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ギルドで初仕事
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しおりを挟む桃嘩と一緒に居つつ依頼をこなすなんて分身の術かなんか使わないとムリじゃ……分身の術?それだ!!
私、頭良い(゜∇^d)!!
麗「桃嘩、やっぱりお留守番なし!」
桃「ふぇっ?……ヒック…にゃんで?」
麗「ママね、いいこと思い付いたの!」
桃「?」
雪「レイカ、いいことって?」
麗「フッフッフ……それは…」
雪・シ「「それは?」」
麗「それはね…分身してもう1人の私が桃嘩と一緒に居るの!」
雪・シ「「は?」」
自信満々に2人に言ったら何言ってんだコイツ?みたいな顔されたwwww
なので早速分身してみましたwww
私の身体から黒いモヤモヤが出てきたと思ったら人型になっていって、昨日のドレス姿の私が現れた。
麗・麗2『「どお?すごくない?」』
うわー息ピッタ!!
まぁそれもそのはず。
だって分身と私は思考と五感がリンクしてるんですもん(笑)
桃「れぃまぁま?ふちゃり?」
麗「うん、2人だよ!
桃嘩はこっちのママと一緒なら大丈夫?」
桃「とーからいじょーぶ!
れぃまぁまちょいっちょへーき!」(* ´・∇・`*)
麗「そっか!じゃあママは雪嘩とお仕事行ってくるからね?」
桃「あいっ!」
麗「桃嘩超ーいい子~っ!雪嘩!依頼早く行こ!」
雪・シ「「はぁ!?」」Σ(゜ロ゜)Σ(゜ロ゜)
桃嘩の機嫌も直って雪嘩に声をかけたら、分身を出した辺りで固まってた雪嘩とシーナさんが同時に叫んできた。
めっちゃ耳がキーンってなった(×_×)
麗「2人共…耳痛い!」
雪・シ「「ごめん」」
雪「でもレイカの今使った魔法は何だ!?
分身を作るなんて魔法、我は1度も聞いたこと無いぞ!?」
シ「私はあるわ。本当は秘密なんだけど…勇者様と一緒に召喚された子が使ってるのを見たの。
レイカちゃんと違って複数の分身を作ってたけどね……レイカちゃんあなた一体……」
麗「それは……禁則事項です☆」(ゝω・´☆)
……シーン
私は戸惑い顔の雪嘩と、鋭い視線を向けてきたシーナさんにヘラっとした笑みを向けて1度言ってみたかった台詞を決めポーズと共に言ったら空気が死んだwww
麗「……はい、ごめんなさい。ふざけ過ぎました」( ノ;_ _)ノ
とりあえず、一旦分身を消して、話すには場所がアレなのとアランさんにも話したいってことでアランさんの執務室に場所を移して仕切り直すことにした。
なので今回はふざけないでちゃんと説明しようと思う。
私がヒャッハーなテロリンのせいで死んだけど、それは糞神様のせいだってことから始まって、雪嘩と桃嘩と出会いこの国に来たことを簡単に説明した。
ア「そうしたらレイカさんは異世界からやって来たのか?」
麗「はい、多分勇者くん達と同じ世界から来ました。
くs…ん"ん神様のせいでw」
シ「勇者召喚以外で異世界からきた人が居たなんて…これって陛下にお伝えした方がいいんじゃ……」
ア「いや、お伝えしたら陛下は必ずレイカさんを手元に置こうとする。
レイカさんが神から与えられた力は今でさえ目を引く。
それなのに、今後学園で一から学んで訓練を積み重ねればもっと強くなる。
それをみすみす逃すお方じゃないのはシーナも知ってるだろ?」
シ「それもそうね……」
なんか深刻な感じになってしまった……(・・;)
応援ありがとうございます!
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