【完結】信長の妹は愛染明王の夢を見るか？ 〜お市さん、女子しか乗れない巨大絡繰人形でやりたい放題〜

天文28年

解説:土岐頼芸

　美濃国の守護大名。
　元々、鎌倉時代から各国は守護という役職が統治するならわしであった。
　それが戦国時代の下剋上で次第に力を失っていき、美濃においては土岐家は兄頼武との後継者争いもあった。

　ちなみに頼武の息子である頼純よりすみは、後に信長の正室になる帰蝶の前の旦那である。

　守護の座を手に入れて斉藤道三を重用するが、逆に裏切られて美濃を追放され、尾張の織田信秀の元に身を寄せるが、道三と信秀の和睦で行き場を失い、知り合いの武将の元を転々とし病で失明しながらも81歳まで生きたという。