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ゴウキ・ファミリー
スライム子爵 その2
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「養・・・殖・・・場・・・?」
「はぁい」
思わず聞き返すゴウキに、スラリーは満面の笑みでそう答える。
唖然としたゴウキがスミレ達に視線を向けると、彼女らも同じようなリアクションを取っていた。
「ここは、恐らく世界初のスライム養殖場なのですぅ」
世界初・・・そうでしょうね、聞いたことありませんし、とゴウキはポカンとしてそこら中に無数に置いてある樽を見回す。もしかしてこの樽の中に入っているのか?と考えていると
「お見せしますねぇ」
答え合わせをするかのように、スラリーは一つの樽に近づき、栓を抜いた。
ヌロォォォォォォォ
「わっ」
抜いた栓のところから、重力に逆らってジェル状の何かが溢れてきた。
「お、おおおおお・・・」
思わず驚きの声を上げてしまうゴウキ。
樽から実際にスライムが一体出てきて、スラリーに纏わりついている光景を見て目が点になった。
「あらぁ、スラ坊ったら甘えんぼさんですわ。仕方ありませんわねぇ」
スラ坊と呼ばれたスライムに纏わりつかれ、楽しそうにしているスラリー。スライムに敵意は全くないらしく、特に害をくわえてくる気はないようだった。
「よーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」
スラリーは凄まじいほどのハイテンションで、スライムを撫で回し出した。
「もっと撫でて欲しいんですのぉ?いやしんぼですわぁ」
顔を紅潮させ、じゃれつくスラリーを見てゴウキ達は絶句する。ダンジョンなどでスライムとは何度も戦ったことはあるが、こうして人間とじゃれつきあっている姿を見たことはなかったからだ。
「ウフフ、スラ坊ったら皆さんにご挨拶しておりますわぁ。『ピキー、僕悪いスライムじゃないよ』ですって」
「ほ、ほぉ・・・」
スラ坊とやらはプルプル震えながら、何やらゴウキ達にアクションを起こしているようには見える。音声など発していなかった気がするが、きっとスラリーにしかわからない世界なのだろうとゴウキは無理矢理自分を納得させた。
「他にもすぐそこに他にスライムがおりますわぁ。『はぐりん』『ピエール』『アーサー』『トンヌラ』皆可愛いんですのよぉ」
じゃれついているスラ坊を身に纏いながら、スラリーはとても楽しそうに笑ってそう言った。
「わぁ・・・なんだか確かにちょっとかわいく見えないような気も」
リノアが何だかスライムに触ってみたそうにソワソワして言った。
ゴウキにとっては信じられないような光景だったが、その後に続くスラリーの言葉こそが信じられなかった。
「始末をつけて欲しいのはぁ、この子達ですの」
寂しそうに笑みを浮かべてそう放たれた言葉に、ゴウキは思考が停止しそうになった。
「え、この流れでそれ言ってくるの?」と。
「はぁい」
思わず聞き返すゴウキに、スラリーは満面の笑みでそう答える。
唖然としたゴウキがスミレ達に視線を向けると、彼女らも同じようなリアクションを取っていた。
「ここは、恐らく世界初のスライム養殖場なのですぅ」
世界初・・・そうでしょうね、聞いたことありませんし、とゴウキはポカンとしてそこら中に無数に置いてある樽を見回す。もしかしてこの樽の中に入っているのか?と考えていると
「お見せしますねぇ」
答え合わせをするかのように、スラリーは一つの樽に近づき、栓を抜いた。
ヌロォォォォォォォ
「わっ」
抜いた栓のところから、重力に逆らってジェル状の何かが溢れてきた。
「お、おおおおお・・・」
思わず驚きの声を上げてしまうゴウキ。
樽から実際にスライムが一体出てきて、スラリーに纏わりついている光景を見て目が点になった。
「あらぁ、スラ坊ったら甘えんぼさんですわ。仕方ありませんわねぇ」
スラ坊と呼ばれたスライムに纏わりつかれ、楽しそうにしているスラリー。スライムに敵意は全くないらしく、特に害をくわえてくる気はないようだった。
「よーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」
スラリーは凄まじいほどのハイテンションで、スライムを撫で回し出した。
「もっと撫でて欲しいんですのぉ?いやしんぼですわぁ」
顔を紅潮させ、じゃれつくスラリーを見てゴウキ達は絶句する。ダンジョンなどでスライムとは何度も戦ったことはあるが、こうして人間とじゃれつきあっている姿を見たことはなかったからだ。
「ウフフ、スラ坊ったら皆さんにご挨拶しておりますわぁ。『ピキー、僕悪いスライムじゃないよ』ですって」
「ほ、ほぉ・・・」
スラ坊とやらはプルプル震えながら、何やらゴウキ達にアクションを起こしているようには見える。音声など発していなかった気がするが、きっとスラリーにしかわからない世界なのだろうとゴウキは無理矢理自分を納得させた。
「他にもすぐそこに他にスライムがおりますわぁ。『はぐりん』『ピエール』『アーサー』『トンヌラ』皆可愛いんですのよぉ」
じゃれついているスラ坊を身に纏いながら、スラリーはとても楽しそうに笑ってそう言った。
「わぁ・・・なんだか確かにちょっとかわいく見えないような気も」
リノアが何だかスライムに触ってみたそうにソワソワして言った。
ゴウキにとっては信じられないような光景だったが、その後に続くスラリーの言葉こそが信じられなかった。
「始末をつけて欲しいのはぁ、この子達ですの」
寂しそうに笑みを浮かべてそう放たれた言葉に、ゴウキは思考が停止しそうになった。
「え、この流れでそれ言ってくるの?」と。
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