7 / 10
07 可愛い
しおりを挟む
「シリルさん。私と色々と洞窟内で起こって、どうでしたか!?」
とりあえず、私はこれは聞いておきたかった。偶然って言えば、偶然で済ませられる程度のラッキースケベ案件ではあった。
「可愛い女の子とああいうこと出来て、嬉しかった」
薬を飲んだ彼はどうしようって言う真っ赤な顔をしつつ、滑らかな口振りで話し始めた。
どうにかして手で口を覆いたくても、後ろ手に縛られている。本当にごめんね。
「えっ……私のこと、可愛いって思っててくれたんですか?」
「可愛いし、体いっぱい触りたい。付き合えたらセックスもしたいし、めちゃくちゃにしたい」
ぺらぺらと勝手に口が喋る言葉にシリルさんはあわあわしている様子だけど、彼のことを好ましく思っている私としては嬉しかった。
「えっ……シリルさん以外には、嫌だけど……そう言って貰えて、嬉しい。シリルさん。私と付き合いたいんですか?」
「うん。付き合いたい。結婚しよう」
シリルさんは真っ赤な顔をしつつも、私の顔を見ていた。薄めたと言っていたけど、効果がすごい。もうなんか、口から言葉が勝手に出てきている感じだ。
お友達はあのシリルには荒療治が必要だと言っていたけど、私も乗っかったので同罪だ。彼に訴えられたら、ちゃんと罰は受けます。
しかし、彼の嘘偽りのない言葉に胸はきゅんっと、ときめいた。やだ。嬉しい。0日交際で結婚に至るって、こういうことかも?
これが、彼の本心なんだ……。
ただツアー中の短時間過ごしただけなのにシリルさんの私への思いが、思ってもみないほどの高い温度感だった。
「シリルさん……可愛い」
「君の方が可愛い。キスしたい。胸触りたい」
シリルさんは動けないし止めれないしで、次々と口から出てくる自分の本音に諦めの境地に至ってしまったのか。
ある意味割り切ったようにしてして、顔を真っ赤にしながら私の顔をじっと見ていた。
「グウェンです。シリルさん……あのっ、私シリルさん好きだから、付き合いたいです! 付き合ったら、別に……キスしても、胸触っても良いんですよね……?」
なんせ、私には今まで付き合った男性は居ない。ここで、男女交際の当たり前がわからない。
「付き合う付き合ういれたいキスしたい胸触りたい胸触りたい早くいれたいいれたい早く縄解いてキスしたい」
「……いれたい?」
彼が何度か言った言葉に私はきょとんとした。シリルさんはどんどん顔が赤くなっていて、見ているこっちが心配になるくらいだった。
「付き合ったら、いれて良いと思う。うちの家系は、童貞処女を捧げた相手と一生共にするしその相手としかしない。俺は君が良い早く早く早く」
とりあえず、私はこれは聞いておきたかった。偶然って言えば、偶然で済ませられる程度のラッキースケベ案件ではあった。
「可愛い女の子とああいうこと出来て、嬉しかった」
薬を飲んだ彼はどうしようって言う真っ赤な顔をしつつ、滑らかな口振りで話し始めた。
どうにかして手で口を覆いたくても、後ろ手に縛られている。本当にごめんね。
「えっ……私のこと、可愛いって思っててくれたんですか?」
「可愛いし、体いっぱい触りたい。付き合えたらセックスもしたいし、めちゃくちゃにしたい」
ぺらぺらと勝手に口が喋る言葉にシリルさんはあわあわしている様子だけど、彼のことを好ましく思っている私としては嬉しかった。
「えっ……シリルさん以外には、嫌だけど……そう言って貰えて、嬉しい。シリルさん。私と付き合いたいんですか?」
「うん。付き合いたい。結婚しよう」
シリルさんは真っ赤な顔をしつつも、私の顔を見ていた。薄めたと言っていたけど、効果がすごい。もうなんか、口から言葉が勝手に出てきている感じだ。
お友達はあのシリルには荒療治が必要だと言っていたけど、私も乗っかったので同罪だ。彼に訴えられたら、ちゃんと罰は受けます。
しかし、彼の嘘偽りのない言葉に胸はきゅんっと、ときめいた。やだ。嬉しい。0日交際で結婚に至るって、こういうことかも?
これが、彼の本心なんだ……。
ただツアー中の短時間過ごしただけなのにシリルさんの私への思いが、思ってもみないほどの高い温度感だった。
「シリルさん……可愛い」
「君の方が可愛い。キスしたい。胸触りたい」
シリルさんは動けないし止めれないしで、次々と口から出てくる自分の本音に諦めの境地に至ってしまったのか。
ある意味割り切ったようにしてして、顔を真っ赤にしながら私の顔をじっと見ていた。
「グウェンです。シリルさん……あのっ、私シリルさん好きだから、付き合いたいです! 付き合ったら、別に……キスしても、胸触っても良いんですよね……?」
なんせ、私には今まで付き合った男性は居ない。ここで、男女交際の当たり前がわからない。
「付き合う付き合ういれたいキスしたい胸触りたい胸触りたい早くいれたいいれたい早く縄解いてキスしたい」
「……いれたい?」
彼が何度か言った言葉に私はきょとんとした。シリルさんはどんどん顔が赤くなっていて、見ているこっちが心配になるくらいだった。
「付き合ったら、いれて良いと思う。うちの家系は、童貞処女を捧げた相手と一生共にするしその相手としかしない。俺は君が良い早く早く早く」
31
あなたにおすすめの小説
密室に二人閉じ込められたら?
水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?
魚人族のバーに行ってワンナイトラブしたら番いにされて種付けされました
ノルジャン
恋愛
人族のスーシャは人魚のルシュールカを助けたことで仲良くなり、魚人の集うバーへ連れて行ってもらう。そこでルシュールカの幼馴染で鮫魚人のアグーラと出会い、一夜を共にすることになって…。ちょっとオラついたサメ魚人に激しく求められちゃうお話。ムーンライトノベルズにも投稿中。
続・ド派手な髪の男にナンパされたらそのまま溺愛されました
かほなみり
恋愛
『ド派手な髪の男にナンパされたらそのまま溺愛されました』、『ド派手な髪の男がナンパしたら愛する女を手に入れました』の続編です。こちらをお読みいただいた方が分かりやすくなっています。ついに新婚生活を送ることになった二人の、思うようにいかない日々のお話です。
泡風呂を楽しんでいただけなのに、空中から落ちてきた異世界騎士が「離れられないし目も瞑りたくない」とガン見してきた時の私の対応。
待鳥園子
恋愛
半年に一度仕事を頑張ったご褒美に一人で高級ラグジョアリーホテルの泡風呂を楽しんでたら、いきなり異世界騎士が落ちてきてあれこれ言い訳しつつ泡に隠れた体をジロジロ見てくる話。
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
憐れな妻は龍の夫から逃れられない
向水白音
恋愛
龍の夫ヤトと人間の妻アズサ。夫婦は新年の儀を行うべく、二人きりで山の中の館にいた。新婚夫婦が寝室で二人きり、何も起きないわけなく……。独占欲つよつよヤンデレ気味な夫が妻を愛でる作品です。そこに愛はあります。ムーンライトノベルズにも掲載しています。
淡泊早漏王子と嫁き遅れ姫
梅乃なごみ
恋愛
小国の姫・リリィは婚約者の王子が超淡泊で早漏であることに悩んでいた。
それは好きでもない自分を義務感から抱いているからだと気付いたリリィは『超強力な精力剤』を王子に飲ませることに。
飲ませることには成功したものの、思っていたより効果がでてしまって……!?
※この作品は『すなもり共通プロット企画』参加作品であり、提供されたプロットで創作した作品です。
★他サイトからの転載てす★
【短編完結】元聖女は聖騎士の執着から逃げられない 聖女を辞めた夜、幼馴染の聖騎士に初めてを奪われました
えびのおすし
恋愛
瘴気を祓う任務を終え、聖女の務めから解放されたミヤ。
同じく役目を終えた聖女たちと最後の女子会を開くことに。
聖女セレフィーナが王子との婚約を決めたと知り、彼女たちはお互いの新たな門出を祝い合う。
ミヤには、ずっと心に秘めていた想いがあった。
相手は、幼馴染であり専属聖騎士だったカイル。
けれど、その気持ちを告げるつもりはなかった。
女子会を終え、自室へ戻ったミヤを待っていたのはカイルだった。
いつも通り無邪気に振る舞うミヤに、彼は思いがけない熱を向けてくる。
――きっとこれが、カイルと過ごす最後の夜になる。
彼の真意が分からないまま、ミヤはカイルを受け入れた。
元聖女と幼馴染聖騎士の、鈍感すれ違いラブ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる