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本編
その行方
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結局、レオン本人には会わないまま会えないまま、話は進み。
とりあえず私は約1週間に一度だけ、彼のお休みの日に日中一緒に過ごすことになった。とは言っても政務で忙しく、会える日は限られているだろうことに正直すこしだけホッとした。
私は昼下がり、城のテラスで彼の到着を待っていた。
「…ガードルート」
「レオン。お疲れ様です。ふふ、こういう時に王子様になんて言えば良いかわからなくて。失礼があったらごめんなさい」
私の笑った顔を見て麗しい顔を歪めて言った。
「…君はどうして…笑うんだ。笑えるんだ。あんな横暴な命令など…許せなかっただろうに」
「レオン、それは違います。私は私で選びました。…皆は国を出る選択肢も与えてくれました。でも、私はこの国に残ることを…貴方ともお付き合いすることを選びました。…ずっと聞いてみたかったんですけど、レオンは私とは付き合いたくないですか?」
レオンは緩く首を振った。
「それは違う。…君のような魅力的な女性に隣に居て欲しいというのは本音だ。しかし、君の信念を曲げてまで一緒に居て欲しい訳ではない。…そんなことを望んだわけではない。決して。決してだ」
「レオン、シンプルに考えましょう。2人とも付き合いたいのならそれで良いじゃないですか。ちょっと横槍が入りましたけど…それはもう置いておきます。せっかくのお菓子だし、良いお天気だし、お茶会楽しみましょう」
また笑った私の言葉にレオンは何も言わずに黙ったまま頷いた。
「ん、このケーキ美味しいですよ。食べますか?」
「ああ」
「…レオン、気がついています?さっきからああしか言ってないですよ?」
「…君は強くて聡明だな。ガードルート」
レオンはまた俯きながら言った。
「…それはどうなのかわかりませんけど、私は好ましい人と過ごす時は楽しくしたいなって思います」
「…君は本当に優しく、強くて、賢い。私は君に似合うものなど、何一つ持っていない。地位も中途半端な第3王子、外見はこうだし、母上も側妃だ。後盾もほとんどない。…君が僕を好ましいと思うというのはどこからきているんだ?」
「うーん、顔。でしょうか?」
あ、レオンが豆鉄砲食らったみたいな顔してる。
「えっと、もうここの説明省いちゃうといつもややこしくなってしまうので言ってしまいますね。…私にはレオンはすっごく麗しい王子様顔にしか見えないんです。金髪碧眼で造作も完璧だし、もう文句のつけるところがないって言うか。…それと一緒で私の恋人達もすごく魅力的に見えていて…大好きなんです。レオンのことは正直まだ好きっていう気持ちは持ててないです。でも、優しい性格や誠実なところが好ましく思っているのは本当です。嘘じゃありません」
レオンは何も言わずに、唇を噛みしめて泣き始めた。
とりあえず私は約1週間に一度だけ、彼のお休みの日に日中一緒に過ごすことになった。とは言っても政務で忙しく、会える日は限られているだろうことに正直すこしだけホッとした。
私は昼下がり、城のテラスで彼の到着を待っていた。
「…ガードルート」
「レオン。お疲れ様です。ふふ、こういう時に王子様になんて言えば良いかわからなくて。失礼があったらごめんなさい」
私の笑った顔を見て麗しい顔を歪めて言った。
「…君はどうして…笑うんだ。笑えるんだ。あんな横暴な命令など…許せなかっただろうに」
「レオン、それは違います。私は私で選びました。…皆は国を出る選択肢も与えてくれました。でも、私はこの国に残ることを…貴方ともお付き合いすることを選びました。…ずっと聞いてみたかったんですけど、レオンは私とは付き合いたくないですか?」
レオンは緩く首を振った。
「それは違う。…君のような魅力的な女性に隣に居て欲しいというのは本音だ。しかし、君の信念を曲げてまで一緒に居て欲しい訳ではない。…そんなことを望んだわけではない。決して。決してだ」
「レオン、シンプルに考えましょう。2人とも付き合いたいのならそれで良いじゃないですか。ちょっと横槍が入りましたけど…それはもう置いておきます。せっかくのお菓子だし、良いお天気だし、お茶会楽しみましょう」
また笑った私の言葉にレオンは何も言わずに黙ったまま頷いた。
「ん、このケーキ美味しいですよ。食べますか?」
「ああ」
「…レオン、気がついています?さっきからああしか言ってないですよ?」
「…君は強くて聡明だな。ガードルート」
レオンはまた俯きながら言った。
「…それはどうなのかわかりませんけど、私は好ましい人と過ごす時は楽しくしたいなって思います」
「…君は本当に優しく、強くて、賢い。私は君に似合うものなど、何一つ持っていない。地位も中途半端な第3王子、外見はこうだし、母上も側妃だ。後盾もほとんどない。…君が僕を好ましいと思うというのはどこからきているんだ?」
「うーん、顔。でしょうか?」
あ、レオンが豆鉄砲食らったみたいな顔してる。
「えっと、もうここの説明省いちゃうといつもややこしくなってしまうので言ってしまいますね。…私にはレオンはすっごく麗しい王子様顔にしか見えないんです。金髪碧眼で造作も完璧だし、もう文句のつけるところがないって言うか。…それと一緒で私の恋人達もすごく魅力的に見えていて…大好きなんです。レオンのことは正直まだ好きっていう気持ちは持ててないです。でも、優しい性格や誠実なところが好ましく思っているのは本当です。嘘じゃありません」
レオンは何も言わずに、唇を噛みしめて泣き始めた。
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