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第58話・金にものを言わした戦支度1
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その後、マリさんに精算をしてもらう。
サティさんとダンさん合わせて金貨3枚の支払いだが、クエスト報酬が金貨1枚なのでマリさんに金貨2枚を支払った。
「ゼロさん、明日のギルドバトルの前に色々と発散しませんか?」
潤んだ瞳をしたマリさんが胸元をチラっと見せてくる。
とりあえず何言うとんねん。って突っ込むところなのは分かるが残念でならない。現実世界で言われたかったなー!
「マリさんSTOPです。ゼロさんは、明日のギルドバトルの準備で忙しいので失礼しまーす」
残念がる俺の手をルリさんが引っ張って帰ろうとする。
「もう!ゼロさん、ディナーにまだ行ってませんからね!」
「分かってますよ、是非今度行きましょうね」
ゼロは手を振りながら、冒険者協会を後にする。
「ゼロさん、明日のギルドバトルはどのような作戦を?3人しかいないので、総力戦しかないのかもしれませんが」
「いえ、作戦はあります。準備をした甲斐があったというものです」
ゼロは不敵に笑う。
ルリは3人しかいないのに作戦なんて本当にあるのだろうかと不思議に思った。
ゼロは宿に帰り、いつも通りルーティンをこなし眠る。
気分的にはギルドバトルしか目に入っていないのだが、俺には裏世界が待っている。少しだけ残念に思う。
----22日目裏世界----
チュンチュン。
おはようございますっと!
明日はギルドバトルだから、LVを上げねば。必ず上げよう、そうしよう。
白龍や黒龍が、邪魔しにこないと信じて。
キシャルの街へ転移して茜色の砂浜へ到着する。
朝なのに、夕焼けだー!
あの黒龍だらけの地獄絵図としかいいようがない光景と比べたら、なんと美しいことか。
夕焼けの海がキラキラと光り、心が安らぐ。と言って、安らいでる場合ではない!
狩らねば!
なっ!
エネミーサーチにだいぶ遠くまで敵影が映っているだと!
ぐっ、黒龍をバカにしてきたが白龍と同じく敬意を払わなければいけないとは・・・
6体の敵影へ向かって歩いていく。
今までは、モンスター側に気づかれる範囲ぐらいしか探知できなかったのだが、今やモンスターに気づかれない範囲まで探知できるようになった。
素晴らしい。
忍び寄るように歩いて確認する。
レッドクラブ3体とレッドタートル3体だ。
いや~、キング2種は強烈だったなと思い耽る。
ディレイスペルはダブルキラーウインド3つを待機済み。
作戦はレッドクラブ3体を即倒す。後のレッドタートルは近接衝撃波しかしてこないから、魔法攻撃とヘイストによるヒットアンドアウェイで楽勝かな?
レッドクラブとタートルは俺に気づいたらしく向かってくる。
爆風の杖が風を纏い出す。
「ダブルキラーウインド!ディレイスペル解放、キラーウインドfour!」
レッドクラブ3体の頭上から振り下ろすように向けて放った爆風の斬撃が、各レッドクラブを立てに真っ二つに斬る。
レッドクラブは倒したが、レッドタートルが迫ってきている。
とりあえず試してみるか。
「ダブルサドゥンウインド!」
台風のような爆風が、レッドタートル3体を襲う。
レッドタートル3体は、爆風に飛ばされないように地面にしがみついて耐えているようだ。
サドゥンウインドで足止めできた時点で、俺の勝ちは揺るがないけどな。
「ダブルウインドブレイド!」
「ダブルウインドランス!」
2つ出現した大型の爆風の刃は地面を削りながら、2体のレッドタートルを真っ二つにし、
爆風の槍はゴーっという音を立てながら最後のレッドタートルを消し飛ばす。
ふー・・・楽しいーーーー!!!
これは、心の底から声がでちゃうな!
これだよこれ!
これだから狩りはやめられないんだよ!
ただ、茜色の砂浜のモンスターはHPが高いし6体エンカウントも当たり前のようにくるから、クールタイムが回復したあとでないと危ないかな?となると、時間がかかってしまう。
そろそろ別の魔法や装備を集めないといけないかもしれない、今度サティさんに相談してみよう。
余力を持った状態で狩りをしていたが、レッドクラブ6体の時だけ注意だった。
6体が水の遠距離魔法を放ってくることになるので、数を減らさないと真面目に危ない。
ダブルキラーウインド4回分で4体をぶった斬って、あと2体からはどうしても水魔法を放たれてしまう。
それをヘイストがかかった足で逃げつつ、飛んできた水魔法をウインドカッターで相殺、タイミングを見てウインドブレイドとランスで倒した。
いよいよ頭を使わないと、狩れない敵のLVになってきた。それも楽しい。
日没前にLVが上がった。あ、狩り始めた時に1LV上がってたから、これで2LV上がって37LVだな。
狩りの楽しさからLVが上がったことを忘れていた、いけないいけない。
新しい魔法は~っと。
・ウインドアイ
ん?ウインドアイ?とりあえずとってみるしかないよな。
ウインドアイを習得し、パッシブのようなのでONにする。
これでなに・が・・・
まさか・・・
風のある場所なら、全てが見えるだと・・・
俺は目で見ることなく、見たい方向を意識するだけで全て見える。360度ぐるっと上から見る事も可能だ。
射程はエネミーサーチぐらいしかないが、今のエネミーサーチは黒龍によって広くなっているため万能と言っても過言ではない。
それも、360度の視界が手に入ったということは囲まれた状態での戦闘も可能になるという事だ。
黒龍先生!ありがとうございます!!!!
これは最強クラスの魔法だ!
黒龍先生、俺は先生の事を一生忘れません。
夜空の一番星が強く光り、我は死んでおらん!という声が聞こえた気がした。
今日の成果、赤蟹の爪75本、赤亀の甲羅65個、蟹の身3本、亀に生えるキノコ2本。
サティさんとダンさん合わせて金貨3枚の支払いだが、クエスト報酬が金貨1枚なのでマリさんに金貨2枚を支払った。
「ゼロさん、明日のギルドバトルの前に色々と発散しませんか?」
潤んだ瞳をしたマリさんが胸元をチラっと見せてくる。
とりあえず何言うとんねん。って突っ込むところなのは分かるが残念でならない。現実世界で言われたかったなー!
「マリさんSTOPです。ゼロさんは、明日のギルドバトルの準備で忙しいので失礼しまーす」
残念がる俺の手をルリさんが引っ張って帰ろうとする。
「もう!ゼロさん、ディナーにまだ行ってませんからね!」
「分かってますよ、是非今度行きましょうね」
ゼロは手を振りながら、冒険者協会を後にする。
「ゼロさん、明日のギルドバトルはどのような作戦を?3人しかいないので、総力戦しかないのかもしれませんが」
「いえ、作戦はあります。準備をした甲斐があったというものです」
ゼロは不敵に笑う。
ルリは3人しかいないのに作戦なんて本当にあるのだろうかと不思議に思った。
ゼロは宿に帰り、いつも通りルーティンをこなし眠る。
気分的にはギルドバトルしか目に入っていないのだが、俺には裏世界が待っている。少しだけ残念に思う。
----22日目裏世界----
チュンチュン。
おはようございますっと!
明日はギルドバトルだから、LVを上げねば。必ず上げよう、そうしよう。
白龍や黒龍が、邪魔しにこないと信じて。
キシャルの街へ転移して茜色の砂浜へ到着する。
朝なのに、夕焼けだー!
あの黒龍だらけの地獄絵図としかいいようがない光景と比べたら、なんと美しいことか。
夕焼けの海がキラキラと光り、心が安らぐ。と言って、安らいでる場合ではない!
狩らねば!
なっ!
エネミーサーチにだいぶ遠くまで敵影が映っているだと!
ぐっ、黒龍をバカにしてきたが白龍と同じく敬意を払わなければいけないとは・・・
6体の敵影へ向かって歩いていく。
今までは、モンスター側に気づかれる範囲ぐらいしか探知できなかったのだが、今やモンスターに気づかれない範囲まで探知できるようになった。
素晴らしい。
忍び寄るように歩いて確認する。
レッドクラブ3体とレッドタートル3体だ。
いや~、キング2種は強烈だったなと思い耽る。
ディレイスペルはダブルキラーウインド3つを待機済み。
作戦はレッドクラブ3体を即倒す。後のレッドタートルは近接衝撃波しかしてこないから、魔法攻撃とヘイストによるヒットアンドアウェイで楽勝かな?
レッドクラブとタートルは俺に気づいたらしく向かってくる。
爆風の杖が風を纏い出す。
「ダブルキラーウインド!ディレイスペル解放、キラーウインドfour!」
レッドクラブ3体の頭上から振り下ろすように向けて放った爆風の斬撃が、各レッドクラブを立てに真っ二つに斬る。
レッドクラブは倒したが、レッドタートルが迫ってきている。
とりあえず試してみるか。
「ダブルサドゥンウインド!」
台風のような爆風が、レッドタートル3体を襲う。
レッドタートル3体は、爆風に飛ばされないように地面にしがみついて耐えているようだ。
サドゥンウインドで足止めできた時点で、俺の勝ちは揺るがないけどな。
「ダブルウインドブレイド!」
「ダブルウインドランス!」
2つ出現した大型の爆風の刃は地面を削りながら、2体のレッドタートルを真っ二つにし、
爆風の槍はゴーっという音を立てながら最後のレッドタートルを消し飛ばす。
ふー・・・楽しいーーーー!!!
これは、心の底から声がでちゃうな!
これだよこれ!
これだから狩りはやめられないんだよ!
ただ、茜色の砂浜のモンスターはHPが高いし6体エンカウントも当たり前のようにくるから、クールタイムが回復したあとでないと危ないかな?となると、時間がかかってしまう。
そろそろ別の魔法や装備を集めないといけないかもしれない、今度サティさんに相談してみよう。
余力を持った状態で狩りをしていたが、レッドクラブ6体の時だけ注意だった。
6体が水の遠距離魔法を放ってくることになるので、数を減らさないと真面目に危ない。
ダブルキラーウインド4回分で4体をぶった斬って、あと2体からはどうしても水魔法を放たれてしまう。
それをヘイストがかかった足で逃げつつ、飛んできた水魔法をウインドカッターで相殺、タイミングを見てウインドブレイドとランスで倒した。
いよいよ頭を使わないと、狩れない敵のLVになってきた。それも楽しい。
日没前にLVが上がった。あ、狩り始めた時に1LV上がってたから、これで2LV上がって37LVだな。
狩りの楽しさからLVが上がったことを忘れていた、いけないいけない。
新しい魔法は~っと。
・ウインドアイ
ん?ウインドアイ?とりあえずとってみるしかないよな。
ウインドアイを習得し、パッシブのようなのでONにする。
これでなに・が・・・
まさか・・・
風のある場所なら、全てが見えるだと・・・
俺は目で見ることなく、見たい方向を意識するだけで全て見える。360度ぐるっと上から見る事も可能だ。
射程はエネミーサーチぐらいしかないが、今のエネミーサーチは黒龍によって広くなっているため万能と言っても過言ではない。
それも、360度の視界が手に入ったということは囲まれた状態での戦闘も可能になるという事だ。
黒龍先生!ありがとうございます!!!!
これは最強クラスの魔法だ!
黒龍先生、俺は先生の事を一生忘れません。
夜空の一番星が強く光り、我は死んでおらん!という声が聞こえた気がした。
今日の成果、赤蟹の爪75本、赤亀の甲羅65個、蟹の身3本、亀に生えるキノコ2本。
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