3 / 13
第2話「主従契約と秘密の特訓」
しおりを挟む
「それで、具体的にはどうするんですか?」
図書館の閉館時間を過ぎ、すっかり静まり返った書庫でユキナリは目の前に浮かぶカイに尋ねた。
カイは腕を組んでふむと考え込んでいる。
『まず現状把握だ。お前の魔力は例えるならダムに溜まった膨大な水だな。でもその放水口がぶっ壊れててただ漏れ出てるだけ。だからいくら魔力を込めても魔法という形にならない』
「それは……僕もわかっています」
何度も教師に指摘されたことだ。魔力の出力が不安定すぎる、と。
『普通の奴らは呪文や魔法陣で放水口の形を整えて決まった量の水を流す。だがお前はそれが苦手なんだろ?』
ユキナリはこくりと頷く。呪文を唱えれば唱えるほど魔力の流れは荒れ狂い、魔法陣を描こうとすれば線が歪んで霧散してしまう。
『だったら発想を変えるんだ。放水口を無理やり作るんじゃなく水そのものの性質を変えちまえばいい』
「水の性質を……変える?」
意味が分からずユキナリは首を傾げた。
カイはニヤリと笑う。
『そう。俺のいた世界の言葉で言うなら、イメージの具体化、物理法則の応用だ。例えばお前が火の魔法を使いたいとする。普通はどうする?』
「えっと……呪文を唱えて、魔力を火の属性に変換して……」
『だろ? でも火ってのはそもそも何だ?』
「え?」
予想外の質問にユキナリは言葉に詰まる。火は火だ。それ以上でもそれ以下でもない。
カイは呆れたようにため息をついた。
『いいか? 火っていうのは激しい酸化反応だ。物が燃える時に熱と光を出す現象。つまり空気中の酸素と物質が高速で結びついてる状態なんだよ』
「さんそ……? さんかはんのう……?」
聞いたこともない単語が並びユキナリは混乱する。
『まあ今は分からなくていい。要するにお前がやるべきことはこうだ。呪文で「火よ出ろ」と願うんじゃない。「ここにある空気の分子を激しく振動させ、熱エネルギーを発生させろ」と具体的に命令するんだ』
カイはユキナリの目の前に指を突きつけた。
『お前の有り余る魔力は、その命令を強制的に実行させるためのエネルギーだと思え。魔力をぶつけて世界の理を無理やり捻じ曲げる。それがお前だけの魔法の作り方だ』
世界の理を捻じ曲げる。
その言葉のスケールの大きさにユキナリはごくりと唾を飲んだ。今まで教わってきた魔法の理論とは何もかもが違う。だが不思議と胸が躍った。
『まずは簡単なことからだ。そこに落ちてる紙切れあるだろ。それを燃やしてみろ』
カイが指さしたのは誰かが書き損じて丸めた羊皮紙の切れ端だった。
ユキナリは深呼吸をして教わった通りに集中する。呪文は唱えない。ただ目の前の紙切れとその周りの空気に意識を向ける。
(空気の分子を……激しく、振動させる……)
カイの言葉を頭の中で反芻する。理屈は分からない。けれどイメージするだけならできる。
掌に魔力を集中させる。いつもならこの時点で魔力は暴走し、ただ光の粒子となって霧散してしまう。だが今日は違った。
(振動させろ、熱くなれ、燃えろ……!)
強く念じると、ユキナリの掌から放たれた魔力がまっすぐ紙切れに吸い込まれていく。
次の瞬間、ぽっと小さな音を立てて紙切れの端から赤い炎が上がった。
「……燃えた」
呆然とつぶやくユキナリの前で紙切れはあっという間に燃え広がり黒い灰になっていく。
それは教科書に載っているような派手な火球の魔法ではない。けれど紛れもなくユキナリが、自分自身の意志で生み出した初めての「魔法」だった。
じわりと視界が滲む。
「……できた。僕にも、魔法が使えた……!」
カイは満足そうに頷いた。
『当たり前だろ。俺がついてるんだからな。まあ初日にしちゃ上出来だ。だがこれはほんの始まりに過ぎない』
「はい!」
ユキナリは力強く返事をした。胸の奥から熱いものがこみ上げてくる。今まで感じたことのない高揚感と希望。
『いいか、ユキナリ。俺とお前の関係は主従だ。主であるお前がへなちょこじゃ従者である俺の沽券に関わる。だからビシバシ鍛えるから覚悟しとけよ』
「はい、カイ先生!」
『……先生はやめろ。気色悪い』
ぶっきらぼうに言うカイだが、その声はどこか楽しそうだった。
その日から二人の秘密の特訓が始まった。
昼間は試験に向けた予備の授業を受ける。もちろんそこでは今まで通り「出来損ない」のままだ。魔法実技の授業では目立たぬようわざと失敗して見せた。
まだこの力は誰にも知られるわけにはいかない。カイとの約束だった。
『切り札ってのは隠しとくから価値があるんだぜ』
そう言って笑うカイをユキナリは全面的に信頼していた。
そして放課後になると、あの古い図書館や人の寄りつかない森の奥で、カイの指導のもと新しい魔法理論の特訓に明け暮れた。
カイが教えるのはこの世界の常識から外れたものばかりだった。
『水の魔法を使いたいなら空気中の水蒸気を集めて凝結させろ。氷にしたいなら分子の運動を限りなく停止させろ』
『風の魔法は気圧の差を生み出すことだ。高気圧と低気圧を作り出せばそこに突風が生まれる』
最初は意味が分からなかった専門用語も、カイが根気強く説明してくれるうちに少しずつ理解できるようになった。それは魔法を現象として捉え、その根本原理に直接アクセスするという革命的な考え方だった。
ユキナリの膨大な魔力はこの「理不尽な命令」を実行するのに最適だった。彼は魔力の制御が苦手なだけでその総量と純度は学園の誰よりも高かったのだ。
特訓を始めて一週間が経つ頃には、ユキナリは指先から小さな氷の粒を作り出せるようになり、二週間後には掌の上で小さなつむじ風を発生させられるようになっていた。
一つ一つの魔法はまだとても小さく実戦で使えるレベルではない。だがユキナリにとっては大きな進歩だった。
「カイ、見てください! 水が……水が手に集まってきます!」
森の中の開けた場所でユキナリは興奮気味に叫んだ。彼の掌の上にはキラキラと輝く水の球が浮かんでいる。
カイは魔導書の姿で彼の隣にふわりと浮かんでいた。魂である彼はユキナリの魔力を借りることでこうして魔導書の外に出られるのだ。
『上達したな、ユキナリ。だが、まだだ。もっとイメージを強く持て。お前は主で世界は従者だ。お前が命じれば世界はそれに従う』
「はい!」
ユキナリがさらに魔力を込めると、水の球はみるみる大きくなりバレーボールほどの大きさになった。しかしその瞬間。
「うわっ!」
制御を失った水の球が弾け、ユキナリは頭から水をかぶってびしょ濡れになった。
「あはは……また失敗です」
ばつが悪そうに笑うユキナリに、カイは呆れたようにため息をつく。
『まだまだ集中力が足りねえな。まあ今日はこのくらいにしといてやる』
「ありがとうございます」
濡れた銀髪をかき上げながらユキナリは魔導書に目を向けた。
「カイはどうして僕を選んでくれたんですか? 僕なんかより、もっと才能のある魔法使いはたくさんいたはずなのに」
それはずっと聞きたかったことだった。
カイは少し黙った後、ぶっきらぼうに答えた。
『……別に。たまたまお前がこの本を手に取った。それだけだ』
「でも……」
『しつこいぞ。それより腹減った。なんか美味いもん食わせろ。主には従者に食事を提供する義務があるんだ』
「えっ、カイも食事ができるんですか?」
『魔力があれば味覚を疑似的に再現できるんだよ。ほら、さっさと街に行くぞ』
そう言ってカイはユキナリの頭をぽんと叩いた。半透明の彼の手に触れられた感触はない。けれどユキナリの心には確かな温かさが伝わってきた。
このぶっきらぼうで口の悪い魂は、きっと優しい。
夕日に照らされた帰り道、ユキナリは隣に浮かぶカイを見上げてそっと微笑んだ。
主従契約から始まった奇妙な関係。だがそれはユキナリにとって生まれて初めてできた「相棒」とのかけがえのない時間だった。
来るべき学園の試験に向けて二人の秘密の時間は続いていく。
図書館の閉館時間を過ぎ、すっかり静まり返った書庫でユキナリは目の前に浮かぶカイに尋ねた。
カイは腕を組んでふむと考え込んでいる。
『まず現状把握だ。お前の魔力は例えるならダムに溜まった膨大な水だな。でもその放水口がぶっ壊れててただ漏れ出てるだけ。だからいくら魔力を込めても魔法という形にならない』
「それは……僕もわかっています」
何度も教師に指摘されたことだ。魔力の出力が不安定すぎる、と。
『普通の奴らは呪文や魔法陣で放水口の形を整えて決まった量の水を流す。だがお前はそれが苦手なんだろ?』
ユキナリはこくりと頷く。呪文を唱えれば唱えるほど魔力の流れは荒れ狂い、魔法陣を描こうとすれば線が歪んで霧散してしまう。
『だったら発想を変えるんだ。放水口を無理やり作るんじゃなく水そのものの性質を変えちまえばいい』
「水の性質を……変える?」
意味が分からずユキナリは首を傾げた。
カイはニヤリと笑う。
『そう。俺のいた世界の言葉で言うなら、イメージの具体化、物理法則の応用だ。例えばお前が火の魔法を使いたいとする。普通はどうする?』
「えっと……呪文を唱えて、魔力を火の属性に変換して……」
『だろ? でも火ってのはそもそも何だ?』
「え?」
予想外の質問にユキナリは言葉に詰まる。火は火だ。それ以上でもそれ以下でもない。
カイは呆れたようにため息をついた。
『いいか? 火っていうのは激しい酸化反応だ。物が燃える時に熱と光を出す現象。つまり空気中の酸素と物質が高速で結びついてる状態なんだよ』
「さんそ……? さんかはんのう……?」
聞いたこともない単語が並びユキナリは混乱する。
『まあ今は分からなくていい。要するにお前がやるべきことはこうだ。呪文で「火よ出ろ」と願うんじゃない。「ここにある空気の分子を激しく振動させ、熱エネルギーを発生させろ」と具体的に命令するんだ』
カイはユキナリの目の前に指を突きつけた。
『お前の有り余る魔力は、その命令を強制的に実行させるためのエネルギーだと思え。魔力をぶつけて世界の理を無理やり捻じ曲げる。それがお前だけの魔法の作り方だ』
世界の理を捻じ曲げる。
その言葉のスケールの大きさにユキナリはごくりと唾を飲んだ。今まで教わってきた魔法の理論とは何もかもが違う。だが不思議と胸が躍った。
『まずは簡単なことからだ。そこに落ちてる紙切れあるだろ。それを燃やしてみろ』
カイが指さしたのは誰かが書き損じて丸めた羊皮紙の切れ端だった。
ユキナリは深呼吸をして教わった通りに集中する。呪文は唱えない。ただ目の前の紙切れとその周りの空気に意識を向ける。
(空気の分子を……激しく、振動させる……)
カイの言葉を頭の中で反芻する。理屈は分からない。けれどイメージするだけならできる。
掌に魔力を集中させる。いつもならこの時点で魔力は暴走し、ただ光の粒子となって霧散してしまう。だが今日は違った。
(振動させろ、熱くなれ、燃えろ……!)
強く念じると、ユキナリの掌から放たれた魔力がまっすぐ紙切れに吸い込まれていく。
次の瞬間、ぽっと小さな音を立てて紙切れの端から赤い炎が上がった。
「……燃えた」
呆然とつぶやくユキナリの前で紙切れはあっという間に燃え広がり黒い灰になっていく。
それは教科書に載っているような派手な火球の魔法ではない。けれど紛れもなくユキナリが、自分自身の意志で生み出した初めての「魔法」だった。
じわりと視界が滲む。
「……できた。僕にも、魔法が使えた……!」
カイは満足そうに頷いた。
『当たり前だろ。俺がついてるんだからな。まあ初日にしちゃ上出来だ。だがこれはほんの始まりに過ぎない』
「はい!」
ユキナリは力強く返事をした。胸の奥から熱いものがこみ上げてくる。今まで感じたことのない高揚感と希望。
『いいか、ユキナリ。俺とお前の関係は主従だ。主であるお前がへなちょこじゃ従者である俺の沽券に関わる。だからビシバシ鍛えるから覚悟しとけよ』
「はい、カイ先生!」
『……先生はやめろ。気色悪い』
ぶっきらぼうに言うカイだが、その声はどこか楽しそうだった。
その日から二人の秘密の特訓が始まった。
昼間は試験に向けた予備の授業を受ける。もちろんそこでは今まで通り「出来損ない」のままだ。魔法実技の授業では目立たぬようわざと失敗して見せた。
まだこの力は誰にも知られるわけにはいかない。カイとの約束だった。
『切り札ってのは隠しとくから価値があるんだぜ』
そう言って笑うカイをユキナリは全面的に信頼していた。
そして放課後になると、あの古い図書館や人の寄りつかない森の奥で、カイの指導のもと新しい魔法理論の特訓に明け暮れた。
カイが教えるのはこの世界の常識から外れたものばかりだった。
『水の魔法を使いたいなら空気中の水蒸気を集めて凝結させろ。氷にしたいなら分子の運動を限りなく停止させろ』
『風の魔法は気圧の差を生み出すことだ。高気圧と低気圧を作り出せばそこに突風が生まれる』
最初は意味が分からなかった専門用語も、カイが根気強く説明してくれるうちに少しずつ理解できるようになった。それは魔法を現象として捉え、その根本原理に直接アクセスするという革命的な考え方だった。
ユキナリの膨大な魔力はこの「理不尽な命令」を実行するのに最適だった。彼は魔力の制御が苦手なだけでその総量と純度は学園の誰よりも高かったのだ。
特訓を始めて一週間が経つ頃には、ユキナリは指先から小さな氷の粒を作り出せるようになり、二週間後には掌の上で小さなつむじ風を発生させられるようになっていた。
一つ一つの魔法はまだとても小さく実戦で使えるレベルではない。だがユキナリにとっては大きな進歩だった。
「カイ、見てください! 水が……水が手に集まってきます!」
森の中の開けた場所でユキナリは興奮気味に叫んだ。彼の掌の上にはキラキラと輝く水の球が浮かんでいる。
カイは魔導書の姿で彼の隣にふわりと浮かんでいた。魂である彼はユキナリの魔力を借りることでこうして魔導書の外に出られるのだ。
『上達したな、ユキナリ。だが、まだだ。もっとイメージを強く持て。お前は主で世界は従者だ。お前が命じれば世界はそれに従う』
「はい!」
ユキナリがさらに魔力を込めると、水の球はみるみる大きくなりバレーボールほどの大きさになった。しかしその瞬間。
「うわっ!」
制御を失った水の球が弾け、ユキナリは頭から水をかぶってびしょ濡れになった。
「あはは……また失敗です」
ばつが悪そうに笑うユキナリに、カイは呆れたようにため息をつく。
『まだまだ集中力が足りねえな。まあ今日はこのくらいにしといてやる』
「ありがとうございます」
濡れた銀髪をかき上げながらユキナリは魔導書に目を向けた。
「カイはどうして僕を選んでくれたんですか? 僕なんかより、もっと才能のある魔法使いはたくさんいたはずなのに」
それはずっと聞きたかったことだった。
カイは少し黙った後、ぶっきらぼうに答えた。
『……別に。たまたまお前がこの本を手に取った。それだけだ』
「でも……」
『しつこいぞ。それより腹減った。なんか美味いもん食わせろ。主には従者に食事を提供する義務があるんだ』
「えっ、カイも食事ができるんですか?」
『魔力があれば味覚を疑似的に再現できるんだよ。ほら、さっさと街に行くぞ』
そう言ってカイはユキナリの頭をぽんと叩いた。半透明の彼の手に触れられた感触はない。けれどユキナリの心には確かな温かさが伝わってきた。
このぶっきらぼうで口の悪い魂は、きっと優しい。
夕日に照らされた帰り道、ユキナリは隣に浮かぶカイを見上げてそっと微笑んだ。
主従契約から始まった奇妙な関係。だがそれはユキナリにとって生まれて初めてできた「相棒」とのかけがえのない時間だった。
来るべき学園の試験に向けて二人の秘密の時間は続いていく。
31
あなたにおすすめの小説
出来損ないと追放された俺、神様から貰った『絶対農域』スキルで農業始めたら、奇跡の作物が育ちすぎて聖女様や女騎士、王族まで押しかけてきた
黒崎隼人
ファンタジー
★☆★完結保証★☆☆
毎日朝7時更新!
「お前のような魔力無しの出来損ないは、もはや我が家の者ではない!」
過労死した俺が転生したのは、魔力が全ての貴族社会で『出来損ない』と蔑まれる三男、カイ。実家から追放され、与えられたのは魔物も寄り付かない不毛の荒れ地だった。
絶望の淵で手にしたのは、神様からの贈り物『絶対農域(ゴッド・フィールド)』というチートスキル! どんな作物も一瞬で育ち、その実は奇跡の効果を発揮する!?
伝説のもふもふ聖獣を相棒に、気ままな農業スローライフを始めようとしただけなのに…「このトマト、聖水以上の治癒効果が!?」「彼の作る小麦を食べたらレベルが上がった!」なんて噂が広まって、聖女様や女騎士、果ては王族までが俺の畑に押しかけてきて――!?
追放した実家が手のひらを返してきても、もう遅い! 最強農業スキルで辺境から世界を救う!? 爽快成り上がりファンタジー、ここに開幕!
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
過労死した俺、異世界で最強農業チートに目覚める。神農具で荒野を楽園に変えたら、エルフや獣人が集まって最高の国ができました
黒崎隼人
ファンタジー
「君、死んじゃったから、異世界で国、作らない?」
ブラック企業で過労死した俺、相川大地。
女神様から授かったのは、一振りで大地を耕し、一瞬で作物を育てる**最強の『神農具』**だった!?
右も左もわからない荒野でのサバイバル。
だけど、腹ペコのエルフ美少女を助け、頼れるドワーフ、元気な猫耳娘、モフモフ神狼が仲間になって、開拓生活は一気に賑やかに!
美味しいご飯とチート農具で、荒野はあっという間に**「奇跡の村」**へ。
これは、ただの農民志望だった俺が、最高の仲間たちと世界を救い、種族の壁を越えた理想の国『アグリトピア』を築き上げる物語。
農業は、世界を救う! さあ、今日も元気に、畑、耕しますか!
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
過労死した植物学者の俺、異世界で知識チートを使い農業革命!最果ての寂れた村を、いつの間にか多種族が暮らす世界一豊かな国にしていました
黒崎隼人
ファンタジー
これは、土を愛し、土に愛された男の物語。
そして、忘れられた歌を紡ぐ、始まりと終わりの物語。
過労の果てに命を落とした植物学者の魂は、異世界で「カイ」として新たな生を得る。彼が目覚めたのは、魔法の代償で枯れ果て、人々が希望を失った最果ての村だった。前世の知識という唯一無二の力で、カイは死んだ土に緑を、人々の心に温かな灯をともしていく。
彼の育てる作物はただ腹を満たすだけでなく、魂を癒し、奇跡を呼び起こす。その噂は静かな波紋のように広がり、やがて世界を揺るがす大きな渦となる。
森の奥で悠久の時を生きるエルフの少女、リーリエは歌う。彼の起こした奇跡を、彼が築き上げた温かな国を、そして土に還った愛しい人の記憶を。
これは、一人の男が村を興し、国を育て、世界を変えるまでの壮大な叙事詩。
異世界農業ファンタジーの新たな地平。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる