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番外編
大作戦(中編)
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「か、完璧だ……!」
パソコン画面を前に瑛一は感極まった声を漏らした。思わず両手を合わせて拝みたくなるほどの達成感。眼前に広がるのは、彼の魂と愛と時間と青春すべてを注ぎ込んだ渾身の一大プロジェクト。
題して《求婚大作戦・絵莉たん絶対YESコース~愛はつづくよいつまでも~》
なんかどっかで聞いたことあるフレーズ? うん、知ってる。でもいいの、重要なのは響き。ロマン、勢い、語感!
―プランB「プロポーズは突然に~フラッシュモブって一周まわってアリだよねin赤レンガ倉庫~」
(※却下。絵莉たん、突然歌って踊られるの苦手そう)
―プランC「巨大スクリーンで一緒に過ごした時間を振り返るプロジェクションマッピングショー」
(※却下その2。二人の時間を他のやつに共有されてたまるか)
そんな感じで、山のように生まれてはボツられていったプランたちの屍を乗り越え、やっとたどり着いた奇跡の一案。
「これならきっと、絵莉たんは必ずYESと言ってくれる!……はず」
何度見返してもウットリ。再度の最終チェックも抜かりなし。
「失敗なんてあり得ない。いや、失敗したら死ぬ」
いやほんと、誇張じゃなく。
絵莉たんと結婚できない未来とか、バグ。存在しちゃいけない世界線。人生の意味が消滅する。
「プロポーズ失敗しました☆」ってニュース流れた瞬間に、俺の心臓も解散する自信ある。
それくらい、全身全霊で作り込んだ。演出も構成も導線も全てこだわった。
イエスかノーかの二択はない、イエス一択の世界!
幸せな未来のヴィジョンは、すでに鮮明。絵莉が微笑みながら「はい」って言ってくれる映像が脳内で無限ループ再生されてる。
そんな幸福の余韻を引きずりながら、瑛一はパソコンをそっと閉じた。
今日は、悪夢を見ないで寝れる気がする
しかし、その計画が崩れることになるとは、このときの瑛一は知る由もなかった。
──
総務部の片隅で、絵莉は仕事を終えて帰り支度中をしていた。
明日はお休み。この前途中で閉じた本の続きが読める!
そんなウキウキ気分の背後から、聞き慣れたやや苦手な声が飛んできた。
「川野さん、ちょっといいかしら?」
声の主は、同じ部署の井尻。端正な顔立ちに少し高圧的なオーラを纏った女性で、普段から接点はほとんどない。
えっ。井尻さん?
不安を抱えつつも返事をして、絵莉は使用していない会議室へと案内された。
「お話って、なんでしょうか?」
会議室のドアが閉まった瞬間、空気がピリッと変わる。
「……成瀬さんと、付き合ってるって本当?」
唐突な質問に、驚く
「は、はい。お付き合いしています」
特に隠していたわけでもない。だから、嘘をつく理由はない。
だが、その瞬間。井尻の表情が、バキッと音を立てて凍りついた気がした。
「そう、本当だったのね。それなら……別れてください」
「……え?」
「成瀬さんは専務である私の父に気に入られているの。それに、私も彼に好意を持っているわ。あなたと成瀬さんは、釣り合わない。将来ある彼のためにも、身を引くべきだと思います」
え、どういう事?
言葉を失いそうになりながらも、絵莉は深呼吸して思考を整える。
冷静に。落ち着いて、私は私の気持ちを…
「私は、成瀬さんから別れを告げられない限り、別れるつもりはありません」
静かだけれど、強い声だった。
その瞬間、井尻の顔が曇る。
怒りか、失望か、それとも誤算か。
でも、私は譲れない。だって―
絵莉の心の中に、小さな炎がともる。
それは、誰にも消せない確かな想い。
私は、瑛一さんが好きなんです。
──
────
「成瀬さん、少しお時間よろしいですか?」
昼食を終え、コーヒーを飲みながら一息ついていた瑛一のもとへ、ヒールの音を鳴らしながら近づいてくる人物がいた。
声の主は、総務部の井尻。
なんだ、急に?
彼女とは同じ部署だが、仕事で直接関わる機会はほとんどない。
もちろん、プライベートで話すような間柄でもない。
嫌な予感しかしない。
とりあえず、表面上は何でもないような顔をして、椅子の向きを彼女の方へ向ける。
「なんでしょう?」
「専務があなたと食事をしたいそうです」
「専務が?」
思わず聞き返してしまう。
なんだ?昇進か?でもそんな話、事前に耳に入ってくるはず……
「それって、業務の話ですよね?」
「ええ、そうとも言えますわ」
そうとも言えるって何だよ。
要するに、業務だけの話じゃないってことだろう。言葉を濁すあたり、どうにもキナ臭い。
まあ、仕事関係で専務に呼ばれて断れないな
「分かりました。時間と場所は?」
「土曜日の正午、ロイヤ○パークホテルのレストランです」
……は?
一瞬、情報が脳内でうまく処理できなかった。
ロイヤ○パークホテル。
オフィスの会議室とかじゃなくて?
わざわざホテルのレストランで?
いやいや、おかしいだろ
接待?まさか、お見合い?
正直、会社の上の連中にゴマをする趣味はない。
「申し訳ないですが、そういう場にはあまり興味がなくて」
遠回しに断る方向へ持っていく。
しかし、井尻は顔色一つ変えず穏やかな微笑を崩さない。
「そんなに堅苦しく考えなくても大丈夫ですわ。単なる食事ですもの」
いやいや、単なる食事にしては場所が重すぎるんよ
そもそも、なんでこの話を井尻が持ってきてるんだ?
普通、こういう話なら上司経由で伝わるはずだろ?
おかしい……何かがズレてる。
「分かりました。一度話を聞いてみます」
とりあえず、ここで無理に突っぱねるのも面倒だ。
こういう時はとりあえず行ってみて、雰囲気を見てから判断するのが正解だろう。
井尻は満足げに微笑み、軽く会釈して去っていく。
瑛一はその背中を見送りながら、コーヒーを一口飲む。
……苦い。
まあ、どうせ仕事の延長みたいなもんだろ
瑛一は軽い気持ちでそう考えた。
土曜日の正午
瑛一は指定されたロイヤルパークホテルのレストランに足を踏み入れた。
店内の奥にある個室へ案内されると、そこには既に二人の人物が座っていた。
専務である井尻の父、そして隣にはきっちりとドレスアップした井尻。
「成瀬くん、よく来てくれたね。」
(うわぁ、完全にお見合いの空気じゃないか…)
内心で悪態をつきながら、とりあえず大人の仮面を装着し向かいの席に座る。
「成瀬君の評判は、私の耳にも届いているよ。」
「……はあ。」
「そして、私は常々思っていたんだよ。優秀な社員には、良い伴侶が必要だとね。つまり、娘と──」
「ああ、すみません。私にはお付き合いしている人がいます。」
秒でバッサリ。潔い、というか迷いなし。
途端に、専務の表情が曇る。
「それは……交際といっても、一時的なものかもしれないし──」
「結婚を前提に、真剣にお付き合いしています」
さらにダメ押しのトドメ発言で、テーブルの空気が完全に氷点下
「……っ!」
井尻が、ぎゅっと唇を噛むのが見えた。
専務も、一瞬だけ目を細めたが、すぐに笑顔を取り戻す。
「それは、それは……」
「──なので、これ以上は時間の無駄かと。」
瑛一は立ち上がった。
「なっ……ちょっと待って下さい!」
井尻が慌てて制止しようとするが、瑛一は気にしない。
「お食事の場にお招きいただいたのは光栄ですが、最初からそういう目的で呼ばれたと知っていたら、お断りしていました。では、失礼します。」
それだけ言い残し、颯爽と個室を後にした。
(……ったく。何考えてんだ、あの親子。こちとら人生かけた大作戦中なんだよ!)
プロポーズ前日に、こんな茶番に付き合わされるとは思ってもみなかったが、はっきりと断ったことで、心はすっきりしていた。
パソコン画面を前に瑛一は感極まった声を漏らした。思わず両手を合わせて拝みたくなるほどの達成感。眼前に広がるのは、彼の魂と愛と時間と青春すべてを注ぎ込んだ渾身の一大プロジェクト。
題して《求婚大作戦・絵莉たん絶対YESコース~愛はつづくよいつまでも~》
なんかどっかで聞いたことあるフレーズ? うん、知ってる。でもいいの、重要なのは響き。ロマン、勢い、語感!
―プランB「プロポーズは突然に~フラッシュモブって一周まわってアリだよねin赤レンガ倉庫~」
(※却下。絵莉たん、突然歌って踊られるの苦手そう)
―プランC「巨大スクリーンで一緒に過ごした時間を振り返るプロジェクションマッピングショー」
(※却下その2。二人の時間を他のやつに共有されてたまるか)
そんな感じで、山のように生まれてはボツられていったプランたちの屍を乗り越え、やっとたどり着いた奇跡の一案。
「これならきっと、絵莉たんは必ずYESと言ってくれる!……はず」
何度見返してもウットリ。再度の最終チェックも抜かりなし。
「失敗なんてあり得ない。いや、失敗したら死ぬ」
いやほんと、誇張じゃなく。
絵莉たんと結婚できない未来とか、バグ。存在しちゃいけない世界線。人生の意味が消滅する。
「プロポーズ失敗しました☆」ってニュース流れた瞬間に、俺の心臓も解散する自信ある。
それくらい、全身全霊で作り込んだ。演出も構成も導線も全てこだわった。
イエスかノーかの二択はない、イエス一択の世界!
幸せな未来のヴィジョンは、すでに鮮明。絵莉が微笑みながら「はい」って言ってくれる映像が脳内で無限ループ再生されてる。
そんな幸福の余韻を引きずりながら、瑛一はパソコンをそっと閉じた。
今日は、悪夢を見ないで寝れる気がする
しかし、その計画が崩れることになるとは、このときの瑛一は知る由もなかった。
──
総務部の片隅で、絵莉は仕事を終えて帰り支度中をしていた。
明日はお休み。この前途中で閉じた本の続きが読める!
そんなウキウキ気分の背後から、聞き慣れたやや苦手な声が飛んできた。
「川野さん、ちょっといいかしら?」
声の主は、同じ部署の井尻。端正な顔立ちに少し高圧的なオーラを纏った女性で、普段から接点はほとんどない。
えっ。井尻さん?
不安を抱えつつも返事をして、絵莉は使用していない会議室へと案内された。
「お話って、なんでしょうか?」
会議室のドアが閉まった瞬間、空気がピリッと変わる。
「……成瀬さんと、付き合ってるって本当?」
唐突な質問に、驚く
「は、はい。お付き合いしています」
特に隠していたわけでもない。だから、嘘をつく理由はない。
だが、その瞬間。井尻の表情が、バキッと音を立てて凍りついた気がした。
「そう、本当だったのね。それなら……別れてください」
「……え?」
「成瀬さんは専務である私の父に気に入られているの。それに、私も彼に好意を持っているわ。あなたと成瀬さんは、釣り合わない。将来ある彼のためにも、身を引くべきだと思います」
え、どういう事?
言葉を失いそうになりながらも、絵莉は深呼吸して思考を整える。
冷静に。落ち着いて、私は私の気持ちを…
「私は、成瀬さんから別れを告げられない限り、別れるつもりはありません」
静かだけれど、強い声だった。
その瞬間、井尻の顔が曇る。
怒りか、失望か、それとも誤算か。
でも、私は譲れない。だって―
絵莉の心の中に、小さな炎がともる。
それは、誰にも消せない確かな想い。
私は、瑛一さんが好きなんです。
──
────
「成瀬さん、少しお時間よろしいですか?」
昼食を終え、コーヒーを飲みながら一息ついていた瑛一のもとへ、ヒールの音を鳴らしながら近づいてくる人物がいた。
声の主は、総務部の井尻。
なんだ、急に?
彼女とは同じ部署だが、仕事で直接関わる機会はほとんどない。
もちろん、プライベートで話すような間柄でもない。
嫌な予感しかしない。
とりあえず、表面上は何でもないような顔をして、椅子の向きを彼女の方へ向ける。
「なんでしょう?」
「専務があなたと食事をしたいそうです」
「専務が?」
思わず聞き返してしまう。
なんだ?昇進か?でもそんな話、事前に耳に入ってくるはず……
「それって、業務の話ですよね?」
「ええ、そうとも言えますわ」
そうとも言えるって何だよ。
要するに、業務だけの話じゃないってことだろう。言葉を濁すあたり、どうにもキナ臭い。
まあ、仕事関係で専務に呼ばれて断れないな
「分かりました。時間と場所は?」
「土曜日の正午、ロイヤ○パークホテルのレストランです」
……は?
一瞬、情報が脳内でうまく処理できなかった。
ロイヤ○パークホテル。
オフィスの会議室とかじゃなくて?
わざわざホテルのレストランで?
いやいや、おかしいだろ
接待?まさか、お見合い?
正直、会社の上の連中にゴマをする趣味はない。
「申し訳ないですが、そういう場にはあまり興味がなくて」
遠回しに断る方向へ持っていく。
しかし、井尻は顔色一つ変えず穏やかな微笑を崩さない。
「そんなに堅苦しく考えなくても大丈夫ですわ。単なる食事ですもの」
いやいや、単なる食事にしては場所が重すぎるんよ
そもそも、なんでこの話を井尻が持ってきてるんだ?
普通、こういう話なら上司経由で伝わるはずだろ?
おかしい……何かがズレてる。
「分かりました。一度話を聞いてみます」
とりあえず、ここで無理に突っぱねるのも面倒だ。
こういう時はとりあえず行ってみて、雰囲気を見てから判断するのが正解だろう。
井尻は満足げに微笑み、軽く会釈して去っていく。
瑛一はその背中を見送りながら、コーヒーを一口飲む。
……苦い。
まあ、どうせ仕事の延長みたいなもんだろ
瑛一は軽い気持ちでそう考えた。
土曜日の正午
瑛一は指定されたロイヤルパークホテルのレストランに足を踏み入れた。
店内の奥にある個室へ案内されると、そこには既に二人の人物が座っていた。
専務である井尻の父、そして隣にはきっちりとドレスアップした井尻。
「成瀬くん、よく来てくれたね。」
(うわぁ、完全にお見合いの空気じゃないか…)
内心で悪態をつきながら、とりあえず大人の仮面を装着し向かいの席に座る。
「成瀬君の評判は、私の耳にも届いているよ。」
「……はあ。」
「そして、私は常々思っていたんだよ。優秀な社員には、良い伴侶が必要だとね。つまり、娘と──」
「ああ、すみません。私にはお付き合いしている人がいます。」
秒でバッサリ。潔い、というか迷いなし。
途端に、専務の表情が曇る。
「それは……交際といっても、一時的なものかもしれないし──」
「結婚を前提に、真剣にお付き合いしています」
さらにダメ押しのトドメ発言で、テーブルの空気が完全に氷点下
「……っ!」
井尻が、ぎゅっと唇を噛むのが見えた。
専務も、一瞬だけ目を細めたが、すぐに笑顔を取り戻す。
「それは、それは……」
「──なので、これ以上は時間の無駄かと。」
瑛一は立ち上がった。
「なっ……ちょっと待って下さい!」
井尻が慌てて制止しようとするが、瑛一は気にしない。
「お食事の場にお招きいただいたのは光栄ですが、最初からそういう目的で呼ばれたと知っていたら、お断りしていました。では、失礼します。」
それだけ言い残し、颯爽と個室を後にした。
(……ったく。何考えてんだ、あの親子。こちとら人生かけた大作戦中なんだよ!)
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