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第2章 的ななんかそいう感じの章
第41話 ややこしいことに
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「お、お、俺のそんなところを持ち慣れるんじゃねぇぐぇぇっ」
「いいから来い。お前のたったひとつの特技を発揮するところだろ」
俺の特技?
「このひのきのぼうなら貸してやるから」
「そんなもんいるかぁぁぁ!! そうじゃないだろ。お前はいつもどうやって戦っている?」
「そ、それは眷属どもがいろいろと」
「その前だ、その前!」
「マユ姉、何度も言うようだがそいつは」
「ああ、そうだったなオツ。しかしこんな当たり前のことぐらい理解していると思うだろ、普通……ああっ!!」
そのときだった。龍が振った尾が大きな岩を砕き、その破片の大半が偶然生徒達のいる方向に飛んだのだ。そしてコウイチの首根っこを掴んでいたマユ姉はその最先端にいた。
マユ姉の後を追って近くまで来ていたアノウは、咄嗟に地面の土から防御壁を作り、近くの生徒達を石つぶてから守った。しかし、龍の一番近くにいたマユ姉とコウイチにその壁は届かなかった。
「い、いかん! マユ姉!!!」
こんなときでも、心配してもらえる生徒の中に入れてもらえないコウイチであるが、それはともかくとして。
生徒を守る役目を背負ったアノウは自らの失態を自覚した。ダメだ、俺の防御壁ではあそこまで届かない。あのふたりがせめて軽症でありますようにと祈るだけだった。
それにしても同じ責務を持つスギタ先生はどこにいるのだろう、とちょっぴり愚痴を言った。
破片の襲来を真っ先に感知したのはマユ姉だった。破片のいくつかでも防ごうとコウイチの前に出て、剣を盾代わりにして構えた。致命傷だけでも避けようという剣士の判断である。そこにびっくりしたコウイチが横から抱きついたために、話はいやらしく……いや、ややこしくなった。
「んげぇ」「けつ!」
マユ姉の悲鳴とコウイチの結界魔法の呪文である。それがほぼ同時に発生したために、更にいやら……ややこしい結果を生んだのであった。
「いいから来い。お前のたったひとつの特技を発揮するところだろ」
俺の特技?
「このひのきのぼうなら貸してやるから」
「そんなもんいるかぁぁぁ!! そうじゃないだろ。お前はいつもどうやって戦っている?」
「そ、それは眷属どもがいろいろと」
「その前だ、その前!」
「マユ姉、何度も言うようだがそいつは」
「ああ、そうだったなオツ。しかしこんな当たり前のことぐらい理解していると思うだろ、普通……ああっ!!」
そのときだった。龍が振った尾が大きな岩を砕き、その破片の大半が偶然生徒達のいる方向に飛んだのだ。そしてコウイチの首根っこを掴んでいたマユ姉はその最先端にいた。
マユ姉の後を追って近くまで来ていたアノウは、咄嗟に地面の土から防御壁を作り、近くの生徒達を石つぶてから守った。しかし、龍の一番近くにいたマユ姉とコウイチにその壁は届かなかった。
「い、いかん! マユ姉!!!」
こんなときでも、心配してもらえる生徒の中に入れてもらえないコウイチであるが、それはともかくとして。
生徒を守る役目を背負ったアノウは自らの失態を自覚した。ダメだ、俺の防御壁ではあそこまで届かない。あのふたりがせめて軽症でありますようにと祈るだけだった。
それにしても同じ責務を持つスギタ先生はどこにいるのだろう、とちょっぴり愚痴を言った。
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「んげぇ」「けつ!」
マユ姉の悲鳴とコウイチの結界魔法の呪文である。それがほぼ同時に発生したために、更にいやら……ややこしい結果を生んだのであった。
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