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59 モチベ★
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芹沢くんって真面目な性格だし、たまにそういう色気のあることを冗談で言ったりもするけど、あくまで硬派で上品なのだ。そんな人がどういう妄想をするのかと、不思議になった私は首を傾げた。
「……勉強をしている俺がたまに頭に思い浮かべている、机の上に水無瀬さんを押し倒すという妄想」
「そんなことを考えつつ、勉強捗るの……?」
さっきまで芹沢くんが何かを懸命に書き込んでいたノートの内容は、法律など勉強したことも無い私には理解なんて出来るようなものでもない。
しかも、これは芹沢くん情報を流してくれるゆうくん談だけど、司法試験って覚える事や考えねばならない数が途方もなく多すぎて、本当に大変らしいのに。
そんな難解な勉強をしている時に、私とそういうことをしてる妄想していて、頭に入るものなのかな。
「俺。水無瀬さんと付き合うまで、何をモチベにしていたんだって思うくらいに。勉強したら連絡出来るとか、会えるとか……今はそういう事ばっかり、考える」
「私……どうしたら良いの?」
あ。妄想の再現許可を得たと思った芹沢くんの目が、瞬く間に本気になった。
彼はゆっくりと椅子から立ち上がって、後ろにあった机の上を簡単に片付けた。法律関係の本ってこの本は何ページか考えるだけでこわいくらいに分厚いし、重そうだけど、テキパキとした動作で彼は片付け何もない空間を広げた。
「ん。ここ、座って」
芹沢くんの迷いない指示通りに私がストンと机の上に座ると、彼は噛みつくようにしてキスを始めた。
お互いに歯列をなぞり合ったり濡れた舌を絡ませ合うことに夢中になっていたら、芹沢くんの指がキスだけで潤ってきた蜜口のちょうど上辺りをなぞった。
もう濡れてしまった下着を脇へと寄せるようにして、彼は長い指でまるでお伺いを立てるかのように優しい動きで入口辺りを解していった。
「ふわっ……はあっ……あ……芹沢くんっ……」
芹沢くんが唇を離したと同時に、指の腹で強めに花芽を刺激して、私はそれだけで一気に身体を震わせて達してしまった。はあはあと息を荒らげて、彼を見たら何故か表情を険しくさせた。
「……うわあ。もう……これは、本当にやばい。我慢出来ない。無理。水無瀬さんって、何も考えずにこういうことが出来るのって、逆に魔性だと思うよ」
芹沢くんは一歩だけ下がって、着ていた黒のスウェットとトランクスを一気に引き下ろした。何故かすぐそこにあったコンドームを取って、すぐに大きなものへと装着した。
「えっ……なんで、そこにあったの?」
私は単にそれを疑問に思っただけなんだけど、芹沢くんは若干憮然とした表情になった。
「……さっきも言ったけど、妄想したりしてたから。もしかしたら、こういう機会もあるんじゃないかと思って」
「……用意してたの?」
「うん。そう」
準備が良い彼にあっという間に机の上に押し倒された私は、スカートを捲り上げられ奥にまで一気に挿入された。
「なんか……これって、こういうシチュエーションを楽しむだけで着ているだけとは、頭では理解はしてるんだけど。なんか、高校生時代の水無瀬さんといけないことしてるみたいで、やばい。着てる服だけで脳が誤作動、起こしてる……背徳感もあるし……堪らない」
そう言った芹沢くんは、がつがつという表現をしてしまうくらい激しく腰を動かし始めた。
私は自分の身体が余裕のないスペースに収められている自覚はあったので、慌てて目の前にあった彼のTシャツの胸元を握って腰にしがみ付くようにして両脚を回した。
「っ……はっ……ああっ……ああっ……」
こういった自分が中途半端な制服を着たままの体勢で、間近で苦しそうな顔だけ見える芹沢くんとこういうことをしていると、まるで高校生同士でしているような……そんな、実は同じ高校へ通っていた平行世界みたいなところにまで、揺さぶられるままされるがままの私の心は飛んで行ってしまったようだった。
今までにない荒々しい動きで私はしがみ付いているだけなんだけど、ぐちゅぐちゅとした水音は大きさを増して、やがて奥で熱を放ったのか。芹沢くんは、はあはあと何度も息をつくことを繰り返した。
「……勉強をしている俺がたまに頭に思い浮かべている、机の上に水無瀬さんを押し倒すという妄想」
「そんなことを考えつつ、勉強捗るの……?」
さっきまで芹沢くんが何かを懸命に書き込んでいたノートの内容は、法律など勉強したことも無い私には理解なんて出来るようなものでもない。
しかも、これは芹沢くん情報を流してくれるゆうくん談だけど、司法試験って覚える事や考えねばならない数が途方もなく多すぎて、本当に大変らしいのに。
そんな難解な勉強をしている時に、私とそういうことをしてる妄想していて、頭に入るものなのかな。
「俺。水無瀬さんと付き合うまで、何をモチベにしていたんだって思うくらいに。勉強したら連絡出来るとか、会えるとか……今はそういう事ばっかり、考える」
「私……どうしたら良いの?」
あ。妄想の再現許可を得たと思った芹沢くんの目が、瞬く間に本気になった。
彼はゆっくりと椅子から立ち上がって、後ろにあった机の上を簡単に片付けた。法律関係の本ってこの本は何ページか考えるだけでこわいくらいに分厚いし、重そうだけど、テキパキとした動作で彼は片付け何もない空間を広げた。
「ん。ここ、座って」
芹沢くんの迷いない指示通りに私がストンと机の上に座ると、彼は噛みつくようにしてキスを始めた。
お互いに歯列をなぞり合ったり濡れた舌を絡ませ合うことに夢中になっていたら、芹沢くんの指がキスだけで潤ってきた蜜口のちょうど上辺りをなぞった。
もう濡れてしまった下着を脇へと寄せるようにして、彼は長い指でまるでお伺いを立てるかのように優しい動きで入口辺りを解していった。
「ふわっ……はあっ……あ……芹沢くんっ……」
芹沢くんが唇を離したと同時に、指の腹で強めに花芽を刺激して、私はそれだけで一気に身体を震わせて達してしまった。はあはあと息を荒らげて、彼を見たら何故か表情を険しくさせた。
「……うわあ。もう……これは、本当にやばい。我慢出来ない。無理。水無瀬さんって、何も考えずにこういうことが出来るのって、逆に魔性だと思うよ」
芹沢くんは一歩だけ下がって、着ていた黒のスウェットとトランクスを一気に引き下ろした。何故かすぐそこにあったコンドームを取って、すぐに大きなものへと装着した。
「えっ……なんで、そこにあったの?」
私は単にそれを疑問に思っただけなんだけど、芹沢くんは若干憮然とした表情になった。
「……さっきも言ったけど、妄想したりしてたから。もしかしたら、こういう機会もあるんじゃないかと思って」
「……用意してたの?」
「うん。そう」
準備が良い彼にあっという間に机の上に押し倒された私は、スカートを捲り上げられ奥にまで一気に挿入された。
「なんか……これって、こういうシチュエーションを楽しむだけで着ているだけとは、頭では理解はしてるんだけど。なんか、高校生時代の水無瀬さんといけないことしてるみたいで、やばい。着てる服だけで脳が誤作動、起こしてる……背徳感もあるし……堪らない」
そう言った芹沢くんは、がつがつという表現をしてしまうくらい激しく腰を動かし始めた。
私は自分の身体が余裕のないスペースに収められている自覚はあったので、慌てて目の前にあった彼のTシャツの胸元を握って腰にしがみ付くようにして両脚を回した。
「っ……はっ……ああっ……ああっ……」
こういった自分が中途半端な制服を着たままの体勢で、間近で苦しそうな顔だけ見える芹沢くんとこういうことをしていると、まるで高校生同士でしているような……そんな、実は同じ高校へ通っていた平行世界みたいなところにまで、揺さぶられるままされるがままの私の心は飛んで行ってしまったようだった。
今までにない荒々しい動きで私はしがみ付いているだけなんだけど、ぐちゅぐちゅとした水音は大きさを増して、やがて奥で熱を放ったのか。芹沢くんは、はあはあと何度も息をつくことを繰り返した。
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