は強い方だしうつしちゃうかもなんて考えなくていいから。
こんなときまで血をくれようとするのは本当に君らしいけど、ダメ。
こんなときだし、もらうことなんてできないよ。
それに、昨日もらったばかりだから大丈夫。
今日のお昼も濡れた?だから洋服が朝と違うんだね。
...氷嚢とスープ、お水に薬...他に必要なものはある?
ただ側にいてほしい?勿論だよ、ずっと隣にいる。
ちょっとだけ待っててね。
お待たせ。...起きられる?それじゃあ、あーん。どうかな?ただのわかめスープだけど...美味しい?それならよかった。
僕は君くらい料理が上手いわけじゃないから...。
眠くなってきた?...薬が効いてきたのかな。
大丈夫、こうやって手を繋いでるから。それじゃあ、おやすみ。
よかった、ぐっすり眠れてるみたいだ。
...気づけなくてごめん。本当にごめん。
昨日君の血を呑んだときから、少し変だなって思ってたのに。
僕がお昼もずっと一緒にいられたら、今よりずっと君のことを護れるのに。
次から気をつける。...夜以外も、早めに気づけるようになりたいな。
君のことは、僕が護れるようになりたいから。
...なんて、本当は直接言えればいいんだけど、恥ずかしくて言えないんだ。
今は臆病な僕を、赦して...。いつか必ず、直接伝えるから。
早くよくなるように、沢山お世話させてね。
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ヴァンパイアハーフな恋人...久しぶりなような気もします。
ただ、また何か足りていないような気もしています。
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