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番外編
とある医師の夫2
なぜ、アトワールの本が大国の王子よりアカデミーに寄贈されのか、それは、この国からアトワールが離れて大国に逃げた時に、王子に出会って意気投合した結果、何かあった時、協力して助け合う仲になったのだ。
そして、アトワールが書いた本を王子名義でアカデミーに寄贈しとけば、後から本の内容を知ったアカデミーや保護者達に、そう簡単に本を処分されないように手を打っておいたのだ。
ちなみに本を読んだ王子からの感想は
『アト君が書いた本だって!?それにしても、暗黒商人のモデルになった腹黒狸商人の姿が違うじゃないか?えっ奥方がヴィラン系のイメージは美形が良いでしょって……まあ、確かに』
と納得していた。
「なっ何ですって!?こんな悍ましい本が王族からの寄贈なんて、ありえない」
それを聞いたアトを見捨てた元恋人、エーモは一瞬、愕然としたが、何か思いついたのか笑顔になりアカデミーの職員や保護者達に向かって演説しはじめた。
「それなら、せっかく大国の王子殿下から寄贈された大事な本は、むしろ一般生徒には貸出しは辞めたほうが宜しいかと、なんせ、年端の行かぬ子供達が読んだら本が傷ついたり、汚す恐れもあるでしょう。そして、本を寄贈された王子殿下が聞いたら悲しむかと、なので、やはり生徒の手に届かない安全な場所へ、きちんと保管しとくべきです」
なるほど、そう来たかと、処分出来なかったら、生徒達に読ませないようにすれば、いいと
それを、聞いたアカデミー職員や保護者達も
「確かに、きちんと安全に管理するべきだ」ヒソヒソと呟き声が聞こえてきた。
僕は、本の処分を反対している学生代表のノガン・アレクサンド君の反応が気になり、彼を見ると本の処分が免れたと思ったら、まさか、今度は本の閲覧が出来なくなるとは、彼も予想しなかった事態だったようで、反論したくても、良い案が浮かばないらしく、顔色は真っ青を通りすぎて白くなり、まさに『絶望』と顔に書いてあった。
そして、エーモの意見に反論する人間が出ないとみた進行役の職員が
「えーっでは、どなたか、他に意見はありますか?無ければキタレ氏の意見も参考に寄贈された書籍は、しばらくは図書館での貸出しを停止いたします」
と言って終わらせようとした時ー
「ちょっと良いだろうか?外部からの意見も聞いて貰えないか?」
アトが挙手しながら立ち上がり、エーモに顔を向けた。
「ひっぃいいい…!?な、何で、アトワールがいるのよ」
化け物を見たように、エーモが悲鳴をあげた。
◇
「はじめまして、アトワール・ビッセラと申します。今回の議題に上がった本を出版した者です。先ほど、寄贈された本の事ですが、破損される恐れがあるから、安全な場所へ保管するべときとおっしゃいましたが……安心して下さい。その本は、破損など出来ないように作ってあるんで、何せ、『ブラックドラゴンレザー』の表紙と『本の番人』も付けております。子供どころか、大人、力の強い種族がさわっても大丈夫だと、確かアカデミーの理事と図書の職員さん達に説明して寄贈したんですよ」
それを聞いた大人達はざわついた。
アトワールが言ってた『ブラックドラゴンレザー』は、黒龍の脱皮した皮の事だ。その皮は頑丈で防御力が高い為に、防具は勿論、巨人族や鬼人など力の強い種族の服などの素材の一部としての取引きが多いため、人族には中々、手に入らない貴重な素材だったが、まさか、それが本の表紙で使われてるなんて、普通は、ありえない事だ。だが、アト曰く、脱皮した皮の取引きしてるブラックドラゴン達が最近、エミュー領に住むようになったら、ここの土地、めっちゃ快適と新陳代謝が良くなり、よく脱皮するようになり、むしろ在庫はたっぷりあるから本の表紙に使ったそうだ。
そして、『本の番人』は、狂気の装丁者と言われた偏屈魔法使いが自分が持っている本の中身を美しく保つ為に作った存在だ。うっかり破いても、汚しても、キレイに修復してくれるのだ。ちなみに、『本の番人』は照れ屋な性格と魔法使いにより設定されてる為に、修復作業は人がいない時か寝静まった時間帯にするらしい。そんな便利な『本の番人』を本に付けるのは、偏屈魔法使いに気に入られた本のみとされる。
普通の革装本だと思われていたのが物凄い物だと知った瞬間の人々の反応は驚きに次々と声をあげていく。
「ブラックドラゴンのレザーですって!?」「それなら、絶対破れないじゃないか」「ほ、本の番人ですって!?じゃあ、うっかり、中のページが破けても修復してくれるなら安心だわ」「そんな、すごい本なら私も手に取って見たいわ」
アトワールはしれっとした顔で
「ええ、だから、安全な場所に保管などしなくても大丈夫なんですよ」と答えた。
そして、本を閲覧できないよう誘導していたエーモの方は、顔を真っ赤にして叫びだす。
「う、嘘でしょ……そんな、本にブラックドラゴンの革が使われるなんて、ふ、ふざけないで!!ア、アトワール、あんたが、その本を書いたか、書かせたんでしょ!!あの主人公の恋人をあんな風に書くなんて、最低すぎる!まるで悪役じゃないの、黙ってないで何か言いなさいよ!!」
アトワールは無言のまま、エーモを見つめていた。僕をこの場に連れてきた理由が分かり、やれやれと思いながらアトワールの代わりに僕がエーモに話しかける。
「やあ、キタレ様?お久しぶりです。覚えてますか?アトワールの友人、グリセです。ああ、彼が黙ってるのは、あなたに昔、もう話かけてくるなと言われたからです。それを、アトワールは忠実に守ってるだけです。それに、周りを見てください。あなたの言動を聞いて、ますます皆様が興味もったようです。その本の事を」
エーモは、ハッとした表情で、そして周りを見渡すと、聞くに堪えない言い訳していた。
そして、本の処分、閲覧停止の話は無くなったが、内容に関してやはり、刺激が強すぎる内容の為、本の閲覧及び貸出しは、休日及び長期休暇のみとなった。理由は、本を読むのに夢中になりすぎて学業が疎かになった生徒が幾人か出たせいだ。さすがに、それは良くないと思った僕たちもアカデミーに学生の本分を忘れるなら、書籍は別の施設に寄贈する事になると生徒達に脅し…いや説明して、ようやく騒動が終わったのだった。
ちなみに元恋人のエーモは、あの後、自分の子供から母親がアカデミーで色々とやらかした事を父親に伝えた結果、エーモは地方に帰され、しばらく王都に行かないよう監視生活になったとアトから聞かされた。アトの奥方は『だいぶ優しいザマァだねっ』て言ってたが、エーモからしたら、死ぬほど屈辱だった思う。
◇
「あ、あの、ビッセラ様!今話かけても大丈夫でしょうか?」
アトワールに話しかけたのは、あのノガン・アレクサンド君だった。
「ああ、大丈夫だ。君は、うちの本の処分を反対してくれた子だね」
「はい、黒い英雄、あっごめんなさい。正式なタイトルは長いので、気づいたら、そんな風に呼ぶようになっていたんです!本当にあの物語は素晴らしいです。出てくる登場人物が魅力的で!」
「あ~っタイトルは、確かに長いね黒い英雄か、分かりやすくて良いな。それ次回の本に使わせてもらう事になるかもしれない」
「えっ本当に!?はい勿論、良いです!!むしろ、ありがとうございますと言いたいのこちらです」
キラキラした顔で、アトワールに話しかけてるのを離れた場所から見ていた僕は、何故かモヤッとした気持ちに襲われていた。
後から思い返したら、あれはアトに嫉妬していたのだと気づくのだが……
◇
あの騒動から数年後に、僕の働く王宮にノガン君がやって来た。アレから、更に「黒い英雄」に感化された彼を見て思わず僕は、笑顔で対応したつもりが、彼には違ってようで、「黒い英雄」の良さを分からせてやるとばかりに、本を貸してくれた。
実は、アカデミーに寄贈の件から僕は忙しくなり「黒い英雄」も読んだのは最初の方だけだった。僕としては、別に読まなくて良かったが、ノガンから、まだ読んでないのかと、会うたびに言われたので、読みはじめた。
うん。最初から面白かったが、更に復讐の話が進み、確かに、これを読んでいたアカデミーの子達が学業が疎かになると、少しばかりアトのザマァに巻き込んでしまった事を今更ながら悪かったと反省した。そして、黒い英雄の4巻も読み終わろうとした時に続きの5巻が無いのに気づいた。それをノガン君に尋ねようとしたら、中々、彼に会えず、仕方なく書店で購入しようと探している間に、まんまと彼の術中だと気づいた時に、やられたと、そして僕は彼に、本の続きを貸してくれと乞いながら、彼を繋ぎとめる為に、跪いて告白したのだ。
「ノガン・アレクサンド、続きを貸してくれて、ありがとう。じつは、この黒い英雄を書いたの僕の友人で、そして、アカデミーに黒い英雄を寄贈しようと言ったのは僕なんだ。あの時は、友人の事情に巻き込んで、済まなかった」
「えっ上司さんが!?わたしの神作品を会うキッカケだったあるか!?」
「そして、ノガン、僕と結婚するともれなく、黒い英雄の試作本や未公開情報が読めるよ。プロポーズを受けてくれるかい?」
「!!!???ほ、本当あるか!???結婚するある!」
こうして、僕らは夫夫になり、ノガンの夫になったのだった。
そして、アトワールが書いた本を王子名義でアカデミーに寄贈しとけば、後から本の内容を知ったアカデミーや保護者達に、そう簡単に本を処分されないように手を打っておいたのだ。
ちなみに本を読んだ王子からの感想は
『アト君が書いた本だって!?それにしても、暗黒商人のモデルになった腹黒狸商人の姿が違うじゃないか?えっ奥方がヴィラン系のイメージは美形が良いでしょって……まあ、確かに』
と納得していた。
「なっ何ですって!?こんな悍ましい本が王族からの寄贈なんて、ありえない」
それを聞いたアトを見捨てた元恋人、エーモは一瞬、愕然としたが、何か思いついたのか笑顔になりアカデミーの職員や保護者達に向かって演説しはじめた。
「それなら、せっかく大国の王子殿下から寄贈された大事な本は、むしろ一般生徒には貸出しは辞めたほうが宜しいかと、なんせ、年端の行かぬ子供達が読んだら本が傷ついたり、汚す恐れもあるでしょう。そして、本を寄贈された王子殿下が聞いたら悲しむかと、なので、やはり生徒の手に届かない安全な場所へ、きちんと保管しとくべきです」
なるほど、そう来たかと、処分出来なかったら、生徒達に読ませないようにすれば、いいと
それを、聞いたアカデミー職員や保護者達も
「確かに、きちんと安全に管理するべきだ」ヒソヒソと呟き声が聞こえてきた。
僕は、本の処分を反対している学生代表のノガン・アレクサンド君の反応が気になり、彼を見ると本の処分が免れたと思ったら、まさか、今度は本の閲覧が出来なくなるとは、彼も予想しなかった事態だったようで、反論したくても、良い案が浮かばないらしく、顔色は真っ青を通りすぎて白くなり、まさに『絶望』と顔に書いてあった。
そして、エーモの意見に反論する人間が出ないとみた進行役の職員が
「えーっでは、どなたか、他に意見はありますか?無ければキタレ氏の意見も参考に寄贈された書籍は、しばらくは図書館での貸出しを停止いたします」
と言って終わらせようとした時ー
「ちょっと良いだろうか?外部からの意見も聞いて貰えないか?」
アトが挙手しながら立ち上がり、エーモに顔を向けた。
「ひっぃいいい…!?な、何で、アトワールがいるのよ」
化け物を見たように、エーモが悲鳴をあげた。
◇
「はじめまして、アトワール・ビッセラと申します。今回の議題に上がった本を出版した者です。先ほど、寄贈された本の事ですが、破損される恐れがあるから、安全な場所へ保管するべときとおっしゃいましたが……安心して下さい。その本は、破損など出来ないように作ってあるんで、何せ、『ブラックドラゴンレザー』の表紙と『本の番人』も付けております。子供どころか、大人、力の強い種族がさわっても大丈夫だと、確かアカデミーの理事と図書の職員さん達に説明して寄贈したんですよ」
それを聞いた大人達はざわついた。
アトワールが言ってた『ブラックドラゴンレザー』は、黒龍の脱皮した皮の事だ。その皮は頑丈で防御力が高い為に、防具は勿論、巨人族や鬼人など力の強い種族の服などの素材の一部としての取引きが多いため、人族には中々、手に入らない貴重な素材だったが、まさか、それが本の表紙で使われてるなんて、普通は、ありえない事だ。だが、アト曰く、脱皮した皮の取引きしてるブラックドラゴン達が最近、エミュー領に住むようになったら、ここの土地、めっちゃ快適と新陳代謝が良くなり、よく脱皮するようになり、むしろ在庫はたっぷりあるから本の表紙に使ったそうだ。
そして、『本の番人』は、狂気の装丁者と言われた偏屈魔法使いが自分が持っている本の中身を美しく保つ為に作った存在だ。うっかり破いても、汚しても、キレイに修復してくれるのだ。ちなみに、『本の番人』は照れ屋な性格と魔法使いにより設定されてる為に、修復作業は人がいない時か寝静まった時間帯にするらしい。そんな便利な『本の番人』を本に付けるのは、偏屈魔法使いに気に入られた本のみとされる。
普通の革装本だと思われていたのが物凄い物だと知った瞬間の人々の反応は驚きに次々と声をあげていく。
「ブラックドラゴンのレザーですって!?」「それなら、絶対破れないじゃないか」「ほ、本の番人ですって!?じゃあ、うっかり、中のページが破けても修復してくれるなら安心だわ」「そんな、すごい本なら私も手に取って見たいわ」
アトワールはしれっとした顔で
「ええ、だから、安全な場所に保管などしなくても大丈夫なんですよ」と答えた。
そして、本を閲覧できないよう誘導していたエーモの方は、顔を真っ赤にして叫びだす。
「う、嘘でしょ……そんな、本にブラックドラゴンの革が使われるなんて、ふ、ふざけないで!!ア、アトワール、あんたが、その本を書いたか、書かせたんでしょ!!あの主人公の恋人をあんな風に書くなんて、最低すぎる!まるで悪役じゃないの、黙ってないで何か言いなさいよ!!」
アトワールは無言のまま、エーモを見つめていた。僕をこの場に連れてきた理由が分かり、やれやれと思いながらアトワールの代わりに僕がエーモに話しかける。
「やあ、キタレ様?お久しぶりです。覚えてますか?アトワールの友人、グリセです。ああ、彼が黙ってるのは、あなたに昔、もう話かけてくるなと言われたからです。それを、アトワールは忠実に守ってるだけです。それに、周りを見てください。あなたの言動を聞いて、ますます皆様が興味もったようです。その本の事を」
エーモは、ハッとした表情で、そして周りを見渡すと、聞くに堪えない言い訳していた。
そして、本の処分、閲覧停止の話は無くなったが、内容に関してやはり、刺激が強すぎる内容の為、本の閲覧及び貸出しは、休日及び長期休暇のみとなった。理由は、本を読むのに夢中になりすぎて学業が疎かになった生徒が幾人か出たせいだ。さすがに、それは良くないと思った僕たちもアカデミーに学生の本分を忘れるなら、書籍は別の施設に寄贈する事になると生徒達に脅し…いや説明して、ようやく騒動が終わったのだった。
ちなみに元恋人のエーモは、あの後、自分の子供から母親がアカデミーで色々とやらかした事を父親に伝えた結果、エーモは地方に帰され、しばらく王都に行かないよう監視生活になったとアトから聞かされた。アトの奥方は『だいぶ優しいザマァだねっ』て言ってたが、エーモからしたら、死ぬほど屈辱だった思う。
◇
「あ、あの、ビッセラ様!今話かけても大丈夫でしょうか?」
アトワールに話しかけたのは、あのノガン・アレクサンド君だった。
「ああ、大丈夫だ。君は、うちの本の処分を反対してくれた子だね」
「はい、黒い英雄、あっごめんなさい。正式なタイトルは長いので、気づいたら、そんな風に呼ぶようになっていたんです!本当にあの物語は素晴らしいです。出てくる登場人物が魅力的で!」
「あ~っタイトルは、確かに長いね黒い英雄か、分かりやすくて良いな。それ次回の本に使わせてもらう事になるかもしれない」
「えっ本当に!?はい勿論、良いです!!むしろ、ありがとうございますと言いたいのこちらです」
キラキラした顔で、アトワールに話しかけてるのを離れた場所から見ていた僕は、何故かモヤッとした気持ちに襲われていた。
後から思い返したら、あれはアトに嫉妬していたのだと気づくのだが……
◇
あの騒動から数年後に、僕の働く王宮にノガン君がやって来た。アレから、更に「黒い英雄」に感化された彼を見て思わず僕は、笑顔で対応したつもりが、彼には違ってようで、「黒い英雄」の良さを分からせてやるとばかりに、本を貸してくれた。
実は、アカデミーに寄贈の件から僕は忙しくなり「黒い英雄」も読んだのは最初の方だけだった。僕としては、別に読まなくて良かったが、ノガンから、まだ読んでないのかと、会うたびに言われたので、読みはじめた。
うん。最初から面白かったが、更に復讐の話が進み、確かに、これを読んでいたアカデミーの子達が学業が疎かになると、少しばかりアトのザマァに巻き込んでしまった事を今更ながら悪かったと反省した。そして、黒い英雄の4巻も読み終わろうとした時に続きの5巻が無いのに気づいた。それをノガン君に尋ねようとしたら、中々、彼に会えず、仕方なく書店で購入しようと探している間に、まんまと彼の術中だと気づいた時に、やられたと、そして僕は彼に、本の続きを貸してくれと乞いながら、彼を繋ぎとめる為に、跪いて告白したのだ。
「ノガン・アレクサンド、続きを貸してくれて、ありがとう。じつは、この黒い英雄を書いたの僕の友人で、そして、アカデミーに黒い英雄を寄贈しようと言ったのは僕なんだ。あの時は、友人の事情に巻き込んで、済まなかった」
「えっ上司さんが!?わたしの神作品を会うキッカケだったあるか!?」
「そして、ノガン、僕と結婚するともれなく、黒い英雄の試作本や未公開情報が読めるよ。プロポーズを受けてくれるかい?」
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