物置小屋

１人向け・看病系

ゆっくりお大事に。(偏頭痛の恋人を...)

おはよう。よく眠れた？今日の朝食は...ねえ、どうかした？
なんだか具合が悪そうに見えるけど、大丈夫？
全然平気そうに見えないんだけど...もしかして、頭痛い？
...やっぱり。そうなんじゃないかとは思ってた。
見ていれば分かるよ、他でもない大切な君のことなんだから。
偏頭痛かな...取り敢えず薬を飲んだ方がよさそうだね。
ああ、だけど予防薬から飲まないといけないんだっけ？
ご飯、食べられそう？分かった、それじゃあ食べようか。

...ごちそうさまでした。
食器は俺が片づけるから、無理しないで寝てて。
薬は飲めた？
...そっか、痛み止めを使うには時間も空けないといけないんだ...大変だね。
テレビの音、煩くない？照明も少し暗くしようか。
嫌なのを無理矢理こうしてる訳じゃなくて、君が落ち着いて過ごせたらってそう思うんだ。
何かしてほしいことはない？
俺にできること、何かあるかな？
...え、それだけでいいの？分かった、なら手を繋いでいよう。
君が眠れるまで、ずっとこうしてるから。

...もう寝たかな。よし、今のうちに掃除と食器洗い、終わらせようかな。
何かストレスが溜まっているのかな...それとも、天気がちょっと変なのも関係しているのかもしれない。
ただこうしていることしかできないっていうのは、もどかしいな...。

...起きられそう？夕方だから、今なら病院もあまり混んでないと思うんだ。
まだ痛そうだし、なんだかうなされていたし...だから、病院行こう？
大丈夫だよ、俺が連れていくから。
吐き気がするんじゃない？...言ったでしょ、見ていれば分かるって。
歩くのもしんどい？歩けそうなら、すぐ行こう。
車まわしてくるから。ね？


注射してもらえてよかったね。さっきよりは元気そう...最近忙しくしてたから、やっぱり今日はゆっくり休んだ方がいいよ。
大丈夫、夕飯はうどんを用意しておいたから。
食べられそう？...よし、食べられるならよそうね。
駄目だよ、座って待ってて。
折角よくなってきたところにまた無理をして、それで悪化しちゃったら...意味ないでしょ？
はい、どうぞ。それじゃあ、いただきます。
ん？ああ、俺もうどん食べるんだ。
俺が食べたいから作っただけだし、何も謝られるようなことされてないよ？
...美味しい？よかった、ゆで方が駄目だったんじゃないかなって思ってたから...丁度いいって言ってもらえてほっとした。
痛み止めは使わなくても大丈夫そう？
そっか、それなら安心した。
あとはゆっくり寝て、ちゃんと体を休めた方がいい。
また手を繋いでいようか。
...大丈夫、俺は側にいるから。それじゃあ、おやすみ。
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看病系を綴ってみました。
偏頭痛も割りときついので、病院に付き添う場面も入れました。