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2. 私の心配事
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お爺ちゃんの事が心配で同居を始めた私達家族だったが、バリバリ仕事もしているし、接待や会食などで殆ど家で食事をする事も無く、心配する事など全然無かった。
全然と言えば嘘になるが、ちょっと困った事もあって、仕事でお酒を飲む事もあるので、夜のお店の女の人からのお誘いが多いように思う。
お酒を飲むだけなら問題無いと思うけど、多少は資産もあり、後妻狙いかと変に想像しちゃうと、それが心配でママに相談したくらいだ。
「あはは、茜は面白い事言うわね、お爺ちゃんが再婚して私達が追い出されると思ったの?…」
「うん…だってお爺ちゃんって呼んでるけど、比べたら悪いけど友達のお父さんと比べてもカッコいい方だと思うから…」
「それ、お爺ちゃん聞いたら喜ぶわ…変な事想像しないで、自分の進路を心配して」
「はいはい」
親子の会話は、最近進路の話が出てくると、わたしが口を閉ざして終わってしまう。
部屋に戻った茜は、ベッドの端に座り両手を頭の後ろで繋いで、そのまま後ろに倒れて掛け布団の上に寝そべった。
左手に携帯を握りしめ、ゲームをしても集中出来ない、仕方なく起き上がって机に向かっても勉強はもっと集中出来ず、本を開く事もしなかった。
こんな時こそ、親友の美雪に相談するのがいいと思い、SNSでメッセージのやりとりをした。
"美雪勉強中かなぁ?私、集中出来なくて悩みを聞いて…"
"どうしたの?好きな人が出来た?(^^)"
"電話してもいいの?"
"少しならいいけど、詳細は明日聞くから、それでいい?"
いいって返事を見た途端、美雪へ電話を掛けた。
「もしもし、美雪、ごめんね勉強の邪魔しちゃって…」
「うん、いいよ、ちょうど休憩しようと思ってたから」
そして、時間も無いので一気に心配の原因である祖父の事を話した。
「そっか、茜の心配はわかったけど、私も茜のお爺ちゃんを観てみないと何か実感が湧かなくて、だから今度お爺ちゃんが居る時に茜の家で勉強って言って泊まってもいい?」
「うん、いいよ…ありがとう私の心配に美雪を付き合わせちゃって…」
申し訳ないと電話に向かって頭を下げていた。
「じゃあ今度の土曜日はどう?」
「うん、土曜日だね、オッケー」
電話を切った茜は、何も解決していないのに何処かスッキリした気持ちになった。
後は、お爺ちゃんの予定の確認とママへ友達が泊まりに来る事を言うを、付箋に書いて机に貼り、土曜日までの課題を終わらせるべく机に向かった。
次の日の朝食の時に、早速、茜はお爺ちゃんに次の土曜日家に居るか尋ねると、お爺ちゃんは手帳を開いて予定を確認してくれた。
「その日はゴルフに出掛けて夜には帰ってくるけど、お爺ちゃんに何か用事かい?」
「ううん、夜に帰って来るならいいの…友達が来るので、お爺ちゃんに会社の事とか聞こうと思って、だってお父さんは自営業だから…」
何か嘘っぽい話し方になったけど、予定が聞けたので良しとして、茜はテーブルの下で
拳を握り勝者のように手に力を込めた。
母親にも、美雪が泊まりに来る事を伝えて
学校へと出掛けて行った。
全然と言えば嘘になるが、ちょっと困った事もあって、仕事でお酒を飲む事もあるので、夜のお店の女の人からのお誘いが多いように思う。
お酒を飲むだけなら問題無いと思うけど、多少は資産もあり、後妻狙いかと変に想像しちゃうと、それが心配でママに相談したくらいだ。
「あはは、茜は面白い事言うわね、お爺ちゃんが再婚して私達が追い出されると思ったの?…」
「うん…だってお爺ちゃんって呼んでるけど、比べたら悪いけど友達のお父さんと比べてもカッコいい方だと思うから…」
「それ、お爺ちゃん聞いたら喜ぶわ…変な事想像しないで、自分の進路を心配して」
「はいはい」
親子の会話は、最近進路の話が出てくると、わたしが口を閉ざして終わってしまう。
部屋に戻った茜は、ベッドの端に座り両手を頭の後ろで繋いで、そのまま後ろに倒れて掛け布団の上に寝そべった。
左手に携帯を握りしめ、ゲームをしても集中出来ない、仕方なく起き上がって机に向かっても勉強はもっと集中出来ず、本を開く事もしなかった。
こんな時こそ、親友の美雪に相談するのがいいと思い、SNSでメッセージのやりとりをした。
"美雪勉強中かなぁ?私、集中出来なくて悩みを聞いて…"
"どうしたの?好きな人が出来た?(^^)"
"電話してもいいの?"
"少しならいいけど、詳細は明日聞くから、それでいい?"
いいって返事を見た途端、美雪へ電話を掛けた。
「もしもし、美雪、ごめんね勉強の邪魔しちゃって…」
「うん、いいよ、ちょうど休憩しようと思ってたから」
そして、時間も無いので一気に心配の原因である祖父の事を話した。
「そっか、茜の心配はわかったけど、私も茜のお爺ちゃんを観てみないと何か実感が湧かなくて、だから今度お爺ちゃんが居る時に茜の家で勉強って言って泊まってもいい?」
「うん、いいよ…ありがとう私の心配に美雪を付き合わせちゃって…」
申し訳ないと電話に向かって頭を下げていた。
「じゃあ今度の土曜日はどう?」
「うん、土曜日だね、オッケー」
電話を切った茜は、何も解決していないのに何処かスッキリした気持ちになった。
後は、お爺ちゃんの予定の確認とママへ友達が泊まりに来る事を言うを、付箋に書いて机に貼り、土曜日までの課題を終わらせるべく机に向かった。
次の日の朝食の時に、早速、茜はお爺ちゃんに次の土曜日家に居るか尋ねると、お爺ちゃんは手帳を開いて予定を確認してくれた。
「その日はゴルフに出掛けて夜には帰ってくるけど、お爺ちゃんに何か用事かい?」
「ううん、夜に帰って来るならいいの…友達が来るので、お爺ちゃんに会社の事とか聞こうと思って、だってお父さんは自営業だから…」
何か嘘っぽい話し方になったけど、予定が聞けたので良しとして、茜はテーブルの下で
拳を握り勝者のように手に力を込めた。
母親にも、美雪が泊まりに来る事を伝えて
学校へと出掛けて行った。
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