花は風と共に散る【美醜逆転】

待鳥園子

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本編

納得してない

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「僕は納得していない」
「フィース」
2人寝転ぶベッドの中で私は戸惑った。もう何度も話し合いを経ているし、フィースはその時にはもうなにも言わなかったから納得してくれているものだと思っていた。
「他人の力で得た恋人なんて、何の意味がある。…僕らだって、まだ恋人じゃない時に君に話しかける時は足が震える思いだった。自分で努力していないのに、君の恋人になれるなんてズルいよ」
「そこなの?フィース」
私は肩を落とした。王様の理不尽な命令ではなく、レオンの消極的な態度に怒りを持っているみたいだった。
「そこじゃないよ。しかも、手も握らないんだろう?バカにしてるよ」
「…今の状況はレオンが望んだことじゃないもの」
「望んでいたさ。君の恋人になら誰もがなりたいよ。僕らだって幸運に恵まれただけなのはよくわかっている」

私は間近にある爽やかで凛々しい顔を見つめた。
「うーん。でも、好みの話をすると…やっぱりダメ。言わない」
「なんだよ、ガードルート。言ってよ」
「…内緒にしてね?理想の外見だけ言うとレオンよりフィースかなあって思ったの。…でも、性格は意地悪なフィースより優しいレオンの方が良いかも?あくまで理想は!だよ?」
聞きながらじっとりとした目線になってきたフィースに私は慌てた。
「僕だって優しいだろ?」
「意地悪するときあるでしょう?」
同時にぶっと吹き出した。

「ガードルートは変わってて良かった。じゃあ僕達の外見が一番好みなの?」
笑いながらフィースが言うと私はうーんと腕を組んだ。
「ノアはめちゃくちゃ格好良いし、ミッキー君は底抜けに可愛いし、ヴィンセントさんの冷たい美貌も捨てがたい…うーん、そこは選べないかな」
「はあ、そうなのか。そこはよく分からないけど、ガードルートにはそう見えてるんだなあ。不思議だけど」
「そう。それにフィースやイアンの爽やか美男子もたまらないよね。大好き。仕事中見ると癒されるの」
「そんな風に褒められると変な感じするよ。じゃあ、もう一回しよう」
「じゃあって何。繋がりが分からないんだけど」
ぎゅっと抱きしめられて彼の熱いものを押し付けられた。
「褒めてくれる君が可愛くて勃ってきた」

「あっああっ………フィース、気持ち良い…」
私は四つん這いになってフィースに揺さぶられていた。ぐちゅぐちゅと鳴る水音がいやらしい。
「んー…今日はすごい絞まる気がする。…興奮してる?」
「あっ…そんなことっ…ないけど」
背中をぺろっと舐め上げれてまたぎゅっと力が入る。
「うわっ…持って行かれそうになった。…気持ち良いからここを舐めるのは後にしよう」
楽しげに言うとがつがつと腰を振り出した。
「やあっ…フィースっフィースっ」
「いって。ガードルート。君が何もかも忘れるくらい」
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