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ギルドで初仕事
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しおりを挟む私としては絶対に元の世界に帰って家族や仲間に会いには行くけどね?
元の世界では死んでる事になってるからこっちの世界で目立たずひっそり、雪嘩と桃嘩と楽しくやっていこうと思ってるから王様とかに関わるのはちょっとめんどい。
それに嫌な気がするんですw
麗「アランさん、シーナさん。
私としては今は王様?に報告しない方向でお願いしたいんですけど…関わったら面倒な気がするんでw
あっ!でも万が一私が異世界から来た人間だってバレた時はアランさん達は知らなかったで通して下さいね?
アランさん達に迷惑が掛かるのは避けたいんで」
深刻な顔をした2人にそう言って納得してもらったのはいいんだけど……雪嘩さん。
貴女は何故に桃嘩ちゃんを膝に乗せて納得したような顔でお茶を飲んでいるんですかね?
麗「ってか雪嘩はなんでそんなに寛いでるの?
ちょっとは反応しようよ!?」
思わず考えてたことが口をついてしまった。
すると、私の言葉に同調するようにアランさんとシーナさんが、(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)←こんな感じで頷いた。
雪「レイカが不思議な魔法を使ったり出来るのは異世界から来て神から力を授かったからだろう?
それを聞いて初めてレイカの魔力を魔力やレイカの魔法も納得だと思ったんだ」
麗「それだけ?」
雪「……?それだけだぞ?
レイカが異世界人だとしてもレイカがレイカであることは変わらない。
我はレイカとトウカと居れればそれでいい。
トウカもそう思うだろう?」
桃「とーかもおもゆにょ!
れぃまぁまはれぃまぁまにゃの!」
麗「うん、2人はマジ天使っ!!!」ギュッ
ア・シ「「(黙ってれば可愛いのに……)」」
私に生暖かい視線を向けてくる2人を尻目に私はムギューっと抱きついた。
アランさんとシーナさんはまだお仕事があるということなので、執務室からおいとましてようやく依頼に向かった。
ちなみに桃嘩は私の分身に預けました。
・・・・・・・・
はい!
何処へでも行ける素晴らしきドアで盗賊団アジトの内部に到着です!
でもね、到着したのはいいんですけどね?
何故か盗賊さん達のど真ん中に登場しちゃったみたいなんですよねぇ~
麗嘩、やっちゃった☆
……おぇ~…テラキモス(-ω-;)
雪「はぁ…敵のど真ん中に現れるとは…何やってるんだ……」(*ーдー)=3
麗「ははは……やっちったwww」
『お前達何しにきたんだ!』
『捕まえろ!』
『ちっと待て!
こいつらすげぇ上玉の女だぞ!』
『売れば高く値がつくぞっ!』
『でもなぁ、その前に俺らで楽しもうぜ?』
ゾワゾワッ!!
全身を舐め回すような視線がキモいっ!
っていうか……
麗「うちの雪嘩を視姦すんなハゲっ!!!!」
自分だったらまだ我慢……いや出来ないなww
問答無用でブッ倒してる(笑)
麗「雪嘩、とりあえず気絶させて捕らえたいから殺さない程度に痛め付けちゃお!」
雪「わかった!」
襲いかかってくる盗賊のオッサン達を手当たり次第ボコしてく。
皆魔法が使えるはずなのに魔法を使わない不思議www
気付いたらもうほとんどのオッサン達が地面とお友だちになってて、この盗賊団の頭と幹部らしきオッサンが数人立っていた。
『お嬢ちゃん、よくもやってくれたなァ』
麗「はいwwやっちゃいましたねwww」
『ふざけてんのかっ!!』
麗「ふざけてませんよwww」
ちょ~っと血が滾ってきてハイテンションになってるだけだしwww
『それがふざけてるって言ってんだよっ!!』
雪「(レイカ…どう見てもふざけてるようにしか見えないぞ……)」
オッサンは何故かオコだし雪嘩は呆れたような視線向けてくるし……Why?
応援ありがとうございます!
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