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綺麗な場所
しおりを挟む書類とにらめっこしてるフェルをチラチラ見ていると、目が合った。
「ルナ、おいで」
「フェル」
僕はフェルの膝の上に乗ってキスをする。
「ちょっと休暇。ルナ…今日もとっても可愛いよ」
「ありがとう。フェルもかっこいいよ」
「寂しかった?」
「うん…」
僕はフェルに抱きつく。
「可愛い。朝も沢山したのにね。ルナは僕無しじゃ生きていけないかもだね?」
「生きていけないよ…フェル居ないのなんて無理だよ」
「本当に可愛いなぁ…絶対離さないよ」
僕達は指を絡めてキスをする。
そしてフェルは僕を抱っこして立ち上がる。
「ルナ、見て…」
「凄い…ここ王都が綺麗に見えるんだ」
「そうだよ。僕はこの王都が嫌いだったんだ」
「なんで?綺麗なのに…」
窓の外に映る王都はとても綺麗だ。キラキラしてる。
「窮屈なんだ。自由に何も出来ない。友達も出来ない。けどね、ルナがここに来てくれて好きになった」
「え?」
「好きな人が住む場所になったから。だからね、僕はこの王都もルナも守りたい」
「ありがとう。僕もフェルを守りたいな…」
魔法が使えたらフェルのお手伝いが出来るのに…
「ルナはそのままでいいよ。そのまま居て。僕のルナ」
「フェル」
僕達はキスをする。
「けど魔法は使えたいな…」
「じゃあ社交界の前に属性だけ調べてみる?」
「出来るの?」
「できるよ。騎士団に確か水晶玉があるからね。アルトに聞いておくよ。」
「ありがとう。フェル。」
魔法が使えたらフェルのお手伝いもできる。
その時だ。背中がムズムズした。
「ん?」
「ルナ、どうしたの?」
「なんか背中がムズムズした…」
「背中?」
フェルは背中を触ってくれる。
「ぁ…そこ…だめ…」
「ここ?」
「うん…」
背中の骨のところがムズムズする。
「特に何もないけど…」
「本当?」
「本当。感じやすいのかな?今度エッチの時に背中舐めてあげる」
「だ、だめ…それしたら…」
「甘イキしちゃう?」
僕は頷く。
「ルナの甘イキ可愛いから僕は大好きだよ」
「い、言わないで…恥ずかしいよ…」
僕はフェルの額にキスをする。
フェルもキスしてくれて、沢山キスをする。
そしてまた僕はプリント。
フェルは仕事に戻ったのだった。
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