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天正13年
解説:天正の地震
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天正13年11月29日に中部地方で発生した大地震。
震源地は越中飛騨(富山岐阜)及び美濃尾張伊勢(岐阜愛知三重)と言われているが、同時に起きたか別日に起きたかは諸説ある。
何しろ秀吉の治世で支配が完了してない時期のため資料も不明瞭だが、
史実によれば被害状況は
・飛騨国の帰雲城が山崩れで生き埋め、城主の内ヶ島氏理及び一族の滅亡。
・越中国に木舟城が倒壊、前田利家の弟・秀継夫妻が死亡。
・美濃国の大垣城が全壊焼失し、水沢上地すべりと呼ばれる災害で集落が消失し大池が出現。
・伊勢国の織田信雄の居城の長島城が壊滅、後述の清洲城に移転するが……
・尾張国の蟹江城が壊滅、清洲城は液状化のため改修を余儀なくされる事に。
・近江国の現長浜市の集落が液状化現象により、水没。
近江長浜城は全壊し、山内一豊の一人娘与祢姫と乳母、家老の乾 和信夫妻が死亡。
その後山内一豊と妻の間には子供が生まれず養子を取っている。
・豊臣秀吉は、かつて明智光秀の居城だった滋賀国坂本城に居たが、慌てて大坂に逃げ帰る。その後解体され廃城。
と多くの被害と歴史に影響を与えたが本作では如何に。
震源地は越中飛騨(富山岐阜)及び美濃尾張伊勢(岐阜愛知三重)と言われているが、同時に起きたか別日に起きたかは諸説ある。
何しろ秀吉の治世で支配が完了してない時期のため資料も不明瞭だが、
史実によれば被害状況は
・飛騨国の帰雲城が山崩れで生き埋め、城主の内ヶ島氏理及び一族の滅亡。
・越中国に木舟城が倒壊、前田利家の弟・秀継夫妻が死亡。
・美濃国の大垣城が全壊焼失し、水沢上地すべりと呼ばれる災害で集落が消失し大池が出現。
・伊勢国の織田信雄の居城の長島城が壊滅、後述の清洲城に移転するが……
・尾張国の蟹江城が壊滅、清洲城は液状化のため改修を余儀なくされる事に。
・近江国の現長浜市の集落が液状化現象により、水没。
近江長浜城は全壊し、山内一豊の一人娘与祢姫と乳母、家老の乾 和信夫妻が死亡。
その後山内一豊と妻の間には子供が生まれず養子を取っている。
・豊臣秀吉は、かつて明智光秀の居城だった滋賀国坂本城に居たが、慌てて大坂に逃げ帰る。その後解体され廃城。
と多くの被害と歴史に影響を与えたが本作では如何に。
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